プロフィール

　２０世紀半ばに生まれる。性別：女性

　幼い頃は「ごっこ遊び」が好きで、いつまでも空想の世界に浸っている子供でした。
本を読むのも好きで、読み始めると、現実の世界を忘れるくらい本の世界に夢中になりました。

　早くからバレエや音楽、演劇に興味を持ちましたが、親の理解がなく、バレエを習うことはできませんでした。習っていたピアノも途中でやめさせられました。学校で入った演劇関係のクラブも母が学校に乗り込んで「やめさせます」宣言をしてきてしまい、これもボツ…。結局、私が「美」や「夢」」に憧れる事はことごとく禁じられてしまったのでありました。

　そうしていつしかドラマや舞台芸術を忘れ、平凡な模範的国民としての生活を送りました。気がついたら世間が女性に要求する事はもう成し終え、「はい、ご苦労様でした」状態になっていました。
　そういう中で健康のためにスポーツクラブに通い出し、プログラムの一つであったバレエを始めました。そして、そこから芋づる式に長く忘れ去っていたドラマや舞台芸術に対する思いが甦ったのです。

　そしてまた名作映画や舞台を見るようになって、ふと気がついたのです。バレエと言えば「白鳥の湖」。オペラと言えば「魔笛」や「椿姫」。しかし、題名は知っていても、それじゃあどんなお話なの、と言うと、実はよくわかっていなかったのです。「白鳥の湖」などは幕があくと、色とりどりの服を着たきれいな女性がいっぱい出て来るので、「どの人がオデット姫なの？」ときょろきょろ探してしまったぐらいです。（オデットは２幕からしか出てきません。）そう言えば、ＴＶ局の広告で、「トスカって何スカ？」というのもありましたね。

　そこで昔習ったシナリオ作りのやり方を思い出してお話をまとめ、紹介するＨＰを作ろうと思い立ったのです。ネット上なら誰でも気軽にアクセスできます。そしていろんな名作が多くの人の共有するところとなれば、舞台芸術ももっと親しみやすくなるのではないか、と思うのです。

　そしてそれらを基に更なる名作が生まれればいいなぁ、と期待し、「物語の辞書」を編纂すべく、図書館や劇場に通い、ＤＶＤからお話をまとめ、肩こりと闘いながらぼつぼつと更新しております。

ＭＩＹＵ　（２００９年３月）

ＨＯＭＥに戻る

このページの壁紙、画像はＶｅｒｄａｎｔ　ｐｌａｃｅさんからいただきました。