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2008年3月のメインレース予想



第38回高松宮記念予想 (自信度▲)

◎スズカフェニックス
○スーパーホーネット
▲キンシャサノキセキ
△ファイングレイン
☆マルカフェニックス

馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。


中心は硬そうなスズカフェニックス。
前走前残りの馬場で休み明け、59キロを背負って僅差の2着の内容は圧巻。
今年はなぜか内の方の馬場がよく、馬群が最後の直線で内にごった返す、
例年とはやや趣を異にする馬場なのはやや気になるものの、
それ以外の条件は確実に良化しており、底力の面でも言うこともなし、
ここまで連覇した馬はいないが、この馬は調子もよく、頭は動かないと見る。

相手が非常に難解な一戦。
通常のG1レベルの馬があまりおらず、低い次元での争いになってしまっている。
そんな中ではスーパーホーネット。
調教が足りていない可能性は否定できないものの、
能力だけで言うなら、スズカフェニックスと戦えそうなのはこの馬しかいない。
潜在能力に期待。しかし調整不足でこける可能性もある。

キンシャサノキセキが1200のG1で折り合ったときの爆発力、
1200mでは底を見せていないファイングレイン、
前走は初の重賞で戸惑ったが、そこを叩かれて条件なれすればマルカフェニックスまで抑える。


第15回マーチS予想 (自信度△)

◎フィフティーワナー
○アドマイヤスバル
▲ビッググラス
△ブラックランナー
☆パレスショットガン

馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。


フィフティワナーに注目。前走叩き2戦目で良化した素質馬で、
休み前には重賞を楽々逃げ切ったこともある逸材。
ここもライバル達が後方から競馬する馬が多い中、前に行って抜け出せそうで、
展開面でも有利に働きそう。
58キロ、柴田善臣騎手と言うことで、正直自信のない本命。
潜在能力が抜けていると言う仮定が崩れれば、案外…ということもあるかもしれない。

相手筆頭、逆転候補はアドマイヤスバル。
前々走の根岸Sで、勝ったワイルドワンダーと同じ脚色で上がってくるあたり、
こちらは相当力のあることが明らかな馬。
フィフティーワナーを負かせるとしたらこの馬か。

穴にはビッググラスを推奨したい。
前走はG1、前々走は不利を受けており、まともな競馬になって55キロなら一発あるか。

前走は阪神2000の特殊なコースで、今回中山1800に戻るブラックランナー。
前走の圧倒的な上がり、斤量2キロ減なら重賞でも狙えそうなパレスショットガンまで。


第56回日経賞予想 (10.2倍的中!)

◎マツリダゴッホ
○トウショウナイト
▲アドマイヤモナーク
△コスモバルク

馬単◎→○、◎→▲、◎→△。


本命は有馬記念馬マツリダゴッホ。
ここが馬場が悪かったことから、フロック視されている部分のあるこの馬だが、
それでも有馬記念を完勝してきていることは、このメンバーでは抜けて強い証明。
今回も有馬記念と同じ中山2500だし、ロングスパートをかけられれば今回も勝機。

相手はトウショウナイト。
前走こそ冴えなかったが、中山コースは強い馬だし、
中山2200で見せるようなロングスパートが2500でも決まりやすいか。
コース形態的には似通っているため、この舞台は向くか。

アドマイヤモナークは前走を見る限り完全に本格化しているが、
今回は村田騎手騎乗のため、印は▲までとしたい。
コスモバルクもこれだけ相手が弱くなれば、得意の2500で。


第55回毎日杯予想 (不的中)

◎アドマイヤコマンド
○ヤマニンキングリー
▲ディープスカイ
△ロードバリオス
☆テイエムチーター

馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。


本命は前走を圧勝して来ているアドマイヤコマンド。
1戦1勝馬をこの時期の重賞で狙うのはいかにも危険なのだが、
今回は相手がかなり手薄な印象。
底力秘める可能性のあるアグネスタキオン産駒だし、
本番はともかく、前哨戦のここなら狙えるか。

相手筆頭はいかにも前哨戦向きの血統ヤマニンキングリー。
前走のきさらぎ賞3着から相手がやや弱化するし、
父アグネスデジタルはG1ではやや底力負けしそうだが、G3くらいなら通用。
この馬は母父サンデーサイレンスの援護射撃も期待できる。

前走は展開に恵まれなかったディープスカイ、
ここを勝つようなら本番の伏兵として怖い、距離延長のロードバリオス、
前走は騎乗ミスか大負けしたが、ここに来ての成長に期待のテイエムチーターまで。


第57回スプリングS予想 (不的中)

◎レインボーペガサス
○ショウナンアルバ
▲スマイルジャック
△レッツゴーキリシマ

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


前走のきさらぎ賞を快勝のレインボーペガサスの連勝だ。
前走は久々の芝で人気が無かったが、本来アグネスタキオン産駒だけに、
ダート専用と言う可能性はあまり考えられなかった。
それでも久々の芝で多少不利があっての1着だから、非常に価値が高い。
今回相手はやや強くなったものの、問題なく通過できる一戦。

対抗はショウナンアルバ。
こちらも共同通信杯を制しての一戦だが、この馬はかかりぐせの悪癖がある。
まともに折り合えばここも圧勝できる力はあるだろうが、
同時に引っかかって大凡走…の可能性もある分、対抗とした。

堅実に走るスマイルジャックは、意外とすがるいタニノギムレット産駒、逆転も。
レッツゴーキリシマの前走は距離ではなく休み明け。叩かれて変わるだろう。


第56回阪神大賞典予想 (不的中)


◎ポップロック
○アイポッパー
▲トウカイトリック

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲。


本命をどちらに打とうか迷ったが、底力のポップロックを上位に取りたい。
今回は休み明けになるのだが、この馬はG1でも2着にたびたび好走する馬。
G2で、相手がやや弱化した印象のあるここならば、能力の違いで休み明けを克服だ。
3000を超える距離に国内で使っていないのが意外だが、
海外のG1で2着した時が3200m。距離の不安は全くない。
今回は武豊騎手を配し、次の天皇賞までにらんだレースをすると思われる。
この相手なら…だろう。

対抗はアイポッパー。
前哨戦を使われているのが強みで、こちらに本命を打とうか迷った。
ただ、G1ではそこそこまでしか競馬ができない、
3000mを超える距離でないと強さが発揮できないあたり、
底力の面でややポップロックより下回ると見て、今回は対抗。

正直この2頭の一騎打ちの感もあるが、
トウカイトリックが長距離でどこまでやれるかにも注目したい。


第26回中山牝馬S予想 (不的中)

◎ダンスオールナイト
○コスモマーベラス
▲ヤマニンメルベイユ
△ハロースピード
☆イクスキューズ

馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。

上がり馬ダンスオールナイトに期待したい。
前走初音Sでは、勝ったハロースピードを上回る、33秒1の切れ味を示して、
素質開花をうかがわせた。
エルコンドルパサー産駒。晩成の血が開花したものと判断したい。

今回は前走の初音Sからなんと斤量が3キロも減って非常に有利だし、
勢いも十分に感じられる。
鞍上も変わらず横山典だし、今回は勝負に来ていると信じる。

相手は中山得意のコスモマーベラス。
1600がベストとの事だが、1800も守備範囲。年末には牡馬とやって3着に頑張っている。
このコースで牝馬限定なら、引退レースの今回も頑張ってくれるのではないか。

小回り得意で斤量に恵まれたヤマニンベルメイユ、
前走ダンスオールナイトに先着しているハロースピード、
藤沢厩舎で休み明けでもしっかり仕上げてきたであろうイクスキューズまで抑える。


第42回フィリーズレビュー予想 (不的中)

◎ラベ
○エーソングフォー
▲ディープキッス
△エイムアットビップ

馬単◎→○、◎→▲、◎→△。


ダンスインザダーク産駒、ラベに注目だ。
ダンスインザダーク産駒と言えば、ジリ脚の馬が多いのが有名だが、
このラベに限っては、牝馬であること、さらに馬体重の軽さなどから、
その切れ味不足を補っている印象が高い。

前走のエルフィンSでは、ポルトフィーノにこそ全く歯が立たなかったが、
その他の相手には完勝してきており、2歳時の2連勝は本物。
ポルトフィーノ級の馬がいない今回ならば、前走より良い着順に持ってこれるだろう。

相手は外国産馬モアザンレディ。
仕上がりが早いタイプで成長力にはやや疑問は残るものの、
前走紅梅Sでは、チューリップ賞勝ちのエアパスカルを完封しており、
1400mの距離で再度注目してみたい。

アグネスタキオン産駒で、前走一叩きされたディープキッス。
休み明けながら、G1、3着のエイムアットビップまで抑えておきたい。


第22回ファルコンS予想 (不的中)

◎メイプルストリート
○マルブツイースター
▲ルルパンブルー
△ダノンゴーゴー
☆シルクビッグタイム

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△、◎〜☆。


実は本命をどちらに打つか非常に悩んだ一戦。
マルブツイースターは前走休み明けでしかも1400mでの競馬を勝ったのだから、
今回はさらに良化してくると考えるのが妥当だろうが、
どうもその前走のレベルが高いのか、非常に怪しいところ。
3着馬が500万でも負けているあたり、強気になれない。

本命はメイプルストリート。
前々走の中京の特別で、1200を出遅れて勝つという離れ業を演じたこの馬。
前走は完全に引っかかっていたのと1400mが影響した印象で、
得意の中京の1200に舞台が変われば、強敵相手でも見劣りしない。
折り合って先行できれば突き抜けるだろう。

相手筆頭は当然マルブツイースター。
ここで重賞2勝目を上げれば(しかも3歳に入って2戦2勝なら)
よっぽどの名馬に育つ可能性を秘めている。
果たしてそこまでか…?と言う疑問符が抜け切らないため、対抗までとしたい。

1200mの重賞を制して、今回は休み明け2戦目のルルパンブルー。
500万を勝ったばかりだが末脚鋭く、武豊を配したダノンゴーゴー。
ダートで3戦3勝で、おそらくダート馬だが、血統的には芝をこなしても不思議無いシルクビッグタイムまで抑える。


第45回弥生賞予想 (9.7倍的中!)

◎ブラックシェル
○キャプテントゥーレ
▲フサイチアソート
△マイネルチャールズ

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


前走はこの馬の連勝は無いと見て無印にしたブラックシェルを今回は推す。
前走の競馬は出遅れ気味のスタートから最後方追走、瞬発力比べ、
と言う、この馬には圧倒的に不利な競馬になってしまった。
今回は武豊騎手も2回目の騎乗。この馬に合わせた騎乗をしてくるはずだ。
道中中団から、ロングスパートさえかけられれば、今度こそだろう。

相手は先行しそうなキャプテントゥーレ。
休み明けのため、この中間どれだけ馬が成長できたかが鍵。
アグネスタキオン産駒で、現状ではもっともサンデーサイレンスの影響の強い後継種牡馬だ。
成長していれば、先行力とともに、非常に強力な相手になる。

フサイチアソートは2戦目に非常に強い競馬。
ちょっとトワイニング産駒がクラシックを勝つ姿を想像できないのだが、
ここはまだ前哨戦。一応の敬意を払って印はつけておく。

中山2000mで2連勝のマイネルチャールズまで抑える。


第56回中京記念 (不的中)

◎テイエムプリキュア
○トーホウアラン
▲ハイアーゲーム
△ローゼンクロイツ
☆リキアイサイレンス

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△、◎〜☆。


50キロの軽ハンデ、テイエムプリキュアを狙う。
長く不振にあえいだこの馬だが、前々走の日経新春杯で3着に好走。復活の芽をみせた。
前走は距離が長すぎるため参考外で、今回が正念場だろう。
斤量は変わらずの50キロだし、日経新春杯よりは相手は弱化。
強力な先行馬がおらず、逃げるか、2、3番手で楽に競馬ができそうなのも強み。
穴として狙ってみるには十分ではないだろうか。

長い休養明けを一回叩いて変わってくるのが確実のトーホウアラン。
中距離での強さは本物で、中京コースも合いそうなハイアーゲーム。
休養明けだが実績、底力、コース適性共に十分のローゼンクロイツ。
2000m級のレースにやっと使ってくれたリキアイサイレンスまで抑える。


第3回オーシャンS予想 (不的中)

◎ドラゴンウェルズ
○アイルラヴァゲイン
▲サンアディユ
△プレミアムボックス

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


本命は休み明けだがドラゴンウェルズだ。
昨年秋のスワンSで、スーパーホーネットと差の無い3着に頑張ったこの馬なら、
このメンバーでは底力が一枚上手と見た。
休み明けで力を出せるかに不安は残るが、
ここを勝たなければこの馬、次のG1に出られないだけに、仕上がっていると見たい。
鞍上藤田騎手が関西から乗りに来たのも勝負がかりか。

相手はアイルラヴァゲイン。
中山コースが非常に得意で、特に1200mならば能力全開だ。
去年も負けてここに出たように、ローテーションも似ている。
前走の凡走はハイペースに巻き込まれた影響で参考外。逆転あるならこの馬。

芝の1200mで秘めたる素質を開花させたサンアディユのスピード能力。
前走1600万勝ちから斤量減のプレミアムボックスまで抑える。


第15回チューリップ賞予想 (10.6倍的中!)

◎エアパスカル
○メイショウジェイ
▲スパルバインド
△トールポピー
☆コウヨウマリーン

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△、◎〜☆。


ウォーエンブレム産駒のエアパスカルが本命だ。
この血統、ミスタープロスペクター系ながら、ダートではなぜか走らない血統。
ならば前走の500万の大敗は気にしなくていい。前々走のオープン2着が実力だ。
この相手ならば、そのレースからそれほど相手が強化された印象も無く、
人気馬が休み明けならば、使われているエアパスカルに勝機到来だ。

1戦1勝のキャリアしかないのは非常に気がかりだが、
その新馬戦では圧勝だったメイショウジェイが対抗。
タニノギムレット産駒なら、スピード能力、クラシックの時期の成長力に長けていると見たい。

前走牡馬と戦ってきて3着のスパルバインド。
G1馬トールポピー。
前走府中コースを2番手から抜け出す味な競馬、サンデー系のコウヨウマリーンまで。


第82回中山記念予想 (不的中)

◎エアシェイディ
○リキッドノーツ
▲チョウサン
△マルカシェンク

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△。


前走のAJCCを制覇したエアシェイディが本命だ。
7歳にして初重賞だが、元々重賞でも2着3着ならできていた馬。
能力のさらなる上昇はないだろうが、それほど相手が強くなっていない今回、
1800mでコーナーの多い競馬も向くであろう今回は本命だ。

相手は前走東京新聞杯で一皮向けたリキッドノーツ。
こちらもすでに7歳だが、ここに来て力をつけてきた印象。
父エルコンドルパサーは晩成の血統だし、G2でも勝負になる力をつけたと思う。

休み明けの毎日王冠を優勝したチョウサン、
これも勝ちきれない馬だが、サンデーサイレンス産駒で底力秘めそうなマルカシェンクまで。


第52回阪急杯予想 (8.2倍的中!)

◎ローレルゲレイロ
○スズカフェニックス
▲キンシャサノキセキ
△マルカフェニックス
☆ナスノストローク

馬連◎〜○、◎〜▲、○〜▲、◎〜△、◎〜☆。


前走府中コースの重賞を制覇してきたローレルゲレイロが本命。
確かに前走はペースが味方したのは事実だが、
それでも直線の長い府中で最後まで頑張りとおしたのは事実。
重賞制覇の勢いを持って、今回も連勝する可能性十分。

相手はG1馬スズカフェニックス。
本来この馬が中心でいいのだろうが、今回休み明け、さらに59キロを考えて、
今回は対抗までとしてみた。

1400mがベスト距離で、底力秘めるキンシャサノキセキ、
4連勝でオープンまで来たマルカフェニックス、
1400m以下の競馬だったら力あるところ示したナスノストロークまで。