2006年7月15日 X100の駆動系オーバーホール



大切な通勤手段のV100の駆動系をオーバーホールしました。
大体の人は知っていると思いますが、V100とはスクーターの車種の事です。 フルネームでいうと「アドレスV100」です。
一ヶ月ほど前から出足が悪くなり、2週間ほど前ではやっとの思いで走り出していました。 ある程度、速度が出ると普通に走っているので、プーリーの変速が正常に出来ていないと 思いケースを開けてみたところ、ベルトの位置が高速側になったままでした。
良く見ると、プーリーが高速側に移動したまま固定されてしまっていて、取り外すと ウェイトローラーが溝から外れて変形していました。プーリーの方はランプレートの摺動部が 磨耗していました。毎晩の最高速トライのせいかもしれません・・・
このままではいけないと思い、ナップスへ行き新品のプーリーとベルト、ウェイトローラー を買ってきました。プーリーとベルトは「カメレオンファクトリー」(以降カメファク)を付けていましたが 違うメーカーも試してみようと言うことで今回は「キタコ」にしてみました。
早速、交換を行いますがドライブフェイスはカメファクのものが生きていたので今回はそのまま仕様することに しました。プーリーの交換は何度もやっているので楽に作業が終わりました。
カバーを取り付け、試運転を行いました。エンジンを掛け変な音がしないか確認をして走り出しました。 前までモタツキながら走り出していたのが嘘のようにかなり鋭くスタートダッシュしてくれる様になりました。 カメファクのときは「ええ`」(数字のキーを良く見て)で一度、落ち込みがありましたが、「やわ`」までは 何のストレスも無く加速していきます。最高速はまだベルトとプーリーの「アタリ」が付いていないので今後 少しずつ行っていきます。
場合によっては、ウェイトローラーの調整が必要になってくるかも知れませんが、今後が楽しみです。


キタコのプーリー&ベルトカバーを外したところ(ベルトは正常に戻した位置)
ウェイトローラーとベルトのカスベルトも磨耗していました(上)
カメファクのプーリーとランプレート

前ページへ

ホームへ