評論:二元ミステリー(04’01.05 アニメ)




 これが私の平新人生の幕開けとなった。



 と言うのは言い過ぎか(^^;)


 たぶん、”v.s.黒の組織”の話の中では、一位二位を争う良い
出来の話ではないだろうか?
 だって組織編の話って、毎回毎回、組織と新ちゃんのニアミ
スで終わって、核心にちっとも迫らないんですもん。
 そんな中、西の探偵や自分の家族、FBIまで巻き込んで、
今後の哀ちゃんと黒の組織の係わり方または行く末を、決定
的にさせた話。
 ついでに(ついでかよ)哀ちゃんと蘭ちゃんの確執も晴れて、
ほっとする場面もある。
 これら実りあるシーンのつまった今回の話は、だから”良い
出来”と言えるのではあるまいか。





 さて、上記までの賞賛は、全く重要ではありません。

 この話で何が重要って、


 平次の告白、いや、独白シー
ン!!!


 新ちゃんに頼まれ、完全新ちゃんもとい透明人間仮装で一
人黒の組織の待つ幽霊船に乗り込んだ平次。
 その時、当の新ちゃんは、自ら組織の一人、ベルモットに接
触を試みるという危険な賭けに臨んでいた。
 平次はそんな無茶ばかりする新ちゃんを心配するあまり、あ
る瞬間、つぃと、お茶の間の皆さんに本音をこぼしてしまう。


「何が何でも…、(ここでデッキの手すりを強く
握り締め)何が何でも工藤、お前のトコに
…!」


 あはんv

 どうしてそんなに心配そうに語るんで
すの〜

 どうしてそんなに新ちゃんを思いやる
んですの!


 これはきっと…


 恋!!!

 やったね平次!


 この瞬間、思わず平新にはまり込んでしまいました…。


 このお話の素晴らしさは、平次の熱い告白の吐露にあ
り!!!

 まだ見ていらっしゃらない方は、ぜひぜひ!ご覧くださいま
せ〜。




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