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5時30分起床。6時にホテルをチェックアウトし、駅で輪行。あとは途中のハードな10分
乗換えを除いては電車の中で爆睡!特急電車であったため、輪行した自転車を担ぐの
は辛かったけれど、なんとか無事に到着した。ツェルマットは日本人の登山者に人気が
高いらしく、日本語アナウンスなんかを聞いて拍子抜けをしたが、それも愛嬌、久々に
日本語を聞いて嬉しかったりもした。
ともかく、駅近くのキャンプ場にチェックインし、久々にみそ味のキノコとん汁を食べるの
であった。それにしても、ツェルマットの夜は寒ーい。 by chizu
ツェルマットに入ってからは駅前のキャンプ場に滞在した。標高も1600mあり、朝方は
涼しく快適に過ごすことができた。そんなことからゆっくりと朝8時に起床した。昨日のミ
ュンヘンからの移動でかなり疲れていたからである。シャワーを浴びて、ミグロマートに
買い物に行った。物価の高いスイスと聞いていたが、スーパーで買えば日本と値段に差
はあまりなく、量が多いためお得感はあった。特に焼きたてのフランスパンは安くておい
しかった。昼食後、スネガの展望台を目指した。ケーブルカーで行けば5分少しのところ
を自転車で1時間半かけて約600m近くを登った。専用のサイクルロードが整備されて一 部がダー
トであり、景色も良く気分がいい。帰り道では間違って登山道を下ってしまい自転車を担
いだりしたが、絶壁の景色を見ることができ山岳サイクリングも体感でき、アクティブな1
日であった。夕食はトマト風リゾットとスイスビールで陽気に酔ったのであった。
by Masahiro
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ツェルマット林道 ツェルマットスネガにて
今日もサイクリングロードを見つけてチャリ登山しようと決めていたが、道が見つからな
い。そこで急遽ハイキングをすることにした。往復4時間の初心者コースを楽しみ、いつ
ものように買い物をする。だが、私はこの時、Masahiroに「明日、ツェルマットを出よ
う。」と急に言われたことに対し、密かなる不満を持っていた。お金もないのにどうやっ
て?あまりにも唐突過ぎない?どうしてそんなに急ぐ必要が?そればかりが頭の中を渦
巻いていた。
思えば、ミュンヘンからの不満。爆発するまで時間はかからなかった。ここで初めて次の
日をどうするのか、今後ルートを何日で走り、どう修正していくかを話し合った。ここまで
いくとサークルの合宿と同じレベルになってしまうが、期限があるこの切羽詰った状況を
回避するにはやはりお互いの意見を出し合うことが大切だと思った。 by chizu
ツェルマット3泊目、今日はハイキングに行くことにした。午前中は雲がかなり出ており、
山の天気が心配であったが午後には晴れてきたので約2時間コースを歩くことにした。
マッターホルンを目近にして歩く景色はとても壮大であった。戻る頃には膝が笑ってい
た。夕食は昨日に続ききのこ風リゾットで涼しいツェルマットでは体の芯から温まった。
しかし、お互いのコミュニケーション不足から明日以降のコースについて喧嘩になった。
お互い言いたいことを言い、今までの反省点を考え今後生かすように結論つけた。改め
てコミュニケーションの大切さを認識した。 by Masahiro
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スイスは日曜日になるとほとんどの店が閉まってしまう。営業しているのはガソリンスタ
ンドぐらいである。両替をしようと思ったが、どこも営業してなくうろうろしているとブリック
駅に両替所を発見。駅に行けば曜日に関係なくできるようだ。
ブリックからは登りに入り、約20キロ先のフィーシュまで行った。ここは以前、冬季のオリ
ンピック会場になっていたらしく←聞いたことがないが・? そこの選手村を改良した施
設に宿泊した。
ここでおもしろかったのは受付のお姉ちゃんで、日本語のサインを見て象形文字でも見
るかのごとくわぉー!!っと目を大きくしてびっくりしていた。その表情があまりにオーバ
ーアクションなのが笑えた。夕食はスイスでは珍しくドライカレーで量が3人前はあり、沈
没した("v"; by Masahiro
今日はいよいよ今回の旅のメイン、フルカ峠である。フィーシュから25km、峠の入り口
であるオーバーワルトに到着。頂上で待ち合わせし、個々のペースで走り始めた。現役
の私は力強くペダルを踏み、一定のペースで登る。しばらく登ると、少し平らになり、正
面に大きな山が2つ見えてくる。すると、私がこれから登るであろう道がハッキリと見える
ではないか!えー、これ登るの?一気にやる気がうせる私ではあったが、フルカ峠を登
ることはこの計画を立てた時からの夢。再び、ペダルをこぎ始める。そして、頂上まであ
と3カーブくらいの地点までやってきた。あともう少し!気合を入れるが、ギアを一番軽く
しても前に進まない。日本でも麦草・蔵王などの峠を制覇してきた私。こんな体験は初め
てだった。結局、20mくらい押してしまい、悔しさが残った。
下りはガードレールもなく、視界に入ってくるのは崖崖崖、結局、大したスピードも出せな
いままフルカ峠は終わってしまうのであった。それでもやっぱり、峠が大好き!!
by chizu
今日は旅のメインであるフルカ峠越えを目指した。まずは峠の手前のオーバーワルトま
で行き、そこから峠まで約16kmで1100mupであった。スイスの峠は下から8割近くが見
えるので、かなりの圧迫感がある。さらに日本に比べて勾配はきつい。途中どうしてもペ
ダルを漕げないところがあり思わず押してしまった。なんとかローヌ氷河まで到着し二人
で見学した。中は青く不思議な感じだ。そこから約200m登り、頂上に到着。記念撮影を
して反対側のレアルプまでガードレールのない道を下った。 by Masahiro
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今日も旅のメイン第2段!!サンゴッタルゴ峠である。しかし、昨日のフルカ峠に比べる
と案外拍子抜け・・・。結構、楽々頂上に到達。日本で言う、峠茶屋みたいな所で昼ご飯
を食べ、記念にカウベルを購入。
さてさて、下山。と・・・、なんじゃこりゃー。逆ルートじゃなくてよかった。<内緒だけど、ち
ょっと峠マニアの私、登ってみたいような気もした。>そんな安心感の中、下って、下って
ひたすら下り、途中キャンプ場を発見。時間も調度いい。今日は地名もわからない所の
キャンプ場に泊まることにした。 by chizu
今日はサンゴッタルゴ峠越えを目指した。ここはスイスーイタリアを結ぶ主要ルートして
使われているようだ。レアルプから約600mupで勾配もフルカと比べるとなく、比較的楽
に登れた。頂上には露店がありとても雰囲気が良い。この峠を境にドイツ語圏から陽気
なイタリア語圏に替わるようだ。文字も両方記載されている。同じスイスなのに国が変わ
った感じがする。気分が良かったので、カウベルを購入し下りではチリン・チリン鳴らしな
がら下った。反対側のアイロロに到着すると完全にイタリア語に変わっていて、挨拶もボ
ンジョルノーであった。なんとなく陽気な雰囲気だった。夜はキャンプ場に宿泊し、ここで
食べたチョコレートパフェが最高においしかった。 by Masahiro
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サンゴッタルゴ峠にて(雰囲気良い) サンゴッタルゴ峠から景色(激坂)
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