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- 序論(Introduction)
- フィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)が、1985年以来25年ぶりの新紙幣、新世代の紙幣シリーズ(New Generation Banknote Series)を発表しました。今回の紙幣は木綿80%とアバカ20%で構成されていて、より高い抗菌仕様になっているそうです。2010年12月17日から流通が始まり年末にはほぼ全種類が出回りましたが、その新紙幣にエラーが有ると話題になりました。
- 内容(Contents)
- 変更になるのは20、50、100、200、500、1000PISOの6種類で、詳細は以下の通りです。
- 20PISO

- 表
マニュエル・ケソン(Manual Quezon)。肖像左、1935年の国語制定時の様子。肖像右マラカニアン宮殿、フィリピンの国章とフィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)のロゴ。
- 裏 ユネスコの世界遺産に指定されたコルディリェラ(Cordilleras)行政地域、イフガオ州(Ifugao)のバナウェ(Banaue)の棚田、ジャコウネコ(Palm civet)とコルディリェラ(Cordilleras)行政地域の織物の模様。
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- 50PISO

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セルヒオ オスメニャ(Sergio Osmena)。 肖像左、1907年10月16日、マニラグランドオペラハウス(Manila Grand Opera House)現在のマニラグランドオペラホテル(Manila Grand Opera Hotel)で行われたフィリピン最初の国会。肖像右、マッカーサーのレイテ島上陸、フィリピンの国章とフィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)のロゴ。
- 裏 バタンガス(Batangas)州のタール湖(Taal Lake)。ジャイアント・トレバリー(Giant trevally)、バタンガス(Batangas)州の織物の模様。
- 表
- 100PISO

- 表
マニュエル・ロハス(Manuel A. Roxas)。肖像左、イントラムロス(Intramuros)の旧フィリピン中央銀行の建物、肖像右、1946年7月4日の第3次共和国初代大統領の就任の様子、フィリピンの国章とフィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)のロゴ。
- 裏 ビコール(bicol)地方、アルバイ(Albay)州のマヨン火山(Mayon Volcano)、ジンベイザメ(whale shark)、ビコール(Bicol)地方の織物の模様。
- 表
- 200PISO

- 表
9代フィリピン大統領ディオスダド・マカパガル(Diosdado Macapagal)。肖像左、2001年のエドゥサ革命(EDSA Revolution)後に行われた第14代グロリア・マカパガル・アロヨ大統領の就任宣誓式の様子とカビーテ(Cavite)州カウィット(Kawit)の、エミリオ・アギナルドの生家(エミリオ・アギナルド博物館)。肖像右、中部ルソン(Central Luzon)地方、ブラカン(Bulacan)州マロロス(Malolos)のバラソイン教会(Barasoain Church)、フィリピンの国章とフィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)のロゴ。 。
- 裏 ボホール(Bohol)州のチョコレート・ヒル(Chocolate Hills)、フィリピンメガネザル(Philippine tarsier)、ビサヤ(Visayas)の織物の模様。
- 表
- 500PISO

- 表
(左) 11代フィリピン大統領コラソン・C.・アキノ(Corazon C. Aquino)
(右) ベニグノ・S.・アキノ ジュニア(Benigno S. Aquino, Jr.)、肖像左、エドゥサ革命(EDSA
Revolution)1985。肖像右、マカティ市(Makati)ベニグノ・S.・アキノ記念碑(Benigno S. Aquino monument)、フィリピンの国章とフィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)のロゴ。
- 裏 ミマロパ(MIMAROPA)地方、パラワン(Palawan)州の、プエルト・プリンセサ地底河川国立公園(Subterranean Underground River in Puerto Princesa)、コオオハナインコモドキ(blue naped parrot)、フィリピン南部(Southern Philippines)の織物の模様。
- 表
- 1000PISO

- 表
(上)ホセ・アバッド・サントス(Jose Abad Santos)、司法長官、日本軍侵攻時の大統領代行。(中) ビセンチ・リム (Vicente
Lim)、米国国防大学を卒業した最初のフィリピン人。日本軍侵攻の時に活躍した将軍。(下)ホセフア・リアーネス・エスコダ(Josefa Lianes
Eskoda)、女性解放の先駆者、フィリピンガールスカウトの創設者。肖像左、フィリピンの独立100年を祝う様子。肖像右、ホセ・アバッド・サントス、ビセンチ・リム、ホセフア・リアーネス・エスコダに与えられた名誉勲章、フィリピンの国章とフィリピン中央銀行(Bangko Sentral ng Pilipinas)のロゴ。
- 裏 スールー海のトゥバタハリーフ(Tubbataha Reefs)国立海洋公園、アコヤガイ(Pinctada)と南洋真珠、ミンダナオ(Mindanao)のくくり染め染色されたマニラ麻、ティナラック(Tinalak)。
- 表
- 紙幣のデザイン変更の他に盛り込まれた特徴
- 文字や数字が周囲から盛り上がる「凹版印刷」。
- 紫外線に反応する判別模様。
- 見る確度によって文字や模様が浮かび上がる「潜像模様」。
- 画像や色が変化する「光学的可変デバイス」。
- 肉眼では読み取れない「マイクロ文字」などの偽造対策も強化。
- 紙幣のエラー
『フィリピン中央銀行は12月、新たに発行される新札を印刷したが、刷られた名所の位置や鳥の色が違うなどミスが多く、批判を浴びている。500ペソの新札にはアキノ大統領の両親の故コラソン・アキノ元大統領と故ベニグノ・アキノ元上院議員の肖像が印刷されている。裏にはフィリピンに生息する珍しい鳥のコオオハナインコモドキが刷られているが、本来は赤いはずのくちばしが黄色になり、黄色であるべき尻尾の羽の裏側が緑色になっている。また、描かれた地図中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産になっているプエルト・プリンセサ地下河川国立公園の位置も間違っているという。
さらに、1000ペソ札に描かれている地図では、同じく世界遺産のトゥバタハ岩礁海中公園の位置も約400キロずれており、バタネス諸島が印刷されていないと指摘されている。
中央銀行のスポークスマンは、スペースの狭さと美的感覚のために、すべての島が描かれているわけではなく、位置も完全に正確なものではなくなっていると弁明している。
中銀の失敗は今回だけではなく、2005年には当時のアロヨ大統領の名前の綴りを間違えた札を印刷した。すぐに回収されたものの、「Arroyo」が「Arrovo」と刷られた札は、今では収集家の垂涎の的となっている。』(マニラAFP=時事より)
- すべての新札
のフィリピンの地図に、バタネス(Batanes)諸島が印刷されていません。
- 種名の表記には属名(generic name)と種小名(specific name)から成る二名法が用いられます。
種名を綴る場合、属名は最初の1文字が必ず大文字になり、種小名はすべて小文字になります。200PISO紙幣に描かれているフィリピンメガネザルの種名は「Tarsius Syrichta」となっていますが、正しくは「Tarsius syrichta」となります。
- 500PISOの新札にはアキノ大統領の両親の故コラソン・アキノ元大統領と故ベニグノ・アキノ元上院議員の肖像が印刷されていて、
裏にはフィリピン固有種のコオオハナインコモドキ(Blue naped Parrot)が印刷されていますが、赤いくちばしが黄色になり、黄色であるべき尻尾の羽の裏側が緑色になっています。
- 世界遺産のトゥバタハリーフ(Tubbataha Reefs)海中公園の位置は、
北緯8度45分、東経119度45分で、パラワン島の州都プエルトプリンセサ(Puerto Princesa)の182km南、スールー海の中央になります。1000PISO札に描かれている位置から右上に約400キロの位置になります。
- 20PISO