高橋一行 履歴 2011.1作成
1959年3月23日、東京都足立区北千住に生まれる。父はタクシー運転手。この父親には借金癖があり、そのために夜逃げをしばしばし、幼少時から住居を転々とする。千葉県船橋市薬円台小学校入学、5年生になる時、同飯山満小学校に転入し、同卒。同二宮中学校入学、2年生の終わりに、東京都荒川区第九中学校に転入し、同卒。その後、東京都立上野高等学校入学、同卒。早稲田大学第一文学部に入学するも、ほとんど大学には行かず、小説を書く。また、サークル(ロシア語研究会)活動に専念し、2年次になって、美術史学科に進級後、同中途退学。在学中に、妻と出会い、結婚。様々なアルバイトをし、その中でも、長く学習塾講師を務める。24歳で、長女が生まれ、翌年、東京都立大学理学部物理学科に入学。在学中、学習塾を経営する。また在学中に、次女が生まれる。同卒業後、長男が生まれる。学習塾経営を続けながら、予備校中央ゼミナールに勤務。その後、1991年、32歳で、明治大学大学院政治経済学研究科修士課程に入学する。2年後、同博士課程に進学、その2年後、1995年に、同中途退学して、明治大学政治経済学部助手に採用される。さらに、同専任講師、同助教授を経て、2005年から、同教授。現在に至る。
19歳で牧野紀之に師事し、ヘーゲル哲学を勉強する。また、文芸評論、哲学を独学。都立大学では物理学を結構、真面目に勉強するが、ものにならなかった。大学院進学後は、倉塚平に師事し、政治思想史を研究する。最初の著書は、『ホッブズからヘーゲルへ』(信山社、2001)。また、大学院在学中に、小学生の長女と長男が不登校であった経験から、地元で教育活動を始め、その体験を『教育参加』(新読書社、2004)にまとめる。2001年から1年余り、San Jose大学政治学科客員研究員となり、家族でアメリカに滞在する。その後は1年弱、単身ドイツに、Bonn大学応用数理学科客員研究員として滞在し、数理政治学の研究に着手する。その後の研究をまとめて、『所有論』(御茶の水書房、2010)を出す。現在は、さらにその続編を書きつつ、英語で、「政治思想史と数理モデル」に関する論文を執筆中。また酒に関するエッセイを、H.P.に連載中。小説は、最近は書いていない。
その後(2015.1)
続編として、『知的所有論』(御茶の水書房、2013)を出し、さらに、『他者の所有』(御茶の水書房、2014)を出す。現在は、宇宙論、進化論に取り組んでいる。
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