遊戯王5D's タッグフォース4
ゲーム考察




「遊戯王5D's タッグフォース4」について

カードゲームの1つ「遊戯王」のゲームは大きく分けて2つに分かれます。

世界大会公式ソフトであるNDS(GBA)のゲームである「ワールドチャンピョンシップ」
そしてPSPで展開されているアニメ寄りの「タッグフォース」です。

なお、自分はDSの方は2008、2009と触れているのですが、タッグフォースをプレイするのはこの4が最初です。
その為、今回の感想も完全にタッグフォース初プレイと言う事が前提です。1〜3をプレイする事は今後恐らく無いんで。

このゲーム、買った動機は「デッキ作成の補助」としてなのですが、プレイしていて本当に面白かったです。
今まで買わなかったのを後悔したくらい。が、今後も恐らくデッキ補助が出来なければ恐らく買わないでしょう。
前作の3を買わなかったのは2009がすぐ後に出るからだったし・・・。今回もEX2のパック無ければ買うか微妙だったし。

なお、自分はPSP‐2000を使用。





☆ストーリー、キャラクター、音楽

ゲームストーリーの舞台としてはアニメ「遊戯王5D's」の序盤のメイン「フォーチュンカップ」が終了後。
つまりダークシグナーとしての戦いがメインとなっています。ただし、あらすじ等は一切ない。
その為、完全にアニメを見ているのが前提となっています。まぁ、大抵の人は知識あると思いますけど。

主人公としてプレイヤーを設定(名前は1度設定したら変更不可、性別設定もない)、そのキャラを動かしてデュエルしていきます。
キャラとタッグを組み、信頼度(ハートで表示)を上げていきます。
ハートが一杯になったら(色がピンクになるまで)、キャラごとのイベントが発生。4つになるとそのキャラがクリアとなる。
この辺までは恐らくタッグフォースシリーズ共通設定だろう。

イベントがキャラごとに違うので詳細は書ききれないが、個人的にはなかなか楽しめました。
なお、キャラ同士の繋がりはイベント上は基本的には無い。例外となるのはミスティとルドガーくらいである。
キャラによっては「裏」の顔を持っていたりするのも良いね(例えば遊星ならマーカーありとマーカーなしがあったりする)。
ゲームスタッフの遊び心が存分に出ており、なかなか楽しい。

が、キャラによっては当然不満はある。
ダークシグナー勢に全然救いが無いとか(せめてカーリーくらい・・・)、ルドガーは鬱すぎて本当に見るの辛かったり。
また、イベントの繋がりの例外でルドガーを挙げたが、繋がっているはずなのに何故遊星はルドガーに驚かないとか
(遊星のイベントでルドガーは倒したはずなのに、何故復活してるんだお前。ここだけ例外なのか?)
総じてルドガーはなんか微妙ですね・・・このゲームのラスボスみたいなものなのに。

あと、キャラクター微妙に少なくないかな?
ダークシグナーラスボスのレクスはともかく、ディヴァインやボマーがいないとは・・・氷室やムクロもいない。
恐らくTF3に比べるとだいぶ少なくなったんじゃなかろうか?この点も残念ですね。

別にイベントこなさなくてもいいんですが、イベント終わらせないとそのキャラ特有のカードを貰えないのだ。
例えば遊星なら「スターダスト・ドラゴン」をくれる。その為、大抵のキャラは終わらせないとデッキが組めませんので。

あと、このゲームは過去作との連動が可能で、連動によって固定カードや新規キャラを出せる仕様になってます。
その新規キャラクリアで貰えるカードが「ダーク・ダイブ・ボンバー」「ギガプラント」「メンタルスフィア・デーモン」
OCG経験者なら分かるが、何故こんな重要カード(特にボンバー)が連動前提なんでしょうか?
一応、サブキャラの1人「タカ」から極稀に貰えますが、確率低すぎだ。この仕様は正直言って厳しい。
(2010/4/1付でダウンロード可能に)
連動カードが1枚しか手に入らないので、神や制限級カードはともかく、それ以外のカードがほとんど使い物にならないのも辛い。


音楽について。どうもタッグフォースシリーズは今まではアニメで使われた曲を使っていたようだ(全部ではないだろうが)。
だが、今作はどうやら完全にゲームオリジナルのみらしい。この辺は残念な一言。アニメ曲聴きたかったです。
音楽自体は全然良い方だとは思いますが、なんか印象薄い・・・。





☆システム

ここではデュエル画面以外について。

キャラクターの相性を上げるには「アイテムを上げる」「ミニゲームをこなす」「デュエルする」が主。
ミニゲームについては「デュエルクイズ」「ジャンケン」「アミダくじ」がある。
序盤は良いが、後半はかなりだれてきます・・・単純なんで簡単な分、飽きが来るんですね。

キャラクターは街をランダムに動いている。メインキャラ(デュエリスト1)であれば雑賀から情報を聞けば場所が分かる。
それ以外のキャラは運任せ・・・結構きつい。特にタカや矢薙とはあっておきたいのに・・・。
また、正直言ってサブキャラ(デュエリスト2)のイベントである大会とかは必要無いと思うんだけど?時間の無駄だし。

デッキを組むのはさほど問題無いが、デッキ画面に入る前後のロードが長い。このゲーム、移動中は全体的にロード多いし長いです。
相当に気になるレベルなので痛い。
チャレンジと言うのもあるが、何故いちいちオプションで項目を入れ替えないといけないのだろう?
DSではちゃんと全チャレンジから達成できたものを点灯させてくれたのに。なんでこの辺で劣化してるんだ??

後、ストーリーモードでしかパックが買えないのがかなり痛いです。いちいちパック買う為にストーリー選ぶの面倒。
このゲーム、DS版に比べるとDP(お金みたいなもの)が相当に手に入りやすいのは良い所なんですが。
と言うかDS版が低すぎるだけですがね(DS版は普通に戦うと500〜1000くらい、こちらは普通に1000超)。

ゲームオリジナルカードはタッグフォースシリーズ共通のようで、このゲームでも登場します。
なお、配信限定のカードも普通にあるのがちょっとねぇ・・・その割にはこれ書いてる時点では通常パックでも出るのばっかりだし。

パックについては、1箱20パックでウルトラレア・スーパーレア・レアの封入率は決まっている。
しかし1つのパックに入っている種類が多すぎて、狙っているの本当に出ない・・・20箱買っても出なかった事あるし。
まぁ、このゲームはDS版と違って購入後にセーブされる仕様ではないので、出なければリセットすれば良いだけなんですが。
利用価値が高いカードはほとんどウルトラレアなのが、製作スタッフの意地の悪さを見せつけてくれます。

使用できるカードは最新弾の「SOVR」までだが、SOVRはアニメ系カードしか収録されていないのはちと残念。
販売時点で使用できるカードのほとんどが収録されているのは普通に驚き。しかもEX2まで収録されているし。
デュエルシミュレーターとしては最適と言いきって良いと思います。だから購入したんですけどね・・・。





☆戦闘・難易度

ここではデュエル画面について。
デュエル画面は声あり。これがタッグフォースシリーズの特徴であろう。
このゲームは声ありと言う事もあり、全体的に演出時間が長い。デュエルだけを楽しみたい人にとってはむしろうざったいだろう。

が、このボイス演出等も含め、このゲームはオプション画面で操作可能。
実際問題として演出を全てカットし、最速表示すればDS版など真っ青なくらい速さ。
正直言ってこのスピードを1度体感すると、DS版などプレイする気も起きなくなるくらいなのである。すごい。

とは言ってもCPUの思考時間までは早くないし、フィールドや手札にカードが溜まってくると処理落ちも激しくなる。
この辺は我慢と言うところだろうか。そのせいか、あまりロック系のデッキは使う気になれなかったりしますけどね。

このゲーム、タッグデュエルがウリにもかかわらず、タッグ仲間の手札を見る事が出来ない。
調べた限りでは今作からの変更点のようだ。その為、今作では「ディスティニードロー」と「パートナーシンクロ」が採用されている。
LPが少なくなった際にどちらかを1度だけ発動可能となる。なお、どちらもオプションでON・OFF可能。


ディスティニードローはそのままなのだが、あらかじめ指定したカードを引く事が出来ると言うもの。
原作に近い感じなので、原作の雰囲気が好きなら設定してもいいかも。

もう1つのパートナーシンクロは、上記のタッグ仲間の手札が見え、自分で操作可能になると言うもの。
信頼度によって見える枚数とかは異なるようだが、こちらも好きならどうぞと言う感じ。
なお、自分はOCGそのものを重視していたのでどちらもOFF設定でした。

デュエル自体の難易度だが、今作はDS版の2009と比較したら低い方。
2009と異なり、どいつもこいつも「奈落の落とし穴」とかを採用しているわけでもないので。
勿論ガチのデッキもいるので、自分の楽しみたい範囲で相手を選ぶと良い。自分のデッキを相手に使わせられるキャラもいるし。

デュエル時のCPUの思考能力だが、これも2009に比べれば大分マシだと思う。
勿論「おい!」と言うプレイングも多いが、この辺を完璧に求めるのはCPUじゃ無理なんで・・・諦めるべきだろう。


なお、所謂キャラゲーと呼べるこのゲームでは信じがたい事だが、このゲームではライディングデュエルが採用されていない。
DSの方では採用されていたのにも関わらずである。ライディングデュエルに使う容量がもったいないと言う事なんだろうかね?
しかし、ライディング否定すると5D'sの半分は否定する事になるんだが・・・まぁ、実際問題OCGでは生かされていないようだが。





☆総評

タッグフォース初プレイとしては非常に楽しめましたが、従来の1〜3に比べると結構変わったのだろう。
その為、過去シリーズに触れていると不満が大きいかもしれませんね。
自分はデッキ作成ツールとして使えるだけで満足なのですが。カードの入手も比較的容易だし。

しかし、こう考えていくと本当にDS版をやる気しないなぁ。明らかにタッグフォースシリーズの方が出来が良い。
DS版は詰めデュエルとかがあるので、一概に完全に劣っているわけじゃないけど・・・。
今後は恐らくTFシリーズしか買わないでしょうね。それでもパックの発売状況とかにもよるだろうけどねぇ。





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