2008年5月のメインレース予想
日本ダービー予想 (自信度○)
◎アドマイヤコマンド
○レインボーペガサス
▲ディープスカイ
△タケミカヅチ
☆サクセスブロッケン
馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。
アドマイヤコマンドが本命。
デビューから日が浅く、キャリアも3戦しかないことから人気になっていないが、
この馬、確実に使われるごとにレース振りがよくなって来ている。
キャリア4戦目で今までの戦歴の中でベストの競馬をしてくれる可能性も十分だ。
今年は皐月賞組がレベルが低かった上に、優勝馬が離脱。混沌としてきた。
その中でこの馬は皐月賞には使っておらず、別路線の青葉賞を完勝。
この2400の競馬で今までで一番のレースをしたこの馬が、本番の舞台でも活躍できるとみた。
その圧倒的な成長力に期待しての本命だ。
相手筆頭は、皐月賞のレースがスローになった中で、
完全にスローに嵌りながら一番の末脚を使ったレインボーペガサス。
皐月賞の組の中では、この馬が一番光るものがあるのではないだろうか。
NHKマイル優勝で息上がるディープスカイ、
皐月賞はインからするするといい脚を使ったタケミカヅチ、
ダートから転戦も、当初皐月賞に使えば本命まで考えていたサクセスブロッケンまで抑える。
金鯱賞予想 (自信度○ 不的中)
◎インティライミ
○エイシンデピュティ
▲ローゼンクロイツ
△アドマイヤオーラ
馬単◎→○、◎→▲、◎→△。
昨秋本格化したインティライミが本命だ。
この馬、朝日チャレンジカップ、京都大賞典と2連勝し、
G1取りの期待までかけられた馬。
その後G1では今ひとつの着順で、再び評価を下げてしまったが、
このメンバーのG2に入れば、実績的にも一枚上手なのではないだろうか。
前走は休み明けの上にスローペースにはまってしまって脚を使えども後方のままだったが、
そこを叩かれて変わり身十分だろうし、
前回のような非常なスローにさえならなければ、復活の勝利もなるだろう。
中京コースでも3着があり、このコースもこなせるはず。
相手筆頭はエイシンデピュティ。
前走の2着はスローペースにかなり助けられた印象だが、
それにしても3着に負かしたのは天皇賞3着のアサクサキングス。
それ以下のメンバー強力で、そこで2着できたのは力の証明。
使われ続けている分、こちらを対抗としたが、逆転の目も十分だろう。
一叩きされて得意の中京に出走のローゼンクロイツ、
京都記念優勝で本格化したアドマイヤオーラまで押さえたい。
オークス予想 (自信度○ 不的中)
◎レッドアゲート
○レジネッタ
▲ソーマジック
△リトルアマポーラ
☆ハートオブクィーン
馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。
土曜からの雨の影響でよくても重、そしておそらくは不良で行われるであろうオークス。
これだけ馬場が重くなれば、競走に影響が出ること必至だ。
本命は重血統レッドアゲート。
父マンハッタンカフェは、サンデーサイレンス系の中にあっては異端的種牡馬で、
函館の洋芝や、重馬場になったときに浮上してくるパワー血統だ。
そのためここまでG1では結果が出ていないが、
2年目の産駒を迎えてパワーアップ。そろそろG1でも勝負になると見た。
レッドアゲート自身も前走のフローラSを勝ちきっており、
2着馬とは能力が1枚違うことを示していた。
そこからは相手は確実に強くなるものの、今回の恵みの雨を生かしきれば、
おのずとチャンスは広がってくる。本命としたい。
相手はやはり重で活躍が期待できるレジネッタ。
桜花賞馬が人気になっておらず、なおかつ得意の重馬場だ。
1600から2400に距離が伸びることもスローになる公算の高いオークスでは問題なく、
本命馬を逆転するとしたらこの馬だ。
重馬場が未知数も、ロベルト系でパワーはあると思われるソーマジック、
前走桜花賞で最速の上がりを使ったリトルアマポーラ、
重馬場で実績があり、一発ありそうなハートオブクィーンまで抑える。
東海S予想 (自信度○ 不的中)
◎サンライズバッカス
○フィフティワナー
▲メイショウトウコン
△ワンダースピード
馬単◎→○、◎→▲、◎→△。
G1馬サンライズバッカスが本命だ。
このところ3着ばかりを繰り返しているこの馬だが、前走は休み明けでのもので、
G1馬としての底力を感じた。
今回はそこを叩かれて良化必至だし、得意であろう重馬場も味方する。
相手もG2にしてはやや小粒の印象すらあり、本命は揺るがない。
相手はフィフティーワナー。
この2戦、かつての能力を見せることなく敗退しており、限界の可能性もなくはないが、
フサイチペガサス産駒。この軽いダートは確実に向くはずで、大逆転があるとすればこのレース。
ここで負けるようなら今後は…だろう。
小回り得意、重馬場も実績のあるメイショウトウコン、
前走アンタレスSが強い競馬だったワンダースピードまで抑える。
ヴィクトリアマイル予想 (自信度○ 不的中)
◎ウオッカ
○ニシノマナムスメ
▲ジョリーダンス
△ローブデコルテ
☆レインダンス
馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。
昨年のダービー馬ウオッカが本命だ。
今回のメンバーを見渡した際、ウオッカが負かされる可能性のある馬を探した場合、
ベッラレイアくらいしか見当たらないメンバー構成。
そのベッラレイアも中間順調さを欠いた7ヶ月の休養明けでは、食指が伸びない。
妥当にウオッカを本命に推す。
ダービー優勝、ジャパンカップ4着のこのコースで、しかも折り合い面を考えればむしろ向きそうなマイル。
今回は圧勝してくれる可能性が高いと同時に、
ここで負けてしまったらもう後が無い一戦。勝たねばなるまい。
相手筆頭はニシノマナムスメだが、これとてウオッカの対抗馬と言うよりは、
相手の中の比較級第一人者と言ったところの対抗。
前走で牡馬と五分に張り合った点を評価した。
昨年の安田記念で3着したジョリーダンス、
阪急杯で強い相手のすぐあとの3着、ローブデコルテ、
昨秋の末脚が戻ればレインダンスまで抑える。
京王杯スプリングカップ予想 (自信度○ 不的中)
◎スズカフェニックス
○スーパーホーネット
▲キングストレイル
△ドラゴンウェルズ
馬単◎→○、◎→▲、◎→△。
G2ならスズカフェニックスの力が1枚抜けている印象。
前走のG1にしても、スタート直後のつまずきが大きく響いた印象だし、
G1で勝てるだけの馬がG2戦の相手なら、強気に狙える。
1400mの距離もベスト。前哨戦とは言え、落とせない一戦だろう。
相手はスーパーホーネット。
昨秋のマイルチャンピオンシップで2着に走っているように、力はある馬。
前走はかなりの急仕上げで使ってしまっており、
今回の巻き返しは必至。もしスズカフェニックスを負かすとしたらこの馬しか居ない。
スプリンターズSでも4着するだけの底力秘めるキングストレイル、
前走でその潜在能力の高さを示したドラゴンウェルズまで抑えたい。
NHKマイルカップ予想 (自信度◎ 36.0倍的中!)
◎ディープスカイ
○サトノプログレス
▲ブラックシェル
△ファリダット
☆ドリームシグナル
馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。
前走の毎日杯で驚異的な上がりを使ったディープスカイが本命。
前走で負かした相手はあのアドマイヤコマンド。
それを全く相手にしないで交わし去った直線は驚異的で、
ここに来て間違いなく力を付けてきた一頭。
皐月賞に行っても本命にした可能性のあるこの馬が、
皐月賞よりは一枚劣りそうなメンバーのここに来れば、自信の本命だ。
1600の距離も守備範囲。府中の直線で突き抜けるのはこの馬だ。
相手は前哨戦のニュージーランドトロフィーを勝って来たサトノプログレスが暫定的に強力。
今回の一戦で一気に評判を高めるか低めるかだろう。
正直そんなに強く無いのでは…の懸念もあるが、G2制覇を素直に信用してみたい。
中山から府中に変わったブラックシェル、
前走の直線は余力残してぶっちぎりだったファリダット、
1600の距離に変わってドリームシグナルの一変が怖い。
天皇賞・春予想 (自信度○ 不的中)
◎メイショウサムソン
○アドマイヤジュピタ
▲アドマイヤモナーク
△ポップロック
☆ホクトスルタン
馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。
G1、4勝の実績を誇るメイショウサムソンが本命。
ここ2走、凡走が続き、もう少し人気が落ちるかと思ったのだが、前日売りで2番人気。
評価が落ちていない。ファンが信じているように、メイショウサムソンの底力は十分だ。
この2戦は正直原因不明の凡走なのは気にかかるものの、
能力のある馬と言うのは、どこかでは必ず立て直してくる。
今回はG1で、3200mの長丁場。血統的に力を出しやすい条件だと思われるし、
相手関係からも、本来の走りができるのならば、圧勝まであっておかしくない。
相手で最も強力だと思うのはアドマイヤジュピタ。
前走の3000mの勝利は伊達ではない。
フレンチデピュティ産駒にこの距離は不適とも思えたが、
古馬のG2は向いていない馬が勝ててしまうほど甘いものではなく、
明らかにこの馬は長距離の素質を得たフレンチデピュティ産駒だ。距離の不安は皆無。
ならば戦歴も浅いこの馬は今が最も充実していると見ていいだろうし、
メイショウサムソンを負かすとしたらこの馬だろう。
ダイヤモンドSが非常に強い勝ち方だったアドマイヤモナーク、
G1の厳しい流れになってこそ浮上してくるポップロック、
前走が圧巻だったホクトスルタンまで抑えたい。
青葉賞予想 (不的中)
◎アドマイヤコマンド
○マゼラン
▲アイティトップ
△オリエンタルヨーク
☆モンテクリスエス
馬単◎→○、◎→▲、◎→△、◎→☆。
前走毎日杯を2着したアドマイヤコマンドが本命だ。
この馬前走はキャリア実に2戦目。
新馬戦の圧勝から人気にはなっていたが、非常に苦しい戦いを経験してきた。
それでも大崩れしなかったあたり能力の高さを証明しているし、
その一戦を叩いて、オープンの競馬にも適応すると見た。
潜在能力は間違いなくピカイチで、それほど強力な馬のいないトライアルなら通過できる。
相手は明らかな過剰人気もマゼラン。
前走のタイムは確かに優秀。負かした相手も500万は勝ちあがっているあたり、
レベルの低い一戦ではなかったが、それほど勝ち方が優秀でもなく、
また500万平場でのことでもある。今回は様子見兼ねて対抗までとしたい。
まったく人気無いが、追い込みのアイティトップには府中は有利。前走はペースだけ。
底を見せておらず、成長力にも期待できるオリエンタルヨーク。
前走で本来の力見せたモンテクリスエスまで抑える。