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よくある質問(受講について)

日本法律研究所の公務員講座は、入門講座と合格講座の2種類のため、1年生から受講すると、いずれかの講座を2年連続で受けることになると思うのですが、意味はありますか?

この点について、それは無駄であると感じる人もいるかもしれません。しかし、公務員試験のレベルの問題を1回で聞いて理解できる人は必ずしも多くありません。皆さんの大学入試の勉強を思い出してください。1回聞いて英文法は理解できましたか?基礎的な英単語の知識は完全に定着していますか?つまり、小学校や中学校の勉強と違い、なかなか1回聞いても理解できない人が普通なのです。
このような理由から、公務員講座では、あえて2年連続して、同様の講義を聞くことを推奨しています。

 

 

2年生ですが、今から本格的に公務員試験の勉強をしたいと思っています。入門講座ではなく、3年生対象の合格講座を受講することはできますか?

2年生(または1年生)でも、合格講座を受講することは可能です。合格講座は主に3年生を対象としていますが、講師の先生方は丁寧に講義をしてくれるので、毎回しっかりと出席して、勉強をすれば、2年生以下の学生の人もついていくことはできます。

 

 

経済学部の3年生ですが、法律の知識がまったくありません。合格講座についていけるか不安なので、1〜2年生対象の入門講座を受講することはできますか?

3年生でも、入門講座を受講することは可能です。しかし、入門講座の法律科目の講義は通年で18コマですので、これだけでは、公務員試験の対策として不十分です。
他方、合格講座では、公務員試験によく出る憲法・民法・行政法などを、まんべんなくしっかりと学ぶことができます。3年生は、来年が本番の試験です。独学で一から勉強することは難しくても、公務員講座を受講すれば、試験に良く出るポイントを教えてもらうことができます。法律の知識がなくても、毎回講義に出席して、分からないところをそのままにせず、積極的に質問をし、努力を怠らなければ、1年間で公務員試験に合格するだけの知識を得ることは十分可能です。
公務員試験の専門科目の中心は、法律と経済です。経済学部などの学生は、経済は何とかなるでしょうから、法律をきちんと学ぶことによって、格段に合格する可能性が高くなるでしょう。

 

 

現在3年生ですが、来年は専門科目が出題されず、一般教養科目のみで受験ができる市町村への出願をする予定です。その場合は、1〜2年生対象の入門講座の受講でも十分でしょうか。

受験予定の市町村の試験で一般教養しか課されない場合、3年生は合格講座(市役所・警察・消防コース)を受講して下さい。入門講座では、主に基礎的な学習のみですので、試験本番を翌年に控えている3年生には不向きです。

 

公務員講座を受講したら、復習をするために、講義を録音しても良いですか?

録音(録画)については、個々の先生方の判断にお任せしています。先生の事前の許可があれば録音をとっていただいて構いません。しかし、先生によっては、話の内容が抑制的になり、講義がつまらなくなることなどを理由に許可しないこともあると思います。その場合に、勝手に録音するということは、許されませんので注意して下さい。

 

 

 

2年生(又は3年生)から勉強を始めようと思っているのですが間に合いますか?また、独学でも公務員試験に合格できますか?

大学入試をいつから勉強すれば間に合いますかという質問に対して、「人による」としか答えられないのと同様、「間に合う人もいれば間に合わない人もいる」としかいえないのではないでしょうか。とはいえ、『早くやっておけば、それだけ有利になる』というのも事実だと思います。なるべく早い段階から勉強しておいて損はありません。
「2年生から頑張る」という人で、本当に2年生から頑張っている人はほとんど見かけません。なかなか1回怠けてしまうと、それを修正することは誰でも難しいのだと思います。
また、独学でも合格できるかどうかは、本人の能力にもよりますので一般的に答えることができません。たとえば、大学入試において、予備校に行かないで東大に合格できる人もいるでしょうし、予備校に行って本当に実力が伸びた結果、東大に合格できた人もいるでしょう。
ただ、少なくとも、公務員講座を受講すれば、何をどの程度勉強すればいいのかということについて、具体的に説明してもらえるため、勉強の効率化というメリットはあると思います。

 

 

絶対に警察官になりたいと思っていますので、警察官の合格講座を受講すればいいでしょうか?また、警察官の試験は一般教養だけと聞いていますので、それだけやればいいでしょうか?

進路が明確に決まっている人は、モチベーションが高くてすばらしいと思います。そのまま、そうした進路に進むことができれば、理想的です。しかし、学生のうちに、しかも早い段階で、仕事の内容を本当に把握して(警察官は必ずしもテレビドラマのような仕事ばかりではありません)自分の適性を見極めることは困難なことも多いと思います。
少しでも、他の仕事に就く可能性があると思える場合に、あまり進路を1本化してしまうことは危険です。自分の将来の希望は、3年前、5年前から変わっていませんか?変わっていたとしたら、今後大学3年や4年になった時に変わっている可能性がありませんか?自分の進路が変わってしまったときに、勉強をしてさえおけば、慌てることはなくなります。
一般的にいって、高いレベルの勉強から下に受かることは多々ありますので(その逆は極めて難しい)、国家一般職、県庁、市役所のコースで勉強することをお勧めします。公務員試験は無料ですので、警察官の試験のみならず県庁や市役所も受験して、合格したら選択するという気持ちでも良いのではないでしょうか。

 

 

講座内で模擬試験などの案内はありますか?
結論としては、本講座では、模擬試験は実施していません。

形式的な理由としましては、模擬試験をやるのであれば、受験者数が多い方がデータとして利用価値が高いので、亜大の公務員講座でのみ実施することは非現実的ということがあげれられます。したがいまして、もし模擬試験を受験して、自分の立ち位置を知りたいということでしたら、他の大きな予備校の実施する模擬試験を受けることをお勧めします。
しかし、実質的な理由としましては、そもそも模擬試験が受験生にとって有益かは疑問があるということがあげられます。といいますのも、公務員試験の模擬試験の問題は、どうしても本番よりもその質が落ちます(これは仕方のないことなのですが)。そのため、これまでの受験生をみていますと、公務員試験の模擬試験のデータは(大学受験の模擬試験とは全然違います)、だいぶあてにならないという印象があります。つまり、これまでの受験生で模擬試験の成績が著しく悪くても合格できたり、その逆に、その成績が良くても不合格ばかりが続くということが多くありました。
そのため、本講座では、「過去問」を解くことを強く勧めています。結局、過去問を自分で解いてみて、6割を超えれば合格の可能性があります。7割を超えてとれれば、ほぼ間違いなく1次試験は突破できるでしょう。東京都の特別区などは、容易に過去問全体が入手できますので、それを実際に時間を図ってやるのことによって、一番正確な自分の立ち位置がわかります。
もちろん、すべての公務員試験で、全問題の過去問が本番の試験のように入手できるわけではないでしょう。その場合でも、可能なかぎり過去問には固執したほうがいいです。どうしても、過去問が利用できないのであれば、本番と同じようにいろんな問題がミックスされているという利点はありますので、公務員試験ジャーナルなどが模擬試験のような形で問題を掲載していることがありますので、それを自分で利用して、だいたい6割くらいとれるかやってみたらいかがでしょうか。

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