麻の葉工房
数年前に畑や田んぼを借りて、初めて土に触れた気がしました。
通っているうちにたくさんの生き物に気づき、その生物の生死、
水や空気、太陽などのエネルギーが幾重にもまわって
この生命があるんだと実感し、感動しました。
自分の知っていた人間中心の世界じゃなくてもっと大きな自然の環の中に入りたいと想い4月から妹と母に店を任せ、自然農のある暮らしをしている人などを頼り沖縄やんばるの森・東北各地・栃木・石巻と旅してきました。
自然の豊かさに驚き、たくさんの人達と出会い、川や森があり、火や土の匂いのする生活をのぞき、かっこいいなと思いました。
何も決めず縁にまかせ歩き回って行く中で、農・生活・仕事・何をするにしても、この広くて深い自然の環に私が加わるには、与えられているもの全てに感謝を込めて祈るということが大切なんじゃないかと思いました。
そんな時、麻農家さんと縁があり、麻で御麻もり(おまもり)作りをすることになりました。
麻という植物は縄文時代から日本人に利用され,、衣食住、油、などに使用でき石油に替わることのできる持続可能な資源作物です。
またおお麻は神が宿る神聖な植物とされています。
深く根をはり、早く大きく成長することから子孫繁栄、商売繁盛など縁起が良く幸せを呼ぶといわれています。
栃木県鹿沼の麻農家のお父さんが種を蒔き、自然の恵みをいっぱい受け精麻(茎からはがした繊維)となり、その精麻を東日本大震災の被災地、石巻の人達によってもらいます、鹿沼の伝統工芸である組子で麻の葉模様を作ってもらい、麻の葉工房でつなぎました。麻をより身近に感じてほしいという想いから、ストラップ・キーホルダー・アクセサリーというかたちにしています。一つが出来上がるまでに天と大地、沢山の人と人が手仕事の輪になり広がります。
あわただしく動き、些細な日常に左右され静かに祈るという時とは無縁に過ごしています。
私達が毎日生きている同じ瞬間、もう一つの時間が確実にゆったりと流れている。人間の見えている世界はほんとうに小さくて、土の中の微生物から太陽光など見えない大きな世界が無限につながり、そのつながりによって私達は生かされている。
祈りの時が両掌を合わせずとも、少しでも多く、少しでも深く、持続して訪れますように・・
御麻守をたくさんの方に身に着けて頂き祈りの環が大きく広がりますように・・・
foocafe店内、日本麻振興会のメンバーによって販売中
売上金の一部は復興支援活動費になります。



