2月29日菖蒲沢へ行きました

渡  船:千代丸
ポイント:チョウチン

使用タックル
竿・・ダイワ 紫電 1.5号 6.3m
リール・・ダイワ トライソ2500LDB
釣果・・
メジナ28cm1匹 海タナゴ20cm1匹 カワハギ25cm1匹 石鯛45cm1.7kg1匹


今回も西風を避けて菖蒲沢へ釣行です。
西風が吹けば東側へ、東風が吹けば西側へと釣り場を選べるのが伊豆半島の良いところです。
渡礁したのは、チョウチンと呼ばれる磯です。前回渡ったジョーキのすぐ隣にあります。磯の殆どが タイドプールになっていて、屏風で海を仕切った様になっています。夏になれば色々な生き物がいて、 結構楽しめそうな所です。
今回は師匠と同行でした。水温は低いので、かなり食いは渋いだろうとの予想通り、コマセを撒いても 餌盗りの姿は全く見えません。本命の活性もかなり低く、全くアタリの無い状態がしばらく続きました。 だんだんに集中力が途切れて来て、竿を置こうかどうしようか考え始めました。「やっぱり、自分は飽きっぽい性格なのか・・・ 」と 思いながら、仕掛けを流したまま竿をホルダーに掛け、朝食用のパンを齧り始めた時にウキが勢い良く消し込まれました。
慌ててパンを置いて竿を取り、やり取りして魚を水面まで浮かせると本命でした。大きさはそれ程無いので、抜き上げて大きさを測ると 25cmありました。
本命を手にして気合が入ったものの、また音沙汰の無い状態が続き緊張感が途切れてきました。ただ、ウキが若干シモって餌が取られるので 何がしかの魚が餌を触っている様子でした。そこで、ウキがシモった瞬間に鋭くアワセを入れると手ごたええがありました。 思い通りの展開にちょっぴり喜びを感じながら魚を浮かせると、カワハギの姿が見えました。見た瞬間に肝和えが頭に浮かび、涎が 出てきます。しかし、抜き上げて良く見ると、ガリガリに痩せて肝も全く無いような代物でした。ガッカリしながらも一応は生かしバッカンに 入れ釣りを再開しました。
仕掛けを入れるポイントを磯際から徐々に沖に移していくと、ウキが沈むけど針掛りしない事が何度かあり、キビナゴみたいなのが仕掛けを 引っ張っているのかと思っていると、ウキが勢い良く消しこみました。アワセを入れると物凄い勢いで竿を絞り込んでいきます。 竿をタメながら引きに耐え、浮かせては引き込まれ、竿をのされそうになれば糸を出して竿の角度を保ち、何とか魚を浮かせようとしますが 中々浮いてきません。ハリスは1.7号なので無理は禁物です。少しでも岩に触れれば一瞬でラインブレイクするかも知れません。
キーンと糸が鳴るのを聞きながら、ゴーマルクラスかも・・・と魚の大きさを想像すると思わず口元がニヤついてしまいます。突っ込まれたり浮かせたりの攻防がしばらく続き、 ようやく魚の姿が見えてきました。その正体は何と石鯛でした。と同時にハリスが噛み切られないかと心配になりました。ここまできて 逃げられては悔しさ倍増なので、慎重に慎重を重ねやりとりをして無事にタモに収める事ができました。
ハリスは前歯の間に食い込んで 噛み切られるのを上手く避けられていました。サイズを測ると45cmあり、石鯛の自己最高記録となりました。
その後は海タナゴを追加すると再び沈黙が続き、戻って来る餌がキンキンに冷たくなってきました。底潮がかなり冷たくなっている様子で した。渡船が迎えに来る30分前に納竿しこの日の釣りを終えました。


釣果 石鯛45cm!!この日のポイント


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