![]() 其の二 コンサート第2部は20分の休憩をはさんで20時過ぎから開始。やはり定刻より10分くらい遅れたか。 2部の最初は『ミステリウム』。今まで、タイトルを『アクアリウム(水族館)』と勘違いしてた。何年も・・・。水族館は『Lacrimosa』のベースの曲ですな。そんなことはさておき、しょっぱなでびっくりしたのは、『黒リベラ』!!!!!!いつも彼らは白いローブを着て歌ってくれるんですが、なんと、黒いローブでお出まし。しかしみんな、フードとか袖とか足元とかのあたり、白いローブが見え隠れしてる。羽織ってるのか!あー、びっくりした、はじめて見た。でもね、白黒は、日本ではどっちかと言うと冠婚葬祭関係の3つめの行事で使う色使いなんでね、できれば、できれば、黒一色で統一してくれたら嬉しいな。ま、ま、いいんですけどね!イギリスからきてくれたんだもの!!!ステファン君ソロ、かなー。 続いて『オリノコ・フロウ』。エンヤの有名な曲をカバーしてるわけですが、ここでも黒いローブを羽織ったまま歌う。ステファン君、フードを脱ごうか取ろうか、ちょっと周りをきょろきょろしてた。うける。 続くスピーチは2度目の登場たぶんフレディ君。黒いローブ着たままスピーチ。ほかの皆は舞台ソデにはけてく。公演では、曲と曲の間、暗いところで自分の歌うポジションを見つけなくてはならないから大変、とかいってたな。でも、みんなきちんと立ち位置に動いていて、すごい。・・・ふ、マイケル、君だけじゃないのかね、公演のとき、立ち位置に動くときにみごとにすっころんで超でかい「ガツン」という音をさせたのは・・・。 『生命の泉』、皆白いローブになって出てきた。スピーチの間に着替えたな。プライズマンの生ピアノ伴奏。ショパンのプレリュードハ長調のアレンジ。パッヘルベルのカノンをアレンジした『Sanctus』のそうだけど、アレンジがみごと。 『歌わずにはいられない』、ステファン君ソロ。いつも思うけど、この曲名、ちょっと切なくなるよね。歌うのは、声変わりする前もあとも歌えるんだけど、でもね。声変わりすると一線引いちゃうのがね。もちろん、リベラはほかの少年聖歌隊と違って、声変わり後も残っていてくれてる場合があるんだけどね。いや、しんみりするのはよしましょう! 『真実の光』。スティーブン(わたしたまにスティと略して書いてる)のリコーダー。リコーダーっていうと、去年知ったPSPのゲーム『勇者のくせに生意気だ』のBGMを思い出しちゃって仕方ないんですが・・・ブフッ、ごめん、笑っちゃう・・・!!!(リベラの感想とちゃうんか) 『Love & Mercy』。これまではジョッシュがソロだったけど、今回は違った。だれかな?わからなかった。比べたら悪いけれど、ジョッシュって上手い。これまでの曲を思い出すと、ああ、かわいい声、って思ったけど、それ以上に、歌声はきちんと音程取れてて安定感あって、上手かったと、再認識。まあ、今後、リーアム・オケーンや(ビッグ)ベンやマイケルやトム、ジョッシュみたいに、上手い子が育ってくれるのを祈るばかり。いや、生まれるよね。これまで歌ってた子達が、指導役で教えてくれてるって、言ってたモンね。 次は(このタイミングで)ジョッシュのスピーチ。ああ、ちょっと声が低くなったね。背も高くなったね。でもやさしい喋り方は変わらないね。これまでの公演で、スピーチしてくれたのは皆、声変わりしてない子で、声変わりした子はスピーチしてなかったのに、ありがとう。低いパートは今も歌える、っていうのが嬉しかった。きっとジョナサンとリアムもそうだよね。低いパートもハーモニーには必要だと思う。歌い続けて!そしてどうかまた日本にきてね! ところでスピーチの最後、「次の『秘密』は、これまで僕がソロを担当していました。今日はミニベンがソロを歌います」と言ったね。・・・ミニベン。第一部最後のベンの自己紹介で、"Hi ! I'm Ben."で済ましていたのにもかかわらず、「ミニベン」。そうよね、ジョッシュからしたらミニベンはミニベンよね。フフフ。 『秘密』、一部ベン独特の音階に変えてるかな。 『Stay with me』、メインソロはステファン。やはり上手いなー。ところで、この曲にも、ハイトップと言うのか、ソプラノ以上に高い歌声で歌うパートがあるんですが、その子が出す高い歌声がすごく上手い。トム2号だね。顔がわからんのが残念。背は小さい。 『Deep Peace』これもステファンソロかな。 最後のスピーチは、だれだったかな。でも、最後で疲れたのか、ちょっと声がちいさいですにゃー。でも最後日本語で、「どうもありがとう、さよなら」、って言ってくれたのは聞こえたよー。がんばって2時間のコンサートを聞かせてくれてありがとねー。 さいごは『天使たちの歌』。恒例となった、ラストの歌の最後に、観客席にもライトを当ててくれる演出は健在。一体感が感じられて、いつもいいなとおもう♪そしてコンサートが終わりなんだーという、一抹の寂しさも。そしてみんなで順番にお辞儀してくれる。 この後拍手喝采。ブラボーと言って、立ち上がって拍手するひとたちがちらほら。うんうん、いいよね。私は座っていたままだったが。来日コンサートの回数を増すごとに、こうしてくれる人が増えててうれしい。あと2、3回くらい来日コンサートしたら、最後に8割がたの人が立ち上がるようになるんじゃないかなー。 そして恒例、アンコール。やはり『リベラ』を歌って、しめてくれた。最後の最後は、皆で一列に並んで、プライズマンとスティも前に出てくれて、皆でお辞儀。舞台ソデにはけるとき、皆いっせいにお客へ手を振ってくれた。ほんと、きてくれて、素晴らしいコンサートしてくれてありがとー! こちらも恒例、サイン会。でも、今年は2日ともやったなー。例によってCDやパンフレットにサインしてくれた。うう、みんなコンサート後で疲れてるだろうに、ありがとうね。みんな疲れてるだろうけど、と分かりつつも、、列に並ぶ私。ごめんね! リアム君、カタカナで「リアム」って書いてる!サービス精神旺盛だなあ。ベンは「Ben☆」って、☆・・・だれだったかなー、これまでのサイン会でも、自分がスターだと思い込んでいるのかサインに☆をかくメンバーがいたんだよ・・・だれだったかなー・・・あ!2007年のコンサのときのBenだ・・・同一人物やないけ!(笑) そう、英語が大の苦手の私ですが、この日のために英会話を習っているので(本気。いっそリベラのいるサウスロンドンに移住したい。もしくはイギリス人と結婚したいと妄想するほどです(笑))、思い切って英語で喋りかけてみました。また来てね、的なことを言ったら、モチロンだよ!と明快な回答をくれた、その子の名は・・・Ben。オウ・・・最後が君だとは思わなかったよ・・・(笑)。ほんとありがとね!皆、元気でこれからもがんばってね!んでまた日本に来てね! ということで、第二部をご紹介しました。はー、すっきりした。リベラについてはいつでも語りたくて仕方が無いんですほんと。これまでのほかの来日コンサも、こんな感じで後日にレポートします。毎回、ほんと特徴あって、面白いんです。そして素晴らしい。 彼らは総じて「天使の歌声」、と評されますが、歌声とともに、それぞれの子の歌声の質・個性の生かし方や、音楽そのものがとても美しい。一度聞いたら忘れられない、そして心を浄化してくれる。自由にしてくれる。それがLiberaがLiberaたるゆえん。
2010.4.8.
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