| ガーネットクロニクル 紅輝の魔石 簡易レビュー |
暇つぶしで買ってきたPSPのRPGです。
このゲーム、買ってきた後でmk2を見たら評価がなんとF(感想自体は見ていません)。
説明書もなんか全然特徴的な事書いてないが・・・と言う複雑な心境でプレイ。プレイしたら予想通りの出来でした、はい。
なお、同じPSP作品のアストニシア ストーリーの続編であるが、前作よりはこれでもマシです。
アストニシア ストーリーの簡易レビューはこちらです。
●良い所
・スキル取得がそれなりか
このゲームのスキル(=技)を取得するためには、SPを振り分ける必要がある。SPはザコでも持っています。
スキルはフローチャートのようになっているのが特徴だ。
スキルを覚えるには「スキルの内容を判明」「スキルを覚える」と言う2段構えが必要なのが特徴か。
次のフローに進む為には「判明」さえしていれば問題ないので、無理して覚える必要はない。
「次のスキルは何だろう?」と言うのを判明させていくのは、このゲーム唯一の楽しいと思った行為でした。
・・・・が、このスキルにも問題があって、実用的なスキルが各キャラ2〜3つくらいしかなかったりする。
また、スキル自体のバリエーションが少なく、他のキャラでも持っているのが非常に多いのもマイナスにしかならない。
スキルの成長はアイテムを使って行うのだが、非売品。しかもランクによって要求されるアイテムが異なる。
ラスト前に普通に売っていてほしかったよ。
あと、問題ではないのだが、前作があるにもかかわらず、スキルの名前はほとんど前作と関係ないですね。
ゲーム名を全く別物にしたので、その辺も変えたのだろうか?
●悪い所
・何がウリなのだ?このゲーム
これがこのゲーム最大の問題点と言える。久々にこんなゲームを見た。ウリが無いのだ、このゲーム。
ストーリーが優れているわけでも、ストーリーを盛り上げようと言う気概も見えない。が、最悪と言うわけでもない。
声優がやたらと豪華だし、歌まで付いているのにセリフの声付きは戦闘以外では一部。が、仕方ない面もある。
オープニングでムービーを流しておきながら、本編中およびエンディングでのムービーは皆無。これも仕方ない面あり。
戦闘もオーソドックスすぎて、基本的に殴るだけ。でも、分かりやすいと言えば分かりやすい。
音楽も気になるような良曲が無い。悪い曲もないが。
と言うゲームである。どの要素も一部除いて100点中、10点20点と言うレベルではないのに50点程度もしくは以下。
そんな・・・そんなゲームなのだ、これ。
ストーリーと戦闘に関してはもう1つ別枠を作って書くので、それ以外。
セリフ関係は戦闘以外の面では仕方ない。フルボイスにする予算は無かったのだろう。が、戦闘にまでケチつけてどうする。
全部のスキルを見たわけではないが、スキル使っても技名とか喋ってくれないのは痛い。
キリアンの「ソウルストーム」とか、ファナディアの「ジャジメントブレイド」とか、詠唱のようなセリフがあるだけまだマシか。
その癖、変な所に凝っており、セリフ自体はスキルごとに固定だが、声の高さや強調する箇所が違ったりする別バージョンもある。
そんな所に凝るくらいなら、スキルごとにセリフ3つくらい作ってほしかったよ。
・続編を見据えるにも程があるストーリー
ストーリーは前述通り最悪ではないが、正直かなり悪い。キャラには愛着が持てるので、なおさらそう思う。
主人公キリアンたちは道中、様々な人に出会うのだが、ほとんど一期一会なんだよね。しかも何も物語が膨らまない。
確かに基本、逃亡生活がメインなので仕方ないが、それにしてもこれはない。
あるキャラを助けたときは、何もお礼等も言えず(言われず)に、そこから逃げる事になる。
魔女に会いに行った時は、存在感かなりあるのに、そのままイベントで魔女フェードアウト。2度と会わず。
キリアンのライバルは明らかに嫌な奴全開なのに、最後、複線なしでいきなり良い人っぽくなる。
この物語の巨悪(神聖院とラスボス一派)に対しても、まったく解決が成されていない。
こんな状態でいいんでしょうか?完全な消化不良です。
なお、前作の5年後を舞台にしているが、前作からの続投はロドッグと巨悪ドライデンのみ。
イベントでアクラもわずかに登場するが、その程度だ。と言うかドライデンは前回死んだんじゃなかったんだろうか?
詳細はもう思い出せないが、そんなの描写された覚えはない。
そう考えると、結局これで2作連続で引き延ばされた事になる。そこまで引き延ばすほどのストーリーなんだろうか?
ものすごく疑問だ・・・。そしてキャラ描写も足りない。まともに描写されたのはキリアンとヘンソンくらいなもんか。
最終決戦も、パーティーキャラは6人もいるのに、イベントにより3人で最終決戦。しかもキャラ固定とかどう言う事だ。
キリアン、ロドッグ、ファナディア以外はいらんとでも言うのだろうか・・・?
・奇襲
オリジナリティが極端に薄いこのゲームで、数少ない特徴が「奇襲」である。
なお、前作同様にシンボルエンカウント方式で、今回はダンジョンでも同じ。また、戦闘が普通のRPG風になりました。
今作は敵とエンカウントする際に「敵に気付かれない」「気付かれた(!マーク出る)」「追いかけてくる(!マーク後)」の3段階の状態がある。
そして、気付かれない状態ならこちらが「奇襲」、追いかけてくる状態なら相手から「奇襲」を受ける。
奇襲状態で戦闘に入ると、攻撃前に全員分の攻撃を一挙に受ける事になる。これに問題があるのだ。
まず、奇襲で与えるダメージ量は良く分からないのだが、中盤で敵から奇襲を受けるとまず一撃で死にます。一撃です。
最初見たときに唖然としたが、後半、装備が整ってきたら何故かダメージが1になった。敵の場合はレベル依存でもしてるのだろうか?
どちらにせよ、奇襲によるムラが大きすぎる。
では、こちらから奇襲を行う場合。正直言って、奇襲なしだとやってられない。
敵のHPがこちらの与えるダメージに比べてやたらと多く、しかも全体攻撃持ちキャラに限って遅い。
その為、一気にHPを減らせる(もしくはそのまま倒せる)奇襲は魅力的だ。
・・・しかし、これのせいで、どうにもこうにも奇襲ゲーになってしまう。
戦闘システムが普通なのも尾を引いてしまう結果となってしまった。
・物価が高い、高すぎる
このゲーム、物価がなんかやたらと高い。
しっかりと稼いで「十分だな」と思うくらいなのに、次の所いったらその金額で武器を1つ買うので精いっぱい。
そんなレベル。これのせいでさらにザコ戦が奇襲ゲーに・・・もっと安くしてくれよ。
●気になった点について
・サブシナリオについて
まぁ、正直言ってこれも悪い所なんだけど。
メインシナリオ以外に、人から依頼等を受けて行うサブシナリオもあるのだが、基本的にチャプター1つに付き1つしかない。
とは言えチャプターはプロローグ入れても5しかないんだけど。
しかも、最後のチャプターのサブシナリオに至っては、ボスがラスボスより強いし・・・。
なお、2週目はあるがサブシナリオが1つ追加されるだけ。
カードコレクションとかもあるが、これ2週目になって初めてある事が分かる。なんじゃそりゃ・・・である。