■ 1 _ パソコン入力

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受注した家具図面から寸法など必要な情報をパソコンに入力して、工場内での制作指示書を作成します。


この段階で、必要パーツの寸法リスト、NC加工のプログラム、 組立後の製品ラベルが同時に作られます。

■ 2 _ パネル割り振り

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1 _ で自動作成された寸法リストをSELCOの割り振りソフトで展開。


この時パネルごとの認識シールも同時に出力。

■ 3 _ 材料搬入

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倉庫からフォークリフトで材料を運びます。


低圧メラミンは
EGGER W980 18×2800×2070、
PFLEIDERER U1233MP 18×2655×2100を常に在庫しています。

■ 4 _ ランニングソーでカット

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2 _ の割り振りデータをランニングソーへ転送。


画面の指示通りに材料を投入し切り出されたパネルに認識シールを貼ります。


認識シールはパネルが切り出される順に並んでいるので順番に貼るだけ。


ランニングソーはSELCO EB108。最大切断長さは3,200mmです。

■ 5 _ NC加工

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認識シールにはその部材の加工プログラムがバーコードで表示されています。


バーコードリーダーで読み取りNC加工スタート。


組み立てのダボ穴から引出しレールの下穴まで必要なものは全てこの時点で加工されます。


NCはBIESSE Brema EKOとBIESSE Rover Gold 1232です。

■ 6 _ 木口貼り

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縁張り機はBIESSE StreamA。


エッジバンドの厚さは0.5mmと2mmをメインとしていますがその他にも対応可能です。

■ 7 _ 組立

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認識テープを確認しながら組み立て、製品ラベルを背面に貼ります。

■ 8 _ 扉・引出取付け

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扉ヒンジはblumのミニプレスで加工。打ち込み式なのでビス止めの手間がかかりません。

■ 9 _ 検品・梱包

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製品の最終チェックをし、梱包します。


各物件はパソコンでデータ管理しているため出先からでも製作の進捗状況が確認できます。