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駅弁の中には紐を引くだけでいつでもあたたかくなる
弁当が多くある。青森でそんな駅弁を発見した。
それがあったかほたてせいろである。
紐を引くと蒸気が噴出し、8〜10分蒸らしてから
食べるよう説明が書いてある。以前、列車の中で紐を
引いたところかなりの蒸気と臭気に襲われたことがある。
今回は心なしか激しく蒸気が上がらなかったが...
(長い時間持って歩いたせいもあって写真では盛り付けが
汚くなっていることを先にお断りしておきます)
弁当はそぼろ飯で鶏のそぼろはずいぶん細かめだが
味は甘すぎずちょうどいい、卵はちょっと甘口。
ホタテは平内の特産品が小粒で8個。味がよく染みていて
なかなかうまい。飯は蒸気のせいか柔らかめに感じる。
紅しょうがは1枚でちょっと大きすぎる、若竹は平凡。
あったか弁当は弁当層の下半分に加熱部分があるため
飯の層も深さ2,3センチ程度と浅いので量が少なく
値段も高め。ただ激寒の地で暖かな駅弁が食べられるのは
やっぱり幸せである。
(平成17年2月食)
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