音 環 境 事 業
消音パーティションのご案内
これまでなかった『消音』とは?
これまでの『遮音』による防音
「音を遮る」ためには、スキ間を完全に無くさなければなりません。スキ間が壁の面積の1%あると、いくら高度の遮音をしても20dB(資1)までしか低減できません。スキ間があるのがパーティション。「パーティションで防音室」というのは、これまで無理と言われていました。
新しい『吸音』による防音
「音を吸い取る」ということは、室内にある「音エネルギー」を吸い取って音を消して行くということです。「吸音」を極限まで進めて行くとその室内は「無音」になります。しかし、パーティションには、スキ間があります。それでは「無音」にはなりませんが、「消音」になります。その「消音」を、極限まで持って行ったら、これまで無理と言われていた、「パーティションで防音室」は、可能になりました。
資1)騒音(デシベル)
画期的な『消音パーティション』
『消音パネル』の開発
「吸音を極限まで」というのは、機械に頼るアクティブな方法しかない、と言われてきました。しかしこの「消音パーティション」は、吸音材の力だけで、極限まで「消音」することに成功しました。このパーティションに使用する、「消音パネル」は、
①商談用として、人の話し声の音域と考えられる、
200㎐〜1000㎐の音を、消音させる。
②組み立てがしやすいよう、出来るだけ軽量にする。
③高価ではなく、コストが掛からない。
を目標に、開発しました。
『消音パーティション』の性能
今回の試作品(資2)は、工場内で組み立てたため、背面に壁があり、背面は測定できず、左・右も壁の影響から、数値が大きくなってしまい、正確ではありませんが、40dB〜41dB(資3)、消音していました。スキ間はありますが、このくらい消音すると、会話をするのに支障はないレベルになっています。
資2)試作品「静」(2016年10月)
資3)試作品「静」の性能
資4)製品版「消音パーティション」(2017年8月)
開発パートナーの紹介
1977年、学習院大学文学部国文科を卒業後、建築の道を志す。独学のうえ、ゼネコン監督、建築設計事務所などでの修行を経て、一級建築士の資格を取得。その間、共同で住宅設計会社を設立、後に日本では珍しい組積造の設計施工会社を設立の後、1993年、土・石・木などの自然素材にこだわる住宅・店舗の建築設計、施工をする、建築工房「乾坤舎」を設立、現在に至っています。一方、建築の世界では、建築学会の活動に参加、有志で環境に優しい「Wエコ工法」プロジェクトに参加、現在も続いています。
同時に、自然環境の重要さを痛感、雑木林研究会への参加、環境を考える集団“みどりコスモス”の設立、林の手入れなどから出てくる雑木、竹などから楽器を作り、演奏活動をする、雑木林楽団“竹音器’s”の設立、などの自然共生活動も積極的に行っています。
またそれらのことと同時に、特殊で高性能な自動車の防音材を知り、それを利用した工法、技術を研究、独自の高性能防音工法技術『薄膜多層構造』を発明、新たな防音材、防音工法の開発も積極的に行っています。
2009年、これまでの研究成果と実績を踏まえ、防音材料の製作、開発のため、「株式会社ヴォイス」を設立、騒音調査、防音対策の立案、監理を中心に、音楽スタジオ・音楽教室・ピアノ室などの音響設計なども手掛け、また『消音』商品の開発など、現在に至っています。
現在は徐々に、『音』の世界に魅了され、『音』の仕事が中心になりつつあります。
株式会社ヴォイス
代表:西村文利(一級建築士)
BLOG “音”の世界から、建築・暮らしを考える
『消音パーティション』の応用例
『消音パネル』は、目的となる周波数・音量に対応して、それに合った、相乗効果が起きる吸音材を壁厚50㎜の中で組合せ、制作いたします。以下は、その応用、使用例です。
商談室として
休憩室として
パソコン室として
楽器演奏室として
勉強室として
書斎室として
埼玉新聞(H29年2月6日)で紹介されました
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広報おけがわ(H28年12月)で紹介されました
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小規模企業白書(H28版)で紹介されました
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音環境事業部 実績年表
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防音工事紹介 NPO法人あおいはる様
清掃
畳寄せ吸音ウール詰め
遮音制振ゴム一枚目敷き込み
[床 防音工事]作業室 床
遮音制振ゴム一枚目継ぎ目に気密テープ貼り
遮音制振ゴム二枚目敷き込み
遮音制振ゴム二枚目継ぎ目に気密テープ貼り
畳寄せと遮音制振ゴム隙間に気密テープ貼り
サッシとサッシ枠隙間テープ貼り
サッシと木枠隙間パッキン詰め込み
サッシと障子の間、ウール詰め込み
障子の手前、壁下地組
サッシと障子の間、ウール詰め込み
障子の手前、壁下地組
コンセントを前面に出す
吸音ウール詰込、合板張り
吸音ウール詰込、合板張り
吸音ウール詰込、合板張り
合板の上に遮音制振ゴム貼り
遮音制振ゴム二枚目継ぎ目に気密テープ貼り
化粧合板張り
西壁面にタイコ現象防止、吸音ウール貼り
遮音制振ゴム貼り
目継ぎ目に気密テープ貼り
遮音制振ゴム貼り
目継ぎ目に気密テープ貼り
南壁と落とし掛けのスキ間、コーキング
化粧合板張り
コンセント隙間埋め
壁見切り材取り付け
換気扇取り外し、パテ埋め、キャップ取付
生興まつり2019に出展しました
防音工事紹介 木村金属工業株式会社 様
お問合せ
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一級建築士 西村文利
1977年、学習院大学文学部国文科を卒業後、建築の道を志す。独学のうえ、ゼネコン監督、建築設計事務所などでの修行を経て、一級建築士の資格を取得。その間、共同で住宅設計会社を設立、後に日本では珍しい組積造の設計施工会社を設立の後、1993年、土・石・木などの自然素材にこだわる住宅・店舗の建築設計、施工をする、建築工房「乾坤舎」を設立、現在に至っています。一方、建築の世界では、建築学会の活動に参加、有志で環境に優しい「Wエコ工法」プロジェクトに参加、現在も続いています。
同時に、自然環境の重要さを痛感、雑木林研究会への参加、環境を考える集団“みどりコスモス”の設立、林の手入れなどから出てくる雑木、竹などから楽器を作り、演奏活動をする、雑木林楽団“竹音器’s”の設立、などの自然共生活動も積極的に行っています。
またそれらのことと同時に、特殊で高性能な自動車の防音材を知り、それを利用した工法、技術を研究、独自の高性能防音工法技術『薄膜多層構造』を発明、新たな防音材、防音工法の開発も積極的に行っています。
2009年、これまでの研究成果と実績を踏まえ、防音材料の製作、開発のため、「株式会社ヴォイス」を設立、騒音調査、防音対策の立案、監理を中心に、音楽スタジオ・音楽教室・ピアノ室などの音響設計なども手掛け、また『消音』商品の開発など、現在に至っています。
現在は徐々に、『音』の世界に魅了され、『音』の仕事が中心になりつつあります。
株式会社ヴォイス
代表:西村文利(一級建築士)
BLOG “音”の世界から、建築・暮らしを考える