仏師、松田瑞雲の仏像彫刻写真画像を取り入れて癒しの法話を編集しました。3月11日に起きた世界災害史上未曾有の東日本大震災で、日本は不安感や悲観が強まりましたが、このようなときこそ心を穏やかにさせてくれる法話や仏像画像は必要ではないかと考えます。2000年から始めた法話の短編と最新の法話、仏像の話などを紹介します。
仏像制作の始めは瑞雲師自ら用材と身を清める御衣木加持をします。
霊気、神気のある作品を造るため、完成に至るまで日々の読経は欠かすことがありません。また、希望者には仏像の開眼供養も承っております。
「一刀一礼」の手彫りによるオーダーメイド手作り仏像彫刻
仏像ドットコムは優れた技術と実績を持つ仏師、松田瑞雲の東洋仏所オンラインショップです。純日本製国産の伝統的手作り仏像彫刻作品やニューヨーク個展アート仏像などモダンな作品まで幅広く多数展示販売しております。最近は外国産の安価な流れ作業で作った木彫仏像や型に流し込んで作ったコピー仏像がネットを含め氾濫していますが、そういう時代にあっても、「仏像とは神仏の魂が宿られる尊いものであり、仏師の霊格の高さにより仏像に宿られる神霊の格も違ってくる」を理念として、「一刀一礼」の手彫、手作りによるオーダーメイド彫刻を続けており、お客様のご要望に答えており、瑞雲師の仏像彫刻制作販売が喜ばれています。松田瑞雲の霊気あふれる手作りの仏像に感謝の声仏師、松田瑞雲の仏像彫刻作品は伝統的作品及びアート仏像微笑仏その殆どがオリジナル作品であり、国宝や重要文化財の模刻、コピーのようなことは致しておりません。したがって美術的価値が極めて高く、後世にに残るような作品作りに努めております。すでに、全国のご寺院様には、これまでに多数のご本尊仏像を納めていて瑞雲の霊気あふれる手作りの仏像に感謝と喜びのお客様の声が絶えません。
仏師、仏像彫刻家としてのお約束
20世紀最大の芸術家、ピカソは修業時代は大変な貧乏でありました。ニューヨークでその才能を認められるまでには人に言われぬ苦労をされたようです。着るものがズボン一つしかなく、夫婦で出かけるのにズボンをハサミで半分に切って、片方ずつはいたというエピソードが有りますが詳細は知りません。 「優れた芸術家は貧乏である」とアメリカ人は思っているのか、無名の芸術家の作品を収集する傾向があると聞きます。アメリカは建国以来あまり年月が経っていませんので文化の蓄積が少ないわけで、それが文化を大事にする国民性を生んだのでしょう。ニューヨークは町を歩くと右も左も芸術の塊、すれ違う人は何かしら芸術と関係のある職業の人にみえます。世界の芸術のメッカと言われるのもうなずけます。
私は良く「仏像彫刻家で生活が出来るのですか?」とか「今時、仏師という仏像を彫る職業が存在するのですか?」と聞かれます。しかし、私は彫刻で飯が食えるだろうかと考えたことは一度もありません。独立以来仕事におわれっぱなしで17年目を迎えており、そのようなことを考える暇がなかったのです。
摩利支天のように迅速なご利益をくださる観音様
さて、観音様から「仏師として生きるならば、社会的にも経済的にも守護してやるぞ」とお約束が有ったのが24才頃だったでしょうか。この頃はお寺の仕事の合間に彫刻の教室へ通ったり、色々な仏像を彫る先生を訪ねてはアドバイスをもらったりと一心不乱に仏像彫刻を目指す頃でした。私は長いこれまでの人生で経済的ピンチの時期が一度ありました。それはニューヨーク個展で大金を使いそれが終わるや、今のところに自宅を買った時期。不景気に拍車がかかるころですがそのときも、「心配するな、ただ自分の道を淡々と進むように、必ず守護があるぞ」とまた、観音様からお約束を頂いたのです。観音様のご利益は、まるで摩利支天さまが猪に乗り迅速にご利益をくださる摩利支天像のような頼もしさがあり確かで早いのです。仏像彫刻家、仏師という仕事は私の天職なんですね。
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