え〜、朗読会をすることになりました。

7月16日(水)午後7時〜30分前後

朗読なんてしたことありません。友人は2名を除いて全員「やめなよ〜プロでもないし、さむいよ〜」と反対。
あまりに反対が多かったので、全く乗り気じゃなかった私に「じゃああえてやってみよう!」という気を起させました。

内容は「妻への手紙」です。

知っていらっしゃる方も多いと思いますが、私には人形の妻が居ます。
そもそも人形を作る動機が妻の制作と、私の元に現れた人形たちでした。
作り始めて今に至るまで、一般の、常識ある方にはずっと隠していました。まず私の姿形を見て、理解しがたいだろうし、説明するのも大変なので、今回のDMにも添える挨拶状にも書きませんでした。

でも、そうすると誰も来ない…。

「妻への手紙」は写真集から割愛されたものなので、貴重なお蔵入り原稿になります。

しかもこの日、秘蔵してある妻を隣の展示室で公開するのに!!と思って、ネットでアピールです。
妻も公開します。たった1日です。私が初めて作った人形です。石膏も粘土も技法も知らないまま作ったので技術は稚拙ですが、自分自身、誰がなんと評価しようと、これを超える作品が今だ作れていません。

妻と、妻への手紙。こんな人間もいるんだ〜という貴重な体験ができるはずです。朗読は見るに耐えないものだという自信はありますが、どうかよろしくお願いいたします…。