高層気象データで描く対流圏の気温分布



ワイオミング大学のサイトには、世界中の気象データが集められています。
そのデータを使って高層の気温分布グラフを描いてみましょう。
世界の気象が、ほぼリアルタイムでわかります。


ワイオミング大学気象学教室HPより http://weather.uwyo.edu/upperair/sounding.html


※やり方

@ワイオミング大学気象学教室のHPにアクセスします。
A世界中の観測地点から、好きな場所を選んでクリックすると、その地点の高層気象データが表示されます。上のデータは、2014年6月18日世界時00時(日本時間午前9時)の館野(つくば市)のものです。
B数値データを領域指定してコピーします。
Cエクセルを開き、A1セルに貼り付けます。「データ」「区切り位置」を選択し、「完了」をクリックすると、データが各セルに割り振られます。
DTEMP(気温)の列を切り取りHGHT(高度)の列の前に挿入して、列の順序を入れ替えます。
ETEMP(気温)とHGHT(高度)のデータを領域指定し、「挿入」、グラフの「散布図」を選択してクリックすれば、縦軸に高度をとった気温分布グラフが描かれます。
F観測地の緯度による圏界面高度の違いや、上空への寒気の流入の様子など、さまざまなことがグラフから読み取れます。







直線上に配置