なぜ、不妊治療で針治療が?
鍼灸治療は単に病気を治療するだけではなく、身体の機能を高める作用がある為です。より妊娠をしやすい体作りをお手伝いするからです。
当院の考える不妊治療の前にまず知っていただきたい事があります。
東洋医学では妊娠しやすい身体作りをしていくために重要なことがあります。
1、食生活 2 睡眠 3 運動 4 過労しない 5 先天的体質
1についてですが、毎日ちゃんとご飯を食べずにお菓子ばかり食べていたり、チョコレートなど甘いものばかり食べている方 辛いものや、ラーメン、マヨネーズなど油物ばかり食べている方. この様な方は、まず食生活を正せば、基礎体温も安定しやすくなります。 当院では、食事のバランスが良い和食を勧めています。
2についてですが、夜遅くまで起きていたり、夜勤ばかりの方. この方たちも基礎体温を乱す大きな要因となります。
3についてですが運動をしないで、筋肉も衰えている方。この方たちもまず、歩くことから始め,身体を鍛錬することにより改善が望まれます。
4についてですが、当然ながら、過労状態では妊娠に至る前に母体の方を優先するため、そのような環境を改善しなくてはいけません。
5についてですが、これは遺伝的要素によるものであり、後天的に改善のできるケースと難しいケースがあります。
以上を見て頂くとお分かりのように、まず当たり前の健康になることが、妊娠する確率を上げる効果があると言えます。
そして、これらはご自身の努力により改善が可能であり、実践することにより妊娠する確率を上げる効果を期待することができます。
そして、もうひとつ大切なことが、夫婦の愛情です。
当然ながら、これらを実践しても難しいケースも多々あり、これらが、不妊治療で治療もプラスした方が良いケースになります。
当院で扱うケースも様々であり、年齢層も20代後半から40代に至るまで様々です。
基礎疾患をお持ちの方 生理自体が起きていない方 何の問題も見つからないのに妊娠に至らない方 本当に多種多様であります。
そのため、一人一人に合わせた治療が必要であり、それらがより効果的に妊娠の確率を上げます。
では実際に当院に通院している方はどのようなケースがあるのか?
不妊治療に通われている方もいろいろなケースがあります。不妊治療で来院する方はその事を話さず通院する方もいます。
ここでは、不妊治療を告げた方を対象にします。当院での不妊治療を簡略的に分けますと
| 1不妊治療が初めての方。他の病院等で治療または通院などしていない方。 |
| 2当院に通院しており、より可能性を高めるため、病院を紹介し医師の下、漢方薬などを併用しながら治療する方 |
| 3 他の婦人科など病院に通院しながら、ホルモンの調節や経過を観察しながら通院している方。 |
| 4 不妊外来等に通われて体外受精などを試みながら通われている方。 |
1から4までいろいろなケースがあります。もちろんどのケースが一番いいかは一概には言えず、選択も基本的には本人が決めるのが一番だと思います。そして、そのきめられたケースにより適応できるよう鍼灸治療をすすめていきます。
| 1から2の方は薬物治療のように強制的にホルモンを出させるのではなく、体本来の力を強め妊娠しやすい体になるよう治療していきます。 |
| 3から4の方は薬物治療を併用されている方には副作用を抑え、体を強めバランスを整え負担をかけないようにし、本人の力で妊娠させるかが重要となります。 |
又、東洋医学の説明で説明するように不妊の原因は局所的な事だけではありません。生活習慣や体質などさまざまな要因が関与します。
よって治療も一人一人にあわせ全身の治療をします。一人一人治療するツボも違い、使う鍼も違います
それらに加え、食生活のアドバイス、など本人の改善する努力も必要です。このツボを治療すればすぐに妊娠と単純ではありません。
不妊治療で大切なことは、他力本願、自力本願、どちらに傾いても難しくなります。そのため、患者さん治療者の協力がより可能性を上げます。
鍼灸治療では腎気、お血(けつ)・冷えを改善するために、身体にあるツボを刺激し、脳に伝達し、ホルモンのバランスや妊娠に関与する所を治療してくれるよう身体に伝えていきます。
それら刺激に反応し、身体が妊娠しやすいような身体になるよう変化させていきます。
不妊治療で来院する方は、鍼灸治療は最終的な選択肢とする方が多いように思われます。
しかし、上記したように多様なケースにおいても対応することが可能なため最後の手段までとって置かず治療を試してみてはいかがかと思います。
当然ながら、来院した方全員妊娠に至るわけではありません。ご希望に添えないケースもあります。
しかし、今まで多くの方を妊娠に至り、現在もその生まれお子さんと一緒に治療している方も多く来院しております。
当院では
不妊治療→妊娠中の治療→出産の治療→産後の治療→お子さんの治療
以上のようにトータル的に対応をしているのが大きな特徴であります。
身体の状態及び年齢など個人により治療すべき期間に差があります。下記に書かれているように腎気が弱い場合は根本的に体質改善特に身体の機能全般を高めることが必要なため長期間必要なこともあります。逆にストレスや身体の一部の流れが悪い場合などは改善がしやすいときなどは比較的短期間で効果を上げられることもあります。、食生活や過労などお血が強い場合、治療プラス本人の食生活改善の努力も鍵となるため、長期間、短期間共に可能性があります。
つまり、現代医学的に身体に問題と東洋医学の問題点は異なり、治療に必要な期間も異なります。
当院の鍼灸治療費は、医療費控除の対象になります。
又、当院ではレジスターによる領収書の発行しておりますので医療費控除をされる方は大切に保管してください。
現代医学で不妊の原因とはどのようなものがあるのか
| 卵が卵巣の中で成熟し、排卵をして卵管内に取り込まれ、子宮の入り口から泳いできた精子と卵管の中で出会い、受精し、子宮に着床する。これらすべてが、正常に働かなければ妊娠にはたどり着きません。この経過のいずれかに問題があっても、不妊症となりえます。主な原因を挙げますと、 |
| 1.排卵障害: | 主にホルモンの異常により卵が育たない、排卵しない。 |
| 2.卵管障害: | 卵と精子の通り道のトラブル(つまっている、細い)によるもので、過去の手術やクラミジア感染などの炎症によることが多い。 |
| 3.男性因子: | 精子のトラブル(精子数が少ない、精子の動きが悪い、精液量が少ない)。 |
| 以上、三つが三大原因といわれ、不妊症の原因の約9割を占めるといわれています。 | |
| 4..着床障害: | 子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、子宮奇形での子宮内腔の変形、子宮内膜が厚くならない。 |
| 5.子宮内膜症: | 子宮内膜症がひどくなると、お腹の中での癒着がおこり、卵管采からの卵のキャッチができなくなる。 |
| 6.免疫学的異常: | 精子が体内に入ってくると、精子を動かなくしてしまう精子に対する抗体=抗精子抗体をもっている方や、着床する卵に対してそれを排除しようとしてしまう抗体をもっている方がいます。 |
| 7.頚管粘液分泌不全: | 排卵が近づくと、子宮の入り口の頚管内に頚管粘液といわれる透明な液が分泌され、そこを精子が泳いで子宮内に入っていきます。その分泌が少ないと、精子の動きが妨げられ、妊娠しにくくなります。 |
| 8.原因不明 (機能性不妊): |
検査した限りでは明らかな原因はみつからないが、妊娠に至らない場合をいいます。 |
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