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2009年4月の競馬研究日記



4月30日
天皇賞の枠順が決まったみたいですね。
今のところ印を打つのが確定している馬は3頭。
昨日まで本命を打つ気でいたホクトスルタン、なぜか鞍上小牧はびっくり。
なぜに?どうして?
なんか聞く話によると、この人2100m以上の重賞を優勝したことが無いとかなんとか…。
今まで乗っていたのが横山典だったことを考えると、鞍上弱化ですね。
調子はイマイチとか言われているくらいの方が走るので、全く気にしていませんが、
鞍上については少々気になる…。

そうなると、ジャガーメイルが浮上してくるのかなあ…?と。
アルナスラインに強い勝ち方をしたことがある馬は、ジャガーメイルとホクトスルタンなんです。
ホクトスルタンがちょっと弱い?ってところがあるとすると、
やっぱりジャガーメイルになるのではないかと。
こっちも騎手はちょっと心配ではあるんですけどね。石橋脩ですか?

騎手で選ぶとすればやっぱりスクリーンヒーロー。
横山典は強力です。長距離では特に。
馬はちょっと心配ではあるのですが、しかしそれでもG1を勝った事は間違いないですし、
その後の凡走2回も、有馬記念はダイワスカーレットに鈴をつけロングスパートをかけて沈み、
阪神大賞典は重馬場で参考外とすれば、この馬にはチャンスがあるでしょう。

まだこの3頭のどれかが本命、というところまでしか決まっておりません。
あとはデルタブルース、ポップロック、アサクサキングス、あたりは抑えが必要か?という感じ。
アルナスラインは日経賞がレベル低かったので、どうかな…?
ドリームジャーニーは強い相手を倒していますが、しかし前走は小回り2000、
今回は外回り3200なので、勝手が違うんじゃないか?という気はします。
でもレース後に「さすが前走ディープスカイを倒した馬ですね!」
ってなりそうな予感も少々…。父ステイゴールドはともかく、母父メジロマックイーンもいいですね。

今のところはそんな感じで。

反省会。
今週は当たったやつやっちゃいますかね。フローラS。
◎ディアジーナ 1着
○ハシッテホシーノ 3着
▲ミクロコスモス 14着
△ワイドサファイア 2着
☆アイアムネオ 4着

これは〜。なんと言ったらいいのか、ディアジーナさえ信用できれば簡単なレース。
というか、なんで2番人気だったのかいまだによくわからないんですが…。
人気のミクロコスモス、2戦連続で人気を裏切っていましたし、
ワイドサファイアも牡馬混合とは言え、G3で7着だったわけで、
それを考えたら、ディアジーナの重賞1→2着、は抜けていると思うんですが…。

そして、これはレース前にもあちこちで申し上げましたが、ディアジーナがクイーンカップで先着したダノンベルベール、
後に桜花賞で8着する馬です。
この馬に先着できるということは、オークスでも掲示板に載る可能性がある、
というのは、過去の戦歴から明らかですから。
オークスで掲示板に載れる=オークストライアルなら勝ち負け、という図式が成り立ちますね。

ワイドサファイアはまあ、相手がもっと弱かったので、という感じの押さえ。
ミクロコスモスは重賞4着だけ走れれば、と思ったのですが、今回はひっかかりましたね。
気性的に成長しないとG1戦線では辛いです。
ハシッテホシーノはハナ差の3着。惜しかったです。
これは底を見せていない馬で、しかも牡馬相手に連勝ですから、トライアル程度なら勝ち負けかな、ということ。
アイアムネオは、前々走でジェルミナルの2着でした。
ジェルミナルは桜花賞で展開と馬場に恵まれたものの、それでも3着でしたから、
それに2戦目で競馬になったこの馬も、というのがぴったりでした。

ここは読みきれたレースだったかな。簡単でした。


4月29日
イカン…明日おでかけのため、ちょっと研究する時間が無い…。
已む無し。今日はおやすみします。また明日復帰しますので、よろしくお願いします。


4月28日
イカン。今日は通帳紛失事件があったので、競馬研究できてない。
復習をやろうかと思ったのですが、今日は復習できてないです。

仕方ないので、ジョッキーについて思うことなどでも。
関東では吉田隼人騎手が今年は完全につまずいていますね。
勝ち星を増やせず、やたら3着を量産していて、
先週末は福島まで行ったみたいですが、それでも大した結果は出なくて…。

この騎手については、今年最初の頃のコラムを見て、
「ああ、これはダメだ」と思ったのです。
てか、その記事に、赤ペンで、「これではダメだ…」と古い地球人のメモがある(笑)

それというのも、吉田隼人騎手、「馬が頑張ってくれないと、騎手がどうやっても勝てない」
的なことを書いてしまっておりました。
これは最悪ですね。
馬を頑張らせるのが騎手の仕事なのですから、馬が頑張ってくれないとしたら、
それは騎手の腕が悪いからだと思うのです。
しかし去年好調だった吉田隼人騎手は、そんなことはすっかり忘れてしまった模様で…。
馬が頑張らないとどうにもならない、なんてことが言えるのは、
馬の力を100%以上引き出せる騎手だけがいえることだと思います。
例えばデットーリとか。あの人が言うならそれは確かに馬の問題。

ですが、吉田隼人騎手はまだそんなレベルに達していないのは明らかです。
それでいて、「馬が頑張らないと話にならない」的なことをコラムに書くのはいかがなものかと。
まずは馬の力を出し切れるような騎手になることが先決。
馬の頑張りのせいにするのは100年早いです。

こういう意識でいるから、今年はどんどん勝てなくなってしまっているわけで。
せっかく去年いい位置につけて、今年更なる飛躍を期待できる位置にいただけに、
残念でならない。
どこか、心に隙があったのではないかと、僕は見ているのですが、さて、どうなんですかね。


4月27日
天皇賞の過去5年の連対馬について調べてみました。
どうも…ここ何年かの比較的順当な年があったので、
再び「固いG1」というイメージも出てきたレースだと思うのですが、
いやいや、スズカマンボとビッグゴールドで決まったり、
かなり荒れている年もあるようです。

そして今年。いかにも…なメンバー構成ですよね。
まず前哨戦を勝ったアサクサキングスが全く信用できないという。
前哨戦が重馬場だったこともこの馬には相当有利に運んだと思いますし、
しかも2着馬が大して強くも無い馬。
これをあの着差で勝ったくらいでは、ほめられません。
8馬身くらいちぎっていればさすがに本命にできるのでしょうが(笑)

基本的にアサクサキングスは「G2級に毛が生えた」程度なので、
G1では信用しちゃいけません。
菊花賞は勝ってますが、あれ、メンバーの最悪の菊花賞で、
G1勝ちとして価値のあるレースではありませんでした。
日本ダービーの2着にしても、牝馬のウオッカにぶっちぎられていますし…。
よって、この馬は全く信用できない。

「菊花賞馬は天皇賞に強い」なんて格言もありましたが、
あれはもう20年も前の話で、今の天皇賞に通用するとは思えません。
もちろん菊花賞は京都外回りの長距離で、しかもG1、という、
天皇賞と非常に近い条件で行われるレースですから、
似たような適性は求められるとは思いますけど…。
ただ、アサクサキングスに関しては、たいした馬に勝ってきたわけじゃないので、
この格言は通用しない可能性が高いと思います。

多分この馬が1番人気になるでしょうから、絶対に本命は打ちません。
こんな危なっかしい1番人気、買う気が起きるのが不思議でならない。
△か、下手したら無印にするかも知れないです。

しかし、それ以外の馬も一長一短。
ジャガーメイルは理解に苦しむんですが…。
わざわざ香港に行く→負ける→しかも疲れが抜けない→天皇賞の前哨戦に叩けない。
…アホかと。調教師誰だよ?
僕がオーナーだったらキレちゃってますよ?

…と、今日は僕としては珍しく予習しちゃってますが、
しかし競馬は予習より復習です。復習の繰り返しで競馬予想は上手くなります。
明日からはまた復習モードに戻りたいと思っております。


4月26日
今日の2重賞は見事にハマりましたね(笑)笑いが止まりません!(善臣)
関東のフローラSは、ほとんど昨日僕が申し上げたこと、柏木さんがレース後に語ってくれました。

「1着馬は余力がある勝ち方だからオークスの展望も少しあるかな、と思うが、
これに負けてしまった(目一杯追っていた)2着以下は現時点ではオークスでは劣勢」

まさに!そのとおり。僕が申し上げたいことをずばり言ってくれます。さすが柏木集保!

ディアジーナを褒めるとすれば、ここの2着がワイドサファイアってことなんじゃないでしょうか。
この馬、エルフィンSで、桜花賞で2着する、レッドディザイアとハナ差の勝負になっているんです。
(レース振りとしてははるかにレッドディザイアの方が格上のレースではありましたけど…)
そのワイドサファイアを2馬身、しかも余裕を持ってちぎり捨てたというのは大きいですね。
東京の坂を馬なりで上がってくる馬は強い、なんていいますが、この馬はまさにその形。
負かした相手も、そんなには弱くない、とすれば、オークスの展望も開けるのではないでしょうか。

もう一点勝ち馬を褒めるとすると、ここの4着のアイアムネオ、2戦目で桜花賞3着のジェルミナルと対戦しています。
結果、完敗ではありましたけど、それでも0秒2差の2着に食い込んでいて、
ジェルミナルよりちょっと弱い、くらいのレベルの馬なんです。
その馬に完全な着差を付けましたから、ジェルミナルよりは勝ち馬は確実に上に行くぞ、と。

ジェルミナルの桜花賞は馬場に恵まれた印象は強いんですが、
それでもチューリップ賞5着、桜花賞3着の馬との力関係を比べていくと、
実は勝ち馬はそんなに差が無いぞ、というのが浮かび上がってくるのです。
そういう意味で、勝ち馬は、オークスの路線に完全に乗ったんじゃないでしょうか。
柏木さんはまだ「さらに上積みあれば」というくらいのおっしゃりようだったのですが、
僕としては、もう少し強気になれるんじゃないのかな?という見解を持っております。

あと、ジェルミナルを前走負かしたヴィーヴァボドカ。オークスで穴になる可能性が出てきましたね。
前走は鞍上が頼りない村田騎手というのと、外差しばかり決まっていた阪神で逃げたのは、
いかにも辛かった。
コースが府中に変わって、一発があるとしたら、ヴィーヴァボドカじゃないかと思っております。

関西はもう、勝ち馬が強すぎましたね。
ウォータクティクス。よどみの無いラップで飛ばして、それを追いかけた馬の方がつらくなりました。
そんな流れを自身はレコードで走りきっていますし、これは完全に重賞路線に載りました。
ひっかかりぐせがある馬なので、同型馬が居た場合、(エスポワールシチーとか)
に不安は残しますけど、単騎で行けるようなら、これは相当重賞路線で楽しませてくれる馬なんじゃないかと思っております。
ポカがあるとすればあまりのハイラップ、くらいで、
普通に走ればG3級なら相当強い馬だと思いますよ。


4月25日
福島は福島巧者が1、2着でしたね…。
福島に関しては、格が明らかに下でも、福島で実績がある馬、というのはよく来ますね。
夏の福島では、近走の実績は無視して、福島実績だけ見ていれば当てられるかも?
そのくらい、福島は極端なことになることが多いみたいです。

さて、明日はフローラSとアンタレスSですね。
フローラSはオークストライアルということで、そろそろ亜流が合流するのではないかと思っております。
世間的には「1強」ムードですから、こういう時はトライアルの段階になって、
もしかしたら…というレベルの馬が出てくることがよくあると思います。

…といいつつ、本命はディアジーナなんですが(笑)
この馬、前々走で桜花賞を8着するダノンベルベールに先着しています。
つまり、この馬のレベルは桜花賞で掲示板に載れるレベルということ。
ならば、この馬に強い勝ち方をできる馬が現れたら、オークスの逆転候補になるぞ、
という感じで、ものさしに使える馬なんじゃないかと思っております。

連軸にしたのは、桜花賞で掲示板に載れるレベルの馬がそう居るとは思えなかったため。
相手の中で居るとすれば、ハシッテホシーノただ1頭でしょうね。
この馬はまだ底を見せていませんし、牡馬相手に連勝。
もし明日強い勝ち方をするようなら、オークスの伏兵の資格十分なのではないでしょうか。

でも、さしあたり、明日勝たないとダメです。ここでディアジーナに負けていたのでは、
展望は開けてこないのではないでしょうか。
とにかく、ディアジーナにそう勝てる馬が居るとは思えないというのもあって、これが本命で。

アンタレスSはワンダースピードで。
人気ですが、これは仕方ないのではないでしょうか。
G3では、前々走でエスポワールシチーを負かしています。
この馬、フェブラリーSで4着し、さらにマーチSを優勝ですから、
その馬を負かしてしまった以上、ここでは抜けて強いと思います。

そういう意味で、マーチS組みは軽視してしまいました。
エスポワールシチーに完封されてしまった馬たちなので、
ワンダースピードに勝てなかったエスポワールシチーに勝てなかった馬、
という位置づけになってしまうのでね。
ただ、2着のダイショウジェットは、前走大外をぶん回しての2着ですから、
今回好位のインを付けたら、また面白いか?という気も、少しだけしております。

とりあえず、中心はワンダースピードで不動だと思うので、
あとは相手がどうなるか、だけでしょう。
ウォータクティクスあたりが今回は折り合って逃げられないかな?なんて思っているのですが、どうなりますか。


4月24日
明日は福島で福島牝馬Sなんですね。
ただ、なんか福島も雨の予報が出ているとかで、これはまた、難解ですね。
あえて人気馬から入るレースでは無いと思うので、
ベッラレイアは評価を落としました。
故障あけの休み明け、しかも福島は初ですし、無理に買うほどの人気馬でもありません。
本命はピンクカメオ。
いや、迷ったんです。ブーケフレグランスと。
ブーケフレグランスも福島ではいいレースをしたことがあるので、
この馬が本命でも良かったのですが、
時々大凡走もある馬なんですよね、この馬。
明日は重馬場でしょうし、ダンスインザダーク産駒、得意では無さそうだな、ということで、
対抗までとしてみました。

ピンクカメオは前走で新境地を開拓したのがいいですね。
今回はブリンカーを着用して、完全逃げ宣言。
血統的に重は得意だと思いますし、前走2着だけ走れば十分なんじゃないでしょうか。

相手は非常に難解。誰が来てもおかしくないです。
牝馬のG3級ともなると、上位も下位もそんなにレベル差が無いので、
レースをする度に着順が変わる、という相手関係だと思います。
最終的に切った、レッドアゲート、ヤマニンメルベイユなんかも、
斤量増で切りましたけど、ヤマニンは底力で、レッドアゲートは重適性で来てしまう可能性もあるのではないかと。
まあ、大混戦なのは間違いないようですね。

東京はほとんど迷いませんでした。
なぜかダンスアジョイは毎回人気になりますねえ。
アルゼンチン共和国杯の5着が利いているのかも知れないですけど、
しかし東京の2500と、2400では、求められる適性がだいぶ違うような…。
わずか100mじゃないか!と思われるかも知れないですけど、
東京2400は坂を昇るのが1回、2500は2回で、
求められるスタミナが全く違うんです…。
そこまで買いたい馬ではないので、消し飛ばしました。

さらにスノークラッシャーも、ダイヤモンドSの3着で人気になっているようですが、
こっちも消してしまいました。
東京だし、ハンデも53キロなので、来てもおかしくはないと思いますけど、
積極的に買いたい人気馬でもないかな…とも思うので。

本命はダイワワイルドボア。
低レベルなセントライト記念は無視するとして、前走の日経賞5着だけ走ったら、
このメンバーでは勝ちきれてしまうと思います。
前走は休み明けで今回さらに良化していそうですし、東京も問題なく走ります。
中心はこれでいいのかな、という感じ。
こちらも相手がしっかり来て欲しいです。抜けちゃうのはやだなあ〜。


4月23日
やばい…土曜日一日中雨っぽい…。
さらに土曜日も雨が残る可能性が出てきたみたいで、
これは土日、馬場がすごく悪い可能性が出てきました。
今週は紛れが生じやすいですね。せっかくのトライアルなのに…。
本番雨もいやだけど、今年はオークスに通用するような馬がトライアルから出るんじゃないか?
なんて思っていたので、この悪化する馬場というのは信用が置けない。
前哨戦は来たものの、本番は全然ダメとか、前哨戦でこけちゃった馬の中に、
実は本番で来れる馬が居た、とか、そんなこともありえる馬場になってしまいそう。
いやだなあ〜。憂鬱なのである…。

あと、福島牝馬Sのメンバー見たらびっくり。
今年はやたら強い馬がたくさんいるじゃありませんか!?
例年、すごく弱いメンバーでやっている重賞なのですが、
今年に限ってはメンバーが違います。
本番のヴィクトリアマイルは府中の1600。ここは小回りの福島1800ですから、
ここでの結果が本番に即結びつくとは思えませんけど、
しかし今年に限ってはメンバーがいいことも事実です。
ここを好走して、なおかつ府中実績があるような馬だったら、本番でも面白いかも知れません。
ベッラレイアあたりにはなんとか頑張ってもらえないですかね〜?

反省会。4月18日、阪神11レース、マイラーズカップ。
…ここは反省会というか、自慢か…?
完全的中しましたが、これは馬場と馬を読みきれば簡単でした。

◎スーパーホーネット 1着
○カンパニー 2着
▲スマイルジャック 3着
△ヒカルオオゾラ 6着
☆オースミグラスワン 4着

まず申し上げたいのは、G2はG2から、という、超基本的な話。
多分あまりにも簡単すぎる理論のため、かえって誰も言わないのだと思いますが、
G2レースの上位に来る馬、前にG2を勝っている馬の確率が高いです…。
このレース、スーパーホーネットとは去年の毎日王冠など、G2はきまくってますし、
カンパニーもG2だと強い馬。
スマイルジャックも、去年のスプリングSを勝っているんです…。
ですから、僕の予想がすごい!と褒めてくれるのは嬉しいけど、
予想というか、なんと言うか…。
単にG2優勝経験のある馬を◎〜▲につけて、△に底を見せていない馬、
☆に今回の馬場が合いそうな馬を推しただけで…。
特に難しいことは何もやっておりません。

まあ…G2を優勝した馬の順列をつけるのは重要ですけどね。
スーパーホーネットはG2で優勝しているだけではなくて、G1でも2着しているのがミソ。
G1で2着する馬だったら、休み明けだろうがなんだろうが、いきなり走ってきます。
休み明けだけでこけるようなら、G1では来てないですって…。
ましてやこの週の馬場は完全な外差しの馬場で、スーパーホーネットにはもってこい。
下手に馬群を縫う競馬だけはしないで欲しいと思いました。

カンパニーは最近先行しても成績を収めていたので、若干不安はありましたが、
さすが横山典。ちゃんとここでは差してきています。
スーパーホーネットに負けてしまったので、またG1ではちょっと足りないのでしょうけど、
しかしG2なら安定していますね。

スマイルジャックは今回穴ならこれだろう、と思っていました。
前回後方から差す競馬で結果を出してきましたし、
今回の外差しが有利に働けば一発ある、と思いました。
まあ、G2をすでに勝っている、というのは強気になれる材料ではあるのですが。

オースミグラスワンは普段のG2では用なしですが、馬場がこれだけ外差しならあるかな?
と思って抑えたのですが、これだけ差しの馬場になっても4着なんですねえ…。
これはあくまでG3級ということなのかもしれないです。

ヒカルオオゾラは…。いや、今回ここで6着はまずいですよ。
5歳。叩き2戦目。力を最も出せる舞台じゃないですか?
どうもこれは底を見せてしまったかな、という感はあります。
かつてG3で2着して、その時はもうちょっと上でも、と思ったものですが、
今回の敗戦は少し気になりますね。
またG3か、あるいはオープン特別からやり直しかな。
そこで強い競馬をするようならまた考え直せばいいと思います。


4月22日
今日は特に何も無かったですよね。
今週末にG1が無いと言うことで、新聞もおとなしい感じになっておりました。
しかし土曜日に雨の予報が出ているのは困ったものですねえ…。
やはり重馬場になると、普段とは違った適性が求められるようになります。
まぎれも生じやすくなって、複勝が10倍以上付くような馬が浮上したりしてしまいます。
さすがに普段とは求められる適性が違うと言っても、複勝10倍越えはちょっと…買えないです。
単勝だと50倍とか付く馬ってことですからね…。
できればせっかくの開幕週でもありますし、良馬場がいいのですが、
しかし土曜日はどうにもならない気もしております。
せめて日曜のフローラSは良馬場でお願いしたい。
いや、レースが荒れるだけならまだしも、トライアルが重だと、本番どうしたらいいのかわかんなくなっちゃいますから。
降水確率を見ている感じだと、なんとか日曜の日中は止んでくれると思うので、
せめてやや重くらいでレースができないものか…と思っております。

しかし、今年のフローラSは結構メンバー揃いましたね。
ミクロコスモス、ディアジーナ、ハシッテホシーノ、まだまだオークスに出られそうな馬が居ます。
あるいはここで極めていいレースをするようなら、本番にも繋がる可能性があるので、
(ブエナビスタしか強い馬が居ない、というのは不自然、まだ誰かが隠れているはず)
ぜひここはいいレースをして欲しいと思います。

反省会。4月18日、10レース、1600万下、総武S。ダート1800m。
ここも本命打ち間違えですなあ…。
1600万の安定勢力よりも、底を見せていない馬の方がそりゃ強いよなあ…。

◎スマートサイクロン 5着
○エアマックール 1着
▲ボクノタイヨウ 2着
△コロナグラフ 7着

◎スマートサイクロンがミス。
基本的に1600万ともなると、下級条件とは違って、前走の2着や3着も信用しやすくはなるのですが、
しかし、プラスアルファがある馬が他に居る場合は別です。
ここは思いっきり居るしね。しかも2頭。そのどっちから入っても的中だったのに…。
スマートサイクロンは10→10→6→10→2→3。
という成績で、普段なら近2走から狙ってもいい馬だったのでしょうが、しかしここはよりいい馬がいた。

1着になったエアマックール。
これは500万、1000万と連勝した4歳馬。これだけで、もう買いですよね。
前走は府中の1600mのレースに使って大敗しましたが、
基本的に府中の1600と、中山の1800は全く求められる適性が違います。
府中1600はコーナーが二つしかない上に直線も長い。時計も早い。
一方中山1800は小回りでコーナーが4つ、直線は短く、時計も遅い。
まったく違うんです。
ですから、前走の大敗は無視していい。
そうすれば、4歳+戦勝のこの馬は…なんで買えてない…?
休み明けは気にする人は気にするでしょうが、むしろこの馬の場合、
休んでいなければとうにこの条件には居なかった馬、という推測は簡単ですからね。
いかにも底を見せていないのに、なぜ対抗だったのかが不思議。

そういう意味では2着のボクノタイヨウも似たようなもので…。
これは前々走の前に、9ヶ月もの休みがあったのです。
そして復帰後2連勝。これも全く底を見せていないパターン。
初の古馬対戦から、まだどの古馬にも先着を許していなかったわけで…。
今回も惜しい2着だったので、次は確勝なのではないでしょうか。
ま、明らかに人気になるとは思いますけどね。

△コロナグラフもいらんよな…。
前々走の2着だけで印をつけましたが、前走は7着でした。そして今回も7着。
でも前々走、ハナ差の2着だから、どこかでは勝つと思うんだけどなあ〜。
なんかジャングルポケット産駒って、力はあっても安定して成績を残せないタイプが多い気がします。
僕の気のせいですかね?


4月21日
やっと皐月賞のレースを見ることができました。
JRAのサイトでは確認できていたのですが、レースを実際見るとやはり印象は変わりますね。
まずロジユニヴァース。4コーナーで終っていましたね。
進路が無くなるような場面はあるにはあったのですが、
しかし勢いがあればあの進路はこじ開けられるレベルの不利でした。
そもそも馬が伸びていたら、前がふさがることも無かった印象。
今回はペースに負けたんですかねえ…?
正直、この馬の敗因がかえってわからなくなりました。
「はじめて厳しいレースになって、戦意喪失してしまった」ってところかな?

リーチザクラウンはどうやらペースにのまれた感じですね。
数字を見ただけでは平均ペースかと思ったのですが、
しかしレースを見てみると、前に行った馬は全部不発で、後方にいた馬だけの競馬になっていました。
これだと、今回のように前目を追走、しかも馬群の外にいたことも合わせて考えると、
これは…楽ではなかった、という印象を受けます。
まあ、大敗しちゃったのはやや淡白な印象を受けますけど、それでも一応理由ははっきりしていますね。

アンライバルドは強かった。中団より後に居たのが大正解だったことも多分にあるとは思うのですが、
抜け出す時にすごい脚を使いました。
なんかインタビューで岩田騎手「4コーナーから仕掛けて、最後は持ってくれ!と思って追っていた」
とのことで、瞬発力型の馬を早めにスパートさせて持たせる、という、岩田騎手らしい豪腕プレーだったようです。
次はもうちょっと仕掛けを遅らせても大丈夫な東京ですから、この馬には向きますね。

…どうしてもこの3頭になるんだよなあ〜。
2着のトライアンフマーチはおそらくペースのおかげで浮上したんだと思われるし…。
(と、本番で過剰に言われるようだった買いかもしれんけど(笑))
セイウンワンダーも、今回以上のパフォーマンスはおそらく辛いと思われます。

反省会。4月19日、7レース、4歳以上500万下、ダート1800m。

◎ピンクパンサー 4着
○ウインク 1着
▲アドマイヤワールド 5着
△ノワールシチー 2着

これは…惜しいというか、本命を打ち間違えている感じ。
対抗が来ているわけだから、あとは印をどう打つかだけで当てられましたね。

1着のウインク、前走で2着に入っていたのですが、そこが牝馬限定戦だったんです。
一方本命にしたピンクパンサーは牡馬混合のレースで2着だったので、
そちらを本命にしたのですが…ミスでしたねえ…。
前走が牝馬限定とは言え、ウインクは首差まで詰め寄っており、
ほとんど展開ひとつで変わるような着差だったのです。
これだったら、現級ではいつ勝っても不思議ない。と思えないといけないですね。
本命を打ったピンクパンサーは5歳。
つまり、この条件を勝てないまま1年以上も経過してしまっている馬。
一方ウインクはまだ4歳で、成長途上でもあり、戦歴も浅いという、買いの要素があったのです。
首差まで迫っていたことと、4歳、これを決め手に買える予想でした。

▲アドマイヤワールドも前走2着があったのですけど、これは後方から競馬をしてのもの。
この馬も5歳でここをずっと勝てない馬ですし、過剰な期待は禁物、ということかもですね。

△ノワールシチーは、11ヶ月の休み明けで、さすがに本命は打てなかったです。
ただ、11ヶ月前は1000万で競馬をしていた馬で、すでに500万は勝ってきています。
仕上がり自体は悪くなかったですから、抑えることは可能でした。
多分この馬、次は確勝なのではないでしょうか。

「下級条件では4歳馬は成長してきていることとキャリアが浅いことから狙える」
「前走僅差まで迫っていた馬はいつでも同じ条件なら勝てるか」


4月20日
今日は残念ながら昨日のレースも見られなかった上に、反省もまだやってないです…。

ただ昨日の夜から、すでにダービーを考えています(笑)
ダービー、勝つのはどの馬なんだろう…?
今のところの候補は、ロジユニヴァース、リーチザクラウン、アンライバルド、の3頭かな。

…と書くと、絶対「昨日あんなに負けてたじゃないか!」との突っ込みを受けそうですが、
しかし、昨日の大敗で2頭とも終っちゃうとはとても思えないんですが。
ロジユニヴァースなんかも、「早熟」の一言で片付けられているのですが、
そんなもん、昨日の一戦だけではわからないですよ。
これでダービーも大敗して、さらに神戸新聞杯でも連に絡めなかった、
とかになったら、それはさすがに早熟かも知れんけど、
一戦負けただけで成長が無いと判断するのは、あまりにも危険すぎるってなもんです。

リーチザクラウンもまだ昨日の一戦で、「シアトルスルーが出た」とか、早すぎますし。
…まあシアトルスルーは出ているとは思うけど(笑)
でも父はスペシャルウィークだし、こちらは重厚なイメージなので、
上手くこのシアトルスルーの軽さと、スペシャルウィークの重さが絡めば、
ちょうどいい割合になるんじゃないかと。
この馬はそのバランスが取れている馬だと思うんですがねえ…。
こちらはレース前から「広いコースの方がいい」と言われていたわけで、
(基本的に中山は道中のラップが早くなって息が入りづらく、東京は道中のラップは遅くなるので)
実際東京に行ったら変わる可能性も十分あると思います。

そしてアンライバルド。
この馬はもうレース前から「東京の方が向く」と言われていた馬。
とにかく瞬発力には定評のある馬で、こういうタイプは持久力が試される中山より、
瞬発力が試される東京の方がいい確率が高いです。
しかし、昨日のあのタイムを追走しているわけだから、持久力も大変なものですね。
脚を使えるの時間は短い感はありますけど。
中山だと、坂を上る辺りではすごい脚を見せるけど、ゴール前はただの馬、って感じで。
おそらくは瞬発力は十分。
これなら東京は向く可能性が大きいです。
昨日の時計も1分58秒7という破格の時計。上がりも中山で34秒6は早いです。
中山でこれだけの競馬ができるなら、東京だとどうなるんだ…?という期待を持たせますよね。

今のところはまだ、「3強」だと思っております。


4月19日
今日のレース、まだJRAのサイトで見ただけの状態ですが…。
なんじゃこりゃあ…。
ロジユニヴァース、なんでこけるんだ…?よくわからん。
2着のなんとかマーチに負ける馬だとはとても思えないんですが…。
ハイペースに巻き込まれた、って説があるようですが、いやいや。
今日の位置取りで負けたらハイペースも何もないです。

その前に、ハイペースだったのでしょうか…?
道中12秒ちょいのラップが続いて、息が入らない流れだったというのは理解できるのですが、
しかし、これはG1としては、「ちょうどいいペース」なんじゃないかと。
むしろ最近の皐月賞はスローペースの競馬ばっかりだったので、
今年くらいの流れになって、ようやく通常のラップだと思います。

実際前半59秒1、後半59秒6、ですから、そんなに最後ラップが止まっているわけではありません。
「息の入れ場の無い流れ」というのはともかく、「ハイペース」かはなんとも言えない。
ペースだけなら平均よりちょい早い、くらいだと思うんですが。

で、なんでロジユニヴァースは負けたんでしょうか…?
タイムが1分58秒台という、この時期としては他では無いタイムになったために、
未知の力を試された、ということなのかな?
しかし、4角で前が完全にふさがって、もうここで競馬にならなかった可能性が高い気もします。
馬が行かなかったんですかね?
今日見た限りでは、4角で前が詰まって終った、という印象を受けたのですが、
今度時間のある時にレースを見直してみたいと思っております。
おそらくこの馬は巻き返し可能でしょう。

リーチザクラウン。
これはもっと不可解。前が潰れた、なんて言われていますけど、どうなんでしょうか。
結果的に前に行った馬には辛かったってことなんでしょうか…?
でも、今日はスムーズに折り合えていたように見えましたし、3コーナー過ぎまではいい競馬をしていました。
こっちも巻き返し可能なんじゃないかなあ…?

もちろん勝った馬は中山競馬場で34秒6の上がりは立派ですね。
勝ちタイムも1分58秒7は優秀を超えている。
この馬は前回も思ったんですが、坂を上ったあとの脚はたいしたことないけど、
坂を上ってくる時の脚がすごいですね。
元々瞬発力には定評があって、むしろ道中のラップが早くなる皐月賞では辛いんじゃない?
と思われていたので、ここを勝ったのは大きいです。
今回勝ったので、これで晴れて「3強入り」できたのではないかと思っています。

今日の競馬での好走組みは信用しないでいいでしょうから、
おそらくはダービーはアンライバルドを中心とした「3強」でいいと思います。
今日の競馬を終えて、ようやく「3強が形成された」と、個人的には思っております。
ダービーは大敗した2頭、そんなに差はないですよ。と申し上げておきます。


4月17日
あさって試験があるため、明日の更新はおやすみします。
申し訳ないですけど、よろしくお願いします。

そんなわけで、皐月賞前最後の更新となるわけですが、
昨日はロジユニヴァースについて書いたので、今日は他の馬。

…というか、個人的には今回のレースは「2強」だと思うんですが、みなさんどうでしょうか。
世間的には、ロジユニヴァース、リーチザクラウン、アンライバルド、の3強ムードだと思うんですが、
そのうちリーチザクラウンと、アンライバルドを比べてみると、
明らかにリーチザクラウンの方が上だと思うのは僕だけでしょうか?

前走のきさらぎ賞とスプリングSの比較なのですけど、
きさらぎ賞でリーチザクラウンはリクエストソングに対して、3馬身半の差をつけました。
一方で、アンライバルドはスプリングSでリクエストソングに2馬身半しか差をつけられてないんです。
ここからがより重要なのですが、きさらぎ賞のリーチザクラウンは馬なりで3馬身半つけていて、
しかもゴール前はむしろ流す余裕をみせての3馬身半。
一方アンライバルドは一杯かどうかはともかく、とりあえずゴールまでしっかり追われての2馬身半です。
これ、明らかにリーチザクラウンの方が上だと思うのは僕だけなのかなあ…?

まあ、競馬場が違うことは頭に入れておかないといけないですけどね。
リーチザクラウンが3馬身半ちぎったのは京都外回り。
一方のアンライバルドは中山でした。
直線が長いコースというのは、実力がある馬に関しては、2番手以下をちぎりやすいことが多いです。
中山ではめったに大きな差をつけて勝つ馬はいませんが、
東京では比較的着差が大きくなることが多いです。
ですから、京都の外回りでは着差が付きやすく、その分リーチザクラウンの方が楽だった。
とも言えなくもないのですが…。

ただやはり個人的にはリーチザクラウンの方が格上だとは思っております。
この馬に死角があるとしたら、小回りよりも広いコースの方が合っていそうな点。
まあそれも、先行できる脚質なので、こなしてしまう可能性も十分あるとは思いますけど。
ただ、器用さという意味では、若干アンライバルドの方が上かな?とは思いました。

…まあ、1番人気になる馬は、力もあって器用でもあるんだけどね。
僕はそちらを本命にしてみましたです。

あと、明日のマイラーズカップも悩みました。
…てか、どのレースも基本的に丸々1時間は悩むんですけどね(笑)
特にオースミグラスワンをどうするかで迷ったのです。
この馬はG2では今のところ結果が出ていないので、普段なら斬りでいいと思います。
しかし今の阪神は完全な外差しの馬場。
前が潰れた時に伸びてくるのはこの馬の十八番ですから、
なんか今回いかにもハマりそうだと思いました。

で、どれを切るか、って話になって、ヒカルオオゾラが1600万の実績だけで人気になっているので、
これを攻めの気持ちで切ってしまおうか!とか思ったのですが、
最終的にはタマモサポートを切るところで落ち着きました。
タマモサポートも、前走の完全な前つぶれのレースを先行して残ったり、
前々走もG3では格の違いを見せたりしていたので、
これも十分来る可能性のある1頭だと思ったのですが、
しかし、先行という脚質と、津村騎手がどうも気になりました。
津村騎手、去年もダメだと叩いたけど、今年も見事に1、2着が少なく、3、4、5着が多い、
という、恵まれた馬に乗ってこけまくり、というパターンを見せてくれているので…。
明日もできれば荒れた内を通って先行して欲しいです。
そうすれば、外だけ、差しだけ、という馬場の今なら潰れてくれますからね。
馬は本当に強くなっているので、消したけど、非常に怖い1頭です。

本命はスーパーホーネット。
すごく当たり前ですけど、G1で2着できる馬がG2ですからね…。
他のどの馬もG1で2着はとてもできない馬ばかりですから、これなら…だと思います。
思い切って、外を回して欲しいです。中途半端だと外から交わされます!藤岡騎手、ご用心!


4月16日
週末は皐月賞ですねえ。
いろんな馬の調整過程が出ていますが、古い地球人、ほとんど無視しております(笑)
調教のタイムなんか見ても、レースがどうなるかなんてわからないですよ。
そんな時間があるんだったら、前走のVTRでも見ていた方がはるかにましです。
調教で早い時計出すだけだったら別に未勝利馬でも出せますし、
そんなに重要なファクターだとは思えないんだけどなあ…。
ま、いずれ調教も研究する日は来るかもしれませんが…、今のところは軽視、で。

しかし、3強ムードなんですね、今年の皐月賞は。
前走ロジユニヴァースは最後流す余裕を見せて弥生賞を勝ち、
リーチザクラウンは相手は弱かったけど、きさらぎ賞を圧勝、
アンライバルドは最後はちょっと余裕は無かったけど、
それでも一番レベルが高かったトライアルを完勝していますから、
確かに3強というのもうなずけます。

ロジユニヴァースの底がどれだけあるかなんですよね〜。問題は。
2冠とか取ってくるほど強い馬なのか、それとも三冠のうち一個くらい取るくらいに強いのか…。
確かに今年は相手も強いので、例年だったら相当抜けている馬と称されるであろうこの馬でも、
今年なら横並び、という表現ができるかもしれません。

ロジユニヴァースに有利な材料があるとすれば、
この馬、今まで再三小回りのコースで好走していることが挙げられます。
これだけ小回りで安定して走っているのだから、皐月賞の中山2000が苦手、という可能性は低いですからね。
ダービーでは小回りのみで走っていることは問題になってくるかもしれませんが、
さしあたり皐月賞に関しては、かえってこのローテーションはいいと思います。
皐月賞も終っていない段階でダービーを語るのは愚行でしょうから、
さしあたり、この馬が皐月賞の戴冠に近いのかな…?とは思っております。

反省会。4月11日中山5レース、3歳未勝利。ダート1200。
また未勝利戦の反省かよ!って感じですけどね。
バランスを考えたら他のレースでもいいのだけど、今週はあえて。

◎ノボパガーレ 1着
○ベルモントアイリス 14着
▲ザドライブ 3着
△カゼノグッドボーイ 7着

こう不的中のレースばっかり書くと、アンタほんとに当てられてるの?
言われそうですが、ええ…当てられています。
ただ、的中したレースは自分の中で理屈が完成しているレースなので、
むしろ不的中のレースの中に自分の予想をもっとよくする要素があると思うのです。
それで、惜しくも外したレースを中心に反省させていただいております。

それはそうとして、このレースの勝ち馬、ノボパガードはこれは本命にできました。
何しろ、前に行く馬に有利に運ぶことの多い下級条件のダート1200mで、
この馬は前走もハナに立つ競馬ができた上に、負けたと言ってもハナ差。
これは順当に順番だな、というのは簡単にわかりました。

2着のラッキーフラワー、これを抑えられなかったのはいけませんね。
確か先週の反省会でも同じような馬が2着に入ったと書きました。
つまり、「先行できていて3着に入ったことのある馬」というわけ。
とにかくダート1200では先行できるというのは力になります。
力関係で多少強さが上でも、今の未勝利、そんなにレベル差がありません。
そんな「多少上」くらいだったら、脚質が前にいける、というだけで、逆転できてしまうケースも多いです。
ラッキーフラワーはそんな1頭。
しかも前に行っていたのが今回より流れが速いダート1000の競馬で、今回が1200ですから、
今回の方が行きやすいです。
しかも中山ダート1200特有の外枠有利もこの馬には働いていたと思います。大外枠。
いかにも…な馬でしたね。先行は力なり!ってことです。

だいたい他に印つけた馬だって、そんなに強い馬はいませんでした。
○ベルモントアイリスは完全に古い地球人の馬鹿が出ました。
この馬も先行はしていたけど、前走0.9も負けての4着。
これでは大して買いの要素にはなりません。
今回14着に負けているので、これは未勝利脱出は辛くなったのではないでしょうか。
▲ザドライブも、キャリアが1戦しか無い馬で、しかも1戦目に結果を出せませんでした。
今回使われての変わり身で3着には来ましたけど、1、2着に比べると、買いの要素は少ないかも。
△カゼノグッドボーイもキャリア1戦。
早い時期だとキャリア1戦の馬の変わり身というのが期待できるのですが、
今の時期はあんまりキャリア1戦を信用しない方がいいかもしれません。
本当に強ければ、その1戦目で勝ちあがりますからね。今のレベルの低い未勝利だったら。

「中山ダート1200は外枠有利」
「レベルの下がった未勝利戦なら、前に行けることは武器になる」


4月15日
境勝太郎元調教師が亡くなっておられるんですねえ…。
89歳。
なんか寝ているあいだに心筋梗塞とのことで、死に方としては楽だったのかなあ…?
年齢的も大往生ですからね…。その二つはせめてもの慰めなのかもしれません。

僕はこの調教師の先生のことはあんまり知らないんです。
ちょうど僕が入ってきた頃に、引退しちゃった先生なので…。
サクラローレルも多分境先生の管理じゃなくなってからの凱旋門賞が1回あるだけなので…。

ただ、名伯楽と呼ばれている先生だと言うのは知っていますし、
サクラ、の馬を管理されていた、というのも知ってはおります。
ただ、とにかく現役時代のエピソード等を知らないので、なんとも言えないです…。
むしろ、僕としては競馬評論家として、馬体のチェックをしていたのが記憶に残っています。
残念なことに、僕は走馬眼がまったく無いので、境先生がおっしゃっていることが正しいのかどうなのか、
さっぱりわからないのですが、しかしその馬体を見ることは難しいのはわかるので、
そこから予想をされているのはさすがだな、とは思いました。

もう90歳近かったのに、最後まで馬に関わって、本当のホースマンだったのでしょうね。
現役時代をご存知の方いらっしゃったら、ぜひ境先生のエピソード等教えてくださいね。

反省会。4月11日中山3レース。3歳未勝利。
ここは取れたよなあ…というレース。
前走2着の馬のうち、首差まで詰め寄った方を対抗にして、0.2負けていた方を本命にして不的中という…。
未勝利は強い馬から勝ちぬけですから、
こういう非常に惜しいレースをした馬というのは、次は相手がもっと弱くなるので、大抵勝てるんです…。
夏から冬にかけてはレベルが高いのでなかなかそう上手くは決まりませんが、
春になるとどんどんレベルは落ちる一方なので、よく出るんですよ。こういう成績。イカンなあ〜。

◎カズノロマン 6着
○マルターズデライト 2着
▲プラチナタイム 5着
△ゴールドアカデミー 1着

イカンよなあ〜。マルターズでライトはそうなんだけど、なんでカズノロマンは不発なんだろう…?
この馬も2着を連続していたのに、今回なんか3着馬が7馬身もぶっちぎられているので、
一転未勝利勝ちのピンチになっちゃいました。
でも、1着馬が抜けて強かった、ってことなのかも。

1着のゴールドアカデミーは、ダートの1800に使われるのが2回目で、しかも1戦目は新馬。
こうなってくると、本格化後、適鞍に使われていなかった可能性が大きいです。
これなら500万でもやれそうな気配です。中山1800がベストかなあ〜。

2着のマルターズデライトは…。これはとにかく1200ばっか使われていた馬。
今回の1800をどう見るかだけだったのでしょう。
初の距離だから様子見、とするか、初の距離で変わる、と見るか。
僕は様子見してしまったのですが、この馬はこの距離の方がいいようで、
強気に買い!が正解だった模様。

◎カズノロマンは前走が0.2差というので、まだ◎では無かったのかもしれません。でも無印にはできんよな…。
▲プラチナタイムが無駄な買い目でしたね。5着、3着ときて、悪化してしまいました。
こういう5→3、みたいなのは、次は2着くらい…という馬と、また5着くらいに悪化する馬がいますね…。
見極めが難しい。
ただ、ここをこけたので、次はちょっと辛くなったな〜、という印象は受けます。どうなりますか。


4月14日
たまには褒めよう(笑)
辛口の話ばかりしているので、最近頑張っている人の紹介でも。
日曜日の競馬では、地方騎手、戸崎圭太騎手が大活躍でしたね。
ちょっと前に御神本は下手だ!と書きましたが、
戸崎騎手は最近騎乗が冴えてきています。
まだ地方競馬の癖が抜けていない部分もあって、幾分仕掛けが早すぎますが、
それでもなんとか、中央でも通用する騎乗に変わってきたように思います。

元々地方の騎手と言うのは、騎乗経験は豊富なので、
そこで上手な騎手と言うのは、中央の競馬に慣れれば、かなり上手くなる騎手もいます。
(安藤光みたいにどうにも下手な騎手もいるけど…)
戸崎騎手はまさにそのパターン。上手くなりつつあるかもしれない。
この分だったら、関東に遠征してきた時も、安心して買える騎手に変わってくるかもしれませんね。
つい最近まで、戸崎騎手だと安心して抑えられなかったのですが、
むしろ、最近の騎乗は上手い方に入るかもしれないです。

あと、中央の騎手では伊藤工真騎手が腕を上げてきました。
去年の暮れくらいまでは下手くそな騎乗も多く、どうにも買えない騎手でしたが、
最近はやっと騎乗がまともになってきました。
まあ…減量が3キロも利いているので、それで頑張れている可能性が高いですが、
とりあえず、▲が付いて、減量を3キロもらっているうちは、十分に買える騎手になってきているはずです。
ま…まだ時々ポカをするので、ぜひさらに精進して欲しいとは思っております。

反省会。4月12日、中山メイン、春蕾S。
ここは当てないといけないレースだった…。なんで外したのか、今でも不可解です。

◎ウエスタンビーナス 2着
○コレデイイノダ 7着
▲クーヴェルチュール 10着
△イースター 9着

アホや…ウエスタンビーナス本命まではいいけど、なんでアポロフェニックス消したんだろう…?
ウエスタンビーナスは比較的狙いやすい馬だったと思います。
休み明けをあまり大きく取りすぎなければ比較的簡単。
休み前、京阪杯で4着に走っているのですから…。
ここはレースのレベルが非常に低いレースになってしまっていたので、
重賞で4着できる馬だったら、抜けて強いです。
しかも前に行く脚もある馬ですし、これを本命にするのはいい。

問題は…なんでアポロフェニックスを消したのか…。
このレースには、前走オーシャンSの7、8、9着馬が出てきていたのです。
その中で、7着のコレデイイノダを抑えられていたのだから、
9着のアポロフェニックスを抑えられない理由はないです。
そもそも、7着と9着と言っても、ゴール前大混戦で入ってきていて、
着差は本当に僅差。全く差が無かったと言ってもいいくらいだったのです。
で、7着のコレデイイノダを○なんだから、アポロフェニックスにも印くらい打てよ、という話で…。

ちなみにオーシャンS8着のサンダルフォンは、オープン特別で全く結果の出ない馬でしたから、
これは消すことも可能でしたしね。なんでアポロを消したのか…。謎です。

▲クーヴェルは消していい馬だったと思います。
前走からなんと7ヶ月もの長期休養明け。しかも休養していなくても、オープン特別の福島民友カップで負けているわけで、
これで休養が入ったら辛いよな…というのは見るべきでした。
確かにG3を勝っている馬なのですが、しかしそこは確か3歳で、ハンデが51キロとか、そんなレースだったはず。
ここは消しでいい休み明けの馬でした。これはミスですね。

△イースターも…。なんかついて行くだけで大変な感じでしたね。
せっかくオープンには入りましたけど、これ以上はちょっと辛いかもしれません…。

「G3で好走した馬だったら、オープン特別なら優勢」
「重賞の7、8、9着など、着差がほんのわずかなら、わずかに負けていた馬でも逆転は十分」


4月13日
出たよ出たよ、スポーツ新聞の見出しで、「ブエナビスタ飛んだ」とか。
ウケる…桜花賞を普通に勝っただけで飛んだとか言って。
そこまでじゃないでしょうっての。何度でも言いますが。

そもそもディープインパクトは、走るフォームが軽くて、
まるで空を飛んでいるような乗り心地がして、見ている方も上下運動が少なくて、
綺麗なフォームだったからこそ、「飛んだ」と形容したわけで。
ブエナビスタはそういうフォームじゃないでしょっての。

なんでもかんでも、追い込みだったら「飛んだ」「ディープっぽい」
言い出すのやめてください。
そうそうディープインパクトのような馬は出ないからこそ、あの馬に価値があったわけで。
ブエナビスタは平均の桜花賞馬よりレベルの高い、「強い桜花賞馬」レベルですよ。
ディープインパクトほど、圧倒的に抜けた存在ではないです。

そもそも次の東京にしたって、改装後の東京は、内から伸びてくる馬に有利な馬場ですから、
大外から追い込んでくるこの馬には必ずしも有利とは言えないわけで、
オークスを勝てるかどうかもまだわからないっていうのに…。
この段階であんまりディープインパクトのよう、とか言わない方がいいと思うんですが…。
そもそも共通点が追い込みってだけで、だいぶタイプも違う馬なんだから…。

こう毎日のように書くと、僕はブエナビスタが嫌いなのかと思われるかもしれませんが、
これは好き嫌いで言っているわけではないのです。
ただ、余りに客観的視点を欠いたマスコミの報道がおかしいと思うので、
それに対するアンチテーゼとして申し上げているだけで…。

一応言っておきますが、ブエナビスタが弱いと言っているのではありません。
確かに強い馬ですが、ディープインパクトほど、圧倒的ではないよ、というだけで。
例年の桜花賞馬のレベルを超えた馬だとは、きちんと把握できてはおります。

反省会。桜花賞。

◎ブエナビスタ 1着
○レッドディザイア 2着
▲ツーデイズノーチス 12着
△ダノンベルベール 8着
☆ルージュバンブー 5着

まず△にジェルミナルを抑えられなかったことが最大のミスですね。
最後まで迷っていたのです。△はジェルミナルか、ダノンベルベールか。
(☆ルージュバンブーはその前にすでに決まっていた)
ジェルミナルは、前回先行圧倒的有利だった第1回阪神の2週目の、チューリップ賞で5着。
ここは後方から競馬をしてのものでした。
今回は内がかなり荒れて、外を回した馬の天下の馬場になっていたのです。
それを考えると、今回一発があるとすれば…という思考はできたはず。
外枠を引きましたし、陣営も思い切った騎乗で行く、と言っていたわけで。

一方のダノンベルベールは阪神ジュベナイルフィリーズで2着に入っているわけで、
もしここでブエナビスタの2着に入ったら全く同じ結果になってしまう。
そんなことはめったにありません。
「そんなもんジンクスじゃん」
と思った貴方。甘い!
あのねえ…このジンクスは別に理由がなくて、適当に出てきたジンクスじゃないのです。
何も桜花賞に限らず、弥生賞と皐月賞でもいいです。
チューリップ賞と桜花賞でもいいです。
どれひとつとして、同じコースで行われた重賞と全く同じ結果になることがあるでしょうか?
それどころか、1年前の有馬記念と、1年後の有馬記念が一緒の結果だったこともありますか?
同じコース、同じ距離なのに。
そんなことはめったに無いんです!あったとしたら、これは事故だと思ってあきらめられるような確率。
それを承知で、△を打ったのは馬鹿でした。
「同じ結果になったら事故だ!」という思い切りも重要ですね。

同じような理由で人気のサクラミモザも切ることができました。
これはそもそも前走は完全に前残りの馬場が有利に運んだのに、
今回外差しの馬場なのに、なんで人気になっているのかがよくわからない…。
「前走初芝で結果が出たから、2回目でもっとよくなる」
なんて話を聞きましたけど、3歳の若い時期に、ダート馬が芝で一戦走って、
次人気になってこける、というのはよくあることです。
これは特にレベルに問題があるトライアル等でよくあるのですが、消せるパターン。
なぜ人気になっていたのか、今でもよくわからない1頭でした。

◎はいいですよね。強いから本命を打ちました。以上(笑)
○は前走の映像を見られた方は抑えられたと思います。
というか、僕は前走のあとからずっとマークしていて、本番は7番人気くらいになるのかなあ?
なんて思っていたので、2番人気は参りました…。
秘蔵っ子だったんですがねえ…。知っている人は知っていたという感じ。
▲は、前走がレベルが低すぎたってことなんでしょう、残念ながら。
それはレース前にもわかっていたことなんですが、
しかしそれでも勝ち方が良かったのと、前走は休み明けだったことを考えればもっと全身があるか?
と思ったんですが…。案外でしたね。
△は上に書いた通り。抑えた僕のミス。アホなことをしました。
☆ルージュバンブーは非常に惜しい5着。
国士無双さんに「鞍上小牧だから抑えたんだろう?」なんて言われましたが、
僕がそんな単純な理由で印を打つとでも…?
この馬は、前走のチューリップ賞はわずかキャリア2戦の身でした。
それでいて、前残りの圧倒的不利な条件の馬場状態の中、
中団から競馬をして、さらに直線進路を失う不利も克服して、
さらにそこから伸びて来ての3着、というもので、非常に中身が濃い前哨戦の3着だったんです。
今回キャリアを加えて前進必至でしたし、一発あるとしたらこの馬、と思っていました。
さすがに相手が強くて5着まででしたが、狙いとしては悪くなかったと思います。

まあ…的中したレースではありましたが、反省点も多いレースでしたね。
とにかくダノンベルベールの△は完全にミスっています。よく覚えておこう…。

「前哨戦や阪神ジュベナイルの着順が全く本番と同じになる確率は極めて低い。来たら事故」
「レベル的に難があるレースでも(今年の場合エルフィンS)圧倒的な勝ち方をした馬なら桜花賞なら十分」


4月12日
ブエナビスタ、なんとか勝ちましたね。
フジテレビのアホ解説者や司会者、「いやあ強かった!」としか言わないでやんの。
そんなもん。強かったと言うだけだったら、競馬歴1年の初心者でもできるっての。
その点U局は違いますね。柏木集保さん。
「ブエナビスタは不利を克服して強かったですが、
2着のレッドディザイアはキャリア2戦目でよくここまでの競馬をした。
次あたり、成長曲線で逆転もあるんじゃないですか」
これです。これが解説というものです。
井崎修五郎あたりのは解説と呼べませんよ。理屈もへったくれもあったもんじゃない。
普段みんなの競馬のあまりのレベルの低さに失望して、
あの時間帯は大体パソコンを動かしていることが多いのですが、
今日は桜花賞ということで、見ていたら、やっぱりアホな番組をやっている…。
これで視聴率が取れているっていうのですから、一般のファンはわかりませんね。
ある程度のレベルになると、あの番組では馬鹿みたいで見られたものでは無いと思うのですが…。

U局ではアシスタントの女性の言うことも全く次元が違います。レース前にレッドディザイヤの特集をやったのですが、
レース後に話す内容がまったく違います。
「レッドディザイヤ、わずかキャリア2戦なのに、今日の着差だったら、次に期待が持てる!と思いました」
ちゃんと理屈が通っているし、競馬が何たるかをわかって話している。
フジだったらそもそもキャリア2戦でG1とっても、それが難しいことだとか、
そんなことは全く考えもしないんじゃないでしょうか。
フジは本当に馬鹿みたいな競馬番組やってますね。と申し上げておきたい。
そもそも司会もアシスタントも、競馬をちゃんとわかってないんじゃないの…?

…と、フジテレビ批判をしている場合じゃない。
ブエナビスタ、僕も一応強かったとは思います。
…でもね。今日のレース内容は、「普通の桜花賞馬のレベル」であって、
そんなにめちゃくちゃ強い、女ディープとかそういうのとは全く違うと思うのですけど…。
G1勝ちまくるかどうかなんて、まだまだわからない。
実際今日は半馬身差でもあったわけですし、なんであれを見て「強い!」と思っちゃうのか。

まあ…G1で余裕のある勝ち方なんかしたら、それこそ名馬になれてしまうわけですけどね。
最近では去年のスプリンターズSなんかは、スループレスナイト、余裕のある勝ち方だったと思います。
どうも…競馬ファンっていうのは、パドックはよく見られる人はいるけど、
実際のレースを見られる人はすごく少ないんだなあ…とよく思います。

ま…でも低レベルのG1ではなかったことは事実だと思います。
ブエナビスタはこれで4連勝ですし、弱い馬にはできないことだと思います。
でも、それがいつまでも連勝続き、という、ディープみたいなことには多分ならないですよ。
とも申し上げておきたいと思っております。

今日は勝ち馬と同時に、2着馬はもっと褒められていいんじゃないですか。
キャリア2戦で、しかも強い相手と戦うのは今回が初めてで、それであの競馬ですから…。
これなら、今後逆転の目もあって不思議無いと、僕は思うんですがねえ…。
競馬は勝ち馬だけ褒めていればいいってもんじゃない!とも申し上げておきたいと思います。


4月10日
ブエナビスタ、ニジンスキーのインブリードがあるんですねえ…。
あのあとよく血統のことを考えたらわかりました。
母のビワハイジはカーリアン産駒。カーリアンはニジンスキーの仔ですからね。
父のスペシャルウィークには5代前にニジンスキーが入っているので、
ニジンスキーの3×5ですか。
これでますます、ビワハイジはディープインパクトとはタイプが違ってくるような…。

ディープインパクトは父サンデーサイレンス、母父アルザオがリファール系で、
いかにもすがるいタイプだと思うんです。
ブエナビスタは、ニジンスキー譲りの持続力を持った馬だと思うんですけどねえ…。
父もスペシャルウィークで、瞬発力より持続力がある種牡馬だと思いますし。
まあ…牝馬ですから切れがある程度補充されている可能性はありますし、
スペシャルウィークもサンデー系なので、そちらが強く出ている可能性はありますが…。
まあ…それでもタイプがちょっと違うんじゃない…?とは思っております。

明日の予想はすごく迷いました。
僕の予想は馬連なので、軸はブエナビスタで大丈夫だというのはあったのですが、
相手は大混戦。抜けた馬は居ませんし、ブエナビスタが強いので、相手はまぎれる可能性も高くなります。
そういう意味でも難しかった。
一応7頭まで絞って、そこからが難しかったです。
ダノンベルベールと、ヴィーヴァボドカと、ジェルミナルが残って、すごく悩みました。
3時間くらい考えていたんですけどね。
普通に考えていくとダノンベルベールだと思うんですが、
しかしこの馬、阪神ジュベナイルフィリーズの2着馬で、
もしブエナビスタが勝つとすると、これが来たらまったく同じ結果になってしまう。
桜花賞と阪神ジュベナイルが全く同じ結果、というのは、
桜花賞13回目の僕は一回も記憶していないので、そう多くあることではないはずです。
そういう意味であるのかな…?と。

ヴィーヴァヴォドカは戦歴は怪しいと思ったのですが、
しかし逃げというのがいかにも今の阪神では不利になるのではないかと。
内が悪くなって来ているようで、基本的に外差しの馬場になってきています。
逃げではほとんど最内を通すしかないはずなので、そうなると…というのがある。
基本的に阪神1600は外回りで、逃げ込みは難しい、というのもありますし。
しかも鞍上が頼りない村田…。
というわけで消しました。

ジェルミナルは、戦歴的には3頭の中で一番劣るのですが、
しかしチューリップ賞で5着くらいに負けて、そして本番は巻き返す、というイメージは、
なんか桜花賞の穴パターンだと思うのです。
今年の阪神の2週目はかなりの前残りの馬場でもありましたから、
後方からのこの馬にはかなり辛い馬場状態であったことも事実でしょうしね。
そういう意味で、これもありかな…?
と考え出したら、結構難しいところだな、ということになりました。

最終的にはダノンベルベール△にしたんですけどね。
ま…当たり前だとこれだな、ということで。
阪神ジュベナイルフィリーズがレベルが高かったと思うので、
そのままワンツーもありかな…?というのに期待。さて、どうなりますか。


4月9日
ブエナビスタ、桜花賞では固そうですね。連軸としては。
とりあえず負かせそうな馬をこれから探していくわけですけど、
今日のどっかのスポーツ新聞の「女ディープ」はウケた(笑)
え…冗談じゃないの?本気でっか??

いやいやいやいやいや。
そんなに圧倒的じゃないでしょう。ブエナビスタは。
ここまでは相手の関係もあって完勝してきていますけど、
まだ今の段階で牝馬三冠を取れると確信できるレベルの馬ではないですし、
(というか、桜花賞取りこぼすかも…なんて可能性も考えられるし)
全然デイープインパクトほどの圧倒感は無いと思うのですけど。

馬の性質としても、ディープインパクトは切れ味で勝負するタイプの馬でしたが、
ブエナビスタは父がスペシャルウィークということで、若干持続タイプにシフトしている気がします。
馬の性質もだいぶ違うと思うし…あんまし脚質だけで「ディープっぽい」とか言い出さないほうがいいのでは…。
ディープインパクトから入った若いファンならだませるかも知れませんが、
中堅どころでしかない僕程度のものでも、この話題はお笑い草なんですが…。

三冠って難しいんですから。結果的に三冠馬になるかもしれないけど、
でも今の段階で「三冠確実」と言えるほどの馬でもないと僕は思っております。

反省会。
ちょっと難しいところ行きます!4月5日、7レース。僕が一番苦手な4歳上500万下。

◎ゴールデンジュビリ 1着
○マルターズスクープ 7着
▲クラッカージャック 3着
△ポリバレント 5着

◎ゴールデンジュビリは簡単ですよね?
前々走、16ヶ月半ぶりの長期休養明けで、いきなり3着に走っています。
2走目で2着に負けていますが、これは鞍上のポカだと思います。小林淳一…。
しかし…今の500万では前に行けるだけで貴重な存在ですし、
休養の影響で、本来なら1600万あたりに居る馬が500万に出走してきた印象だったので、
これは中心は固いな…と思いました。
あんまりないですよ。500万で中心が固いと思えるケースなんて。
それで、当てられたと思ったのですが…。

2着ピンクパンサーを無印にしてしまった…。
これはまだ実験的というか、古い地球人も研究途上なのですけど、
今の時期の500万、逃げられるような馬だったら、前走3着していれば十分なのではないかと。
これが秋ごろのレベルの高い頃の500万だと、
3歳の生きのいい馬に勝たれてしまって、こんな馬には出番は無いのですけど、
その後未勝利が終ってしまって、500万には新しい馬が補給されなくなります。
よって、強い馬はどんどん抜ける一方で、500万も春ごろにはレベルが下がってくるのです。

実際このレースも、先行馬が非常に少ない有様で、これなら前にいけるこの馬には楽に競馬ができると思いました。
前走0.5差の3着、逃げでのもの…のレベルだったら、今回は2着くらいあるかも…?
位に見ておかないといけないかも知れません。
ここ最近3着以内に入れた馬も少なかったですし、条件が変わってきた馬もほとんど居ない状況。
これなら、3着→2着、というレベルの低い時期の未勝利戦のようなこともありえるのかもしれません。
この馬には先行力のプラスアルファもあったわけですしね。

○マルターズスクープは9ヶ月の休養を挟んだ4歳馬なので、そろそろよくなるかと思ったのですが、
全くよくなってこなかった…。4着、3着、ときて、悪化してやんの。
案外掲示板→、掲示板、は信用が置けない…?さらなる研究が必要。
▲クラッカージャックは惜しい3着。これは間違ってなかったでしょう。
すでに500万は一度勝っている馬ですし、今回休養明け2戦目ですから、走りごろです。
△ポリバレントはミスですね。いらない買い目。5着、5着ときて、また5着でした…。
1000万だけじゃなくて、500万も同じような着順を繰り替えすケースはあるのかなあ〜。

「レベルが下がってきた500万なら3→2着、なんてケースもあり??」
「故障明け3戦目くらいで、明らかに抜けている馬は買い」


4月8日
なんすか?東京スプリントって。
今年から交流重賞になったの…?存在すら知らんかった。
確かに4月のこの時期、スプリントのレースがなかったからいいかもだけど、
しかし有力馬はあんまし出て無かったですね。
有力どころはもうちょっとあとの、かしわ記念とかかきつばた賞あたりに行っちゃうのかもですね。

このレースを知らなかったのは、優駿をまで去年の春のを読んでるからなんだけど(笑)
一時的に全然読んでなくて、溜まっちゃっていたのです。
思ったのは、田原騎手、昔だったら天才だって言われるのもわかるような気がします。
今だったらこのレベルの騎手はトップジョッキーなら何人も居ますけど、
20年前の競馬だと、まだまだこのレベルの騎手は少なかったみたいで。

よく競馬学校の騎手課程がいい騎手を出せないって言われていますけど、
それでも20年前の競馬に比べたら、今の競馬の方が明らかに全体のレベルは上がっていると思います。
4コーナーで外に振られて、内がぽっかり、とか、
道中も馬の間隔が必要以上に開きすぎて、自由自在に馬を動かせる、とか、
そんな競馬もずいぶん見られていました。
今は外国人や地方出身のいい騎手も入ってきていて、いい意味での競争になってきていますね。
大規模な落馬も昔に比べたらだいぶ少なくなってきましたし…。
このまま競馬のレベルが上がり続けて行って欲しいものだと思います。

反省会。4月4日。最終競走。4歳以上1000万下。

◎トーセンバスケット 2着
○ストームタイガー 5着
▲シルクスターシップ 4着
△レオソリスト 7着

これはまず、1000万の基本からおさらいしないといけないですね。
1000万で、3着→5着→5着→4着、
とか、好走はするけど勝ちきれない、というタイプは、この次もまた好走止まりが多いです。
もうちょっとよくて、2着→4着→3着→4着、とかだと、2着くらいはある可能性は否定しませんが、
しかしそれでもあまり強く勧められる人気馬ではありません。
こういうタイプは大体プラスアルファのある馬にもって行かれて、
今回もまた4着でした!というパターンが非常に多いのです。

そういう意味で、シルクスターシップを買ったのは僕の甘さ。
3着→11着→3着→5着。
という、なんとも、1000万で買っちゃダメなパターンの着順そのまんま!って感じの馬です。
結果は上に書いた通りの4着。
こうなっちゃうんですよ。なんとか掲示板、クラスの馬は。
ちなみに○ストームタイガーも、
5着→2着→9着→9着、と来て、今回もやっぱり5着まででした。
△レオソリストはもっとひどい。
5着→5着→8着→4着。で、今回7着。

大体1000万というのは、これまで好走どまりの馬は、今回も好走どまりです。
よく「安定しているから買い」って買っちゃう人が居ますが、これはミス。
今回も安定した着順で負けてくれるパターンが非常に多いです。

そういう意味で、いかにプラスアルファを見つけられるかが重要になってくるのですけど、
勝ったワインアドバイザーはまさにプラスアルファのあるパターン。
7着→1着→3着→7着。
このパターン、500万は勝ったけど、1000万で通用してないんじゃない?
って説も出てきそうですが、実はここ2走の3着と7着、両方とも不良馬場でのものなんです。
良馬場で競馬をした最後は500万で、そこを勝ちきっていました。
こういう、「勝ちきる力」がある馬も、1000万では重要なポイントになってくることが多いようです。

2着トーセンバスケットも、1着→6ヶ月休養→2着→1着。
という馬で、4歳で戦歴が浅く、1000万では初だったのですが、
正直、1000万でずっと勝ちきれないような馬よりは、500万を勝ったばかりの馬の方がましなケースも。
この馬はまだ底も見せていない馬で、自信を持って本命に推せました。
500万を負けた2着にしても、6ヶ月もの長い休み明けだったわけですし、全く底を見せていませんでした。
4歳というのも下級条件ではよく来るので、それも買いでしたしね。
底を見せていなかったり、成長力がある分、若い馬は下級条件では有利です。

3着パルジファルは、これも「3着になるケース」という着順パターン。
休養→4着→7着→3着。ね?いかにも、次も3着!って馬っぽいでしょ?
とにかく、こういうプラスアルファが無い馬を狙ってはダメ、ということです。

「1000万は好走どまりでいつも終る馬は、今回も好走どまりで終る」
「下級条件は4歳馬。さらにキャリアが浅かったり底を見せていない馬は格下に見てはいけない」


4月7日
ジャガーメイルが天皇賞ぶっつけかよ〜、と思っていたら、
今度はオウケンブルースリが天皇賞回避だそうで…。
駒、そろわねえなあ〜。
これじゃ下手したらアサクサキングスが1番人気になりかねん…。
あの馬はG1ではちょっと足りないイメージなので、
(勝っているG1は相手関係がものすごく楽だった菊花賞のみなので…)
これを本命にしようとは思わないです。

しかし、これだけ相手が弱くなってしまうと、全くの無印というわけにもイカンかも知れん。
本当ならそんなに強くないとわかっていて、
しかも不良馬場の前哨戦を勝って人気になってしまう馬なんか、
軽視して当然、だと思うんですが…。

しかしオウケンブルースリ、ハ行なのかな?歩様がおかしくなったとか。
ただ骨には異常ないんじゃないか、とのことなので、
とにかく休ませれば治りそう、というのは良かったです。
天皇賞出てきたら印は確実にまわった馬なので、
無理して出てこられて凡走、よりはいいのかも知れません。

反省会。4月4日。中山5レース、3歳未勝利。

◎キングパーフェクト 1着
○シャドウライン 7着
▲ディナルアルプス 5着
△クリスチャンパール 8着

でした。
◎は非常に簡単でしたね。
レベルの高い頃の新馬戦を3着して、今回休み明けでした。
は?それのどこが買い?思う人は僕の前にも書いた日記を思い出してくださいませ。
10月、11月のころの新馬戦は(未勝利戦も)レベルが高いです。
そこで好走していたクラスの馬は、今の未勝利に入ったら力が違いすぎるのです。
ですから、多少休み明けのハンデがあっても、楽に勝ってしまうことがしばしば。
(僕はこれを仮にウラシマ効果、と呼んでおきたいと思います)

特にこの馬は負けた未勝利の一戦が東京の1400を先行してまける、というもので、
これは中山に代わったら楽に勝てそうだ、というのが明らかでした。
よってこれは自信の本命。

問題は2着馬を拾えなかったことですね。
2着のコスモエルベンは、前走3着に走っていました。
しかもそこは阪神の外回り1600という、逃げた馬にはものすごくきつい条件で、
そこを長谷川騎手が逃げさせて3着の馬だったので、
今回楽に先行できる中山1600。それも鞍上が松岡騎手に変わっていたのですから、
これは買えるでしょう。
まず3着→2着、という形は、だんだんレベルが下がっていく今の未勝利戦ではよくある着順パターン。
それに鞍上や展開、枠のプラスアルファがあるのですから、なぜ買えなかったのかが謎。
5レースってことで、あんまり本気で予想していなかったものと思われます。
これだけ来る条件が揃っていたのにね。

3着はこれは抑えるのは非常に難しすぎです。
前走4秒1負けていた馬はさすがに抑えられません。
無理やり来る要素を探せば、11月の新馬戦からのウラシマ効果と、
父ミラクルアドマイヤ産駒の、ダート→芝変わりってことくらいかな。
でも、これで狙っても普段は他の同じパターンの馬は来ないと思います。

ここは1、2着が比較的簡単に抑えられるレースなので、まずそれを当てていかないと…。14.9倍もついたらしいですし。

○、▲、△は完全に無駄な買い目でしたね。
○シャドウラインと△クリスチャンパールは似たようなパターンの馬で、
新馬戦で好走、の1戦のキャリアしかない馬だったのです。
このパターンは難しい。
新馬戦を叩いてがらっと変わってくる馬もいるので、それを狙って抑えたのですが…。
ただ、もうこの時期になってしまうと、新馬戦のレベルがカスカス、という可能性が高いんですよね。
むしろ未勝利の方がレベル高いよ!という新馬戦もたくさん組まれている。
残念ながら、○と△の新馬戦は、そんなカスカスの新馬戦出身だった模様で…。

▲ディナルアルプスは、ここ2走が3着→4着、だったので、今度は2着くらいある番かな?
と思ったのですが、不発でした。
2着に来た馬が前走3着で、そっちの方が買える要素は後から考えると上に書いたように一杯あるのに、
なんで買える要素が少ない方を選んだのかわかりません。この辺がまだ甘いですね。

「春になったらウラシマ効果を狙え」(10月、11月の新馬、未勝利好走からの休み明けは買い)
「2月、3月ともなると、新馬戦のレベルがカスカスの可能性が高くなる」


4月6日
ダービー卿CT、レース後に思ったのですけど、「これを取れるようになりたいな」と思いました。
実際取れる馬券ですよね。これは。
1着のタケミカヅチを無印にしたのがそもそも間違いで…。
レース前にも「ちょっと怖いな」とは思っていた1頭なのですが、切ってしまって…。
てか、去年の皐月賞で2着できている馬なのですから、今回G3なら、
まともに成長してきていれば勝負になっておかしくないのは明らかだったのです。

てか、鞍上込みでいらない、と思ってしまったんですがねえ…。
柴田善臣騎手、重賞で弱いことは周知の通りで…。
これは別に某巨大掲示板だけじゃなくて、もうあちこちで言われている話ですよね。
この人は無理な騎乗をしないんです。馬が無理なく走れる競馬、しかしないので、
さらに馬にプラスアルファを与えないと勝てない重賞では弱くなりますし、
極限の競馬を求められるG1では、ますます来なくなってしまうという。

ただ、今回のダービー卿CTは、すごく混戦で、オープン特別をそんなに差が無かったわけです。
そんなレベルの低い競走なら、無理なく乗る善臣騎手でも、勝たせられる可能性はありましたよね。
実際、この人が勝っているG1は高松宮記念とか、レベル的に難があって、
G1とは呼べないG1、というレースを勝つことが多いように思います。
ですから、現状でもレベル的に難のある、重賞とは言えないような重賞なら勝てたのか、と。

しかし、馬にしても、重賞とは言えない重賞、にハンデ56キロなら、これは買わないといけない。
オープン特別+、くらいのレースに皐月賞2着馬が出ているのに、無印、というのは無いですなあ…。
前走も2着とは言え、不良馬場の中よく差してきていました。
中山1600というのは差しは決まりづらい条件なので、そこを差してきているあたり、
この馬の中山適性はたいしたものです。
距離も2000までならこなせますから、2000くらいのレースに今後出走なら怖いと思います。
中山金杯なんて、この馬にはぴったりの条件なんじゃないでしょうか。

反省会。4月5日、ダービー卿CT。

◎レッツゴーキリシマ 13着
○マイネルファルケ 2着
▲キャプテンベガ 4着
△ショウワモダン 8着
☆マイネルレーニア 14着

いけません。とにかく◎のレッツゴーキリシマがいけません。
今回外枠に入ったのが全てだったようで…。
幸騎手、「外枠だったので、無理なく中団から行った」とコメントしているみたいですが、
多少無理してでも、前に行かないとこの馬は全く走りません…。
ただ、無理をして先行していくほどの騎手でもないので、
外枠に入った時点で「怪しいな」と思っておかないといけなかったのかも。
外枠で先行しようとすると、度胸よく飛ばしていかないとダメですからね。

マイネルファルケは2着ですからこれでいいでしょう。
キャプテンベガも、オシム監督に習って言えば、「肉でも魚でもない」馬。
東京が上手いわけでもなく、小回りが上手いわけでもない…。重賞ではね。
オープン特別くらいに格が下がれば、おそらくすぐにでも好走できると思いますが。
ショウワモダンは前走不良馬場を圧勝しただけなのに信じてしまった僕のミス。
同じ条件を連勝するのは、よっぽど力が抜けていないとできません。
ましてや、前回は不良、今回は良で、脚元から全然違っているわけで…。
これは明らかにいらない△でしたね。
マイネルレーニアは…これは逃げないと全然走らない馬なんです。
ハナを主張できなかった段階で、もう終っていました。
逃げられればG3くらいなら勝てる馬なんですが…。気性的にはもろいです。

というか、前走の東風Sで勝った馬を△にしていたらいけません。馬場が違いすぎるのに。
むしろ、あのレースで後方から脚を使う、見せ場があったタケミカヅチをもっと評価すべきでした。
着順が逆転することはよくあることですし、皐月賞2着の実績もあったわけで。
この馬を狙えなかったのが、とにかくこのレースを考える上でのミスでした。

「皐月賞で好走した馬がG3あたりなら、中山適性と実績で来てしまうケースも十分」
「中山1600で外枠に入ったら楽には先行できない。無理しない騎手だと差しになる可能性すら」


4月5日
今日は西のメインを取ることができました。
産経大阪杯。
綺麗に理論どおりに決まりましたね。
前日に国士無双さんとも話していたのですけど、
ドリームジャーニーは内回りで力を発揮できるタイプの典型的な馬ですね。
一方ディープスカイは外回りでこそ、というタイプ。
そのため、実力では1枚どころか、2枚くらい上回っているディープスカイを、
ドリームジャーニーは差しきってしまいました。

競馬で内回り、外回りの区別は結構大事なんです。
外周りは大体道中のペースが下がって、スローからの瞬発力勝負になります。
内回りはペースが上がって、全体の持続力を求められることが多いです。

…まあ最も、今日の大阪杯は前後半のラップが同じくらいで、
内回りにしてはペースは遅かったのではありますけど…。
でもやはり直線が短いと求められる適性の中身が違ってくるようです。
短い直線でどれだけ脚を使えるか、というね。

井崎先生あたりは完全に勘違いしてますけど…。
「内回りだと直線が短いから差し馬には辛い」という、30点くらいの回答を提出しています。

全くの間違い、とは言い切れないです。
実際福島なんか、前に行かないと話しにならないことも多いですし。
でも、京都や阪神の内回りになると、道中のラップも結構上がりますし、
前に行くかどうか、よりも、道中の速い流れを追走して、最後も35秒台でまとめる。
という、長い直線のコースとは違った適性が求められるようになるのです。

ディープスカイはまあ、今年初戦としてはよく走ったんじゃないですか。
今後安田記念から宝塚記念とのことなので、安田記念は王手でしょう。
そんなに強い短距離馬が居ない状況でもありますし。
宝塚は…まだ他の路線を見ないとなんとも言えないかな、という感じで。

中山のダービー卿CTは色々と研究しがいがありそうなレースでしたね。
これは研究を進めれば取れそうな香りがあるレースでした。
詳しくはまた後日の反省会で色々やってみようかと思っております。


4月4日
今日のメインはやられたなあ〜。エーシンエフダンズ、ちゃんと来ちゃいましたね。
そんなに抜けてはいないと思ったのですが、それでも持ってくるあたりが藤田なのかも。
僕の本命のレッドビームシチーは後方からになって、いいところがなかったです。
このレースはハネダテンシを本命にするのがよかったのかなあ、なんて思っております。

さて、明日は重賞が二鞍組まれていますね。
関東は非常に難しい。
どの馬もいると言えばいる、いらないと言えばいらない。そんな馬が大集結。
元々すごく荒れる重賞なのに、出走馬がこれでは、今年も大波乱なのかなあ…?
大波乱になってしまうと、普通の予想では的中できなくなってしまうので、
できれば常識にかかる配当でお願いしたいと思います。

僕の本命はレッツゴーキリシマにしてみました。
この馬は中山マイルあたりが一番器用に競馬をこなしますし、
前走あたりは中京の2000mでも最後まで抵抗していたように、
先行馬には必ずしも有利とは言えない条件でもよく走っていました。
それが今回とにかく前に行ったもの勝ちの中山1600に変わったのですから、
僕はこの馬から入ってみたいと思っております。
ハンデも55キロで手ごろ。実際このコースでは朝日杯2着や、京成杯オータムハンデ2着がありますし。
スムーズに先行してくれる流れに期待です。

大阪杯もひねりました。
ひねりましたというか、ディープスカイが今回に限っては信用しきれなかったのです。
単に休み明けと言うだけなら、ジャパンカップで2着している馬がG2に出てきたわけですから、
そこは格の違いで克服してしまうと見るべきだと思うのですが、
今回は阪神の2000mということで、内回りなんです。
ディープスカイという馬は、もうえらい長いこと、外回りや東京コースの、
直線の長い競馬場での瞬発力比べばかりやっていました。
今回久々に内回りに変わりますし、しかも59キロの斤量は初。
これはどうも…楽ではないなあ…という印象を受けました。

それでもジャパンカップや天皇賞で好走してますから、
これはただの直線の長いところの瞬発力比べってだけではない可能性はあります。
G1ともなると、道中のペースも早くなりますから、
瞬発力だけではなくて、持久力も含めた総合力をすでに試されていて、
それで結果が出ている。という可能性も無くは無いと思います。
非常に難しいところだとは思うのですが、休み明け、59キロ、内回り、の三重苦でもありますし、
今回は他の馬から探してみようかと思いました。

本命はドリームジャーニー。
この馬は内回りは強いです。外回りだと、あまり力を出し切れないところがあるみたい。
昨秋の朝日チャレンジカップでは強い競馬のあと、天皇賞で大凡走、とか、
そのあたりにこの馬の特質が出ていると思います。
本質的に瞬発力のタイプではなく、持久力のタイプなのでしょう。
ならば、道中のラップが早くなる小回りはこの馬にはもってこい。
前走中山記念の最後の脚を含めて、この馬から入ってみようと思いました。


4月3日
明日は重賞が無いんですねえ。
それでも予想は仕上げておきました。
関西は1頭強いのがいるからその馬から入るとして、
中山は人気ほど実力馬が強くないと思うのは僕だけでしょうか?

おそらく1番人気は大崩の無いエーシンエフダンズになると思います。
前走3着ですが、ここは藤岡康太騎手が騎乗ですし、参考外とも言えなくも無い。
しかしね、前々走の競馬を見てみたところ、ハンデ差はかなりあるものの、
3着のシルクプラチナムとの着差はほとんど無いんですよね。
あのくらいだったらちょっとしたことで着順が入れ替わりますし、
そんなに、人気ほどは抜けていないんじゃないか、と見ました。

持ち時計も有力どころが似たようなものですから、ゴール前大激戦になるんじゃないかと。
そういう意味で、レッドビームシチーに期待してみたのですが。
この馬、昨秋の市川S、今回と同じ中山1200で、モルトグランデの2着に入っています。
ゴール前の2着争いの叩きあいに最後競り勝っていますし、
その時の鞍上は大庭騎手ですから、今回横山典騎手に変わればさらに上の着順も…。
というような気がします。

あと本命にしようか迷って、単穴までとしてしまったのですが、
ハネダテンシもセプテンバーSで差のない4着。
中山1200は向いていそうですし、ゴール前突っ込んできそうなイメージがありました。
そんなにずば抜けた馬が居ないここは穴人気くらいの馬から入ってみました。

関西は人気でもセントラルコースト。
前走が重賞で3着なら、今回オープン特別に格が落ちれば抜けた存在だと思います。
前回はこの馬向きの軽い脚抜きのいい馬場になっていたことは否めませんが、
それでも良馬場でも1000万、1600万を連勝していますし、
軸はこの馬でいいのではないかと。

ここは相手が難しかったです。絞りきれなかった。
てか、ペプチドルビー、強い馬なのに時々変な鞍上を使ってくるのはなんなの…(笑)
武英智とか、今回は荻野要ですって。今年未勝利ジョッキーを…。
小牧をわざわざ降ろす意味がよくわからないのですが。
小牧、可哀想なことに、全然人気のないウイントリガーに乗ってしまっている…。
とても荻野要から入る気にはなれないので、△としましたが、もしかしたら無印でもよかったかも…。

全体に前に行く馬を中心に取ったので、あまりペースが早くなりすぎるのは勘弁して欲しいです。


4月2日
アンカツは衰えた、って言うキーワードで探していくと、まあ少しは話題にあるみたいですが、
しかし「G1の叩き合いで負けたから安藤勝己は衰えた」という、あまりに感情的な記事が多いのには閉口します。
それは…印象に残りやすいレースで負けたから言っているだけなのでは…?
似たような記事で、「四位騎手はウオッカでミス騎乗したから下手くそだ」というのもある…。
あなた方…。一回ミス騎乗したら下手な騎手ですか…。

そんなこと言っていたら、全世界の全ての騎手が下手な騎手になってしまいます。断言できます。
ミス騎乗しない騎手がどこに居るって言うのだろう…。

しかも、上に挙げた2つ、それぞれ仕方ない面もありますし。
G1ではアンカツはかなり頑張ったと思います。
他の騎手が乗っていたら、2着すら危うい馬だったと思います。カジノドライヴは。
そもそも1600万で圧勝しただけの馬をG1で2着に持って来ているのに、
「追えてない」とか、「衰えた」と言い出すのはアホかと。好騎乗だろうに…。

見るところが違うでしょう。みなさん。
それよりも、その翌翌週の競馬を見たほうが衰えは明らかなんじゃないかと。
チューリップ賞。
こっちは勝ったために、誰も突っ込まなくて、むしろ「アンカツ上手い!」言い出しちゃってるんですが…。
いやいやいやいや!みなさん!シトワイヤン!!
思いっきりブエナビスタに持っていかれているじゃないですか…。
残り1000をまだ迎えていないのに、すでに馬に持っていかれてジリジリ上がって行ってしまっていて、
相当腕力が衰えたところを見せているにも関わらず、
「安藤勝己さんはかかったように見せておいて最後まで持たせるのが上手いですねえ」
で終わりですから…。

もちろん引っかかった馬をなんとか最後まで持たせて勝ってしまうのは、これは高い技術の証明。
しかし、そもそも腕力がまともだったら、道中引っかかる心配すらなかったわけで。

さらに、僕がアンカツが衰えたと僕が確信したのは、翌日も似たような競馬をしていること。
大阪杯だったかな?レインボーペガサスに乗って、これもまたブエナビスタを鏡に映したような引っ掛かり方を見せています。
こっちは好位から先頭に並びかける寸前くらいまで引っかかって凡走してしまったように、
完全に馬に持っていかれてしまっていました。
重賞だけ見て「競り負けたらから衰えた」と言い出すのはいかがなものかと思ってしまいます。
そもそも、1個のレースだけで判断するのは危険極まりない。
もっと長いスパンで見なければ、騎手に対する正しい判断はできないです。

重賞で人気馬をこけさせたとか、G1で叩き負けたとか、それだけで判断できるものじゃないと思うんですが…。


4月1日
安藤勝己騎手、ドバイの斜行で騎乗停止になりましたね。
なんか、これでますますアンカツ衰えたな…と思ってしまいます。
カジノドライヴって、そんなに御しづらい馬だったかなあ…?
今回休み明けでもありませんし、なんで斜行してしまったのかがよくわからない…。
なんか騎手の腕力が足りなくて馬の斜行を封じ切れなかった印象あり。
なかなか他のサイトで見ることができないのですが、
「安藤勝己は衰えた」と申し上げておきたいと思います。
ま、騎乗馬はいいので、そこそこは来るでしょうが、往年のパフォーマンスはもう無いと思います。
今はまだ騎乗技術で腕力の無さをカバーしていますが、
そう遠くないうちに高い技術を持ってしてもカバーできなくなる可能性が高いと思います。
もう48歳ですからね…。

ついでなんで言ってしまうと、御神本は下手ですねえ…。
地方ではかなり上手い騎乗をしているらしいのですが、中央ではからっきし。
「右回りの方が得意」なんて言っていましたが、その右でもあれだけ下手なら、東京だとどうなるのか…。
必ずしも人気馬に乗っているわけではありませんけど、
それでもかなりの数騎乗して、あれっぽっちしか勝てないあたり、
なんでこの人に騎乗依頼するのか、僕にはよくわかりません…。
先週はダート戦で人気馬に乗っていて、4角で中団より後に平気でいましたしね…。
中山ダートでそんな位置にいたら来れる理由がないです。
あと、ハイペースのダート1200で逃げ馬に絡んで行って潰れるとかもあるし…。
とても安心して買える騎手ではないと思います。

さて、今日はマーチSの反省会でも…。
反省会はいいから回顧を書けよ!と言われてしまいそうですが…。
いや、実際僕もそう思います(笑)自分のことながら。
もうちょっと時間が取れたらそうしますが、今後時間ができる予定は無し(笑)
なんとかしないとなあ〜…。

予想は、
◎サトノコクオー 3着
○エスポワールシチー 1着
▲ランザローテ 9着
△ボランタス 5着

でした。
サトノコクオー、休み明け2戦目でしたけど、これがどうやら限界のようですね…。
もうちょっと底があるんじゃないかと思っていたのですが、
どうやらオープン特別〜G3クラスの馬だった模様で…。
サドラーズウェルズ系のモンジュー産駒なのですが、
サドラーズウェルズ系は日本ではほんとに走りませんね。
かろうじてオペラハウスが時々大物を出す以外はからっきしです。

ノーザンダンサーからの分岐では、スピードのある血統が生き残っています。
リファール系、ダンジグ系、ヴァイスリージェント系あたり。
リファール系はかつてはメジロラモーヌを出したモガミが居たり、
10年くらい前にはダンシングブレーヴが種牡馬として成功しました。
最近ではディープインパクトの母父系がリファール系です。
ダンジグ系はデインヒルですとか、成功した種牡馬も結構いますよね。
ヴァイスリージェントはクロフネやフレンチデピュティ、デヒアあたりにスピード能力を伝えています。

ニジンスキー、ヌレイエフ系もそこそこ走っては居ますけど、
やっぱりぴったりはまっている、という感じでもないんですよね。パワーがあるというか。
母系に入ると種牡馬にパワーが足りないと補給してくれる感じはあります。

その点サドラーズウェルズ系は…。惨憺たるものですよね。
父系でオペラハウスが居るからまだいいけど、それ以外はからっきし走りませんし、
母系に入って名馬を出す印象も無いですし。
よっぽど日本の競馬には合わない種牡馬なんだろうなあ…。

…と、種牡馬の話になっちゃいましたけど、サトノコクオーもまあ、こんなもんなのかな、って感じですね。
今回は骨っぽいエスポワールシチーが居ましたから、
相手がもう少し弱い時のG3あたりなら勝てるチャンスもあるかもしれません。

勝ったエスポワールシチーは強い馬でしたね。
前走でG1、4着しているので、この馬を本命にしようか迷ったのですが、
ハンデのG3という、いかにも荒れそうな条件だったので、軽視してしまいました。
今回は人気馬は来るけど、2着が大穴で荒れる…というパターンのレースだったようで…。
普通だったら抜けていました。G1で4着だけ走れればG3ならそりゃ勝ちますよね。

2着ダイショウジェットは…。確かに前走休み明けで走っているけどなあ〜…。
その前のG3で10着、オープン特別4着、では、強気になれない…。
今回鞍上も岩田から柴山に相当弱化してますし。

…さらに騎手について言ってしまうと、柴山の評価は僕は低いです。
この人が乗ると人気でも2着止まりが非常に多い。
そして、次内田博幸あたりに変わると楽に勝ってしまう!
なんていうのがしょっちゅう見られるので、トップジョッキーからは少なくても1枚は下の騎手です。
今のリーディング順位でも、まだ過大評価され気味な感じだと思います。

それはそうとして、ダイショウジェットは1400から1800に伸びて…か…。
500万だったらこういう穴はしょっちゅう開くのですが、重賞ではさすがに…ね。
500万レベルだったら、ベスト条件がはっきりせずに、距離を伸ばしたらいきなり変わった!
という穴はよくあるのですけど、オープンまで来る馬だと、適性がはっきりわかっているケースも多いので…。
ハンデのG3ならあり、ってことなんでしょうか。

一方、▲を打ってしまったランザローテは距離が長すぎた印象。
こちらは1400で連勝してきたように、やはりそのくらいの距離が向いているようです。
4角ですでに手ごたえが怪しくなって、直線はぱったり止まってしまいました。
△ボランタスは、1600万を勝った時のレース振りが良かったのですが、
ここでは5着まででしたね。G3ではちょっと辛いかなあ〜。

「G1、4着ならば、G3に入れば格上の存在に」
「ハンデのG3なら下級条件のような条件変化にも注意が必要」