7MHZメイン基板の製作ver4

2013/05/03
Ver3では、IFTを叩くと、コンコンと音がするので、途中で製作断念しました。
今度は4Diのリング検波で進める事にしました。
実験では、上手く行ったのですが、上手く出来るか分かりません。
さっき、エッチング迄終わりました。
基板は、一部修正しましたが、それ程大きな変更では無いので、比較的に早くパターンが出来ました。
欲張って、3SK114等のゲートを+制御の物にも対応出来る様に、一時しましたが、
実験では、3SK114はG1,G2(ゲート1、ゲート2共に)両方に+電源を加えないと駄目でした。
自分は、G2だけ+を掛ければ良いと思ってたのが、間違えでした。
ちゃんとしたバイアスを掛けたら、3SK74の様に動きました。
只、AGCは、+制御なので今の回路は使えないので、断念しました。
性能、価格は魅力なのですが、残念です。
3SK74タイプ等の足が付いてるのは、多分殆ど流通在庫の様ですが、まだまだ入手は出来る様ですので、
良しと、しました。

2013/05/04
4diプロダクト検波の受信部だけ先に組んで見ました。
受信性能は、問題無いです。3SK74の時、IF増幅が発振気味だったのですが、
4Diのプロダクト検波では、IF増幅の発振は、大丈夫そうです。
周波数変換、IF増幅のソース抵抗は500Ωなので増幅度は少し少ないですが、
これでも、7MHZの受信機としての、GAINは十分有りそうです。ハイバンドは分かりません。

問題は、IFTのピークを取ると、コンコンと云うかカンカンと云う音がしました。
RJX610は、気にならなくて、自分の作った受信機が何故、駄目なのか原因が分かりません。
一応この形で、進める事にしました。原因は、いつか突き止めたいと思います。
回路図upしておきます。


2013/05/11
コンコンと云う音の原因
BFOを止めれば鳴りません。で、これば、BFOに原因が有る様ですが、どこから、IF増幅に入っているか、
はっきり分かりませんが、DBM回路から漏れてる感じです。
最初、ラダーフィルターが裸なので、ケースに入ってるRJXのフィルターの周波数が近いので交換しましたが、改善されません。
又、チョークコイルもアンテナに成り易いので、ここは抵抗で代用しましたが、改善無し。
送信部は、フィルターに、ダイオードスイッチが入ってますが、ここも、外しましたが、改善無し。
何処を外しても改善無しでした。そこでRJX610のBFO回路を見ると、BFOをダイオードスイッチで送信、受信で切り替えて、
いました。又、メーカー製でもリレーで切り替えている物も有りました。
そこで、DBMに行ってるコンデンサを外したら、コンコン音が可也改善されました。(殆ど気にならない)。
よって、ダイオードスイッチでBFO信号を切り替える事にしました。
ただ、アイテックのTRX602は、切り替えが無くても大丈夫なので、技術が有ると関心しました。
回路図は修正したのに入れ替えました。
さっき基板作りましたが、一寸エッチングし過ぎでしたが、又、つくり直しが有ると思うので、そのまま続行する事にしました。
多少の不具合が有ったのでパターンも修正しました。
自分でも、製作技術、回路技術の無さに、呆れています。


大きな回路図はここをクリック 
2013/06/09変更済み


                     4Diリング検波の実験



2013/05/23
コンコンと云う音の原因のうち、上記回路図で、BFOをダイオードスイッチで切り替える様にしましたが、
それでも、IFTを叩くと、コンコン音が聞こえます。無い時より大分良い感じですが、それでも気になります。
で、OMのWEBでダイオードスイッチは、上手く行かないと書かれていた事が有りました。
BFOの切り替えのスイッチは、有ると無いでは、雲泥の効果は有りますが、完全に切り替えは出来ず、
多少、漏れは有る様です。共通クリスタルフィルターもダイオードスイッチで送信、受信を切り替えていますが、
受信中に送信部のダイオードスイッチを触ると、ビーと音がします。つまり完全には、切り離されていません。
で、ここをリレーで切り替えるのも良いかも知れませんが、場所を取ってしまい、一寸NGです。
其処で、受信時は、送信部のダイオードスイッチの手前に(DBMの出力)ダイオードスイッチで、強制的にアースに、
落として見たら、更に良い感じでしたので、これで再度基板を起こす事にしました。
これでも完璧とは、思いませんが、可也改善されると思います。
冷静に考えれば、BFOが送信DBMを介して、受信IFに入力された形に成っています。
只、ダイオードスイッチが有るので大丈夫と思って居ましたが、ダイオードスイッチは、完全に断路出来ない見たいです。

追伸、、前に、小さな信号でも59です、なんて書いた事が有りましたが、これは、IF回路へBFOが回り込んでる為と、思います。
依って、今は、小さな信号は其れなりに、メーターが振れます。

やはり、コンコン音は、BFOの回り込みが、大きな原因の様に思われます。

言葉では分かりにくいので、回路図貼っておきます。:*2-120523の部分です。


下図、DBM接地用の電源間違えて居たので訂正致します。2013/06/07



2013/06/03
基板を作って部品も付きました。今回は基板製作、結構失敗してしまい、可也時間とお金が掛かってしまいました。
それはやはり、プリンターと、フィルムの作り方が原因です。まあ、それは良いとして、結果ですが、
「大成功」と思っています。
コンコンと云う音が、聞こえません(現時点で)。今回何で、数年も原因が分からなかったと云うと、原因が複数有ったからでした。
なので、1個一個、部品を外しても状況の変化が無い事でした。これで完璧か、分かりませんが!。
とりあえず、来週位に、実機に組み込んで見ようと、思っています。

只、今回、は一発で動きませんでした。DLL-VFOの周波数表示がおかしかったり、386BDの発振、感度が良くない、
送信アンプが発振等、受信感度が悪い等、色々有りました。

簡単に云うと、DLL-VFOは、LPFの定数が違っていた。386BDは、出力側の0.1μF+10Ωは、10Ω付けると発振しました。
依って、10Ωは無しでコンデンサを直に接地、送信アンプの発振は、DLL-VFOのLPFと結合コンデンサで悪さしていた様です。
受信感度が悪いのは、DLL-VFOの出力が小さいでした。
結果、DLL-VFOのLPF周りが原因でした。386BDは出力側接地コンデンサは、抵抗無しで使用されてるのが、多く見受けられます。

これを見つけるのに、一日かかってしまいました。
いずれ直した所を、UPします。

ちなみに、3SK74のプロダクト検波で、BFO切り替え、送信DBMの出力接地を仮にして見ましたが、上手く行きませんでした。
4Diのリング検波じゃないと駄目か、再度実験したいと思っています。


    マズマズの2tone波形です。                            ほぼ完成した受信IFT付き基板
 よく見ると波形がいびつです 。今は直す気は無いです。    受信IFTが検波段だけなのは、この基板に入らないから!。    
  


2013/06/09
やっと完成しました。
本日、実機に組み込みました。一応ok見たいです。(コンコン音がしませんでした。)
回路図も本日変更しました。
これで、終わりにしたいと思います。

            完成したメイン基板                         裏面を半田付けした基板

   








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