EXIT、EXIT2 簡易レビュー




初出はPSPのゲームで、ここでレビューするXBOXアーケードや、DSにも移殖されている。
(とはいえ、それぞれ内容は異なっているらしく、厳密な移殖ではないらしい)
自分は「暇つぶし」を兼ねてゲームを探した結果として行き着いたゲームであるが、実際にプレイしてみると非常に面白い作品である。
ただし、同時に「人を選ぶ」ゲームである事も事実だ。

今回はこの簡易レビュー従来の「良い所」「悪い所」形式ではなく、普通に書き殴るスタイルを取ります。そちらの方がレビューしやすい為。
2作品同時のレビューとなります。両作品ともに800Gでダウンロードできる。


EXITとはどのようなゲームか?と言うと、自キャラ(Mr.ESC)を操作し、様々な仕掛け・謎を解いて人々を救助し脱出すると言うゲーム。
パズルアクションの一種と言えるゲームである。
基本的に要求されるのはアクション操作技術ではなく、どうやって解くか?と言う論理的な思考であるのも特徴。
その為、アクションが苦手な人でも(自分とか)安心してプレイできます。

ここから詳細へ。自キャラが助け出すべき救出者を「同行者」と呼び、この同行者の力も借りないと、ほとんどクリアは出来ない。
同行者はCPU操作であるが、自分で命令を出す事もできる。迅速かつ的確な命令を出す事がクリア時間を縮める一歩である。
この同行者には3種類いる。なお、どれも身体能力では自キャラには劣る。

・「ヤング」
身体能力的には自キャラに近い。2段差まで自力で昇降できる。モノ等を押す力も自キャラと同等。

・「アダルト」
ヤングの4倍の力を持つ。その代わり2段差を登る際にはヤング2人、もしくはアダルト1人の力を借りないと登れない(降りる分にはヤングと同じ)。
横方向へも1マス分しかジャンプできないと言うハンデがある。

・「キッド」
子供ゆえに身体能力は低く、2段差を昇降する際にはヤングかアダルトの補助が必要になる。物を押す事も出来ない。
その代わり、体が小さいので狭い所に入れると言う利点がある。

・「ペイシェント」
怪我をしている同行者。その為、自力の移動が出来ない。手助けになる場面は少ないので、純粋な意味での救出者とも言えそう。


彼(彼女)ら同行者の力を借りながら、出口にまでたどり着けば良い。残機等もなく、ゲームオーバーになってもすぐにリトライできるので安心。
この辺からもどちらかと言うと「アクション」ではなく「パズル」の方が比重が高いのがうかがわせる。

ステージについて。ステージにはそれぞれノルマ(同行者全員を救出、○○人まで脱出など)があり、ノルマをこなさなければクリアは出来ない。
クリアすると時間と救出人数に応じて「スコア」がはじき出され判定される。
このスコアを100にまで持っていければ、完璧な脱出と言って差し支えは無い。勿論ランキングを狙うなら話は別であるが。


と、以上のような特徴を持つ本作であるが、基本的に「パズルゲームが好きな人」であれば問題なくハマる事が出来るだろう。
問題数も異常が付くほど多く、初代は220ステージ(正確には追加コンテンツを含めてだが、追加コンテンツは無料)、
EXIT2では230ステージ+追加コンテンツ30ステージ(こちらは有料、200G)と言うボリュームには圧巻される。
難しい問題も多々あるが、その問題をクリアできた時の嬉しさもまた大きい。

しかし、これが同時に本作の短所も表していると言える。基本的にこのゲームは「地味」であり、爽快感と言うものははっきり言ってない。
この部分は正直言って、どうやっても拭えない。だからこその「人を選ぶ」ゲームなのだが。

操作感は問題は無いし、CPUの思考も悪くは無い。

とは言え、段差の判断が難しいのか例えば「ある場所から1段下りて、少し進んで2段分上がる」と言う場合、
最後の2段分に向かうように指示すると、大抵の場合に拒否される。実際に腹が立つのだが、仕様と思って諦める他は無い。
サクッとプレイできるゲームでもないので、基本的には「気が向いたらプレイする」程度に留めた方が良いような気がします。
自分もこのレビューを書いている時点では初代、2ともに離れていますし。気が向いたらプレイするんですけどね。

また、今作は前述通りスコアが存在するのだが、初代に置いてはこのスコアには100しか意味は無かったりする。
スコアは実績にしか意義が無いのだが、その実績がまた単純かつ厳しい為(○○ステージまでクリアか、○○ステージまで満点クリアの2種類しかない)。
ステージをクリアすると色が付くのだが、スコアによって色が変わる訳ではないのがやや面倒。
どうせ100しか意味がないのだから、100以外の時はまた別の色にして欲しかったものだ。


EXIT2は基本的に初代のアッパーバージョンで、以下のような仕様変更がなされている。

・同行者に新しく「マッチョ」「ドック」(ヘルプには無いが宇宙人も?)が追加
・謎や仕掛けの増加
・同行者の脱出判定が即時に行われるようになった
・実績の変化により、スコアに意味を持たせられるようになった。同時にスコア100が取りづらくなった
・何故かロード時間がある

と言う点が挙げられる。

マッチョは縦方向については自キャラ以上の性能を持っており、自キャラ同様の動作+ロープを登る事もできる。
また力もヤングの2倍あり、横方向についてはアダルトと同等と、力以外はほとんどアダルトの上位互換である。

ドックは横方向に強く、横方向については自キャラと同等。
ただし、縦方向にはキッドと同じな上、キッドと違って補助を受ける事も出来ない。

同行者の脱出判定とは、初代では脱出に入ると、完全に画面から消えるまでは「脱出した」とみなされなかったのだが、
2では脱出に入った直後に判定が行われるようになった。
また、実績条件が大幅に緩和され、○○ステージクリアと、スコア○○点以上が主となったので、スコア100にこだわる必要が無くなった。
その代わり、スコア100になる条件は厳しくなり、本当に的確な判断を行わないとなかなか100にならない。

この条件変化は正解。スコアに意義を設けたのはもちろん「クリア優先プレイ」も可能になった為。
その為か、前作はほとんどなかった「○○人まで脱出」が増えているのも大きい。実績、クリアともにはるかに取りやすくなった。
勿論、ランキングを狙うならこんなプレイできないのだが、それはプレイヤーの裁量次第だろう。

最後のロード時間だが、前作ではクリア後やヘルプを開く時間などがスムーズだったのに、今作では何故かわずかにロードが入る。
基本的にアッパーバージョンのはずなのだが、どこかでロードが増えたと言う事だろうか?ちと意外ではあるが。

CPUの頭に関しては前作とほぼ変わらず。
クリア時の色についても1種類のままで、スコアに意味が増えたとはいえ、やはり100以外はクリア時の色を変えて欲しかった所。


自分はパズルが好きなのでかなり楽しめる作品でしたが、パズル嫌いな人、爽快感重視の人にはオススメできません。
幸いにも体験版はありますので、必ず1度体験版をプレイしてからプレイしましょう。
ハマれそうだと思った人は迷わず落としましょう。面白いですので。




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