2021/4/17

ある業種からの依頼で、水やりの為、散水コントローラを作りました。
左の写真は、現在稼働中  右が改良版
ここには映ってませんが、スタートボタンを押すと一定時間散水して(バルブを開く)
散水します。写真のMOは、モーターを回すリレーです。このリレーでモーターの、
MCtt(電磁接触器)通称マグネットを駆動してモーターを回します。
TMは外部タイマーで、オムロンH3CRA8等のタイマーを、駆動します。
そのアンサーバックをpicに入力して、次のステップに進みます。
picの内部タイマーでも良いのですが、時間設定が面倒です。
ダイアルで有ればグルっと回して終わりです。

ポンプの能力が無いので、一定時間散水したら次のステップに進む装置です。
スナップスイッチは、散水のキャンセルスイッチです。
バルブは、dc24のパイロット式バルブですので小さなリレーですみます。
こんな装置でも、結構便利の様です。
picのプログラムは、picのルーレットを改良して、作りました。
結構簡単です。
どちらかと云うと、ハードが面倒でした。
バルブ8個とタイマー、マグネットで使うと10個、
16f84aですとi/o13個なので、足りないので、一工夫必要です。
残り3個は、タイマー入力、スタートスイッチでもう一個は、ブザーを、鳴らすようにしました。
本当はリレーがonしたアンサーバック有れば、もっと制御が広がったですが、
i/oが多いpicですと大きくなり、この大きさで片面基板では、難しいそうです。

あと、右の写真の左上にブザー用リレーを付けました。
このリレーは、秋月で売ってるリレーで、コイル電流が10mAです。
picは、ra4で駆動してます。(オープンドレイン)。
picの電流能力は20mA程度有るので問題ないですが、突入電流の考慮忘れた、と後で思い
調べましたが、リレーの定格電流と、コイルの抵抗を見ると、突入電流はなさそうです。
初めて知りました。交流のコイルは有りそうです。
ブザーは、秋月で売ってる強力ブザーを5vで鳴らします(定格12vですが、鳴りました。)

    散水コントローラ(現役)                                            散水コントローラ(改良版)
         


2024/10/26 (2024/10/29文章等一部修正)

2箇所目の水やりのコントローラー作りました
今までは、電磁弁8個だったけど、今回は、電磁弁が9個に成ったので、
基板を作り直しました、又ついでに、今までは、入力回路がプルダウンだったけど、
今回はプルアップに、しました。
原因不明ですが、基板単体ですと、誤動作有ったので?
多分クリップでやってるので、接触不良と思いますが?

今年の3月より使用してますが、問題ないです。
回路図、プログラムも貼り付けました。

当初PICは、PIC16F84Aでしたが、互換可能な、PIC16F648Aで、
プログラムを書いて見ました。
コンフィグやメモリ番地が異なりますが!。
PIC16F648Aですと、MCLRやOSCを、PIC本体内臓で対応出来ますが、
PIC16F84Aにも差し替えられる様に、それぞれ部品は実装して有ります


決して良く出来てると、思いません、真似をしても、保証は有りません。
無線機の製作でもそうですが、抵抗値、コンデンサ値は、感で決めてます。
なので、不具合有るかも知れません。

一応問題なく動きます。
PICの編集ソフトはMPLAB IDE v8.92で、コンパイルしました。
ライターは秋月の今は売ってない、PICkit 2 v2.52です。
因みに、チャイムスイッチは、スタートボタンです。
右下にブザー付けました右上はドアースイッチです。(半分隠れてる)
扉、開けっ放し防止で付けましたが、うるさいとの事で、
酷評でした。依って、今は鳴らなくして有ります。

常時OFFはポンプ起動用の有電圧出力ですが、ポンプは圧力スイッチ方式なので、
OFFにして有ります。

電磁弁はDC24Vで、その電源でPIC電源5Vを作ってますが、シリーズ電源ですと、
発熱しすぎるので、3端子スイッチングレギュレーターにしました。

プログラムはこちら  (PIC16F648A版)

         2箇所目の散水コントローラ(現役)



   
  この回路図はPIC-16F84Aですが、PIC16F648Aでも、動きました。

2024/11/29
初回の散水コントローラ(現役)の基板を最新に変更しました。
3年位前、急遽作った散水(この場合潅水?)コントローラですが、
構想に時間が掛かりました。

今回と別の人から頼まれたのは、今から20数年前で、依頼された時は、単純にリレーシーケンスで組んで、
結構リレー、タイマを、使いました、8系統で今も現役です。リレー10個位、タイマー20個位、24時間タイマ、
Mctt(電磁接触器)、ブレーカーを使ってしまいました、それと、ランプ、スナップスイッチ、電流計も付けた。
結構大がかりですし、お金も掛かってしまいました。

それを踏まえて3年前のは、低コストを狙いました。
最初ステッピングリレーで考えましたが、思ったより部品多かったです。
ステッピングリレーは、12接点等有りますが、コモンが1個です、ステップを飛ばす、送る等に、
工夫が必要です、結局接点をリレーに置き換えると、リレー、タイマーも増え、改造も手間です。

PLCの簡易型ですと能力不足、普通のタイプですとパソコンソフト、等、面倒ですし、お金も掛かるし、
劣悪な環境なので、信頼性も不利と思いますしマイナーチェンジも有ります。(便利ですが?)

で、結局PICにしました。
PICも最初からと成ると面倒ですが、趣味の範囲なので、自分は平気です、基板作りも平気。

今では、
Arduinoボードで出来ますが、結局スイッチ、ランプリレー接点等必要です(PLCも同じ)
又、集積度も高いので、劣悪な環境では、どうかな?、って感じです。

入力はプルダウンだったのと、メンテした時に、電線が紫外線劣化してたので、
(時間が無かったので、電磁弁の配線は多芯のインターホンケーブル使ったのが不味かった、
0.3mmの単線で被覆が薄い、幸い外側の被覆が被ってる所は、大丈夫なので、
後で黒テープ等で遮光するつもりです。)

それを含め、2箇所目のコントローラーと同じくしました。
2箇所共、同じ基板にしたので、プログラムの管理が楽です。
又、プログラムの変更も楽です。
変更したの写真添します。


  初回の散水コントローラ(現役) 電源、動力制御(下) 配線は結構雑

  








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