ままかり鮨

700円
岡山駅
三好野本店
〜現地特産ままかりの弁当〜
「ままかり」は10センチ足らずのイワシに似た
魚だそうで正式にはサッパと言う。食べ始めると
あまりの美味しさに自分の家の飯がなくなり、
隣に飯(まま)を借りに行くということから
「ままかり」と呼ばれているようだ。
このままかり、瀬戸内では多く捕れるようだ。
さて「ままかり鮨」だがシャリ玉に酢〆にした
ままかりと甘酢漬けの大根がのっただけのもの。
シャリ玉は特に何の変哲もなく、ままかりは
酢どおししてあって尾まで丸ごと食べられる。
大根は薄切りで見た目が綺麗だが味が強め。
この3者が独特の歯ごたえと味わいをかもし出し
とてもうまい。付け合せのフキの煮物は
アクセントとしての役割が高い。
弁当のラベルにままかりのいわれなど能書きも
あって読みながら土地の味を楽しめるという
駅弁として高感度な逸品だ。
(平成15年8月食)

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