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2007年2月の競馬研究日記



2月28日
…あい。
そうだよなあ…。引退レースの牝馬を目一杯仕上げる調教師はいないよなあ…。
そう考えれば、本命はフサイチパンドラかトーセンジョウオーしかいないわけで、
簡単なレースだったとも言えなくもないだけに、この結果は…。

トーセンジョウオーはもう、南関東で走りなれたコースであることと、
鞍上内田博幸の好騎乗としか言いようがないと思います。
たしかに、JRA勢のレベルや状態がイマイチだったことも幸いしたのでしょうけど、
それにしても、ここまで2戦連続で2着ですからね。
プラスアルファは鞍上だったと言うことなのかもしれません。

フサイチパンドラはダートもこなすことは判明しましたけど、
恐ろしく勝ちが無い馬になってしまいましたね。
この馬、一時期暴走しちゃう馬だったわけですけど、
それを調教で他の馬の後ろにいなさい!
って下手に練習しちゃうと、勘違いする馬が出てくるんですよ。
「最後の直線は頑張って2番手に上がろう!」
って思ってしまうパターン。
最近ではコスモバルクがそうですが、こう一度思ってしまったら、
暴走する馬より始末が悪いです。
能力だけなら勝ちきっておかしくなくても2着しまくってしまう…。
フサイチパンドラ、エリザベス女王杯で2着で褒められちゃったはずですから、
ますます2着病になりやすいかも。
この馬、しばらく勝ちきれなくなってしまうと思うんですが、どうでしょうか?


2月27日
エンプレス杯予想。
◎レマーズガール
○フサイチパンドラ
▲トーセンジョウオー
△サウンドザビーチ

馬単で◎→○、◎→▲、◎→△。の3点で。

レマーズガールに期待しました。
ここがラストランと言うことで、仕上がり面に不安は残りますが、
まともならこの相手なら抜けていると思います。
フサイチパンドラは実績から最上位ではありますが、
なぜにここに来てダートに?と言う疑問も。
適性を発掘するために使ってきたと言うことなのかな。
適性が見つかればいいですけど、失敗すると馬のリズムを崩すので難しいところですね。
トーセンジョウオーは、ここに来て2着、2着。
力を付けてきていますし、鞍上内田博幸にも期待です。
南関東ならこの人のホームですからね。期待も高まると言うもの。
サウンドザビーチは…。血統、すごいすきなんですが。この馬。
パーソロンとか4代前に入っているのもいいですし、
母父マークオブディスティンクション。父がアフリートの牝馬なら、
サンデー系と相性も良さそうですし、それ以外の種牡馬にも向きそう。
個人的にはなんでもかんでもリボー系を付けたくなっちゃうので、
デヴィッドジュニアとか付けてみたいです(笑)

将来繁殖としても期待したい馬たちが一杯ですね。


2月26日
ううむ…読売新聞をはじめとする普通の新聞では、
この間の落馬事故は、馬が放馬した事だけが話題になっているようですね。
ほかにちょろっと、「騎手を救護するために柵をはずしたらそこから馬が逃げた」
みたいな話題には書いてあるけど、あくまで放馬の話題がメイン…。
そのレースで他の馬に乗って落馬し、意識不明の重体に陥った石山騎手は無視ですかい!?

どうかと思うんですが。この辺の扱い。
ハルウララについてもそうですが、どうも一般人の競馬に対する視線は不思議に感じます。
うちは違う!うちは俄然石山騎手を応援します。

この騎手と言えば、サイコーキララのミス騎乗が思い出されますね〜。
…、…、…。
だめだ。全然応援になってない!

それはともかく、石山騎手、今日のJRAの発表では、
「依然意識不明も、脳内の出血は止まっており、安定した状態」
とのことです。
ただ、脳挫傷ですから、まだ意識が戻るまでは安心できないですね。
この間の常石騎手の例もありますし、
騎手としては上手く行かなかったとしても、生きていればきっといいことは必ずあります。
なんとか頑張って欲しい!石山騎手。
元気になって、できたら復帰を!
無理だったら、笑顔の引退式を越えて、幸せな人生を送って欲しいじゃありませんか!
常石騎手共々、石山騎手にも頑張って欲しい。

早く元気になってください。僕はあなたを待っています。


2月25日
今日は寝てました…。
いや、「競馬研究」に時間を取るあまり、肝心の「競馬」
が見られないという、最悪の事態に陥ってしまいました。
今、試験の勉強もすでにやっているので、
その上競馬研究をやったら朝方になってしまうのです。毎週。
…ううむ、試験が終わるまでは、競馬研究は中止するかも…。
もちろん、競馬を見るために、です。
予想はちゃんとしますから、安心してください。
今までみたいな、過去の成績と血統を調べる作業ができなくなるだけです。

ただ、あんまりその作業意味ねえ〜。
ってのが多いですよね。予想、当たってない…。
当たらないだけならまだしも、今日なんか、過去の成績を調べた結果、
スズカフェニックスの印をひとつ下げちゃいましたし、
ローエングリンを無印にしてしまいました。
ローエングリン、2年以上勝ってないんだもん。
これはいらん!と思ってしまった。
研究するまでは☆くらい打とうと思っていたので、
「研究したためにかえって当たらない」
と言う、最悪の結果が出てきてしまっています。

それに加えて、最近の時間不足もありますので、
研究は、次に競馬場に行く、3月11日の直前以外は、しばらく封印しようかと思います。

あ!!この日記はちゃんと書きますよ!
あくまで、パソコンを利用した「競馬研究」自体をやめるってだけです。
日記はなんとか更新できると思うので、また来てやってくださいね。お待ちしています。


2月24日
はい…。毎度おなじみのパターンですいません。
迷った2頭、どっちも来ませんでした…。
このレース、競馬新聞には「ハイペース」って書いてあったのですが、
そんなに早くならないだろうと思ってしまった時点で不的中でした。

そして、明日は瀬戸口厩舎のお馬さんがかなり出走していますね。
今月末で引退が決まっている調教師さんです。
そんな瀬戸口先生に、贈りたいことばがあります。

あんたの馬の使い方むちゃくちゃなんじゃ〜!!

…引退する調教師に向けて、こんなことを行っちゃうサイトはウチくらいでしょうね(笑)
いや、なんかこの先生、馬を使いすぎると思うんですよ。
ダビスタやダビつくのお任せ調教よりも馬を使ってきます。
マルカシェンクでなんか使い方荒いな〜…。とは思っていたんですが、
この先生の過去の名馬を考えると、すごい使い方しているのが明らかです。
ネオユニヴァースはダービーのあと宝塚記念使っちゃうし、
オグリキャップはG1を連闘させましたし、
メイショウサムソンはクラシックまでにいくつ使ったのか…。
しかもそのあと成績が落ちても構わずG1路線を連戦させましたし。

オグリキャップとか、奇跡の復活とかしましたけど、
かなりこの先生の使い方のせいで燃えつきかけたような気がしてしまいます。
ある意味感動をくれた調教師なのかもしれませんが…。
有力馬でこれだから、条件馬なんて、どんな使い方されているんだろう…?
一応結果は出しているから、文句も言えないところなんでしょうけどね。


2月23日
いやあ、むちゃくちゃ迷いました。
明日の中山メインなのですが、ピサノアルハンブラか、アドマイヤカリブかで…。
最終的にはピサノアルハンブラを選んだのですが、
最近なんか中途半端に攻めに回って負けている自分に気づいているので、
弱気に1番人気に乗ろうかな…いやしかしピサノアルハンブラは初芝でいきなり2着だし…。
とか迷いに迷って、最終的にはまたしても中途半端に攻めちゃいました(笑)
僕は最近、まよったら強気!と言う路線で人生を歩んでいるので、
それが予想にも反映されているみたいです。

まあ、最終的にはいい予想に仕上がったかとは思うので、
これでよかったと思いますが。
でもなあ…前走みたいに楽には行かしてくれないだろうしなあ…。
でもでも、中山だから行った方がいいかもだし(理想はある程度前に行けるくらいがベストなんでしょうけど)
う〜ん…。もうアップしちゃったので、今更言ってもしょうがないんですけどね。

あ、あと先週の回顧が遅れていてすいません!
先々週のは、やっと昨日アップできたので、よかったら見てやってくださいね。
勉強の合間を縫って先週のも更新しますので〜。


2月22日
プリモディーネの子供が競走馬登録されたみたいですね。アルビアン号です。
この馬の血統、僕は大好きです。
父がコジーンって言うのがいいじゃないですか。
しかも、母父がアフリートで、ノーザンダンサーの名前は5代前まで行かないと出てこない。
これだったら、サンデーサイレンス系種牡馬と相性は抜群じゃないでしょうか。
もちろん、他の種牡馬にも付けられますし、自由自在です。
これ、馬主さんも狙った配合かもしれないですね。
わざわざアメリカで繁殖入りさせているあたり、面白いことをしてくれます。
しかも、牝馬に出てくれたのがまたいいじゃないですか。
将来繁殖としても期待できそうなので、とっても楽しみです。
僕としてはデビッドジュニア付けて欲しいけど、そうも行かないのかな?(笑)

競走馬としても、今度の週末に出走するみたいです。
おそらく芝の短距離がむくタイプでしょう。
どこまで出世するかも注目ですが、繁殖としても味付けが面白そうなお馬さん。
今後どのように活躍するのか、注目しています。


2月21日
柴田善臣騎手、怪我は大丈夫なんでしょうか?
もう3週間くらい前になるのでしょうか、あの多頭数が関係した落馬事故は。
その中で、柴田善臣騎手があまりよくないようです。
重症なのかはわからないのですが、
今週こそは乗る?と見せかけておいて、なかなか乗ってくれない感じです。

どこか他にも怪我があるんですよね。腰痛だっけ?
これ、ちゃんと手術した方がよかったと思うのは僕だけでしょうか。
痛みがよくなったから。って言って手術しなかったんですよ。
医者からは「長くやるのだったら手術した方がいいよ」
って言われていたみたいですし、あんまりこれはよくないですねえ…。
足の指も前に大怪我したことあるし、もしかすると善臣騎手は、
そんなに長く騎手をやらないかもしれません。
すぐに引退するかはともかく、45歳までやるかどうか、ちょっと怪しいかなあ…。

それに対して横山典騎手は、岡部騎手の引退式で、
「岡部さんの最年長騎乗の記録を目指します!」
なんて言っていたので、長くやってくれないか期待。
競馬ファミリーだから、調教師にならなくていいのか…?
なんて思ってしまいますが、
こちらはまだまだこれからもありそうな雰囲気なので、
50歳くらいまでは期待できるかなあ。なんて思っています。


2月20日
さて、今日は本田騎手と鹿戸騎手のお話です。

本田騎手、昨年のエリザベス女王杯のあと、「引退する!」
って言ってましたが、そうか…調教師試験受けていたのか…。
それは、なんというか保険が利いているけじめの付けかたみたいで、
なんかぱっとしない印象を受けてしまいます。
ですので、あのまま引退ではなくて、調教師試験に合格→引退。
の流れでよかったと、僕は思います。

この騎手は、30代まであんまりぱっとしなかったのに、
40代になってから、テイエムオーシャンに出会って変わりましたね。
それまでもコンスタントには成績を上げていたのでしょうけど、
関東圏の僕にとっては、あまりなじみの無い存在でした。
ここに来て、勝ち鞍も増えていましたし、残念といえば残念な人ですね。

鹿戸騎手。
この人は関東にいながら地味な存在で、どうしたもんかって感じでした。
でも、競馬に詳しい人から、この騎手もうまいって話を聞きますし、
去年は藤沢厩舎の馬に乗ったりしていたので、
ここに来てローカルはこの人に任せるのか!?
とまで思ったものでしたが、どうやら調教師になるための勉強のために、
藤沢厩舎に出入りしていたみたいですね。
今後、調教師として誰を主戦に添えるのか、注目しています。
やっぱり北村騎手なのかなあ?

まだまだ2月28日付けで引退する騎手は他にもいると思うので、
誰がいなくなるか注目です。
田中亮騎手は…。いつ引退するんだろうか…?


2月19日
騎手の引退も続々と伝わってきます。さすがこの時期ですね。
今のところの衝撃は、本田騎手、鹿戸騎手、常石騎手の引退でしょうか。

常石騎手は昔も落馬事故を起こしていて、脳挫傷をやっています。
それに加えて、3年位前にさらに落馬。クモマッカ出血で生死の境をさまよいました。
今回の引退。当然でしょうね。
騎手で重度のダメージを負った騎手は、しばらく様子を見て、
ある程度回復したところで引退。というケースが多いようです。
ただ、常石騎手は本当に現場に復帰するつもりだったのか、
栗東トレセンでもよく活動していたとか。

まあ…なんていうか、これだけ落馬して、脳にダメージを負ってしまうと、
完全に元通りってわけには行かないと思いますし、
さらなるダメージを何かで負ったら、命に関わる可能性も出てきます。
本人は無念でしょうが、ここは勇気ある引退も必要だと思います。

最初はJRA、常石騎手について、毎日のように情報を流していたのですが、
命に別状ない状態になったら、「今後随時情報をお知らせします」
って言って、結局そこから今回の引退まで、大きくは取り上げていませんでしたが…。
常石騎手、どこまで元気になったのかなあ…。
個人情報もあるでしょうから、あまり言えないのも仕方ないのかもしれないですけどね。

明日は特別なニュースがなかったら、あとの2人についても書いてみようと思います。


2月18日
スペシャルウィークな香りは立ち込めていませんでしたね。すいません…。
しかし、それにしてもまさかサンライズバッカスが勝つとは…。
3番人気になっているのを見て、これは消せる!と思ってしまいました。
詳しくは回顧で書くと思いますが、血統的にもストームキャット系で、
今日みたいな早いダートは合っていたと言うことかもしれないです。

いや、でもそれだけじゃ買えないんですよ。
芝の条件戦とかなら面白いくらい欧州血統が走っていましたが、
G1ともなると血統だけではなかなか…。
ましてや、G1にはシーキングザダイヤもいましたし。
それこそ、アメリカ血統が早いダートにいいってことなら、
この馬なんか絵に描いたようなアメリカ血統!
父がシーキングザゴールドで、母父ストームキャット、母母父がボールドルーラー系…。
これこそスピード競馬にもっともあっていそうなダート血統ですからね。
今日の馬場を知っていたら、この馬から入っていたかもです。

…まあ、どっちにしてもアジュディミツオーに◎打っちゃったので、
非常に恥ずかしいことには変わりないんですが。

勝ったサンライズバッカスは、鞍上がめでたいですよね。
兄の安藤光騎手が中央入り決定ですね!
なぜか関東に配属になると言う、不思議な決定ですが、弟と被らないようにでしょうか…?
そもそも関東圏で見ること時代が皆無に近いので、
どんな騎手なのかもよくわかんないですが。
ちゃんと騎乗依頼は来るもんなんでしょうか…?


2月17日
なんか2日サボっていたうちに(やっぱりサボっていたのか…)
いろんな話題が出てきて困っちゃいます。
3月は競馬界の新年度なので、騎手の引退やら調教師試験やら、
いろんな話題が出てきちゃうのは当然なわけで…。
さしあたり!明日はG1なので、そこを話さないわけには行かないでしょうね。

フェブラリーS。いよいよ明日ですね。
今年初のG1…。去年がディープ人気で回っていた競馬界の真価が問われるのは今年でしょう。
初のG1でもあるこのレース、盛り上がって行きたいところです。
メンバー的には、そんなに悪くないメンバーですよね。
G1に格上げになったころは、芝から転戦してきた馬に勝たれたり、
レベル的に怪しげなG1だったのですが、
地方交流重賞制度がしっかりしてきて、メンバーの層が厚くなった気がします。

人気を見て、ちょっとびっくりしたのが、アジュディミツオー、人気無さすぎちゃうん??
7番人気ですか?
前走は確かに完敗ですし、前々走もダメだったけど、底力はあると思うんですが。
調子さえ戻れば、能力だけならカネヒキリと互角か、それ以上だと思うんです。
あと、言われすぎているが芝の部分の不安。
去年後方からの競馬を余儀なくされたためこういう人気になったのでしょうが、
去年は完全な出遅れですから…。
まともにスタート切れば、100mくらいの芝なら問題無しです。

前にも書きましたが、僕は人気の無い馬に肩入れしたくなる癖があるようです。
あまりに人気になっている馬を見ると、なにくそ!って思っちゃいます。
今回のブルーコンコルドはもっと抜けるかと思ったので、
この人気だったら買ってみたい1頭ですよね。
大変迷いましたが、やはり7番人気と言うことなら、
アジュディミツオーだと思います。
馬体もきれいでしたし、衰えの来る年齢でもない。
それで7番人気…。
なんかスペシャルウィークな香りが立ち込めている気がするのは僕だけでしょうか?


2月14日
ドバイへの遠征馬、着々と増えていますね。
例年のことながら、森厩舎はなんのために行くんだ…?
ってメンバーで挑んでいますが。
もはや、厩舎全体が帯同馬みたいな感じになっています。
いや、他の日本人調教師が困らないように、精神安定剤としてついていくと言う(笑)

てか、それでいて、一番海外に向きそうなシーキングザダイヤがいないってのもちょっとねえ…。
まだ選出されていないってだけで、多分選ばれればいくと思いますが、
正直、他の馬が行けて、シーキングザダイヤが行けなかったら謎ですね。

基本的には、ダートはあまり期待していません。
芝よりもスピードを求められるような、日本とは異質のダートで、
とにかくスピードに任せて行って、どれだけこらえられるか。
っていう、芝のスプリント戦みたいな勝負になる2000mですから、
日本のダートで活躍していてもまったく参考にならないわけです。

でも、芝は去年もハーツクライがとても強い勝ち方をしましたから、脈があると思います。
アドマイヤムーン、面白いんじゃないでしょうか。
ダイワメジャーにしても、もしかしたら好勝負になるかも。
ポップロックも海外の馬場も合いそうですし、芝の二鞍は今年も好勝負できると思います。

あれ?デルタブルースは??
なんで選出されないんでしょうか?登録すらしてないのかな??


2月13日
最近のエルコンドルパサー産駒の勢い、すさまじいばかりですね。
ソングオブウインドがG1を勝ってからと言うもの、爆発的に産駒が勝ち始めました。
いや、走り出したのは一部なんでしょうけど、その一部が大きいところ勝ちまくりです。

エルコンドルパサー自体は早くから活躍していましたが、
(年を重ねて爆発的に強くなったけど)
産駒は晩成傾向があるようですね。
血統的に多重クロスがしいてあって、エルコンドルパサー自体はともかく、
その産駒には体質が弱い仔がでる危険性もあったのですが、
その辺はどうなんでしょうか。
ソングオブウインドなんかは、体質が弱くてなかなか出世できなかったのが、
調教をできるようになって一気に成長した。って感じの馬でしたが。

まったく、父が死んでしまったのが惜しまれますが、
これ、なんか自然の摂理でバランスを取ったような気がします。
もし、エルコンドルパサーが生きていたら、
サンデーサイレンスの一流牝馬にはみんなエルコンドルパサーがついたでしょう。
そうなると、血統が偏ってしまうと思うんですよね。
その流れを事前に食い止めるため、なにか自然界の超然的なものが働いたと、
僕などは感じてしまいます。

ただでさえ、ノーザンダンサーとサンデーサイレンスの血が入りまくっているのに、
これにミスプロも入ったら、血統偏りすぎですって。
そんな意味でも僕はリボー系とヒムヤー系を応援したいと思います。


2月12日
佐賀記念、いつの間にかやっていたんですねえ。
いつものことながら、JRAのレースじゃないと、盛り上がりに欠けます。
注意して地方のサイトに行っていないと、いつやるのかさえわからない…。
もうちょっと宣伝があってもいいかと思うんですが。せっかくの交流重賞なんだし…。
地方競馬をまとめるような組織って無いんですかね?
あ、それだと困っちゃうのかな?あくまで地方自治体がやっているから地方競馬なわけで…。
ただ、現状では関東圏では大井のJBCや帝王賞しかいつやるのかもわからない…。

もっとも、普通の交流重賞クラスでCMなんてやった日には採算取れないでしょうが…。
でも、せめて競馬サイトに情報流すくらいはして欲しい気もしてしまう。

まあ、そんなことはともかくとして、今日は佐賀記念だったみたいです。
勝ったのはなんとサイレントディール!…これは無理ですな。予想できない…と思う。
1番人気が中央ではもう辛くなってきたクーリンガーってことを考えれば、
レベル的におかしい状態ですから、よく予想すればなんとかなるのでしょうか…?

今後はどうなりますかね。サイレントディール。
中央ではちょっとイマイチの成績で、ドバイが合うかと思ったら、
ドバイに行ってもやっぱりだめだったこの馬。
今後も交流重賞路線かなあ〜。
マーキュリーカップとか名古屋大賞典とかなら勝負になるでしょうか。
実質オープン特別級の重賞じゃないと辛いとは思います。


2月11日
2週連続で同じような負け方をしてしまいました…。
今日思ったのですが、やはりサンデーサイレンスがいたころのようには、
クラシックは動いていかないんだな。とやっと認識できました。
サンデーがいたころは、クラシック直前まで、どんどん新星が現れて、
それが大体大物で…。
というパターンが多かったと思うんですが、
サンデーサイレンス以外では、まず新馬からオープンへの壁があるようです。

よく考えればそれはそうですよね。
圧倒的に能力が違いでもしなければ、相手が強くなったり、
タイムが早くなったりしたら、苦戦するのは当然で、
条件戦ではよくあることだったわけで。

サンデーサイレンスはその壁を感じさせないような馬をごろごろ出しましたから、
そういう感覚で競馬を見る癖が、僕などにはついてしまっているよう。
競馬を予想し始めたのが97年で、すでにサンデー旋風真っ只中
(その年のクラシックに限ってはブライアンズタイム旋風が吹き荒れてましたが)
で、あっさり強い馬が出てきて勢力図を変える。
というクラシックの構図が当たり前に思ってしまっている部分があるようです。

今年からは、そういったクラシック感も変えていかないといけないかもしれません。
固定観念の脱却は難しい部分もありますけどね。


2月10日
吉と出るも凶と出るも、どっちも来ないじゃないか!
という、みなさんが予想された通りの結論と相成りました(笑)
こ、こんなはずでは…。
トウショウギアは自分に負けちゃいましたしね…。
異様に早いペースで飛ばして、最後は辛くなるって言う。
アメリカだったらこういうスタイルの馬が強いので、生まれた国を間違えたでしょうか。
サカラートもおんなじようなタイプなので、アメリカに生まれればよかったのに。
とか思うと、やっぱり2頭ともアメリカ血統なんですよね〜。
競馬が成熟するようになると、その国に向く馬は、
その国で生産した種牡馬から出るようになるのかも知れないです。
アメリカ血統には多いですよね。ワンペースのお馬さん。
日本ではシーキングザダイヤとかも、あとちょっとで勝てないでいますが、
多分あの馬はアメリカに持っていけばスーパースターだと思います。

予想の方に戻りますと、でも、一応本命を打った馬が3着には来ているので、
ましな予想にはなったのかもしれません。
あれだけのハイペースになったから来たのかも知れないですけどね。
ミドルペースだったらどういう結論だったのか、ちょっともう1回走らせてみたいくらいです。

それにしても今日はまるで当たらんかった…。スランプ、長いな…。
まともに研究なんてしていなかった高校時代のほうが当たっていた印象…。
でも、努力しても正当に報われないってところがいいじゃないですか!ひねくれてて。
僕はこういった不条理な方程式が好きな人間なもので…。
これだから、競馬はやめられません。


2月9日
最近は競走馬の成績を1頭1頭すべて調べ上げると言う、
とても時間と手間のかかる予想スタイルで予想をしています。
オープン級のレースではそんなに新しい発見はないのですけど、
条件戦では、今までは知らなかった、新事実が浮かび上がってきました。

ってか、新事実ってほどのことでもないんですよ。
条件戦では競争成績のまだ短い馬には浮上のチャンスが大きい。とか。
いわば、当たり前として知っていなくてはいけないような材料を、
最近になってやっと発見しつつあります。
あと、条件戦では大体同じ馬は同じような着順で走ることが多い。とか。

正直、当たり前のような事実なんですが、今までの僕の予想スタイルは覆されつつあります。
もちろん、今までに知っていることがあるからこそ、理解できる部分も多いわけではありますが…。
今まではたとえば1600万条件戦では、1000万を勝ったばかりの馬は端から切っていたのですが、
どうもそれだけじゃないぞ。と言うのに気づきつつあります。
どういうパターンが買いなのかはいまだに研究途上ではあるのですけど、
まだまだこれから変わっていけそうな予感がしています。

さしあたり、明日の京都メインレースはオープン特別。
今までも得意な条件だったので、新しい理論と合わせてどうなるか注目しています。
ちなみに今までだったらトウショウギアから行ったと思うんですが、
過去の成績からは意外と勝ちきれないことも多いことが判明。
▲まで落とすことにします。さあ、吉とでるか、凶とでるか!?


2月8日
先月号の優駿、やっとこさ読んでいます。
ちょっとはっとさせられる記事もありました。
吉田和子さんの、「北の大地に馬と生きる」という連載です。
この人の文章はとても上手くて、エッセイ賞は基本的に嫌いな僕も、
この人の受賞作品は楽しく読んだのを記憶しています。

それで、今月の記事なのですけど、
「最近、競馬好きな人の中に、本当に「馬」が好きな人がどれだけいるのか疑問に思うことがある。」
と書かれていました。
ううむ、どきっとしちゃいますよね。
いや、僕はもう、完全に「馬」が好きなんじゃなくて、「競馬」が好きなんだ。
って開き直っているからいいですけど、
自分では馬が好きって言っていても、本当に馬が好きな人なんだっていえる人は、
どれくらいいるんだろうな〜。って思ってしまいました。

でも、昔よりはきっとよくなっているとおもうんですよ。この辺の意識は。
かつては鉄火場で、完全にバクチとしての競馬を楽しむ人が多かったですから、
競走馬はさいころみたいな扱いだったと思うんですよね。
最近は、馬が好きで牧場に行ったりとか、
競馬場に馬を見に来るファンも増えているように思います。

まあ…、僕個人はバクチとしての競馬ファンなんですけどね(笑)


2月7日
昨日はどうもすいませんでした〜。
今後時間が苦しくなったら、もしかすると普通の日記だけ更新することもあるかも…。
現状の忙しさだったら、全部更新も可能ですが、今後は不透明であります。

笠松の安藤光彰騎手が、中央への転入試験の第1次を通過して、
今度の第2次試験を受けることになりましたね。
年齢はなんと48歳。今年がラストチャンスだったかもしれないです。
岡部騎手を見ていても明らかなように、50歳までは問題なく乗れるんですよ。
まあ、腕っ節が弱くなるっていうのはもちろん年齢に沿っておきますが…。
でも、なんとか勝てる。
ですが、50歳をすぎてからの衰えは、どうやってもカバーしきれない部分が出てくるようです。
そう考えると、安藤光騎手は、騎手生活の最晩年を、中央の華々しい舞台で迎えられることになりそうです。

この話題、弟の安藤勝騎手には嬉しいことなのではないでしょうか。
安藤勝騎手ももういい歳ですから、引退の文字もそろそろ見えてくる歳のはずです。
でも、その前に安藤光騎手がまだまだ現役で頑張っているという事実があると言うことは、
勝己騎手もまだまだやれるってことなんだと思います。
安藤勝騎手には、なんとか中央1000勝を達成するまで頑張って欲しいですからね。

名手兄弟の競演、楽しみにしたいと思います。


2月5日
いやあ〜、共同通信杯は予想外の結果に終わってしまって残念です!
正直、僕はフサイチホウオーにそんなに強さを感じないのですよ…。
まあ、強いと見せずにG1を連勝したダイワメジャーのような馬もいますから、
一概に弱いとは言えませんし、あるいはあのズブさは日本ダービーで生きるかもですが、
切れ味にまったく欠いてしまうと言うのは、近年のクラシックでは辛いところだと思います。

サンデーサイレンス産駒がいなくなって、だいぶレベルは落ちているとは思うんですよ。クラシックも。
だから、これまでの常識は通用しなくなってしまう可能性があるので、
柔軟に考えていかなくてはいけない部分もあるとは思います。
…しかし、それでもこの勝ち方でクラシックを取るのか?
と言われると、非常に苦しいと見えてしまうんですが…。

まあ…そんな相手だったからこそ、ニュービギニングが抜けて強いと思っていたんですけどね。
存外な結果になってしまって、ちょっとがっかりしています。
ただ、レース前にも言いましたが、ホープフルSの勝ち方は並の馬じゃないと思うんです。
この馬、完成度が低いとか言われていますが、
血統的にそれも考えずづらく、この敗戦で人気をおとすようなら、
本番でちょっと遊んでみるのも面白いかと思っています。

レースを受けて、ここを走った馬全体の評価が下がってしまった共同通信杯でした。


2月4日
最近思うんですが、ナリタトップロードの子供はどうなったんでしょうか?
1年目って、結構種付けもこなしていたはずだし、かなりの産駒がいると思うんですが、
中央競馬ではほとんど見かけない気がするのは僕だけ??

今日のメインでインパーフェクトが出ていて、なんかすごい久しぶりに見たなあ〜。
って思ってしまいました。
いくら成長がゆっくりと言っても、3歳の今の時期にはもうちょっと勝ち上がる馬が出てこないと、
今後がものすごく心配。
今春の種付け数、暴落するのでは…?
てか、当歳、1歳の段階で産駒の出来がよくないってうわさになってしまっていて、
減っちゃっているんじゃないかとすごい心配しているんですが。

ナリタトップロードの父に当たるサッカーボーイも、一発長打型の種牡馬で、
必ずしも勝ち上がり率のいい種牡馬ではないですが、
それに輪をかけて…いや、輪をかけすぎているような気がしてしまいます。

この血統、なんとか伸びて行って欲しいのですが、難しいですかね。
エクリプス系ではありますが、マイナーな血脈を保っている血筋ですし、
国内ではステイヤーが多くでている血統でもあります。
ナリタトップロード自身も人気があった馬ですし、
どんどんいい産駒を出してくれ!とは言わないまでも、
たまには長打が無いと、なかなか売れない血統になってしまうので、
ますます生産者に敬遠されやすくなってしまいます。
この辺で、1頭、ドカン!と行ってくれないかなあ…。


2月3日
小倉大賞典はびっくりしたなあ〜…。まさか9歳馬が重賞を勝つとは…。
かつてなんとかフラッシュが9歳で勝ったことがあったような気がしますが、
あの時は完全に何かの間違いと言うか、展開がはまっただけというか…。
の重賞制覇だったのですけど、今回の重賞は力による部分も多い気がします。

もちろん、衰えはあるでしょうし、
今日はハイペースが味方してくれたことは間違いありません。
ですがこの馬は去年もオープン特別を勝っているように、
そこそこの能力を維持しているんですよね。

それこそ、僕が競馬を始めた10年前から比べても、
高齢馬も活躍できるようになってきています。
調教がいいのか、えさがいいのかはわかりませんが、
高齢馬が変わってきているのは間違いないです。
10年前は6歳(旧表記7歳)でもかなりの高齢で、
7歳(旧表記8歳)になったらほとんどの馬がまるで話にならないレベルに落ちる感じでしたから…。
今や条件戦でも6歳(旧表記7歳)なんて当たり前だし、7歳(旧表記8歳)もずいぶん見かけるようになりました。

時代は変わるもんです。
…とか、この歳で考えられるのだから、競馬はやめられない(笑)


2月2日
今週末は共同通信杯ですか。
ニュービギニングが出ているのに、話題になっていない模様。
これは、兄貴が偉大すぎるんでしょうなあ…。
兄と比べて、いまいち(そんなもん当たり前です、兄貴がすごすぎるの)に見えるので、
どうも、兄がヴェールになってしまい、正当な評価を受けていないような気がします。
前走で負かした相手は後に京成杯を勝ちましたし、
その時の勝ち方がハイペースだったとは言え、最後方から差しきるという、
普通の2歳馬にはできない勝ち方でした。

…にも関わらず、2番人気、下手したら3番人気に終わりそうなこの気配…。
ディープインパクトの時に大量に発生したにわかファンが買いまくって1番人気にならなかったら、
これは絶好の狙いだと思います。
てか、こういうの燃えるんですよ。僕は。
実力があるのに何らかの理由があって正当に評価されていない馬でもなんでも見ると、
なんとしても応援したくなってしまいます。
兄みたいに異常な人気になっちゃうと、今度は逆らって買いたくなっちゃいますが…。
実際、去年の有馬記念はメイショウサムソンに諭吉さん入れちゃったしね。

僕は、ディープインパクトの弟を買うつもりは無いです。
前走で強い勝ち方をした、ニュービギニングを買いたいと思います。


2月1日
先々月の優駿を読んで、もうひとつ感想を持ったのが、
志摩直人さんが亡くなられたという記事を通じて、
「ロマン競馬」と「リアル競馬」のあり方について、考えました。

結論から言ってしまうと、このあたりで競馬を本来の姿に戻す時期なのではないでしょうか。
つまり、かつての博打を打つ場所としての競馬場の復活です。
なんだかんだ言っても、競馬を本当に支えているのは、馬券を買っているファン。
そのファンの中で、一番多いのは、中高年男性の「博打」としての競馬を楽しむ人なのですから。

もちろん、競馬をスポーツやロマンの対象物として見てはいけないと言う意味ではありません。
そういう見方もあっていいと思いますし、そういうファンも大切です。
しかしながら、最近はどうもそういうファンにばかり目をくれすぎて、
バクチ打ちたちには少々目を向けていないんじゃないかと思う部分もあります。
CMにしても、企画にしても、若い人向けのものが多いですよね。

将来にわたっては、若いファンの開拓こそが競馬の発展に繋がるのは間違いない話なのですが、
本来の馬券を買いに来ているだけのファンにも、あったかいサービスが欲しいと思います。

かく言う僕は、まったくのリアル系、馬券派のファンです。
「名馬メモリアル」のコンテンツとか見ていただければ伝わる部分があるかもしれませんが、
個々の馬がどうこうより、馬券を当てる!そういうファンであります。
もちろん、強い馬は好きですし、競馬中継などでは馬券以外の部分も見ていますが、
やはり、馬券や予想があってこその競馬!

大川慶次郎さんの持っていた雰囲気が懐かしくて仕方ありません。
おこがましいようですが、大川さんと個人的に話をしてみたかったなあ〜。