スケッチ散歩


スケッチ散歩はアトリエOのお散歩日記です。
スケッチを目的のさんぽに限らず材料になるものを探しながら気ままにお散歩してます。
スタッフも参加型のさんぽ日記、よかったらのぞいていって下さい^^♪




2010年4月24日 春のスカイツリースケッチ

どんどん空へと昇っていくスカイツリーを追いかけて、スケッチ散歩に。 東側より、349メートルの東京スカイツリーを描いてみました。
(墨田区二丁目業平小学校脇)





349メートルの東京スカイツリーを、西側より描いてみました。
(墨田区向島一丁目・隅田公園)
好アングルゆえ、カメラを撮る人が多い場所の一つとなっていました。マンションに挟まれた道路の先に そびえるタワーがひと際目をひきます。





349メートルの東京スカイツリーを西北より描いてみました。
(台東区橋場1-1)
隅田川とタワーと春の空が絵になります。下は桜橋。


5月3日。ゴールデンウィークで快晴の日、押上駅東の北十間川の十間橋よりツリーを描いてみました。 水面に映るタワーを写真にとろうと橋の上は大混雑でした。そのわきで川辺のつつじが満開に。
(墨田区押上一丁目)


近頃、飛行船の飛行場ができた事もあり空には飛行船がよく飛んでいます。 この日も飛行船がスカイツリーを一周していきました。 東京スカイツリーを空から眺めるのはどんな気分でしょう。そんな事を考えながらスケッチした一枚です。 ツカイツリー周辺は歩くと江戸ゆかりの深い場所をそれはたくさん見つけることができます。 そんな場所から眺めるスカイツリーは不思議な感覚へと誘います。
(葛飾区四ツ木三丁目)


4月30日。春の古河邸の庭にはツツジが咲き始めていました。クイックスケッチで彩色。新緑がまぶしい一日でした。



(記・大淵澄夫)

2010年4月3日 「大人のためのひな祭り」催しに参加してきました♪
〜大人のためのひな祭り会〜
関西に住むアトリエOスタッフが日航ホテル姫路で開催された、「大人のためのひな祭り」に参加してきました。 関西では昭和中ごろまで旧暦による桃の節句をされていたそうで、このイベントも桃の花咲く季節に開かれました。 会場の窓辺には明治時代のお雛様が飾られ、窓からは遠く姫路城が見渡せます。 そして、姫路市香寺町にある日本玩具博物館の学芸員さんが雛祭りにまつわるお話しをして下さるという、 素敵な催しが始まりました。





このお雛様たちは、江戸時代に姫路の的形で廻船問屋を営んでいた中村家の蔵から長い年月を経て見つかった お雛様だそうです。雛人形の他にも数々のお道具類も納められていたそうで、中村さんの手で修復され 一昨年お披露目されました。この日は中村家のご主人が来られており、お雛様をそれはそれは大事に思っている ご様子でした。明治期に作られたとされる、お雛様とお内裏様の他に、右大臣左大臣、三人官女、五人囃子 が生き生きと飾られていました。


お人形の他に目につくのがお道具類です。小さな焼き物のお椀や皿がちょこんとお盆にのっています。 昔はここにご飯を盛り、汁物を注ぎ、小さなかれいの焼き物などををのせてお雛様に お供えしたそうです。おままごとのようなお道具類に皆さん感激されていました。


お盆はもうひとつあり、ここにも可愛らしい小さなお皿が並べてありました。


一番端には臼やしゃもじなどのミニチュア台所道具が飾られていました。関東ではみかけないお道具類です。 これは関西の方ではよくあったもので、嫁入り道具の目録代わりに持ってきたお道具をミニチュアで作ったそうです。 桃の節句になるとお雛様の端っこや、段の一番下に置いて子供達が実際に手にとっておままごとできる お道具だったそうです。確かに手にとって遊びたくなりますね。


どのお人形さんも表情が生き生きとしていて、今にも動き出しそうなほどでした。 丁寧に修復されている様がよくわかります。


雛祭りのルーツを探してみようというお話から始まったこのイベント。古代中国から伝わった桃の節句の 中から雛祭りの要素を探すことは難しく、本来は桃花酒を飲み桃で邪気をはらい身の健康を保とうとする節目 であったようです。しかし源氏物語の中でお雛様を見つけることができます。紫の上が「ひゐな遊び」をしていることから、お雛様は貴族社会の 日常的な人形遊びだったようです。そして時は流れ、江戸初期に桃の節句に「雛遊び」の要素が加わり、 江戸中期〜後期にかけて「雛飾り」へと変化していったとのこと。草餅を食べ桃花酒を飲む古の風習はそのままに 受け継がれ展開していったのですね。



第一部のお話しの後は、お雛様懐石フレンチです。雛祭りにちなんだ華やかお料理が並びます。 デザートにはひし餅を模したババロアのケーキが登場。目にも楽しませてくれる、おもてなしにスタッフ感激です。 大人になると雛祭りと遠ざかってしまいがちですが、この日一日は10年分くらいの雛祭りをした気分になりました。



雛祭り会のお開き後、姫路城へ足をのばしてみました。桜がもうすぐ満開の様子。 お雛様が春を運んできてくれた、そんな感じがしました。



(記・スタッフ担当)


2010年1月30日 早春スカイツリー散歩

アトリエOからスカイツリーの頭がだいぶ見えるようになってきました。気になったスタッフがスカイツリーのふもとの町へ 様子見に出かけてみました。東武線の業平橋で下車すると、ホームから大迫力のスカイツリーが目に留まります。 駅から出ると、町中から青い空にぐんっとそびえるスカイツリーを発見。





町中を散歩していると、たれ目のこんこん狐様と出会いました。ここは墨田区向島の三囲神社(みめぐりじんじゃ)。 何とも言えない表情に訪れた人達を和ませていました。赤い前掛けがそれはよくお似合いの狐様です。


「三囲のコンコンさん」の説明が書かれてありました。昔の人々より親しまれてきたコンコンさんの様子が伺えます。


コンコンさんもさぞびっくりしたことでしょう。こんな大きなタワーが目の前に建つとは…。 みめぐりのコンコンさんも見守るスカイツリーです。


そばには隅田川が流れていました。隅田川にかかる黄色の橋は歩く人専用の珍しいさくら橋です。


隅田川沿いから眺めたスカイツリーです。この辺りではどこを歩いていてもスカイツリーを見ることができます。 町のここかしこで眺めることができるこのタワー。どんどん高くなって、あっという間に完成しそうな勢いを感じます。 どんな色や光で輝くのでしょうか。人々の希望のこもったスカイツリーをこれからも見守っていきます。


浅草が近いこともあり、浅草寺に寄り道してみると修繕中の本堂に大きな竜が描かれていました。 浅草寺は遅めの初詣客で大賑わい。



帰り道、向島百花園へ途中下車です。梅が香る百花園の中でマユミの花の木を見つけました。冬枯れの中の赤いマユミは 目を引く存在でした。百花園が春一色になる日も待ち遠しい今日この頃。春の息吹はもうそこまでです。



(記・スタッフ担当)


2009年10月31日〜11月8日 千住宿歴史プチテラスにてときめき原画展が開催されました!
☆☆☆特別号 ときめき原画展の報告です!!
2009年10月31日(土)〜11月8日(日)千住宿歴史プチテラスにて開催されたときめき原画展に、多くのお客様がご来場されました。 原画展の様子をほんの少しですが公開させて頂きます。 左は会場となった千住宿歴史プチテラスです。千住大橋駅からほど近いところのやっちゃ場通りにぽつんと建っています。 初めて来られた方は気づかずに通りすぎてしまう事も度々ありました。 江戸時代の蔵を移築した、小さなギャラリーです。





ギャラリーの中は素敵な蔵造り空間です。ときめきの原画を20点近くと、足立の素描を数点展示させていただきました。 入口入って左の展示スペースには、ときめき連載第一回目の鳥瞰図を展示。11月3日(火)と7日(土)8日(日)に 大淵澄夫によるミニトークショーが昼下がりに行われました。予想以上のお客様の入りにスタッフおおあわて。 トークショーの後にはスタッフによるリラ(竪琴)のミニ演奏とほんの少しのコーヒータイムで和みの空間に。



来場された皆様から、蔵の空間に絵がよくあっていると、嬉しいお言葉をたくさんいただき、好評でした。 開催3日目には、旅番組の収録があり、三船みかさんが立ち寄られました。放送は11月28日(土)朝8時〜TV朝日系列『旅サラダ』でほんの 少し映るそうです。よろしかったら見てみてください。



会場には野の花を置きました。実はこの花たち、スタッフが搬入日前に土浦へ摘みにいってきた野の花です。 期間中最後まで楽しませてくれた小花たち。




前庭にいけた野の花は会期最終日まで元気に咲いていてくれました。


これはリラという弦鳴楽器です。小さな竪琴で、今回のミニ演奏を機にたくさんの方に音色を聴いて頂けました。 スタッフもリラも大変喜んでおります。


リラのミニ演奏の風景です。みなさん初めて目にする方ばかりで、興味深々のご様子の方もいらっしゃいました。


皆様、それは熱心に絵をご覧頂き、うれしい限りです。あたたかくて素敵な出会いがたくさんの原画展、8日に終了致しました。



こちらは見に来て下さった方から頂いた、らんたんです。ろうそくにマユミの花が描かれています。 素敵な贈り物にただただ感激でした。優しい灯りに癒されております。



2009年8月31日 古河文学館散歩(スタッフ記より)

茨城県古河市の渡良瀬川そばにある古河文学館。ここは古河市ゆかりの作家さんの作品などを展示しており、 木の温もりを感じる建物で、スタッフお気に入りの場所です。中でも2階のレストラン「唐草」はお手頃な価格で 美味しい洋食がいただけます。ランチ時間帯はいつも賑わっているほど評判のこのお店。外観もさることながら 一歩入ると避暑地のレストランに来たみたいな感覚に。木枠の窓から溢れる緑がそう感じさせてくれるのかも知れません。





少し遅めの土曜日ランチ。人の入りも一段落したようで、美味しそうな香りが店内に広がっていました。 海の幸パスタを頂いた後の、カフェタイム。ほくほくカボチャにバニラアイスが添えてあるデザートは格別で ほっぺが落ちてしまいそうな美味しさです。



レストランを出て、緑いっぱいの敷地を散歩。文学館の隣には歴史博物館があり、少し歩くと街角美術館やてん刻美術館 、永井路子旧宅にも行けます。竹の小道や、石畳の小道、煉瓦道など情緒たっぷりのこのエリアは古河散歩にはもってこいです。 町中では趣ある蔵をいくつも見つけることができます。




文学館正面です。玄関前には手描きの灯篭が積んでありました。 いつもひっそりと佇み迎えてくれるこの建物は心落ちつく存在です。大正ロマンの雰囲気を感じる作りになってるそうです。


中のサロンは特にお気に入り。窓辺にピアノが置いてあり、時々コンサートや朗読会が行われてます。 図書コーナーでは古河市ゆかりの昔話や民話などの貴重な本を読むことができ、疲れたら談話コーナーの暖炉を かこんでおしゃべりを。またピアノの脇にある蓄音機でレコードを聴かせてもらえます。ぷつぷつとした始まりの音が なんともノスタルジック。



玄関上のステンドグラスと二階へ続く木の階段。





文学館隣に煉瓦壁で囲まれた小学校があります。煉瓦道にはひらひらと木の葉が落ちてきました。 大きなくすのきで鳴いてるつくつくほーしを聞きながら夏の終わりと秋の訪れを感じました。 古河にはたくさんのスケッチポイントがあります。アトリエOでは秋の一日野外スケッチ講座を開催しようと、ただいま企画中です。




2009年6月20日 神楽坂散歩(スタッフ記より)

6月の神楽坂で4日間だけ素敵なイベントが開催されていたことを皆様はご存知でしょうか。 その名も『散歩でめぐる一日世界旅行』。神楽坂の雑貨店、カフェ、ギャラリーが6月期間限定で 世界の各国に変身する催しです。参加店でパスポートを手に入れ世界旅行気分で神楽坂散歩。 スタッフが最初に訪れた国はドイツ。雑貨店「貞」ではドイツで買い付けたというかわいらしい雑貨たちが 並んでいます。 小さな店内には多くの散歩人でにぎわっていました。気分はドイツの街中の雑貨店。 各店舗で国旗のシールをもらいパスポートに貼っていきます。一枚目はドイツの国旗シールをぺたり。





地図を頼りに路地に入ると2店目を発見。「フラスコ神楽坂」。ここはどうやら日本のようです。4人の作家さんたちが 布地を使ったナチュラル雑貨を制作。可愛らしい動物や果物のモチーフがたくさん店内に並んでいました。 見ているだけで楽しくなってしまいます。さらに店内の優しい雰囲気と雑貨に癒されました。



こっちにもボタンを上手に使った、ランチョンマット留めコアラを発見。 木のテーブルによく合っています。日本シールをもらってパスポートにぺたり。 路地に出るとパスポート片手に道行く人とたくさんすれ違いました。



何国か世界散歩した頃、小さなイタリアの路地を見つけました。ここはカプチーノやスプマンテを 飲みながらイタリア製の靴について、いろいろお話しできる「ベルパッソ」です。スタッフはお店の入り口アーチが気に入って しましました。靴と同じ素材でできた革の指輪は花をモチーフにしていて、道行く人の足をとめていました。 どのお店も民家の一室を改築したようなところが多く、ナチュラルでセンスの感じる空間ばかりでした。



神楽坂通りのにぎわいから一歩入ると、夕暮れの坂道においしそうなにおいがそこかしこからします。 「ミャア」と鳴きながら振り返っては立ち止まる猫ちゃんと遭遇。

『神楽坂一日世界旅行』のおかげで、粒ぞろいの雑貨屋さんを見つけられ大満足です。 ちなみに今回は北千住から230円で8カ国を巡る小さな世界旅行となりました。

2009年5月12日 聖路加散歩(スタッフ記より)

お花見散歩からしばらくぶりのスケッチ散歩です。今回はおつかいを頼まれたスタッフが仲御徒町へ額を 受取りがてら、築地に足をのばしてみました。駅を降りて向かったのは聖路加タワー。 と、その途中に見事なバラがほっこりと顔をのぞかせていました。 聖路加看護大の遊歩道に咲く白いバラです。芳香な香りで道行く人々を優しく包みこんでいました。






一歩遊歩道に入ってみると、緑のトンネルの間から、小さな西洋館が見えました。 聖路加国際病院のトイスラー記念館です。 周りの近代的なビルと対照的に建つこの館はいっそう目を引きます。 庭には小さな小川が流れ、春の花に囲まれたそれは可愛らしい洋館でした。



お目当ての聖路加タワーへ到着。47階の展望フロアは無料開放されいるので早速上ってみることに。 展望室からは目の前に流れる隅田川を始め月島や晴海、お台場方面、汐留、東京タワーがよく見渡せました。 お隣のレストランでコーヒーを頂き一休み。そのレストランのテラスから月島方面を撮った一枚です。



聖路加タワーをあとにし、隅田川沿いのテラスに出てみると海の香りがしました。せっかくなので月島へ足をのばしてみようと 佃大橋へ。するとテラスに咲く花壇を発見。ポピーに矢車草、カスミソウが色とりどりに花を咲かせ 春風に優しく揺れていました。佃大橋を渡って、佃島を歩くと下町情緒たっぷりの路地が広がっていました。 空襲や震災を免れたこともあり、昔から続く佃煮屋さんなどがどこか江戸の情緒を感じさせてくれます。高層マンション が林立していく中、残してほしい貴い場所でした。





2009年春 足立区神明スケッチ(大渕澄夫記)

足立区神明をスケッチ
北千住からバスに揺られて向かった先は足立区と埼玉県の境、神明。ここは東京とは思えない のどかな時間が流れている自然豊かな地域。けやきの芽吹きに惹かれて、煉瓦腰壁の作業小舎をスケッチした早春の一枚。




足立区千住元町のタカラ湯
千住には10近い銭湯があり、各々その個性を持っていて味わい深い趣があります。 その中で庭園を活かした銭湯にタカラ湯があります。入り口部前より描いてみた一枚。
2009年3月31日 新宿御苑・お花見散歩(スタッフ記より)

今回は新宿御苑をお散歩。 今年は開花からゆっくりの花咲きということで、散歩当日はまだ3〜5分咲きほど。満開にはもう少し 暖かい陽気が必要のようです。それでも咲き始めの桜の下でおのおのお花見をされていました。 平日の昼間とあって、お酒飲みより花を愛でる方が多く、のんびり散歩されたり、スケッチしています。 スタッフも初の御苑散歩にわくわく。






中には8分咲きの桜も見つけることができました。大きな枝にふっくらと桜の花房が揺れていて、ほのかに甘い香りがします。 風が吹いたと思ったら、桜が雪のようにそよそよ降ってきました。 見上げると小鳥が枝にとまって、花びらを降らせていたようです。



御苑には他の庭園よりも大きくて背の高い木が多く、どっしりとした巨木に目を引きます。 木の幹にツタが絡まりグリム童話に出てきそうな、たっぷりの存在感に思わずぱしゃり。 根元の隣に咲くすみれの花が、いっそう小さくて愛らしくみえました。



広い御苑さんぽに少しへとへと気味なところ、見上げると古い木の幹にサルの腰かけがありました。 初めて見るサルの腰かけに大喜び。そしてネーミングに納得。ホント、おサルさんにはちょうどよい大きさの腰かけですね。 少しだけサルになって休んでいきたいところでした。

桜の満開まではもう少し。



(記・スタッフ担当)


2009年2月末 千葉県松戸・萬満寺(大渕澄夫記)

千葉・松戸市馬橋の萬満寺を訪ねる
水戸街道沿いにある歴史濃い萬満寺を2月も終わりの頃に訪ねてみました。 まだ春遠い寺院を描いた一枚。中風に効く寺ということで参拝者も多く、古風な門が二ついい表情を しています。

2009年2月3日 節分の柴又散歩(スタッフ記より)

2月3日節分の日、葛飾柴又へ足を運んでみました。 帝釈天へと続く通りを歩くと、寅さんがひょっこりでてきそうなどこか懐かしい風情が漂っています。 「草だんご」や「くずもち」、「甘酒」などわくわくする旗が揺れていました。 平日ということで程よい人の入り。



程なく歩くと、丸い容器に入ったおせんべいが軒先に仲良く並んでいました。 思わずぱしゃり。どこの店先も趣き深い造りに見入ってしまいます。歩いてるだけで楽しくなってしまう 通りです。






と突然、のんびりした通りが騒がしくなりました。赤鬼と青鬼が行列を引き連れて ずんずん進んで来ます。道行く人も大喜び。帝釈天へと向かう一行にスタッフもついていくことにしました。 帝釈天では、すでに豆まきを待ちわびる多くの人々で賑わっていました。力士も加わり盛大な豆まきが始まると スタッフも福豆袋をもらおうと必死に手をのばします。途中、頭に当たるアクシデントを受けつつもなんとか 一袋を拾いました。これで福を一つ、アトリエOへお土産ができました。



福豆をポケットにしまいほくほくの面持ちで、裏手近くの古民家へ。山本栄之助の屋敷だった「山本邸」です。 一歩屋敷中へ入ると大正から昭和初期へとタイムスリップした深い趣き。 古時計がゆっくりと静かに振子を揺らしています。 どんどん変わる世の中にあってもここは 変わらぬ時が流れる贅沢な空間です。 そんな中、庭園を眺めながら頂くコーヒーはまた格別。 山本邸そばには江戸川の土手があり、「矢切の渡し」が見渡せました。 土手から望む柴又は東京とは思えぬほど静かでした。



江戸川の土手をあとにし、柴又駅へ戻ると、夕暮れの寅さんも旅立つところのようでした。春はもうそこまで。



(記・スタッフ担当)
2009年 千住スケッチ散歩(大渕澄夫記)

「千住で好きな商店街通りは?」と聞かれたら、私はきっと柳原千草通りと答えると思う。 ほどよい曲がりと勾配と道幅、周囲の建物とのバランスがいい感じだ。 地元密着の店舗も素敵だ。そんな千草通りの入口部に赤いテントのたい焼き屋さんがある。春待つ通りの スケッチを一枚仕上げてみることにした。


〜牛田踏切の景観が大きく変化〜
このほどアトリエO最寄駅「牛田」の北側にツインのマンションが竣工した。 南側の墨堤通りに面して、稲荷神社と4戸の店舗で構成するブロックがある。 ユニークな風景として私の好きなポイントの一つである。 手元に雑誌「東京人」1998年10月号No.133がある。その21頁に見開きでここの牛田踏切の写真が掲載されて いる。11年目の記録ということでマンションを背景に描いてみることにした。




2009年 アトリエOより皆様へご挨拶と報告
-little message- 頌春2009年元旦
アトリエOにとって、2008年は実り多い一年でした。本年もよろしくお願い申し上げます。 今年はもっとHPも充実させて、一人でも多くの方にアトリエOの想いを伝えていけたらと思います。
**アトリエOスタッフ一同**



○おかげ様で充実できたアトリエO2008年の記録

『保存建物の記録』
3月湘南を代表する設計デザイン会社、技拓株式會社より会社創立第一号の記念すべき建物を描いてほしい、会社案内 に使用したい旨の話しあり製作に取りかかる。 12月、技拓株式會社の素晴らしい会社案内が完成。その見開きに大きく掲載して 頂きました。届いた会社案内を見てスタッフ一同感動でした!素敵な仕事をさせて頂けてアトリエO一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
パース詳細

『HPの開設』
4月、スタッフ協力のもとホームページを開設。アトリエOの活動を報告させて頂いております。 スタッフ取材の「スケッチ散歩」はなかなかの好評を頂き、嬉しい驚きです。2009年はより内容の濃い 製作と報告をめざして参ります。

『解体画の記録』
6月、足立区N邸。区画整理による住宅の解体ということでN氏家族が30年近く住まわれた家の記録画を製作する。
8月、コミーミラーで有名な川口市潟Rミー社の旧社屋解体にともない記録画の依頼を受け、外観、内観を製作。現在コミーのショールームに 展示されております。

『プロジェクトパース1』
5月、分譲住宅会社「ポラス」樺央住宅の我孫子・子の神分譲プロジェクトを描く。 作家・志賀直哉邸近くの高弟、瀧井孝作寓居跡となりの手賀沼が望める絶好地。 その手賀沼を入れた鳥瞰図を描く。
9月、川崎市の潟vラザハウス社の川崎高根森林公園近くの下作延8棟現場を描く、交通便良し、環境良しの 分譲プロジェクト。

『プロジェクトパース2』
7月、建築家・内藤廣氏より電話を頂く、9月氏の事務所が進行中の石川県加賀市山代温泉、湯の曲輪温泉 復元プロジェクトの街並み、温浴施設を描かせて頂く。はづちを楽堂に展示される。
10月、同事務所より和菓子のトップブランド褐ユ屋の京都菓寮を描く。5月オープン。思い出深い製作となりました。

『公社ニュース・ときめきに連載』
4月、足立区公社ニュースときめき、画文足立素描連載開始。2009年11月千住宿プチテラス「蔵のギャラリー」で 原画展を行う予定です。

『スケッチ画講座』
8月、千葉県松戸市公民館市民講座「松戸を描く」の講師を担当。2008年末グループ化結成。 2009年より月1回の水曜スケッチ講座を開始。

『さいごに』
アトリエOでは改めて建築画の原点に戻り、消え行く大切な心象・表象を手描きの手仕事で 描きます。テーマもより身近なところと定めて2009年1月、開始致しました。



2008年 秋の庭園散歩(スタッフ記より)

11月の終わりかけ、紅葉前線の見頃ということで東京の庭園散歩にでかけてみました。 一つ目に訪れたのは北の丸公園。都会の真ん中とは思えないほど自然豊かな森が出迎えてくれました。 武道館近くのパーラーでまずはコーヒーをテイクアウト。冷えた手を温めながら色づいた公園を散策です。 ちょうど見頃なイチョウの黄色が青い空によく映えていました。平日の北の丸公園は晩秋を楽しむ 人々が思い思いにのんびりと過ごしています。あまりの心地よい陽気にスタッフもこしかけてお昼寝。


北の丸公園でも人気者のイチョウの木の下へ行ってみました。 見上げると黄色の葉むらから木漏れ日がまぶしいくらいに降ってきました。 日が短くなったこの頃には貴重な陽射しを体いっぱいに浴びようとしているようです。 スタッフもイチョウと一緒に光合成。


お日様にめいいっぱい両手を広げて、もっともっと美しく色づこうとしています。


日の光に透けていました。色づく葉っぱのステンドグラス。


12月初め、この日もよく晴れていたので東京の庭園散歩へ。小石川植物園へ訪れてみました。 落ち葉のじゅうたんが足に心地よく、散歩もはずみます。 どんぐりや枝つき松ぼっくりの落し物がそこかしこに。少し拾ってお土産に。 帰ってから松ぼっくりの枝を赤と金色のリボンで結んでみました。ナチュラルクリスマス飾りのできあがり。


東京の紅葉散歩もクライマックス!日比谷公園を散歩です。ここはアトリエOのスタッフが昨年結婚式を 挙げた思い出の場所でもあります。松本楼のテラス前にあるイチョウの巨木はそれはお見事。 色づく葉っぱに誘われてさらに奥へと進むと、真っ赤に染まったもみじに出会えました。 池に映る姿も美しく、そこだけ小さな京都でした。






2008年 秋のスケッチ(大渕澄夫記より)

〜千住の銭湯その一・大黒湯〜
千住の銭湯を代表する大黒湯は横綱の風格があります。11月3日、取材に訪れました。 千住には13近い銭湯が健在です。まだ全ての入湯はできていませんが、大黒湯はお気に入りの銭湯です。 秋のなかば、自転車を止めてスケッチをしました。特徴ある唐破風部を正面より描いてみました。 いつまでも残してほしい伝統型建物であります。




〜千住の銭湯その二・ニコニコ湯〜
楽しいデザインのニコニコ湯。千住は商店街が多い街です。中でも楽しげなネーミングの一つにニコニコ商店街が あります。その近くにある、外観からわくわくしそうなニコニコ湯へ近く入湯の予定です。




〜練馬・牧野記念庭園〜
東京都練馬区にある牧野記念庭園。森の中にある記念本館を描いてみました。 11月13日天候快晴。緑の色濃い庭園も少しずつ色づき始めました。 アブラチャンの黄色とイイギリの赤い房が印象的でした。 大正15年から昭和32年の32年間、世界的植物学者・牧野富太郎博士が住まわれていたお屋敷の庭です。 訪問を記念に描いた一枚。西武池袋線大泉学園駅下車徒歩6分。来年改装の為、見納めは年内中という。


2008年10月28日(火)上野散歩(スタッフ記より)

10月の終わりかけ、秋めいた風に誘われ上野散歩へ出かけました。アトリエOの最寄り駅「京成関屋」から15分ほどで 上野の不忍池へ到着です。上野公園には大きな木がたくさんあり、多くの人の憩いの場となっていました。 不忍池を少し歩くと下町風俗資料館が見えてきました。小さいけれど上野の昭和を感じられるスタッフお気に入りの場所です。 今は昭和の遊び展を開催していました。


下町資料館をあとにして、不忍池から少し離れたところにある旧岩崎庭園へ向かいました。 ここは以前アトリエOでも描いたことのある西洋館です。クリーム色の外観が優しい印象でした。 ちょうどガイドさんに案内されてる団体さんにまぎれて説明を聞きながら館内をまわりました。 ルネッサンスやイスラム様式を施した装飾に、皆さんうっとり見惚れていました。



二階の窓からは大きな幹が覗いており、屋根よりも高いところで木々の葉が揺れていました。 館内には開け放たれた窓から、秋の風が心地よく通り抜けていきます。 屋敷はずれにあるアーチ型のステンドグラスが印象的なドアを見つけて思わずパシャリ。 このお屋敷には和館もあり、接続部がヨーロッパの街角と日本の家屋が隣り合っているような面白い 印象でした。




ふたたび不忍池へ戻り、中島を抜ける途中たくさんのカモに会いました。 中でもよちよちと陸を歩く姿が可愛らしいカモに出会えました。


上野山には何匹か猫ちゃんをみかけました。この小ぶりな猫ちゃん、カラスを追ってしゅたたたっと桜の木に登っていきました。 カラスに逃げられ、よじよじと木を降りてきました。


遅めのお昼に、上野の山にあるこども図書館のカフェへ。ここはなかなか美味しいカレーがお得に 食べられるので、スタッフ御用達です。以前よりこども図書館の建物に一目惚れして、通うようになりました。 日本のお馴染みな絵本がたくさんそろっている他、様々な国の児童書が手にとって読めます。 異国の図書館に来ているような雰囲気に一日中いても飽きません。何よりこんな素敵な建物に 無料で入館できるはたいへんな魅力です。2階の企画展も毎度楽しみにしています。


こども図書館の隣にある、存在感たっぷりの建物、黒田記念館がちょうど公開日でした。 そして黒田清輝の「湖畔」に出会えました。美術館などに出張している事が多い絵だけに黒田記念館で じっくり見る事ができて貴重な思いでした。「赤髪の少女」もそれは印象的で見入ってしまいました。 100年も前の作品なのにそんな古さを感じることなく、 人々の息づかいが聞こえてくるような不思議な気分で黒田記念館をあとにしました。

上野散歩で多くの歴史ある建物に出会い、アトリエOでも何か企画したいと、上野研究に乗り出したところです。
2008年9月 東京都足立区の長屋門を描く(大渕澄夫記)

〜東京都足立区にある現役の長屋門〜
島根4丁目にある赤羽家の長屋門は平成18年足立区指定有形民俗文化財に登録された。 建造は江戸末期という。日々歴史ある建造物が姿を消していく中で、日本の味ある建物が残ったことは嬉しい。 9月の炎天下、傘をさして現場描きで仕上げてみた。奥の母屋は10月15日の公社「ときめき」に掲載の予定。
2008年9月22日23日 アトリエO・益子へ研修旅行(スタッフ記より)

先日お仕事依頼を下さった内藤廣氏による設計建物で、とても素敵な宿泊施設「フォレスト益子」を見つけました。 アトリエO秋の研修旅行に栃木県益子町へさっそく出発です。 益子焼で有名な益子町はローカル線がよく似合うのどかな町でした。焼き物探索は後のお楽しみに、 今回の目玉「フォレスト益子」に早めの到着です。森にひっそりと佇む「フォレスト益子」は、 想像した通り、曲線美が美しい木のぬくもりたっぷりの温かな建物でした。 東京・練馬と長野・安曇野にある「いわさきちひろ美術館」にどこか似ている優しい雰囲気を感じました。


内装もやっぱり素敵です。一つ一つの部屋にロフトが付いており部屋中に木の香りがしました。 フォレスト益子には天体観測施設も備わっており研修などで使用されることもあるようで、 子供たちが泊まったらきっとわくわくものでしょう。 さっそく大人のスタッフ達はわくわくしながら施設を探検し始めました。どこもかしこも設計者のセンスを感じ、ため息をこぼしながら 館内をくまなく巡りました。



森の中を散歩しているとカナカナ蝉が聞こえてきました。とうとう夏も終わってしまったのですね。 とっぷり日も暮れかけお宿に戻ると、オレンジの明かりを灯したフォレスト益子温かく迎えてくれました。 さて、とても楽しみにしていた館内にあるフレンチレストランでお夕食です。 森に面したガラス張りのレストランは木のぬくもりたっぷりの優しい雰囲気です。地場の野菜を使ったフレンチはどれも 美味しく、話しも一層弾みます。中でもきゅうりの冷製スープはアトリエO一同、大絶賛でした。




翌日の朝、おのおの森の中を散歩しました。 森林浴をしながら歩いていると大きな栗の木からいがいが栗が落ちてきました。小さな秋発見で、思わずパシャリ。



朝の散歩でお腹がへってきたところ、楽しみにしてたレストランの朝ごはんです。 昨日の夜は締め切っていた窓が開放されていました。朝の風をそよそよ感じながら美味しい朝ごはんを頂く、 なんて幸せ。なかでも焼きたてパンに3種のジャムは格別です。 食べ終わったら美味しいコーヒーを持ってテラスで一息。




どこまでも考えられたセンスと癒しの設計に感服しつつ、フォレスト益子を後にした一行はお目当ての益子焼を探しに 向かいました。数年前に訪れた時にはなかった作家さんのお店を見つけ、 シンプルで品のあるセンスに一目惚れ。手に持った感覚が気に入って、大きめのボール皿をお買い上げ。 木のスプーンが似合いそうな器に、三匹のくまボールと命名。



茨城県との境にある那珂川は鮎の串焼きで有名であり、魚好きのスタッフはぺろりと2匹たいらげました。 炭焼きされた鮎をほくほくしながらいただきました。おや?何かを見つけたようです!




鮎屋の向かいに小さな黄色い洋館を見つけました。どうやら昔、病院兼先生宅だったようです。 なんとも雰囲気のある建物に惹かれてしまいました。日本の田舎に西洋館、素敵な組み合わせです。



栃木県茂木町に住む、大渕澄夫の親戚宅へご挨拶に向かいました。山あいに建つお宅に着くと、番犬ハナちゃんが 出迎えてくれました。元気に飛び跳ねるハナちゃんの隣ではコスモスが可愛らしく揺れていました。




ここのお庭、まるで「ターシャの庭」です。小さな花をつけたハーブがそこかしこに咲いており、ブルーベリーは たわわに実っていました。庭の主は「ターシャの庭」からレモングラスを摘んで私たちに、 レモンティーをごちそうしてくれました。

アトリエO秋の研修旅行もおかげ様で実り多いものとなりました。
2008年8月31日 アトリエO夏の思い出(スタッフ記より)

アトリエO夏の思い出は、なんといっても足立の花火大会です。 毎年スタッフ一同心待ちにしているイベントであり、夏の風物詩です。 夕方からはりきってスタッフはたんくさんの三角おにぎりを作り始めます。日がとっぷり暮れると準備も万端、 ベランダで「花火の夕べ」の始まりです。涼しい夜風が心地よく、足立の夜空に大輪の花が咲きました。 特にクライマックスは毎年の事ながら、それはそれは見事な打ち上げ花火でした。 底から鳴り響く音もいいものです。今年も見事な花火をありがとうございました。


そして8月最後の昼下がり、久しぶりに夏のお天気空が広がっていたので思わずパシャリ。 アトリエOの窓からは、青く澄み切った空をふわふわ雲が気持ちよさそうに泳いでいくのが見えました。 夏の終わりとともにアトリエOも一段落です。暑さと、豪雨も落ち着いたら、秋のスケッチ散歩に出かけましょう。


<追記>
わっしょい、わっしょい。9月の初め、北千住の町はお囃子の音でいっぱいになりました。 祭囃子に誘われてお祭りへ繰り出します。9月13、14日は北千住の例祭です。 千住の町をお神輿が練り歩き、いつも以上ににぎわう商店街は活気で満ち溢れていました。 お祭りが終わると、秋はもうそこまでです。
2007年5月 松戸スケッチさんぽ2(大渕澄夫記より)

〜松戸散歩・水天宮〜
千葉県松戸市は趣深い建物が残る街で取材に訪ねスケッチをしている。 その中の何枚かを紹介したい。

松井天山という絵師が描いた絵地図を見る。「1930年版」だ。 松戸駅の西、江戸川沿いにかつて栄えた花街が記されている。 今ではその平潟という名は公園に名をとどめてるだけになった。 その中心にこの水神宮があった。狛犬の台座の文字に歴史が刻まれていた。

〜松戸散歩・春雨橋と店蔵〜
ハルサメというキレイな響きが心地よい。 今秋もまたこの地でスケッチの講師をすることが決定した。 橋のたもとに屋敷林を背にした木造一部レンガ壁のやまだ屋がある。 飼料を扱っている店だという。隣の映画ポスターを飾った理髪店も目を引いた。


〜松戸散歩・竹田接骨院〜
江戸川沿いの松戸・野田街道沿いにこの接骨院はある。 水色の壁、ムクリの玄関屋根が珍しい。思わず小さなスケッチブックに収録。 いつまでも残っていてほしい、そんな建物だ。



2008年7月27日(土)お祭りさんぽ(スタッフ記より)

7月の終わりかけ。アトリエOの窓を開けると夕焼け間近の幻想的な空世界が広がっていました。 夕日を浴びた浅間山が顔を出し、遠く信州の山並みも望めます。 どんどん空はオレンジ色に染まってゆき、それは見事なシルエットに。 普段は見えない遠くの山々や夕焼け雲が、一瞬の時に見せてくれた空絵のプレゼントでした。


とっぷり日も暮れると、とんてんとんてん刻みよい太鼓の音が聞こえてきました。 近所の盆踊り大会の始まりです。アトリエOもひそかに心待ちにしていたお祭りです。 こじんまりとした公園がこの日はたいそうにぎやかになります。 闇に浮かぶ色とりどりのぼんぼりが、涼しい夜風にのって楽しそうに揺れていました。 ぼんぼり好きのスタッフにはたまりません。わくわく度満点です。





やぐらは盆踊りで大盛り上がり。東京音頭がかかるとますます踊りの輪が広がっていきます。 どんどん、どどん。太鼓が夜空に響き渡ります。毎年毎年、繰り返して行われる行事は当たり前のようで とてもすごい事。感心しながら、音頭に合わせて手拍子をおくりました。
2007年5月 松戸スケッチさんぽ(大渕澄夫記より)

松戸のスケッチ1.「種やさん」
春雨橋から松戸神社へ向かう道すがら種屋さんを見つけた。 昔のたたずまいが一寸残る懐かしい風景。 室内も木箱に入った赤い種なども まさに額に入った絵になる風景であった。


松戸のスケッチ2.「中央公園ゲート」
門柱は戦時中のもの。松戸工兵学校の名残のレンガ門が4本残る。 緑深い公園は街のオアシスである。
2008年6月18日(土)浅草ほおずき市へ(スタッフ記より)
7月の初め、今年もまたほおずき市の季節がやってきました。アトリエOの最寄り駅「牛田」から15分ほどで「浅草」へ到着。 仲見世通りはお祭りムード満点。たくさんの人でにぎわっていました。ほおずき市の期間に浅草寺へお参りする事は 4万6千日分の御利益があるそうです。日も暮れかけオレンジの電球にぽっと明かりが灯ると、 ほおずき棚に吊るされた風鈴が夕涼みへと誘います。


青々としたほおずきや赤々と実ったほおずきが軒先に揺れていました。ほおずき市は夏の涼な雰囲気です。 日に日に暑くなる中、夕暮れのほおずき市を思い出すとすーっと涼しくなります。 夏はこれからが本番。アトリエOもすだれをかけたりと涼み対策に奮闘中です。 ちなみに昨日のアトリエOのおやつはガラスの器に寒天で作った梅サワーゼリーが盛られていました。 これもまた目でみて味わう「涼」ですね。


2008年6月18日(土)堀切菖蒲園さんぽ(スタッフ記より)

6月のなかば花菖蒲の見頃という事で、梅雨時のスケッチ散歩は堀切菖蒲園です。 アトリエOの最寄り駅「京成関谷」の一つ隣に「堀切菖蒲園」はあります。 初めて下車してみましたが、昭和レトロな商店や昔ながらのスーパーが並ぶ素朴な味わいがありました。 スケッチ散歩にはもっていこいの町です。なんといっても商店街が可愛らしく、軒先に吊るされた風鈴が 初夏の風にのってリンリン歌ってました。菖蒲園へと続く商店街を歩いてると古めかしいアパートを見つけたり 、ピンクのぼんぼりが優しく揺れていたり、牛乳屋さんが軒先でおしゃべりをしていたりと思わず微笑んでしまう町並みでした。


駅から商店街を歩くこと10分ほどで堀切菖蒲園に着きました。平日にもかかわらずたくさんの人でにぎわって います。この日は梅雨の晴れ間。暑い日差しの中、菖蒲園の花達は可憐に咲き誇っていました。 でもやっぱり雨が似合いう風景です。梅雨空の下もう一度訪れてみたくなりました。 柳の下であじさいがほっこり顔をのぞかせ、その向こうには一面の花菖蒲。それは見事でした。



堀切菖蒲園には菖蒲の他にも色々な植物を見ることができます。 見上げると梅の実が3つ並んでいたり、緑のトンネルを抜けると青や水色、赤にピンクのあじさいに出会えました。 帰り道、夕暮れの商店街を歩いていると、提灯の明かりが灯り始めました。 優しい風鈴の音色とお祭りのような雰囲気に、夏の訪れが近い事を感じながら帰りました。


2008年5月18日(土)横浜山手の西洋館巡り(スタッフ記より)

5月のなかばバラの見頃という事で、今回のスケッチ散歩は横浜山手の西洋館巡りです。 北千住から石川町へ。石川町のホームから丘の上に可愛らしい西洋館が顔をのぞかせているのを発見。 天気も陽気も心地よい日。さぞかしあそこからの眺めはよい事でしょう。さっそく大丸谷坂を登って ブラフ18番館に到着しました。新緑が少しずつ深まってゆく木々の中、可愛らしい 白亜調の洋館が迎えてくれました。庭にはスケッチをするご老人、花をながめてる年配夫婦、木のベンチにこしかけて おしゃべりする親子が思い思いにのんびりと過ごしています。ここは大正末期に建てられた洋館で、20年近く前まで 教会の司祭が住んでいたそうです。


司祭が住んでいた洋館の中に入ってみると、 ミントグリーンの窓枠や木のドアが柔らかい雰囲気を醸し出していました。 サンルームに置かれた籐の椅子にこしかけてみると、 上げ下げ窓からは若葉を揺らして春風が吹いてきました。 司祭もここに座って、遠くの汽笛を聞きながらお昼寝をしたのでしょうか。 優しい春の陽射しにぴったりの心地よい空間でした。



さて、ブラフ18番館をあとにして、石川町のホームから見えた可愛らしい洋館を見つけました。 ブラフ館隣に建つ外交官の家です。この建物は11年ほど前、渋谷区からここイタリア山に 移築されたそうです。ちょうどイタリア庭園では結婚式の真っ最中。新郎新婦が洋館の前で誓いの言葉を述べていました。 ここ最近横浜では西洋館ウェディングが行われており、たまたま遭遇するとお得な気分になれます。 幸せのおすそわけを頂いて、外交官の家の喫茶室でまったりお茶休憩です。 手作りのいちじくケーキはプチプチしていてこうばしいパウンドケーキでした。 庭にはバラが咲き誇り、入り口近くにひっそりと佇む白いバラを見つけました。 バラの名前は「ホワイトクリスマス」


イタリア山から20分ほど、のんびり歩いてベーリックホールへ到着。ここでも結婚式の真っ最中。 またも幸せのおすそわけをお土産に、隣のエリスマン邸へそそくさと移動。 大きな木の下に佇むこちらの洋館は、愛らしい小さなお家のようです。 赤毛のアンが二階の窓から今にも顔を出しそうな可愛らしいテラス。 「アンの家」と名づけてみました。


さて、クライマックスは港の見える丘公園に建つイギリス館です。 バラの見頃に誘われ、バラ園はたくさんの人でいっぱいです。 バラ園の真ん中ではミニコンサートが開かれていました。 ここかしこに咲き誇るバラ達はそれはそれは見事です。 イギリス館は飾り気がない分、どこか他の洋館と違って高貴な印象です。 丘の上に佇み海を見渡す洋館…素敵なロケーションに大勢の人達が魅入られていました。 中でもイギリス館の前に咲くオレンジ色のバラは大変な人気者でした。バラの名前は「ゆめ」



よく手入れの行き届いたバラ園には見事なバラ達がたくさん、すてきな名前を付けられていました。 ふっくらとした黄色いバラに一目ぼれ。美しいフォルムに「天然コサージュ」と命名。 イギリス館に入ってみると外とはうって変わってひっそりとした館内。 二階へ続く踊り場の窓辺には花瓶にうけた赤いバラが、窓の外のにぎわいをひっそりと眺めていました。 フランス山を下ってすぐのカフェで遅めのランチ。石釜で焼きあげたマルゲリータを食べておなかもほくほく。 カフェ隣のドッググッズ屋さんで白黒の浜っこわんこを発見。ここはのんびり時間の流れる港町横浜でした。

西洋館巡りでいくつか展示スペースを発見しました。アトリエOの企画にもぜひ利用したいと 計画中!横浜山手散歩の大収穫です。


2008年5月1日(木)都市農業公園を訪ねて(大渕澄夫記より)
八重桜が終わって田植えの準備が始まる頃、「ときめき」に掲載する取材で 足立区鹿浜2丁目の都市農業公園を訪ねた。 ここは昔から一度は訪れてみたいところだった。 草屋根のある庭にはこいのぼりがあがり、竹やぶには竹の子が大きく成長していた。 土間の脇にある板の間にじいっと座って自分のふるさとを思い浮かべているようなお年寄りがいた。 都市の中にある草屋根と田んぼはふるさとを離れた人たちには懐かしい記憶が蘇る場所なのだろう。


明治末の大水害から二十年の歳月をかけて堀削した荒川放水路の堤内道路を 自転車で北上。ヨシキリの鳴き声を聞きながら北区赤羽志茂5丁目の治水資料館に向かった。 技師・青山士の資料とパノラマと岩淵水門を見た。 記念碑に刻まれた「多大ナル犠牲ト労役トヲ払ヒタル我等ノ仲間ヲ記憶センガ為に」を見て 人々を洪水より守った明治の技術者・青山士の人と仕事と生き様に感動した。 近いうちにスケッチにでかけようと思う。
2008年3月29日(金)北千住・柳原さんぽ(スタッフ記より)
ホームページスタート記念のスケッチさんぽは春の千住さんぽです。 アトリエOの近くにはちょっとしたお散歩にぴったりの趣きある商店街や柳原の植物園があります。 北千住駅からほど近い図書館通りにも春満開です。今年は少し早い開花で千住人を楽しませてくれています。 この通りにはどこか懐かしい町の図書館や素朴な商店、工務店がところどころに並んでいます。道行く人もどこかのんびりの千住桜通りです。


ここは柳原の桜通りにあるお酒屋さんです。あまりのレトロな雰囲気に 惹かれてしまいました。花びら満開の桜の木が優しく包み込んでいるようです。 趣きある佇まいはどこか懐かしく昭和を思い起こさせます。でも現役のお酒屋さん。 お客さんの出入りも上々に今日も優しく道行く人々を見守っています。 ぜひともアトリエOで描いてみたい建物を見つけてしまいました。 スケッチさんぽの大収穫です。


柳原桜通りの終点を抜けると、柳原千草園に到着です。 一見こじんまりした公園に見えますが、どこの入り口にも可愛らしいアーチが出迎えています。 わくわくしながらくぐってみると真ん中にはこれまたこじんまりした水辺があります。 ほどよいにぎわいの千草園。年配の方々の憩いの場のようです。おじいさんやおばあさんのおしゃべりが ここかしこに聞こえてきます。ほのぼのした光景に思わずほんわか。小さな花をつけた桜やぼけの花、 雪柳、しだれ桜まで。なんとぜいたくな春の植物さんぽ。 10分も歩けば公園を周れてしまうほどよい大きさに居心地の良さも感じます。 水辺にはウッドデッキの橋があり小さな小川も流れています。 何を隠そうアトリエOの主も大のお気に入り散歩スポットです。 朝の千草園、昼の千草園、夕暮れの千草園、時間によって様々な楽しみを見つけられそうな千草園です。


柳原千草園を抜けて歩いていると、見覚えのあるラーメン屋さんや駄菓子やさん、低いガードを見つけました。 そう、この辺りは3月まで放映されていた金八先生の撮影スポットなのです。 セットではなく本物の商店を借りて撮影されているのですね。 ということで、千草園からすぐそばにある荒川土手へ寄り道してみました。 土手は高くビルとは違う眺めよさがここにはあります。スーッと爽快な風が駆け抜けていきました。 夕暮れの千住を一望し、金八先生が終わってしまった事を惜しみつつ、土手をあとにしました。


荒川土手を降りてほどなくすると小さな通りの柳原千草商店街があります。ここはまるで映画のセット。 かわいらしい石畳の通りに車は通れません。毎日歩行者天国のこの通りには商店街にはかかせないお肉屋さん、お魚屋さん、揚げ物やさん、 本屋さん焼き鳥屋さん、不動産やさんがちりばめられています。少し進むとこれまたセットのように味わい深い銭湯が 今日もいい湯を沸かしています。セットのようですが、思いっきし現役商店街。金八先生の影響でしょうか? カメラ片手にもの珍しげに撮影している若者もちらほらいました。各々のお店では店員さんが活気よく地元住民におしゃべりしながら接客中。 その横をのんびりと帽子のよく似合うご老人が通り過ぎました。おさんぽの終盤 小腹が空いたのでお肉屋さんのコロッケとから揚げを買いました。これでお腹もほくほく。


さて、そろそろ帰りましょう。 おさんぽの帰りがけ、桜通りを歩いてると白黒のパンダ猫が住宅脇にするっと入っていくのが見えました。 さっそく覗いてみると、室外機の横からおかめ猫が顔を出していました。あいさつしてみると、にゃあ!と いいお返事。千住猫たちは桜の下で今日もたくましく生きています。
2008年2月22日(金)北千住宿場町探検(スタッフ記より)
アトリエOのそば北千住の宿場町大通り。
スタッフ二人で夕暮れの千住さんぽに 出かけました。この通りは昔宿場町だったこともあり蔵の建物や昔ながらの木造家屋がひっそりと溶け込んでいます。 とくにここの絵馬屋は、夕暮れに灯るオレンジ色の明かりに魅かれて、ふらふらっとのぞいてみました。 絵馬職人さんはいませんでしたが、素朴でかわいらしい店構えが印象的でした。
北千住駅から日光街道を渡って少し歩くと立派な銭湯が見えてきました。 「大黒湯」さんです。千住にあるたくさんの銭湯のうちでも由緒ある銭湯さん。昭和レトロ満載です! 今度一番風呂に来ようかな。隣にはお手ごろな値段のお蕎麦屋さんもありました。これもまた昭和ドラマに 似合いそうな趣きです。千住には昭和を感じるところがたくさんです。
その「大黒湯」さんのお向かえに大きな白いわんちゃんがガラス越しに通りを眺めてました。 床屋さんのおおきなわんちゃんは看板犬のようです。中にはお尻を向けた三毛猫ちゃんもいました、 床屋のスタッフさんが一生懸命こっちに顔を向けさせようとしてくれてました。今度はかわいいお顔もみせてね^^♪
千住にはいくつもの商店街があります。通りを一歩入ってみると細く狭い小道がありました。 人一人通るのに精一杯の小道を野良猫になった気分で進みます。小さな明かりの向こうにはにぎやかな商店街が 広がっていました。こんなところも千住さんぽの醍醐味?です。
北千住駅からすぐの飲み屋さんです。建物の入り組んだ小道にたつこのお店の入り口は わくわくさせる作りになっていました。 実はここアトリエOがお店外観を絵にしました。 オープン前に店主さんから依頼を受け、全景が見えない建物に四苦八苦しながら描きました。 入り口反対から見た大きな角窓から漏れる明かりがよい雰囲気です。絵を店内に飾ってくださってるとか?今度みんなで一杯しながら 見に行きましょうか^^
2008年2月17日(金)水元公園さんぽ(スタッフ記より)
冬枯れの水元公園へさんぽです。水辺には越冬鳥が羽を休めていました。 都内とは思えないほどの自然豊かな公園はいい散歩スポットです。
水辺の木立は北欧フィンランドさながらの雰囲気を醸し出しています。 川を挟んで埼玉県です。
水色の空に木立がよく映えます。冬の澄んだ空に水元公園の木立を見ているとまるで北欧に いるような…。ムーミン谷に少しだけお邪魔できた気分でした。
2007年12月 日比谷公園でスケッチ(スタッフ記より)
12月の日比谷公園でアトリエOスタッフの結婚式がありました。 公園の管理事務所として明治に建てられた建物は後に資料室となり、2006年秋改装を経て結婚式場として生まれ変わりました。 大きなけやきの下にドイツ風の建物がたっていました。絵本にでてきそうなかわいらしいお家のようです。
立派なイチョウの木がチャペルを包み込むように優しく立ってます。 すっきりとシンプルなチャペル内の天窓からは金色の葉っぱがきらきら光をこぼしてました。
都会の真ん中とは思えないような森の中の 小さな結婚式でした。
式当日にはアトリエOが描いた小さなドイツ風のかわいらしい絵がウェルカムボードとなって ゲストを迎えてました。今では新居に飾ってあるそうです。
2007年7月11日 千葉県”松戸の町並みを描こう”スケッチ教室
(大渕澄夫記より)

千葉県松戸市で絵画教室が開かれ、講師として参加しました。
あいにくの梅雨空にも関わらず、たくさんの市民のみなさんが熱心にスケッチされていました。
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