「禁じられると、」

「入ってみたなるんが、」

「探偵のサガ。」

　立ち入り禁止の貼り紙がはためく廃墟ビル入り口でこんなこ
とを言いながら、ファーイーストオフィスへとやってきた新一、平
次、白馬。ここは、伊東が経営していた会社だった所で、伊東
と同じ元CRY部員、西尾と清水礼子という人間も出入りしてい
たらしい。少し前に、その西尾という男がこのオフィスで狙撃さ
れ殺される事件があった、と、白馬は説明していく（←細部は
かなりうろ覚えです；）。

　ここで白馬さんは、さっき平次が犯罪研究室で携帯に撮った
写真を参考に、西尾や清水礼子といった人間を、二人に教え
るのですが…。

　説明しながら廃墟オフィスの階段を先に昇りきった白馬さ
ん、

「来たまへ。」（来たまへ、ってあんた…＾＾；）

　と、二人を階段の上に呼び寄せます。そのとき、その写真の
収められた平次の携帯をいつの間にか自分の手にすり取って
しまうのです。そして、

「見たまへ。」（見たまへ、ってあんた…＾＾；）

　と、平次の携帯をいじって、その写真を二人に見せるので
す；そんな白馬に、いつの間に俺の携帯取ったんや、と、ご機
嫌斜めの平次。

　白馬さん、どんなカッコでもスリはいけませんよ〜。

　負けるな平次！！武道をやってるくせに携帯すられたコトに
気づかないなんて、さては、すぐ隣にいらっしゃる新ちゃんに見
とれていましたね？？（笑）それと、携帯には新ちゃんの隠し
撮りフォトとかしまってないでしょうね？（それ見せなさいよv）

　そうしてご一行は西尾氏殺害現場のフロアに到着。そこに
は、西尾氏が殺された時の血が事件のときのまま残されてい
た。新一と平次は、現場に残された不審点などを確認しあう。

　このとき二人は、たとえば西尾氏のものと思われる血痕が
椅子と床に流れていることだったり、その椅子のキャスター部
分が壊れていたり、といったことを確認するんですよ。そのとき
新ちゃんが発した言葉といえば、

「見ろよ、服部。後頭部を撃たれたにしては血が少なすぎねー
か？」

　とか、

「そーゆーことか。」

「そーゆーことや♪」

　とかですね、いっつも服部相手で以心伝心♪二人の世界な
のです〜。コナンの新一が、子供のふりをしなくても推理を話
し合える（もしくは言葉無しでも伝わる）唯一の相棒、服部平
次。白馬さんのことは放っておいて、二人はいちゃついてます
〜。

06'04.16.