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大阪には昔からの味の駅弁がある。八角弁当。
この駅弁はフライ物を使わない煮物と焼き物が
主の駅弁に仕上がっている。
飯は俵型で固すぎずおいしい。煮物は味付けが上品で
薄口だが椎茸はちょっと味が濃い。ソラマメは駅弁では
めずらしい具材と。海老はこの弁当に限らずどうして
殻ごと出てくるのかが疑問。非常に食べにくい。
鶏肉は皮が気になるが味は平凡。高野豆腐は甘口で
昆布巻きも甘い。だが玉子焼きは甘くないのは意外。
これはとても好きな味。茄子はよく味が染みていて
いいし煮崩れたりしていないのも評価できる。
基本的にフライ物がないのでさっぱりとした印象だが
甘口な弁当という印象もついてしまう味わいだ。
(平成18年9月食)
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