戻る   トップページへ


2008年9月のメインレース回顧



オールカマー回顧

中山2200mのコース形態は、特殊なコーナーの関係もあり、
非常にペースが緩みやすいコースである。
今年のオールカマーはそんな中山2200の特質が強く出たレースだった。

勝ったのは昨年の有馬記念の覇者マツリダゴッホ。
前走札幌を叩かれて、今回は確実に勝負がかりだと思われたレース。
スローの2番手でしっかり折り合うと、直線は1頭抜けて強力な競馬だった。
もう今回は何もかも、この馬に勝ってください。
と言わんばかりの、全ての条件が整ったレースだったように思う。
今後府中に馬場が変わるとどうなるか。取りこぼしも十分あり得そう。

2着はスローペースで逃げたキングストレイル。
横山典騎手の決めうちとも言える逃げが綺麗にはまった格好。
これまで1200mの競馬に使っていた馬が2200出走なら、
ちょっと気合をつければハナに立つのはたやすい。
それを利用しての好騎乗だったように思う。

それでも最後脚が上がってしまっているあたり、
今回は完全に鞍上の好騎乗だろう。
天皇賞でも惨敗したが、マイルでも結果は同じだろう。
また相手が弱化したところで狙いか。

3着によく頑張ったのがトウショウシロッコ。
これだけのスローを差してきて3着まで押し上げてきたのは立派。
他の差し馬が不発なだけに、この馬は力を見せた。

レースレベルは低い。
勝ったマツリダゴッホは確かに強い馬だが、2着以下は低調。
G2とは呼べない、G3くらいの格のレースだったように思う。


神戸新聞杯回顧

日本ダービー馬ディープスカイ、同3着のブラックシェル対、
上がり馬のオウケンブルースリの対決と言ったムードのレース。
ディープスカイはダービーが圧勝だった馬で、
一方のオウケンブルースリは夏場使われてきた勢いのままでの挑戦となった。

結果的に勝ったのはディープスカイ。
夏場休養に当てられて、ここはまだ完成途上でこのレースは立派だった。
今回は試走的なレースではあったものの、
そこを中団からしっかり勝ちに行ったあたりは、ダービー馬の貫禄か。
最後やや詰め寄られるシーンがあったのは休み明けの影響かもしれない。

2着はブラックシェル。
一旦「おっ」と思わせる脚を使った。
結果的に2着どまりだったが、ダービーは不利を受けての3着で、
単純な力だけなら、ディープスカイともそれほど差の無いところがはっきりした。
それだけに、その後の屈腱炎発症は残念でならない。
復帰後、どこまでやれるかの挑戦になるだろう。

3着オウケンブルースリはなんと最後方からという極端な競馬。
菊花賞の結果を知っているものからすると、「脚を試した」印象。
弥生賞あたりで騎手がよくやる探りあいを、ここで見せたようである。
夏場使われていた強みはあるものの、
それでも後方からの不利な競馬で上位2頭にあれだけ迫ったのは力の証明で、
おそらく今ディープスカイと戦わせても、全く遜色が無いはずだ。
ブラックシェルが脱落してしまった今、
3歳馬ではこの馬とディープスカイが抜けて強い印象だ。

レースレベルは通常以上。
例年いいメンバーでの競馬になるが、3着に上がり馬の大物が入った事によって、
さらにレースレベルを高めた。
菊花賞の後も、ここで負けた馬の巻き返しがあるかもしれない。
1着ディープスカイはもちろん、3着オウケンブルースリも古馬とやれるだろう。
今後が楽しみになってきた。


ローズS回顧

回顧の更新がおくれたため、すでに秋華賞の結果が出ている状態での回顧をお許しいただきたい。
結果的に、ここを大敗した馬から秋華賞馬が出るのであるが、
そのブラックエンブレム、今レースを見直すと、
ハミがかかってしまったのか、激しく首を上下に移動させる運動をしており、
ここでは能力を発揮できなかった1頭のようである。
詳しくは後の秋華賞回顧に譲るが、あるいはここの凡走は今後を評価をする上で、
力を出し切れていない分、参考外のレースとしていいように思われた。

勝ったのはマイネレーツェル。
この前に勝ち星を上げたのも阪神の1400だったように、
1400、1800あたりの競馬が向いている馬なのかもしれない。
今回ややペースが早めだったことも有利に働いたか。
2000の秋華賞で凡走したように、
ステイゴールド産駒らしい、トライアルや平坦コースの、
底力を要求されない競馬に強いタイプのように映った。

2着のムードインディゴは後に秋華賞でも2着することになるのだが、
ここは非根底距離の1800m。追い込みは決まりづらい条件である。
ここで追い込む競馬ができるのであったら、
本番は2000mの根底距離。G1でペースも上がるし、追い込みはむしろ決まりやすくなる。
そう考えれば本番はかなり重い印を打てた1頭だった。大いに反省材料としたい。

人気を集めたレジネッタ、トールポピーでは、
レジネッタは3着。
前走1回すでに叩かれて、それで3着というのはやや物足りない印象もあったことは事実だが、
しかしここは先にも触れたように差し、追い込みは決まりづらい条件で、
本番での巻き返しも十分と思われたのだが…。
今年の粒ぞろいな3歳牝馬の中にあっても能力は高い1頭だから、
今後確実に巻き返してくる。
何しろ前走は古馬とやって2着なのである。
本番は結果が出なかったが、確実に巻き返してくる1頭だ。

トールポピーはここも本番もだらしない競馬だが、
オークスでの強さは本物で、こちらも力はある1頭。
ただし、オークスの勝利が大斜行を伴うものだったように、
非常にコントロールの難しい馬。
能力秘めるだけに、大レースでもマークが必要だが、
いつ好走するのかわからない、気難しいタイプに出ているようだ。

レースレベルは平均よりやや高いか。
今年の3歳牝馬は粒が揃っており、秋華賞の後も楽しめそうな馬がずいぶんいるように思えた。


セントライト記念回顧

人気は前走札幌記念を1叩きしたマイネルチャールズだったが、
この馬、その前走ではペースが緩かったにも関わらず、
まったくふんばるところを見せない敗戦を期しており、
一回使われてどう変わるかに注目が集まった。

しかし、結果から言えば、あまり惜しくもない2着。
下手をすれば3着すらあったような競馬で、
どうも前走の札幌記念は休み明けだけではないぞ。というのを見せていた。
次の菊花賞では5着に巻き返すが、
どうもこの敗戦を見る限りでは、能力の底が見えてしまった感じ。
今後古馬と競馬をするとなると、厳しい戦いを強いられるかもしれない。

勝ったのはダイワワイルドボア。
今回スローペースを中団から差しきっておりここでは完勝だった。
しかしこの馬、前走阿賀野川特別で3着に負けている馬で、
古馬と当たっては1000万でも勝てない可能性のある馬。
まだ3歳だからこれから成長するだろうが、
現状ではG1クラスではいらない馬なのだろう。
今後、ある程度レベルの低くなった重賞で勝負の馬か。
距離はペースの緩んだ2200を差しきれるのだから、
2000mの切れ味を要求される流れにも対応できる可能性を秘めている。
2200でも競馬ができるし、根底距離、非根底距離共に対応できるタイプに育つ可能性がある。
今後、G3あたりなら古馬とやっても面白い存在になっていく。

菊花賞トライアルとして行われた重賞だが、
勝ち馬は1000万を負けていた馬であるし、そこに負けていたグループは巻き返しは辛い。
つまり、このレースは勝ち馬だけが生き残った、という類のレースだっただろう。

レースレベルは低調。
関東馬のレベルが低いため、このトライアルはいつも低レベルの競馬になってしまう。
これから猛烈に成長してくる馬がいればわからないが、
この競馬を見る限りでは、勝ったダイワワイルドボアだけが今後に生き残った馬であろう。


朝日チャレンジカップ回顧

前走の小倉記念を完勝してきたドリームジャーニーが1番人気。
レースもドリームジャーニーのレース振りが際立つレースであった。
出遅れたドリームジャーニーは徐々にポジションを押し上げると、
直線手前では先行集団に取り付き、最後はきっちり前を捉えきる競馬だった。

小倉記念に続き、相手はG3級の馬達なのだが、
G3の格のレースなら能力が抜けていると言った印象で、
これならもう少し上の格のレースでもやれるかもしれない。
そんな印象を持ったレースだった。
血統的にもステイゴールドの父に、母父メジロマックイーンだから、
距離伸びてさらに良さそうな感もあるので、
ここで本格化したのであれば、さらに距離を伸ばして一変もあるかもしれない。

2着はトーホウアラン。
今回は長期休養明け5戦目。ようやく本来の能力を取り戻しつつあるようだ。
しかし、岩田騎手が押しても叩いてもじりじりとしか伸びないあたり、
天性のジリ脚であろうか。こちらもダンスインザダーク産駒の特徴がよく出ている。
本来中日新聞杯を勝った時のように、ジリ脚のその先にあるものを引き出せれば、
相当な伸びを見せる馬だと思われるだけに、完全復活が待たれるところ。

キャプテンベガは惜しい3着。
これならG3レベルのレースならどこかでチャンスもありそうである。

大敗の組ではアドマイヤメインがようやく常識にかかってきた印象。
自分からレースをやめるのさえ収まればまだ走れる馬。
次オープン特別出走なら面白いだろう。

レースレベルはやや高い。
ドリームジャーニーがG3級より奥がありそうなだけに、
例年なら、3着馬くらいまでは勝つチャンスがあったかもしれないレースだった。
ドリームジャーニーの今後に注目だ。


セントウルS回顧

今年のセントウルSは、G1馬2頭対、夏の上がり馬での戦いとなった。
このレースは夏のサマースプリントシリーズ最終戦であると同時に、
この後のG1、スプリンターズSの前哨戦でもあり、当然こういった構図は毎年のようにできあがる。
例年勝つ馬は夏に使われていた馬に軍配があがるのだが、
今年も例に漏れず、夏の上がり馬の優勝となった。

買ったのはカノヤザクラ。
前走のアイビスサマーダッシュで優勝していた馬で、連勝ということになった。
G2制覇は見事なのであるが、昨年もこのレースで2着したあとはぱっとしなかったように、
能力の限界が今回のレース。という気がしなくもない。
夏のスプリントチャンピオンにけちをつけても仕方ないのだが、
仕上げもここで一杯にあげているだろうから、次におつりがあるとも思い辛い。
あくまで、夏のチャンピオンホースとなるだろう。次は辛いか。

2着もシンボリグラン。
この馬は前々走がアイビスサマーダッシュで、そこでカノヤザクラの2着。
つまり、このレースはアイビスサマーダッシュの結果がそのままだったのだ。
そのスピード能力は認めるが、G1を勝つだけの底力を秘めているとも思えず、
この馬もここで打ち止めになる可能性がある。

G1馬2頭は共にいいところ無くの敗戦。
スズカフェニックスは開幕週の馬場を気にしたか、早めから上がっていったのが結果的によくなかったか。
しかし、年齢的にも上積みはそろそろなくなっているだろうし、
ピーク時もそこまでの底力を見せていたわけでもない。
そろそろ、世代交代の時期なのかもしれない。

同じくG1馬なら、ファイングレインの方が次にむけては変わり身十分。
道中は口をあけるしぐさがあったように、完全に折り合ってはいなかったと思う。
ここは5ヶ月半もの長い休み明けでもあるし、斤量も初の59キロだった。
ここを使われて変わり身は十二分だろうし、ここは敗因がはっきりしているだけに、
まだ底を見せていないと個人的には思う。
スプリンターズSでの変わり身に注意だ。

本命タニノマティーニは先行してよく粘ったが6着まで。
年齢的にG2では苦しかったということか。
ただ、これだけ走ったことで、前走はフロックでないことは示した。
また、ややメンバーが落ちれば再度の激走もあるかもしれない。

レースレベルは普通。本来力を出して欲しかった実績馬の凡走は残念。
上位2頭は、次のG1で真価が試されることになるだろう。


京成杯オータムハンデ回顧

前日の中山はとにかく前残りばかりの競馬だった。
この反省を生かしてか、日曜の競馬はペースがかなり早くなり、
差し馬も台頭できる展開になったようである。

この重賞も前半半マイル34秒ちょうどという猛ラップが刻まれた。
結果、逃げたダンツキッスイやそれを途中から交わしたゴスホークケンでは全く競馬にならなかった。
勝ったのは差してきたキストゥヘヴン。
今回は完全にこの馬に展開が向いたのだろうが、
ハイペースで頑張るあたりはG1馬の底力ということなのだろう。
優勝は桜花賞以来、実に2年半ぶりであるから、3番人気だったのも仕方ないか。
前日の段階では逃げ馬有利に見える馬場であったこと、
それに中山1600では不利といわれる、大外枠を引いてこれだけの競馬ができるのだから、
能力はあったということ。
次は富士Sか?ここもメンバー次第では、というところ。

2着は先行して残ったレッツゴーキリシマ。
これだけのハイペースを前に行って残るのは能力の証明。
このコースはG1でも2着しており、中山も向いたということか。
今後も、先行抜け出しが決まる舞台なら侮れない。

3着は出遅れてしまったステキシンスケクン。
この馬には皮肉な結果だが、もし好スタートから前半のハイペースに巻き込まれるようだと、
むしろ着順を落としたかもしれない。出遅れがかえって良かった。
この馬も中山は走る馬。次はスプリンターズSか?

レースレベルは通常より高かったように思われる。
ペースがよどみのないラップになったことにより、底力を秘める馬が上位に来たということだろう。
上位の馬はさすがにG1では…だが、富士Sあたりならまた勝っても不思議無い。
今後のローテーションに期待だ。


エルムS回顧

メインバーを見渡した時、重賞としてはやや手薄か、と思われた今年のエルムS。
人気になったのはここでは当然メイショウトウコンだった。
レース後に振り返ってみれば、この馬、スローペースを追い込むのが得意という、
少し変わった特徴を持つ馬であった。
そのため、中央のダートより、コーナーがきつく息が入りやすいローカルの砂が合うようだ。
今回はペースがやや早くなってしまったため、この馬には合わない展開となった。

人気馬が崩れたことにより、相対的に浮上してきたのは、
重賞ではやや足りないと見られていた、オープン特別級の馬達であった。
勝ったのはフェラーリピサ。
前走、前々走共に2着で、勝ちきれない印象を与えていたこの馬だったが、
今回重賞級の2騎が敗れれば、相対的に浮上してくる。
2着にも前々走オープン特別マリーンS優勝のトーセンブライト。
結果的に全前走のマリーンSの1、2着がひっくり返っただけの決着であった。

メイショウトウコンと、アドマイヤスバルの凡走さえ読めれば、
的中は難しくないレースであっただろうか。
ただ、レースレベル的に高いとは思えないレースであり、
重賞級の力を持っていると思われる馬が上記2頭しか見当たらないことからも、
人気を背負ってしまうのはやむを得なかったか。

ただ、メイショウトウコンはペースが早くなると弱く、
アドマイヤスバルにしても重賞で安定して走っているわけではなく、
前走はオープン特別で負けてしまっており、
それほど堅い人気馬でなかったことは間違いないだろう。

レースレベル自体はやや低い程度だったのだが、
強いと思われていた馬達の凡走で、勝ち馬2着馬共にオープン特別級の馬。
そんな決着だった、今年のエルムSであった。


小倉2歳S回顧


この時期の2歳重賞はまだそれほど馬のレベルが高くなく、
どんぐりの背比べの様相を示していることが多い。
今回小倉2歳Sでは、ツルマルジャパンが圧倒的な1番人気に支持されていた。
しかし、この時期スピード能力が抜けていると言っても、
まだ他の馬と比べてもそれほど差が無いのは当然で、
まして今回荒れた内枠1枠1番を引いてしまった時点で、
勝機は遠のいたと言えるのではないだろうか。

そんな中勝ったのは内が荒れた今なら有利な大外を引いたデグラーティア。
小倉コースの1200をすでに経験していての2戦2勝は実績として申し分ないし、
常に馬場のいい大外枠を引けたのもよかった。
フジキセキ産駒でもあるし、今後マイルあたりまでなら対応可能そうだけに、
今後の成長次第ではこの冬にも面白い馬に育つ可能性もある。
今回は現状の完成度の差と大外枠で勝った印象だけに、
今後の成長は必須になるが…。

2着はコウエイハート。
前走がレースレベル的に低かったと思われた九州産馬限定のレースだったために人気にならなかったが、
この時期は九州産馬限定だろうがなんだろうが、
それほど馬の力差はないのだから、
素直にキャリア4戦目の有利さを評価するべきであった。

人気のツルマルジャパンは明らかに不利な1枠1番。
あのスピードで前々で、しかも悪いところをを走らされての3着だけに、
馬には非常にかわいそうなレースだった。
馬場のいいところで改めて評価してみたい1頭だ。

私の本命ノアウイニングは1200にも関わらず道中まくっていくと言う、
角田騎手らしい思い切りのいい騎乗。
今回はその思い切りの良さが裏目に出てしまっただけだろう。
今回完成度の差で勝利するチャンスだっただけに、惜しい敗戦だ。

レースレベルは通常。
勝ったデグラーティアが今後どこまで伸びるかに期待したいレース結果だった。


新潟2歳S回顧

新潟外回りで行われるこの重賞は、最後の3ハロンが非常に高速になる。
ある意味特殊な条件のレースなのである。
だから、この時期の他の2歳戦のレースに求められる「キャリア」に加えて、
最後の3ハロンでどれだけの末脚を使えるかがポイントになるレースなのだ。

勝ったのはセイウンワンダー。
例年の勝ち馬と異なるのは新潟外回りでの実績が無かった(そもそも走ってすらいなかった)
ことであるのだが、この馬は阪神コースの外回りで実績を挙げていた。
阪神の外回りも新潟と同じように、やたら直線の長いコース。
そこで最後他の馬と1秒の差をつけるような上がりで走っており、
また、強敵にももまれてきていたのだ。
そういった意味で、これからの新潟2歳Sの勝ち馬には、
こういった阪神からの転戦馬にも注意が必要なのかもしれない。

レース振りは最後方からになってしまい、直線に入ってもまだじたばたしている印象。
これでは勝ちはないかと思われたが、大外に持ち出して末脚一閃だった。
例年のような高速の上がりのレースになると、さすがに最後方からでは辛いだろうから、
今回に限っては、馬場が不良で、上がりタイムがかかったことも、この馬には有利に働いたか。

2着はまさかのツクバホクトオー。スプリントで勝ち上がってきたが、ベストはマイルということか。
血統的にフジキセキ。早熟血統で、マイルも合う血統だ。

3着バンガロールも血統的に仕上がりが早いアグネスタキオン産駒。
キャリア3戦目での出走だった。

私の本命ガンズオブナバロンはまさかの12着。
正直ここまでの大敗は意外としか言いようが無い。
まだ2歳のキャリアの浅い1戦。
安定して走ってくるようになれば重賞級だろうから、これからの巻き返しに期待したい。

レースレベルは例年高まってきている。
特に今年は関西場の出走も非常に多く、勝ち馬も関西馬。
あまり大きなレースに直結しないレースだが、
勝ち馬がこれからどれだけ成長できるかに注目したいと思う。