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2007年2月のメインレース予想



第51回阪急杯予想 (自信度○)

◎キンシャサノキセキ…この馬の本質はスプリンター。気性的にも、父フジキセキということを考えてもその結論にたどり着く。1400mは100パーセント力を出すための限界の距離だが、ここを勝って高松宮記念に挑んで欲しい。
○プリサイスマシーン…8歳という年齢だが、7歳暮れにG2で2連対。まったく衰えていない。1400がどうやら現状のベストのようで、力を出せる。昨年暮れの阪神カップはかなりの相手とやって2着。ここでの敵は若い馬か。
▲シンボリグラン…プリサイスマシーンに一歩届かない競馬が多いが、昨秋のマイルCS3着はだてではない。今の短距離界は若さが足りないので、この馬あたりの勢いは武器になるかもしれない。
△スズカフェニックス…勢いという意味ではこの馬もそう。まだG3を勝ったばかりだが、ここもG3なら格負けは無い。戦歴が浅い馬だし、ここに来て確実に上昇してきている。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


第81回中山記念予想 (自信度◎)

◎シャドウゲイト…前走の7馬身差圧勝は驚愕の一言。あれだけの競馬ができるのだから、確実に良化してきている。もちろん不良馬場がはまったことは否定しないが、前に行った馬が総崩れの中の圧勝でもあり、素直に信用したい。
○インティライミ…前走はあまりにも情けない競馬だった。ただ、それだけにまともに競馬をしていないとも言え、普通に走れれば、今回のメンバーでもまったく見劣りはしない。今度こそ。
▲マルカシェンク…あまりに使い詰めで使われて、ちぐはぐな競馬を余儀なくされているが、京都金杯の上がりタイムなどから、能力は間違いなくある馬。末に勝負をかける馬だけに、中山1800でどうかだが、ペースが早くなれば。
△エアシェイディ…今ひとつ突き抜ける印象がもてないこの馬だが、過去の成績からは勝ちきれないというわけではなさそう。前走もG3でそこそこの競馬をしているし、今回も上位には顔をだしてくるだろう。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


第18回アーリントンカップ予想 (自信度○)

◎ローレルゲレイロ…どうも一線級の相手とやると、あっさり負けてしまうようだが、今回はおそらく一線級はいない。ならばG1で2着しているのは実績上位だし、もまれてきた強みで鍛えられてもいる。本田騎手のラスト騎乗だから不利を受けづらいし、連は固い。
○マイネルレーニア…重賞を唯一勝っているのがこの馬。成長力には疑問符が残るものの、完成度とスピードはこのメンバーなら随一。
▲アドマイヤヘッド…札幌2歳Sでは、ナムラマースと差のない2着。その後やや精彩を欠いているが、当時の能力が戻ってくればこのメンバーでは力上位。逆転も。
△トーセンキャプテン…ここ2走は連勝してきているが、今ひとつ抜けたところも見られず、正直切ろうかと思ったほど。しかし、レースレベル的にそれほど高くなさそうだし、負けていないのはやはり買い材料。抑えておく。
☆トーホウラムセス…初戦は競馬を覚えていなかったのか勝負にならなかったが、2戦目で大きく変わってきた。血統的に今が旬だし、底を見せていない点を買いたい。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△、◎〜☆。


韓国馬事会杯予想 (自信度○)

◎ピサノアルハンブラ…前走は初の芝、しかも府中コースで2着に頑張ったのだから大したもの。今回1200に変わってペースが早くなるのが心配だが、
前走の粘り越しがあれば通用する。先行脚質もいい。
○アドマイヤカリブ…この馬とピサノアルハンブラのどちらを本命にしようか最後まで悩んだ。前々走はダートだし、芝の短距離なら安定している。前走は出遅れのあっての2着だから価値がある。血統的には1200mがベストだろうし、出遅れなければ勝ち負け必至。
▲クリノワールド…復活が待たれるのはこの馬。このクラスを勝ったこともあるように、いつ一変してもおかしくないのがこの馬だ。休みあけを2回叩いて、なんとか今回あたり狙えないか。いずれは復活してくると思うのだが…。
△エアニックス…安定性ではこの馬。1600万で連続2着などがあるし、昨夏はオープン特別でも好勝負している。前走はよくわからないが、能力はもちろんこの条件をいつでも勝てる。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


第24回フェブラリーS予想 (自信度◎ 不的中

◎アジュディミツオー…ここ2戦は本来の走りを見せられずにいるが、本来の力はカネヒキリを完封するほど。人気をすっかり落としているが、その底力はここでは抜けているはずで、能力さえ100パーセント出せれば負けられないとまで言っていい存在。
○ブルーコンコルド…ここに来て交流G1を勝ちきるなど、充実著しい。ジャパンカップダートの敗戦も前が壁になってのものだけに、中央でもやれないとは言い切れない。スピード能力ならこの馬も◎と遜色ない。
▲シーキングザダイヤ…相手がもっと強かった時期にもG1で2着していた馬で、やや相手が楽になった今回は人気になって当然だが、何しろ勝ちきれない。あまり言われすぎればそろそろ頭があってもおかしくはない。力はある。
△メイショウトウコン…ここに来て急速に力を付けてきた馬。斤量も相手も強化される今回は苦しいが、前走辛い条件を跳ね除けて勝った強さは本物だと見たい。鞍上も強化。末脚勝負にかけるだろう。
☆ビッググラス…前走の勝ちがフロック視されているのか、人気がそこそこ。確かにペースには恵まれたが、それでも最後の伸び脚は際立っていた。今勢いのあるエルコンドルパサー産駒だし、爆発力が生きる展開なら一発ある。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△、◎〜☆。


斑鳩S予想 (自信度○ 不的中

◎ピサノグラフ…1600万でも牝馬限定戦なら過去に2着もあり、前走も牡馬混合で差のない競馬。今回謎の人気馬が1頭いるし、配当的にもおいしい。1400の距離も向く。
○ブルーメンブラッド…血統的に成長力には疑問が残るものの、前々走は牡馬に混じって差のない2着。今回の相手なら実力上位は明らかだ。
▲ヒシフェアレディ…牡馬混合戦でそこそこの競馬。今回牝馬限定戦だし、1400の距離もベスト。
△チリエージェ…鞍上に不安甚大も、馬自体はいいスピードを持っている。1400の今回は比較的楽に先行できそうだし、粘りこみもあるか。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


きさらぎ賞予想 (自信度◎ 不的中

◎オーシャンエイプス…前走の8馬身差は圧巻。仕掛けられて一気に反応したあたり、スピードの桁が違った印象。最後はそこそこになったので、ディープインパクトと比べるようなレベルでは無いものの、クラシックで好勝負できるくらいはできる馬だ。
○ナムラマース…前走休み明けで3着だったように、力はある。負かされた相手が強いことを考えれば、相手弱化の今回は勝ちを狙いたかっただろう。1頭強いのが出てきてしまって残念だが、他の馬には先着は許すまい。

単勝◎、馬単◎→○。


第57回ダイヤモンドS予想 (自信度○ 不的中

◎アドマイヤフジ…父アドマイヤベガで、成長力に疑問符のつく血統だけに心配なのだが、前走の負けは2走ボケだったと信じたい。前々走は休み明けでそんなに負けていないし、休み前はG2を勝っているだけに、このメンバーでは一枚上だと思う。
○バイロイト…ここで連勝してきた馬。血統的に成長力とスタミナは十二分。切れ味こそ欠くだろうが、ばてない強みはハンデのG3クラスなら脅威になる。前走で負かした相手はトウカイトリックだし、勝ち方も強かった。ここに来て仕上がったと信じたい。
▲トウカイトリック…1番人気になりそうなので印を下げてしまったが、G2でもそこそこ競馬できる馬なので、G3なら当然上位。負かされた相手を考えていくとG2以上では少々辛いようだが、G3までなら当然強力な1頭だ。
△チェストウイング…昨年秋に1600万を卒業。その時の競馬振りが強力で、重賞でも人気した。案外な成績に終わってしまっているが、府中コースはよく走る馬だし、3200mの距離になって見直してみたい1頭だ。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


バレンタインS予想 (自信度◎ 不的中

◎ゴッドスマイルユー…レース経験が浅く、伸び白が見込めるこの馬。前走では初の1600万ながら2着に走ってきた。そもそも近走で1600万を連対してきた馬がいない今回なら、この馬の一番手は譲れないところ。
○ベニーホイッスル…逆転があるとすればこの馬。若いころのオープン実績はともかくとして、昨春まではオープンでも人気になっていたほどの馬。1600万に降級してきて相手は弱くなってきた。前走3着しているし、東京の馬場なら末脚炸裂だ。
▲ジョウノオーロラ…1000万を勝ってきたばかりながら、1000万では安定して走ってきている。今回は1600万と言っても層は薄いので、関西でもまれてきたこの馬なら十分勝つチャンスもあるか。
△アポロノサトリ…正直この馬が人気しているのがよくわからないのだが、他に買いたい馬がいるわけでもないので、予想家の方に敬意を表しての△。一応抑えると言う程度の気持ちだ。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


すばるS予想 (自信度△ 不的中

◎ワイルドワンダー…今回休み明けということになるが、休み前はオープン特別を勝つなどしている。1400mはベストだし、抜けた馬がいなくて混戦になった今回なら、人気が落ちていることもあるし、長所だけを見て買う一手。
○サカラート…能力だけならこんなところで負けるはずのないレベルの馬なのだが、これも調教師が無理やり抑える競馬を覚えさせた結果競馬ができなくなったコスモバルク的な馬。血統的にスピードに任せて…。と言う競馬のできる海外にでも行っていればよかったものを。
▲トウショウギア…前走で重賞で走っていたこの馬。このパターンを買うのがオープン特別での鉄則なのだが、今回はあえて▲まで。しかし、行く競馬さえすれば、前走のようなハイラップで飛ばさない限りは粘りこめる。十分勝ち負けのできる馬だ。
△マルカキセキ…ダートは久々ながら、そこそこ走る。芝と比べてダートが抜群に上手いわけではないが、芝と同等の競馬ができるこの馬。ならば重賞でもそこそこに走っているわけだし、前走を叩かれて調子は上向き。この馬も走破圏だろう。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


第41回共同通信杯予想 (自信度◎ 不的中

◎ニュービギニング…偉大な兄と比べてしまうのはいかにも可愛そう。前走の強い勝ち方が、兄のイメージから薄れてしまっているのではないだろうか。フサイチホウオーは怖いが、ここでみんなを驚かせてほしい。期待込みの本命。

単勝◎。


第12回シルクロードS予想 (自信度△ 不的中

◎アンバージャック…新しい風が吹いてこない短距離路線の中にあって、昨秋にこれは!と思わせる馬が登場。それがこのアンバージャック。4連勝で重賞までと言うのもすごいが、勝ち方にも貫禄が。底力も十分に秘めているはずで、ここでも。
○ビーナスライン…去年の夏、おそろしく切れるレースを見せてくれた。キーンランドカップでもそこそこの競馬をしているし、フロックでは無かったと思う。前走を一叩きして1200mなら、またあの鬼脚が見られるかもしれない。
▲スピニングノアール…ここ2戦を連勝してきて勢いがある。前走から斤量が1キロ増になって相手も強化されるあたり、強気にはなれないが、展開はこの馬に向く可能性がある。前潰れなら浮上してくる。
△コパノフウジン…ここ2戦の競馬から人気を落とした印象だが、その前はアンバージャックの2着に入ったり、重賞でも安定して走っている。展開次第でもう一歩上のレベルに達することもできるのではないだろうか。
☆タマモホットプレイ…前走が極めて微妙な相手のため、今回の人気もそこそこ。確かに相手には恵まれた前走も、復活してきたことには注目できる。得意の京都が続くし、気づいたら連勝していた。と言うシーンが怖い。抑える。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△、◎〜☆。


山城S予想 (自信度○ 不的中

◎ダンスオブサロメ…1600万で2着したことのある馬がこの馬だけと言うメンバー構成。他にも変化球的な馬がいくらかいるが、あえて直球勝負。先行脚質で、ある程度後ろからでも競馬ができるのも強み。
○コマノルカン…変化球ではこの馬。1600万実績は無いが、そもそもレースにほとんど使っていないのだから仕方ない。前走は距離が長すぎ参考外。血統的に1200がベストだろう。どこまで上昇力があるかが明暗を分ける。勝ってもおかしくない馬。
▲フィレンツェ…2200などで実績を上げていたので、母フラワーパーク産駒ながら1200は初。サンデーの血で2000くらいをこなしたが、実はこの距離が向く可能性もあるのでは。
△スパイン…早いだけならこの馬でも十分。少々粘り腰にはかける部分はあるが、展開が向けば1600万で3着がある馬。連対くらいなら。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


白富士S予想 (自信度○ 8.3倍的中!

◎ネヴァブション…1600万を圧巻の0秒9差。休み明けでそれだけ走れたのなら、今回は更なる上積みが見込めるだろう。血統的に底もありそうだし、ここは通過できるだろう。
○メイショウオウテ…重賞でそこそこに走っている。そこそこで終わってしまうのは突き抜けるだけの力が無いのかもしれないが、前々走などは展開不利もいい追い込みを見せた。オープン特別なら十分勝ち負け。
▲ジャリスコライト…前走は穴人気ご苦労様と言ったところだったが、今回は叩かれて上積みが見込めるし、重賞でそこそこやっていた馬はオープン特別でも勝負になる可能性が高い。変に人気するので好きな馬では無いが、今回は正当な人気だろうし買える。
△フェイトトリックス…1600万を勝ってここに挑戦。ダンスインザダーク産駒とこの成績からは完全なジリ馬のようであるが、他にオープンでもと思える馬もいない。ならば勢いのある分この馬を抑えておく。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


小倉大賞典予想 (自信度○ 不的中

◎マルカシェンク…京都金杯の末脚が光った。末だけなら先週東京新聞杯を勝ったスズカフェニックスより上。展開不利の中、その京都金杯で走っているだけに、このメンバーでは力が違うと見る。ペースさえ緩まなければ小回りも克服。
○エイシンドーバー…昨年は今ひとつ重賞では足りない部分を見せていたが、年末の復帰からは強い競馬を見せている。前走も中段からよく2着まで食い込んだ。実際にそこではマルカシェンクに勝っているし、逆転あればこの馬か。
▲ワンモアチャッター…最近の実績からは変えないものの、かつての成績までさかのぼれば、実は重賞実績が一番あるのはこの馬。脚質的にペースが緩んだらアウトだが、普通に流れてくれれば。
△ツルマルヨカニセ…小倉が上手いこの馬。昨年夏も、成績不振から小倉代わりだけで一気に立ち直った実績あり。今回も成績的にはきついが、前に行って頑張る展開もありえそう。
☆ナスノストローク…穴ならこの馬。なぜかまったく人気が無いが、1600万勝ちから斤量を減らして重賞と言うパターンは実によく来る。この馬の場合斤量減が実に4キロ。一発穴を開けてくれないか。

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。