製作者の勝手な想い

■間伐材は、節が多く見た目も余り良くない所があるかもしれません その他 加工の手間もかかってしまいま
  す。けれども、立派な木材です。 十分に乾燥させてある木材であれば使えるのです。
 そのような間伐材を多く使用する事で、山の整備の活性化へ多少お役に立てればと思っています。
 もちろん間伐材ではない材料でも作る事ができますが、出来れば間伐材にして頂きたいと思います。
                    
■お客様にも間伐材で作った物を使用する事で今までよりも自然を身近に感じて頂けるかも知れません。
 お客様も間伐材を使う事で自然のお役に立っているはずです

■木材を使い、使った分は、再び植林していけば、木材は、尽きる事のない天然の素材なのだそうです。
 ただ全ての木材が家具などに加工できる訳ではないので、枝葉根等は、「バイオマス」「堆肥」等に利用できれ
 ば良いと思うのです。 無駄にする所が無く CO2も吸ってくれる素晴らしい素材であるのではないでしょうか。
                    
■木で作った物を永く使って頂いて欲しいと考えています。とは言っても人が作る物なので、使用していく間に壊
  れてきたり、お客様もその物に飽きて来たりする事があると思います
  そうした場合に直ぐに捨ててしまうのでは無く「修理したり」「形を変える」事によって、また使って貰えるその
  ような物をお作りしたいと思っています。
                    
■加工方法も塗装方法も当然ながら色々とあります
  「ホゾ」や「アリ」のような昔ながらの方法は、きっちり作れば丈夫でしっかりした物になります 価格は、加工
  に時間が掛かってしまうので、高い物になってしまいます 高い物になっても昔ながらの仕口で作って欲しいと
  言うご要望には良いと思います「ビス止め」による簡単な加工方法は、ビスの頭が見えてしまうので見た目的
  に良くないですが、価格を安く抑える事が出来、修理や再加工も簡単に行う事が出来ます。
 塗装方法もオイル仕上げ ニス ウレタン仕上げ 漆仕上げなど様々です オイル仕上げは、安く出来 磨き
 直しも簡単です ニス ウレタン仕上げは、見た目に良くなりますが多少高くなります。
 漆仕上げは、肌触り 見た目には非常に素晴らしいです しかし、漆が高く 塗りにも時間が掛かるので、一番
 高くなります。
 
 長くなってしまいましたが、安くしたい場合にも高くても良い場合でも「良い所」「悪い所」両方あると思うので
 す。どのようにしたいのか また、どのように作れば満足していただけるか話し合う事でお客様の「使用目的に
 合わせた物作り」を行いたいのです。
                  
まとめますと製作者の勝手な思いとは「普段使いの物は、間伐材で作った物を使用してもらいたい事」「何か
  の形にしてでも長く使って欲しい事」「状況に応じて製作方法を換える事」この3点を行いたいと考えているの
  です。


僕は前から「良い物作り」と言う事について考えて来ました。
  様々物を読んだり、多くの方とこの事について話して合って来たのです。その結果 出てきたのは、「正しい事」「間違った
  事」の定義と同じように「良い物」と言う定義についても「使う人」によって異なると思うのです。「良い物かどうか」を判断す
  るのは「使う人」なので、その人に合った物が少なくともその人にとって「良い物」であるはずだと気づいたのです。


このような事で僕は、オーダーを中心に製作を行っていこうと思っています。 
  個人的に製作する物は、「漆器」と「端材を利用した小物」の製作です。漆は、被れるので敬遠していたのですが、とうとう
  昨年から初めてしまいました。
  漆は、「見た目」「触った感じ」の良さだけではなく「熱」「腐食」「科学薬品」などにも強いと聞いていましたが、実際に自分で
  使ってみるとその凄さに驚かされてしまいます。
  他の塗料は、全く及ばないと思います。
 
  *いくら良くても「漆自体」が高く「作業工程に時間が掛かる」為 高価な物になる事は避けられません。
   その為 例えば「外に出しっぱなしのベンチ」に漆を塗るような余り意味がない事を進める気は、有りません。
   「口に触れる物」や「特に大事な物」を漆で仕上げると良いなと思っているのです。

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