５０Mhzトランシーバを２台、作って送信音を、確認してみたら、自分の声が、
割れていました。あ〜、自作難しいな！、と思い、唯一有った、メーカ製、
トランシーバRJX610で聞くと、音が割れずに聞こえました。
と、云う事は、自分の作った、トランシーバーの受信音が悪いと云う事です。
そこで、どこが違うか調べたら、RJX610は、検波段からAGCアンプ、ＡＦアンプに分岐しています。
自分の作った、受信部は、検波したら、トランジスタで一段増幅して、その出力を、
AGCアンプとＡＦアンプに繋がっています。
又、古いメーカー製の無線機は、AGCは、IFアンプから取っています。
これは、AMを受信する場合、AFの信号でSメーターを振らすと、
VUメーター（オ−ディオのレベルメーター）に成りあまり良くありません。
SSB専用機は検波後、トランジスタで一段増幅した後、ＡＦアンプとＡＧＣアンプに、
分岐する回路が多く見られます。
多分この辺に問題が有りそうです。
そこで、これはミラー効果？？てやつか、（多分ミラー効果とは云わないと思いますが）、
なんて勝手に考えて、AGCアンプを内部的にカスコード接続されている、
2SK241にして見ました。すると、綺麗な音に聞けるではないですか？。
それから、AGCアンプは、2SK241にしています。
接合型の2SK192は上手く行かなかった記憶が有ります。大丈夫でした、訂正致します。
つまりインピーダンスの問題では、無い様に思いました。
オシロでも見ましたが、2SK241以外は、ある一定の音声レベルになると、波形が、
ヘンテコに見えました。あくまで自分の体感ですが？。
５０Mhzの時には気にならなかったのですが、７Mhzの様に強力な信号を受信すると、
音割れに悩まされました。
2012/04/26 写真ＵＰしました。
音割れの原因？。
2SC1815 シングルトーン カクンと途中で折れてる 2SC1815 ツートーン なんとなく汚い
2SK241 シングルトーン 2SK241ツートーン 綺麗な波形に思える。
再実験の結果 2SK192も2SK241の様に綺麗でした。訂正致します。
ＴＯＰに戻る