57歳おじさん
C57蒸気機関車製作格闘記

「1年目」



私何を血迷ったか、技巧社のC57を作る事になりました。
全長2.4m重量230kgの5インチ(127mm)の蒸気機関車です。
旋盤は勿論、金属加工など経験ありません。
模型制作歴は、むかし学生の頃カワイのHO、E58キットが組みあがらず、
木工艦船1mの「ゆきかぜ」にボタン打ちのシングルRC、
途中まで作りRC走行は出来ず、船のみが残骸として残っています。
 その程度の完成をなかなか出来ない、模型人です。

なぜC57を作ろうかと思ったかですか? それは当然私が57歳だからです。
それと、技功社さんの汽車を作れるチャンスは今しか無いと天の声を聞いたからです。
しかし技功社さんに、「ノギスはこのように使い、ドリルの穴はこう開けなさい」とお聞きし
「ああそのようにするんだ」と感心している程度の加工技術で汽車できるのでしょうか?
工具らしいのは、9千円位のボール盤のみ、まずは鉄の台、定番と言うのですか?を、
買うか似た物を揃えようと考えています。
又ケガキ針、ポンチ、良いドリルの歯、大事なノギス等も・・・・。

技功社製C57は、約3年間かけて作るのだと!
私60歳になってしまいますが、まー深く考えずにぼちぼち作るか。

平成18年9月9日

嵐山技功社へ 道楽ぼーずワークショップS氏と行く。
店頭に3インチC57完成品が陳列。 全長1.8m位。 カッコイイ!
まだ火入れしてない完成模型。しかし動輪がC55のスポーク動輪が付いている品物。
 値段は250万円 居間に飾っても良さそうだが3インチで有るのが・・
作者は病気か何かで手放さなければ成らないらしい曰く付き。

しかし5インチC57は 2.4m 229kg  全装備249kg

1時間くらいの技功社古沢氏の丁寧な話
「まず加工品に ケガく ノギスを正確に出して〜mmより0.05増やし線を引き
ポンチを滑らせコツンを感じ 軽く コン ポンチ穴合っているか確認
合っていなければ再び コン 合ったら力強く ごん そしてボール盤で穴を開ける。
もうポンチ穴開いていればドリル刃は少しぐらいずれてもポンチ穴の通り開くはずです。
穴あけは、鉄はオイルさしながら 真ちゅうはささずに 鋳物は〜〜と? 
ねじ立ては 上記で 〜mm穴開け 〜mmのタップで丁寧にタップ立て 丁寧に抜く」

など丁寧に話し聞くが、半分も判らないが・・・・

「5インチC57やります!」と大胆に発言!

だんだん必要な工具そろえていく事に

 S氏のアドバイスにて
まずは、懐の深いボール盤を 良い規格のドリルを ノギスを 常盤を ケガキ針を オイルを 

お金は○○円を申込金として(全鋳物代金)
その鋳物を、毎月頒布形式で、加工して渡すその際加工賃を支払う。

総金額は、???万と言ってましたが・・・・。

初回はエンジン(ピストン部)と


平成18年11月4日

技功社へよる
ぬぁーんと、C57エンジン(ピストン)有る。ヒェー
重い段ボール2箱持ちかえる


平成18年11月5日

段ボール開ける 写真撮る
図面少し・・見る 「出来るかなー」


平成18年12月2日

例のごとく、ワークショップS氏と嵐山技功社へ、「まだ1回目のエンジン一式全然触って無いのに、
もう次の部品来てたりしてハハ」と笑って店内に入ったら、本当に2回目動輪一式準備されてました。

今回の持ち帰り段ボール20kg、はかり売りで買っている訳ではないが重い。

技功社店主F氏言う「のんびりやって下さい確実に完成いたしますから」とにこにこ。

「今回は動輪に軸を入れ、テーパー加工したキーを、叩き込めば出来上がりですよ」

「車輪をレールに置けば感じが出ますよ」と。


平成18年12月24日

ワークショップS氏「少しずつでも作ろうよ」と押され、やっと工具持ち製作開始。
動輪に車軸を差し込む、少し硬いがぴたっと入る、しかし第二動輪片側は入らず。

前回の技功社店主F氏の説明で
「第一と第三動輪のウエイト小さく第二動輪のウエイト大きいんですよ、シャフト等が付くから」
と、なるほどなるほど。

くさびのキー、鉄片を片側Rにやすり、2/3を少しのテーパーにやする、
万力に小さい鉄片くわえ、やすりでしこしこ、この程度で良いのかな。

仮に動輪に車軸はめ、レールに置いて見る、車輪が大きいなー、感動。


年末、年始の休日に少しずつでも作りますよ、
これをご覧の皆様、きまま鉄道の皆様、道楽ぼーずS氏、ワークショップS氏、
そして技功社F店主の皆様の期待を裏切らないように頑張ります。

皆様今年1年ありがとうございました、

来年も皆様にとって、良い年でありますように。


シリンダー体被(エンジン部を鋳物を覆うカバー)を作ります。

真ちゅう板に、図面どおり、ケガキ、ポンチ打ち、決められた穴を開けました。
写真ではあまり、けがき線や穴が良く見えませんが・・・

その真ちゅう板を、エンジン部鋳物に沿わせて曲げます。
言葉では簡単ですが、真ちゅう板曲げすぎないようきれいに曲げるのに、1日以上かかりました。
年末にトッテンカッテンと近所迷惑な。


曲げ終えた真ちゅう板に、ねじを付けるタップの作業をやりました、初体験です。

そして1〜2mmのねじを留めました、ねじを締める極小のスパナが欲しかったのと、
ねじがどこかに行ったのか数個足りなくなり、似たねじで済ませました。

手前の2個ある空気穴(?)も作りました。2cm位のハンドル形の蓋状の真ちゅう物

これも工作技術の無さで、アップご覧の通り、ハンドル状の部分がキレイに出来ませんでしたが、
まーこの位でと先へと。
小判型の点検蓋、これも板材からの制作は難しいからケガキ線ですませ、
扉の取っ手もねじと棒から、どんどんOK(?)。


年末、年始。掃除や家庭サービスを犠牲にして、一応出来上がったつもりの、
エンジン部の被いです。ほーーっ(ため息です)。

次はエンジン本体(鋳物)に穴開けねじ立て・・・、私出来ません。
又、ワークショップS氏に相談しなきゃ。
あーそうだ、真ちゅう板にフラックス使った半田付け後や手垢、
洗わなくて良いのかな「ワークショップSさーん」?


平成19年1月8日

真ちゅう板のフラックスを使ってのはんだ付けの後は、台所洗剤で洗いました、これで大丈夫かな?

さて、真ちゅう板のタップ切は何とか出来ましたが、エンジン部の鋳物への2.6mmタップ切でタップを折りました。
折れたタップどうするのかワークショップS氏に聞きましたら
「大部分取れないからつぶして無かった事にし、
強度に問題あればそばに別のねじを、まーなるべく折らないように・・」と。
もう折らないぞー。でも心配だなーまだ細いタップ24本も残ってるし。


次の頒布が来ましたよ、主台枠と言うのですか、これに軸受け車軸車輪が付くのか。

長さ1m位か、・・でも本体としては短いような気がします。

角が取ってないので、危ないから面取りをする。角はビシット90度の方が良い様な気がするが?


平成19年3月13日

大きなミスに気付きました。
鋳物のエンジン部2個を、左右決め、それぞれの前側の蓋と後ろ側の蓋と考え決めたはずなのに・・・
前側の蓋と後ろ側の蓋上下並べて、穴あけしてしまいました。ガーン!

蓋の穴を先に開け、次にその穴に沿い、エンジン側を開けるので、全て穴の位置異なるわけです。
どうしよう・・・
まー良いや、8本全てのビスで留めなくたってと、吹っ切れまして、
と言うより、開き直りまして、どんどん進める事となりました。
これでタップの1本や2本折っても大丈夫(ホンとかな〜)。

2月頃の写真とあまり変わりはありませんが、
工作への姿勢と考え方は大きく進歩(後退?)していると自負しています。
なので、マジックにて右左、前後ろと書きました、
エンジン部の残りは、真ちゅうの丸い大きな蓋一組穴あけし、
エンジンに取り付ければ一応の形になる予定です。
見えている手前が、後となります


さー連結棒も届きました、キレイに加工されています。
次回は、前に届いた、主題枠や車輪と連結棒の写真を届けられるように
大らかな気持ちで、工作していきますので楽しみにして下さい。


平成19年5月21日
エンジン部です、ピストン、バルブピストンはこれから組みます。
手前が前部です。


排気室も穴あけ途中です。
13mm貫通穴ロングドリルなかったので、左右から穴開けましたら、
ぴったり向こうの穴とこちらの穴、少しずれましたが、合いました。
何だか、トンネル両方から掘り進め、合流地点ぴったり有って感動の
気持ちでした。(トンネル掘った事勿論ありませんし閉所恐怖症ですから)


平成19年7月17日
さて、車輪に軸箱、連結棒、主連棒仮に組んでみました。
そして主台枠を、そーと軸箱にはめてみました・・・。
かっちり入りました。さすが技功舎、私の工作力では有りません。


(失敗した主連棒油さし穴)

右側主連棒の油さす穴、ドリル折ってしまいました。まだ刃が残ってます。
対処法は後日、ワークショップS師匠にすがるか、
さらっと技功社F店主に聞くか、・・・問題は、後回しです。
これが私の工作力です。(実は主台枠も同様な刃入り穴有ります)


「2年目」

好評のC57製作記、早くも1年が経過しました。
さて・・・・今後の展開は・・・・・
 
 既存の主台枠を組み上げる。
前・後の梁その間を組む中間梁の様な部品が届きましたのでひとまず並べて見ました。
この一式、主台枠を起こして、既存の動輪3軸、軸受けを組み上げれば、足回り形が見えてきそうです。
しかしエンジン部ピストンとそのリンク関係とその上のボイラーとまだまだですなー。


 
何回か工作途中のクロスヘッドお見せしましたが、これで一応完成かな。


 
 
 主台枠まだ未完成ですが、車輪組んでみました。
重い、主台枠と車輪を、移動や、持ち上げる事は、男一人ではそろそろ限度です。

これにエンジン1対付けたら、手での裏返しは出来ませんので、
そろそろレール台か、木製のマウントのような物にて固定して、
手動リフトか、天井からのウインチ等使うようになるのか、工夫しなければならないと思います。

しかし、数mmの鉄板に1mmのドリル穴あけ、それにM1.4mmタップによるねじ立てでタップ折ってしまいました。
今度は1.1mmの穴にしてM1.4mmタップねじ立て。

タップハンドルにわずかな力でねじを立てそして戻しと、そーっとタップのねじれを感じながらのねじ立て。

今度は大穴、11mmのドリル穴あけ等、 何回かに分けて最後は11mmドリル、だましながら・・・
大胆に穴あけ、チャント中心を合わせないと、おにぎり状のささくれに。

金属工作とは、わずかな力による慎重な工作、
何回も順序だったら大胆な工作、
何か禅問答の様な難しさを感じてますハイ。


 
平成20年5月27日
筒状の重い煙室です。S師匠がこのように付けるのだと、仮に車体に止めました。


 
 「3年目」
  あの〜 皆様お忘れじゃないでしょうか?
57歳とっくに過ぎたおじさんです。
(ずる休みしてやっと出てきた(会社?学校?)怠け者がおそるおそる席に着いた風です)

技巧舎C57の部品頒布2回分しっかり貰い、大事に保管しております。(保管するな、早く作れ!)
いろいろ都合が有りまして(ただ寒い怠けです。)約半年のお休みとなっております。

たしか私57歳で、C57製作始まったはずだったが、順調に60歳となってしまいました。
早く完成しないとC61、C62とその先は無いのでは・・・
とは言っても、うし年の性格でのんびり着実に行きますか。


「4年目」 
 
  先台車の部品来ましたので、組み上げます。


4年間にわたりご紹介してきました
57歳おじさん

C57蒸気機関車製作格闘記

ですが、ご本人様のブログ
薩摩隼人のブログ
が開設されましたので、今後の進捗はこちらをご覧になって
お楽しみくださいませ。

道楽ぼーずグループ一同、完成を応援いたします。
 
 
 
 
 
 
 
続く・・・・・

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