ドイツ自転車旅行@


                             

                        羽田国際空港(出発)



7月25日(出発)

  いよいよ出発の朝!初の海外チャリに緊張と興奮を隠せない。
ダンボールにつめたチャリを難なくチェックインさせ、いよいよ搭乗手続き!初っ端手荷
物検査には引っ掛かったものの、なんとか飛行機に乗り込む。 飛行機は日本から台北
3時間。台北で3時間待機して、アブダビまで8時間。再びアブダビで1時間待機のフラ
ンクフルトまで6時間であった。この21時間にも及ぶ空の旅で私が一番苦痛だったの
は、足のむくみでも、睡眠不足でもなく、不規則に出てくる機内食であった。フランクフル
トに到着した時、私の胃がフツフツと妙な痛みに悩まされていたことは言うまでもないだ
ろう。   by Chizu

いよいよ出発!!やっとこの日がやってきた。自転車はchizuのご両親の車で持ってき
てもらうことになっていた。羽田空港国際ターミナルで待ち合わせし、ダンボールに詰め
た自転車を受け取った。受付で自転車を丁重に扱うように!!と厳重に言い伝えてチェ
ックインをした。
輪行について言えば、かなり乱暴に扱われると聞いていたので、利用する中華航空には
事前に自転車2台を預けることを伝え、当日は確認することになっていた。受付のお姉さ
んのように丁寧な対応を自転車にしてくれることを信じて羽田を出発した。    
              
                                         by Masahiro

7月26日 フランクフルト→ウェルツブルグ (電車移動)


朝の6時、フランクフルトに到着!問題のチャリは予想どおり、普通の荷物とは別口で運
ばれてきた。チャリさえ確保できてしまえばこっちのもの!!と思っていたが、世の中そ
んなに甘くはなかった。電車がどこにあるのかわからーん!しかも、この荷物・・・。大き
いから移動に一苦労なのである。それでもなんとか切符を買って、お昼過ぎにロマンティ
ック街道の出発点、ウェルツブルグに到着するのであった。   by Chizu


約20時間近いフライトの末、フランクフルトへ到着する。とにかく自転車が心配で仕方な
く、ターンテーブルで待っていたがいっこうに出てこなく、係員へ聞いてみると大きい荷持
は別口とのことで、行ってみると大きなダンボールが2つ並んでいた。一応安心したが中
がどうなっているか心配であった。空港からは鉄道を利用してロマンティック街道起点で
あるヴュルツブルクを目指し、到着後チェックしてみるとぜんぜん心配がなかった。さす
がは中華航空ちゃん!!と気分よく明日からの走行へ胸を膨らますのであった。 

                                     by Masahiro


ロマンティック街道


7月27日 ウェルツブルグ→バートメルゲントハイム    
                                   約50km

疲れからか、時差ボケか、昨日、昼寝したまま目を覚まさず、いつの間にか朝になって
いた。朝食ついでに、陽気なペンションのオーナーに道を訪ね、出発をする。しかし、ロ
マンティック街道のサイクリングロードはプッツン、プッツンと道がとぎれており、ややこし
い。結局、国道を走ることとなるのだが・・・。車は当然のごとく行き交うし、アップダウン
は激しい。Masahiroについて行けん!!待ってー(泣)。やはり、初日。時差ボケもあっ
たのだろう、本調子を取り戻すことができず、キャンプの予定を取りやめ、ホテルでゆっ
くりするのであった。 by Chizu


7月28日 バートメルゲントハイム→ローテンブルク 
                                   約56.5km


今日もサイクルロードをひたすら走ることになった。土曜日であったため多くのチャリダ
―を見かけることができた。年齢層も家族連れから老夫婦までいろいろな人達が自転車
を楽しんでいる。日本人の私達は珍しいのかよく声をかけてもらった。これだけ自転車
専用ロードが整備され多くの人達が自転車を楽しんでいる姿を見ているだけでうれしくな
った。是非、日本もドイツの自転車事情を見習って取り入れてほしいものである 

                                          by Masahiro



ローテンブルク



7月29日 ローテンブルク滞在 

時差ボケでの強行突破は危険と判断。素晴らしいキャンプ場でもあったので、今日は休
養とした。キャンプ場にテントと荷物を置いて、歩いて街中まで行く。すると、時差ボケな
んてなんのその!やっぱり、観光がなくっちゃダメよねー。 くまハウス、クリスマスハウ
ス、ブリキ人形ハウス・・・。何をとっても可愛くって、ついつい顔がほころんでしまう。お
昼は初めての外食!これが軽食?何人前じゃー!!というくらい大きなソーセージセッ
トを2人で半分して食べる。食後は観光気分を更に味わうために馬車に乗って、ローテ
ンブルクを一周。キャンプ場に戻ってからもここぞとばかりに近くの川で水遊びをし、結
局、今日も疲れきってしまうのであった。  by Chizu


 今日はローテンブルク1日観光に行く。キャンプ場からは歩いて15分ぐらいで到着。こ
の街は中世をそのままの状態で残した感じで、街全体を城壁で囲まれており、とても雰
囲気が良い。今まで時差ボケの後遺症と自転車をこぐだけで追われていたので、かなり
の気分転換ができた。キャンプ場への帰り道、夕食用に買ったジャガイモをchizuが半分
近く落としてしまい、親子連れのドイツ人に教えてもらうまで全く気づかなかった。道を引
き返すとジャガイモがころがっていて周りにいたおじさんも『やっぱりお前のか!!か・
か・か・・』って感じに笑っていた。夕食はそのジャガイモを使ったポトフであった。
                                           by Masahiro




ローテンブルクA


7月30日 ローテンブルク→ディンゲルスビュール  
                                 約66.4km
 
やっと、体が慣れてきたのか、今日は調子がいい!!広大な自然の中チャリを進め、難
なくディンゲルスビュールへ!この街でも運良くキャンプ場を見つけることができたので、
久々にカレーライスを作る。夜はキャンプ場から5km離れた街へと繰り出し、ビールを
飲むのであった。ドイツのビールは最高!!by Chizu



 7月31日 ディンゲルスビュール→ネルトリゲン 約70km

朝食が味噌汁煮込みご飯だったためか、10時にはお腹が空いてしまう。でも、恥かしく
てMasahiroに言えないでいた。すると、Masahiroが「お腹空いた」と一言。私もここぞと
ばかりにお腹が空いたことを主張する。そこで、たまたま見つけた小さな商店に足を踏
み入れてみる。すると、大きなケーキが!!甘いものに目がない私。うまそー、食べたー
い。本能には勝てず、昼食前に大きなケーキをほうばるのであった。
調度お昼にネルトリゲンに到着。軽くサンドイッチを食べて、出発!すると、Masahiroの
ペダルがポロリ・・・。それでも、10km進む。だが、ついにペダルが修復不可能な状態
になってしまう。自転車屋を探すもそこは郊外、あるわけもない。仕方がなくトボトボ、ネ
ルトリゲンに引き返す。 なんとか自転車屋が閉まる前に到着はしたが、治すのに3日
かかるとのこと。そこで、ドイツの気候や、自分達の体力、精神面を考え、明日、ミュンヘ
ンに行くことを決意する。 by Chizu




ネルトリゲン




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