アトピー性皮膚炎


症例報告  皮膚科系疾患 
健康手帳 


御相談だけでしたら無料ですのでお気軽に御相談ください。


患者像   20歳 女性 
現病歴  7歳の時に膝窩、肘窩、腋窩に痒みを伴う湿疹が現れ、皮膚科クリニックを受診、アトピー性皮膚炎と診断された。ステロイド外用剤を処方され使用したところ症状が軽減した。
高校3年の時に大学受験の精神的ストレスためか頚部に湿潤を伴う湿疹が再び現れた。この時は症状が強い時にステロイド外用剤を使用して症状は軽減した。2009年4月大学入学後に環境の変化の為か頭部、頚部に湿疹が再発した。痒みが強い時にステロイド軟膏を塗布していたが他の治療法がないかと思い、医師との相談の上来院なさいました。
 
経 過  2009年6月下旬初診。医師の治療と併用すること、鍼灸治療は全身調整に皮膚の掻痒感に対しての治療を組み合わせて行うことを御説明し、御了承をいただいた上で週二回の間隔で治療を始めました。内容は鍼灸併用で特にダイオード鍉鍼を使用いたしました。
治療後は皮膚の発赤及び痒みは改善をみせるが、次回の治療日には以前程ではないものの症状があるという繰り返されました。また10月には大学の試験が精神的ストレスとなり、睡眠不足も重なって全身的に症状が悪化いたしました。12月頃から皮膚症状も改善傾向が顕著になりはじめ、2010年2月からは頭部、頚部の湿疹も消失し、それに伴う皮膚の発赤も解消したので、皮膚科医と相談の上治療間隔を二週に一回に変更し、その後も良好に経過し2011年現在は二週に一回から一カ月に一回のペースで治療を継続しています。