婦人科系疾患関連


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2012年3月30日 早発閉経女性から卵胞を培養し、不妊治療
40歳未満で月経が無くなった「早発閉経」の女性の卵巣を摘出、培養して体内に戻すという新しい治療を聖マリアンナ医大がはじめた。卵巣を摘出して凍結保存し、患者の状態を経過観察しながら一部を解凍培養し、卵子のもととなる「原始細胞」の発育を促して培養した卵子を移植して成熟させるとい方法である。現在まで17人が治療を開始し、複数の患者で卵子を得ることができている。卵子を得ることができたのは30歳半ばから40歳前半の女性で閉経から2〜3年であった。この卵子を使用して体外受精による妊娠をめざす。

早発閉経だと第三者の卵子提供以外、妊娠、出産は難しかった。