2010年2月の競馬研究日記
2月24日
フェブラリーS、エスポワールシチーが強かったですねえ。
本命打っていましたが、ジャパンカップダートの時ほどは勝てないんじゃないかと思っていたので、
今回の圧勝にはびっくりしました。
何しろ、ハイラップで飛ばして、4角ではサクセスブロッケンに早めに来られて、
それで止まったのはむしろサクセスブロッケンの方で、
マークされたエスポワールシチーは最後流す余裕での2馬身半。
着差以上の圧勝だったのではないかと思います。
多分、この馬、ゴールドアリュールくらいの力はありますよ。父の。
僕はこの13年の競馬経験の中で、ダート最強はクロフネ、2位がゴールドアリュールだと思っているのですが、
その2位のゴールドアリュールくらいの力は、エスポワールシチーに感じます。
父のゴールドアリュールはドバイに結局飛べないで終ってしまったので、
ぜひ息子のエスポワールシチーには、父の果たせなかった夢を追っていただきたい。
「勝てる」とは言いません(笑)
正直、クロフネつれてってもドバイワールドカップは勝てるかわからないと思うので、(勝ち負けには持ち込めるとは思うけど)
相当相手が強いことはわかっています。
まあでも、夢を追ってもらいたいんです。
ゴールドアリュールには遠征して欲しかったから、その夢をついで欲しい。
これこそが、血統のロマンなのではないでしょうか。
父の果たせなかった夢を果たす、って、ブラッドスポーツの魅力だけど、
しかしなかなか実際には実現できることじゃないんです。
エスポワールシチーには、父と互角くらいの力を感じられるので、
その魅力である代々の夢、というのを果たすことができる立場にあるのです。
もちろん勝てるかはわかりません。
しかし、父はそもそも遠征することすらできなかったのですから。
あの時の無念、今果たさないでどうするか!
ぜひ無事に、海外遠征を行って欲しいです。
…てか、オーナーサイドがまだ許可下ろして無いのはどういう意味なんだろう…?(笑)
2月20日
はい。ブエナビスタ1着。ドリームジャーニー3着。
昨日書いた通りです。
内と外の違いさえわかっていれば、簡単な馬券でしたね。
でも、新聞には「斤量が堪えてドリームジャーニーは3着だったか?」とか…。
新聞記者さんの頭の中には、直線の長いコースも短いコースも関係ないんですかねえ…。
瞬発力持久力と直接関係する事象なので、予想をする上では非常に大きいファクターだと思うのですが…。
さて、明日はフェブラリーS。今年初のG1ですね。
エスポワールシチーが圧倒的な人気になっていますが、
まあ…従来のダート路線の馬には多分負けないと思います。
圧倒的に強いかと。
負かすとしたら、芝路線から転戦して来た馬ではないかと思っています。
エスポワールシチーは強いとして、
他では芝のリーチザクラウンなんてどうでしょうか。
実は前々からの予想の段階では、この馬はばっさり切るつもりだったのです。
しかし、全兄がダートで圧倒的に強い馬だったという事実。
さらに、母父シアトルスルーということを考えれば、
もしかしたらダートの方がむしろいいのか?と思いなおしました。
適性さえあれば、力は十分足りるのではないでしょうか。
あとはレッドスパーダももしかしたら?という可能性があるかもしれない。
リーチザクラウンほどの圧倒的な不気味さはないですが、
未知の魅力、というのはこの馬にもあります。
ダート路線の馬からは、一応サクセスブロッケンがこの相手なら。
ただ1年経って、エスポワールシチーには逆転されてしまっている印象。2着までなら、という予想で。
あと不気味なのはスーニ。
東京1600は多分この馬にはジャストフィット。
一発大がけがあるとしたらこれかな、という印象です。
2月19日
京都記念は簡単でしたね。
そう、まずブエナビスタで間違いないのではないでしょうか。
前走の有馬記念でも、ドリームジャーニーに半馬身くらい。
ドリームジャーニーのベストは小回りコースであるのに対し、
ブエナビスタは外回りがベスト。
そう考えると、前走の着差は軽くひっくりかえると見ました。
京都なら、相当な末脚を見せてくれると思います。
一方のドリームジャーニーは、なぜか「左回りがダメ」って話になっている(笑)
調教師とかマスコミとか、アホでしょう。
この馬はピッチ走法の馬で、外回りの舞台が苦手、という話なんです。
東京コースの長い直線がダメって話で、決して左回りがダメなわけじゃない。
もし左回りの小回りコースがあったら(中京は特殊な馬場なので、必ずしも単純な小回りとは言えない)
この馬は問題なく走ると思います。
ただ、今回の外回りの2200がベストとは思えない。
それでも有馬記念を勝った馬ですから、G2のここなら上位には来るでしょうが、
しかしブエナビスタには多分勝てないのではないかと思っています。
クイーンカップは非常に難解。上位4番人気までの馬が、ほとんど力差がありません。
5番人気以下になると、急に力量の低い馬ばかりになるので、
あまり大きく荒れることは予想しづらいですが、
しかし4番人気までの馬の中で、どの馬が勝つのかがよくわかりません。
比較級第一人者という意味だったら、アプリコットフィズなんだろうけれど、
力差が無いことがわかっているのに、1番人気から入るのは愚行だと信じているので、
他の馬から探しました。
本命はブルーミングアレー。
正直前走なんかは物足りない印象のレースだったわけですが、
今回得意の東京コースに変わること。
さらに鞍上がデムーロ騎手に変われば、一変もあると見ました。
力差がなければ、東京の上がり勝負への適性と、鞍上のプラスアルファで狙いたいと思います。
最後まで本命を打とうか迷ったのはテイラーバートン。
前走が物足りない印象ではあるのですが、
しかしそのレースはまた控えるのが大好きな四位騎手が後方からのレースを試したもので、
この馬が得意とする前に行くレースを試みれば、逆転の目もあると思います。
今の府中はとにかく最内しか伸びないので、そういう意味で、この枠もいいと思います。
このどちらかが勝つと思うのですが、さて、どうなりますか。
1〜4番人気の馬が抜けていて、比較的当てやすいレースだと思うので、
本命を打ち間違えた!っていう外れ方が一番怖いです。
2月14日
ダイヤモンドS、難解ですねえ。
1着のフォゲッタブルは納得というか、G1、4着馬ですから、勝たれても仕方ないのですが、
2着のベルベットローツェって(笑)
なんでダイタクリーヴァ産駒が3400をこなしているのでしょうか(笑)
自身、フジキセキ産駒のマイラーだったはずなのに…。
てか、今の東京、1枠ばっかり来すぎなのでは…?
とにかく1枠の馬が来まくるのです。
もうこうなると、馬場の欠陥、としか言いようが無い気がします。
去年のオークスあたりもそうでしたが、
なんか府中は最内しか伸びない時も結構あるようなので、
ちょっと、馬場改装後の府中は、変な馬場になってしまっている印象です。
フォゲッタブルはまあ…G3なら負けられない馬、ということだったのかな。
今回伸びない外をついて伸びていましたし、結構強い馬のはずです。
でも、G3なら、という話し。
これがクラシックディスタンスになっちゃうと、果たしてG2クラスでは勝ちきれるのか…?
という疑問も若干。
有馬記念で4着できているので、それだけ走ればG2でも足りるっちゃあ足りるわけですが…。
さしあたり、次、阪神大賞典でしょうから、そこで真価が問われることになりそうですね。
西は的中させることができました。
勝ったネオヴァンドームに関しては、鞍上が相当強化されていたので…。
池添→デムーロですからね。
前にデムーロが乗ったときの相手は強力でしたし、
今回の相手なら、この鞍上を持ってすれば勝てる、ってことなんでしょうか。
2着のレーヴドリアンは、今回が試金石。
大外をついて、ロスの多い競馬で、しかも最後脚を余して負けている内容で、
負けて強し、だと思います。
まあ、今回相手がどれだけ強かったのか、という問題はあるとは思いますが、
このメンバーで走らせるならば、力は一番ある、ということなのかもしれませんね。
賞金は足りるでしょうから、クラシックに直行かなあ…?
このレースで一番強い内容はこの馬かと。
勝ち馬も当然褒めないといけないわけだけれども、勝ち馬は本番は多分デムーロじゃない…。
日本人騎手だと、一枚劣ってしまうと思われるし、
個人的には、やはり2着のレーヴドリアンに見るところがある、というレースだったように思います。
2月13日
今日の西のメインは取れたけど、本命が多分打ち間違えていましたね。
トランセンドを本命に打てないといけませんでした。
この馬はレパードSを勝っている馬なわけで、
G2級のレースを勝った馬がオープン特別に出ていたら買いだよなあ、と。
最近は重賞でそこそこ、くらいの着順が多かったトランセンドですが、
おそらくG3ならば十分勝負になるレベルの馬だと思います。
今日のレースを足がかりに、さらなる重賞制覇を狙って欲しいです。
2着はフサイチセブンだったわけですが、こっちもかかり気味に追走していたことと、
トランセンドにマークされていたことを考えれば、こちらもオープン特別の馬ではありません。
おそらく、勝ち馬と同じく、G3くらいなら勝負になる馬だと思います。
実際、3着のマイネルアワグラスはちぎっているわけだし。
東のメインはわけわかんない結果に。
なんか東京の今開催のDコースって、やたらインをついた馬ばかりの競馬になってませんか?
とにかく最内の2頭分くらいしか伸びないという。
これは問題だと思うんですがねえ…。
しかし本命のアントニオバローズ、3000から1400に距離が短縮されて、
それでもまだ引っかかっているってどういうことなんでしょう(笑)
ペースは今回の方がずっと早いはずなのに…。
まさかと思うけど、騎手が距離が一気に縮まってついていけないと判断して、
出たとたんに追っちゃった、とかって感じなんでしょうか?
追って引っかからせていたらちょっと下手な騎乗かも知れないですね…。
さて、明日のメインは東がダイヤモンドS、西がきさらぎ賞。
ダイヤモンドSは順当に考えればフォゲッタブルで固いとは思うんだけれども。
ステイヤーズSを勝ち、外回りの菊花賞でも2着ですから、
東京の3400が苦手なわけは無いと思います。
前走はG1で4着だし、この馬を本命でもいいのだけれども…。
あえて本命はヒカルカザブエで。
この馬は阪神大賞典の2着があり、半年振りのアルゼンチン共和国杯で3着ですから、
長距離ならG2でも好勝負できる存在だと思います。
今回G3ですし、この馬も上位、だと思いました。
鞍上も横山典騎手で、長距離は鬼のように強い騎手です。あえて、こっちから。
きさらぎ賞は人気でもレーヴドリアンから。
500万を圧勝してきているので、このメンバーでは最上位だと思います。
正直、G3とは言っても、そこまでレベルがすごく高いかは疑問なので…。
インペリアルマーチはわかりません。強いか弱いか。
前走最後流す余裕もある競馬で、確かに圧勝なんですが、
相手は若干弱い可能性もあるような気がしています。
3着の馬が、次の未勝利で8着に負けてしまっているし…。
ただ、これだけ強い内容で勝てる馬なら、このあたりはあっさり通過、という可能性は無くは無い。
可能性に賭けてみるのもあり?という気はしております。
2月12日
なんとかしなくては…。
非常にヤバイ精神状態の古い地球人です。
しかしなんとかしなくては…。
年齢的にも後が無い…。
ここでこけるわけにはいかんのよ…。
…って、ここは競馬の日記でしたね。
そんな精神状態で、しかも会社の帰りにパソコンの情報を活用しないで予想したものがどれだけ当てになるのか…。
一応30分くらいかけて予想していますが、どうですかね…?
ぶっちゃけ、家に帰ってきてからは、別の予想の方がいいんじゃないかと思えてきたり…。
まずアルデバランS。
トランセンドかフサイチセブンかで非常に迷いました。
2頭とも相当力はある馬だと思います。
トランセンドは去年のレパードSが圧巻。
3歳限定戦だったとは言え、2着以下に影をも踏ませませんでした。
負かした相手もスーニですから、そんなに弱いとも思えません。
フサイチセブンについては、前走の圧勝が光ります。
ただ、若干相手は弱かった気はしますが、
しかし6馬身の圧勝だったら、2着以下がまぎれることはよくあることですので、
この馬もオープン特別くらいを勝つ力は十分。
多分上の2頭のどっちかを選ぶレースなんだと思います。
電車内ではフサイチセブンが強いと思ったのですが、
家に帰ってきて、戦った相手などを加味すると、トランセンドの方が上のような気もする…。
難しいところですね。詳しくはメインレース予想、で。
関東のメインバレンタインSはそんなにメンバーが揃わず、
普通のオープン特別、という印象。
西のほうがレベルが高いだけに、ますますそういう印象を受けます。
その中ではアントニオバローズではないかと。
確かに秋2戦は結果が出ていませんが、
しかしマンハッタンカフェ産駒というのは、世間で言われているほど、
長距離適性というのはないような気がしています。
僕はマイルから中距離の種牡馬と見ているのですが…。
木曜日に雨が降りましたし、馬場が渋るようなら、ますますこの馬で鉄板ではないかと。
距離が嫌われて人気を落とすようなら、泣きには目をつぶって、買いの要素だけを見て激買い!
が正解ではないかと思っております。
2月9日
みなさんこんにちは。
こっちもずいぶん止まっていましたが、みなさん元気にしていましたか?
あまり前の話をしても仕方ないと思うので、
差し当たって先週の重賞の話でも。
てか、共同通信杯。ハンソデバンド。よく勝ちましたねえ。
この馬、前走で一応オープンを勝ってきていたのですが、
しかし相手が弱い、という印象があって、重賞でどうかなあ…?
今回骨っぽい相手だよなあ、と思ってみていたのですが、
しかしダノンシャンティー、アリゼオに勝っているのだから文句なし。
ダノンシャンティーは前走、ラジオNIKKEI賞で3着。
それにハナ差だけハンソデバンドは勝っているので、
ラジオNIKKEI賞3着くらいの価値はある一戦だったはずです。
これで、一応クラシック候補と見ていいのではないでしょうか。
現時点ではそのラジオNIKKEI賞を勝ったヴィクトワールピサが一番手なんでしょうが、
それとはおそらく、1馬身くらいの遅れしかないと思うので、
今後次第で逆転の目もあるかもしれません。
一方でアリゼオは今回の3着で若干底を見せてしまった印象も。
まあ、4着はぶっちぎっていますから、上位3頭は差が無い、と言っておいてもいいと思うのですが、
本番はルメール騎手は乗らないでしょうし、少々後退かも。
前走ホープフルSは相手があまり強くなかった可能性があります。
今回のような強い相手に入ると、若干見劣る感も…。
ハンソデバンドに関しては、これも前走の相手は弱かったのですが、
それでも今回は文句なしに強力な相手。
ここに来て本当の力を見せてきた感じです。
これも十分にクラシックを狙える位置だと思います。
当然2着のダノンシャンティーも、最後の脚だけならこの馬が一番でしたし、
直線の長いコースで、瞬発力を生かせればそこそこの馬ではないでしょうか。
ある程度、クラシックで上位に来そうな馬が出てきた今回のレースだったと思います。