労働基準監督官、川崎市役所、東久留米市役所 合格体験記
私が公務員を目指し始めたのは高校3年の冬です。それまでは医療系に進むことを考えて勉強していたので、文系科目がとても苦手でした。その為、大学入学当初から法律科目の勉強に力を入れていました。しかし、公務員試験についての情報はほとんど知らなかった為、どのように勉強を進めてよいか分からずにいました。その時に、ゼミの担当教授からの勧めで、2年次から合格講座を受講するようになりました。私は外部の塾には通わず、2年連続で合格講座を受講し、4年次には直前講座も受講していました。
初めは一人で勉強していましたが、2年次からは講座を通して仲良くなった仲間と勉強するようになり、コロナ禍でもモチベーションを維持して勉強に励む事ができました。
ここからは、私が公務員試験の対策として講座の時間外に行っていたことを書きたいと思います。
私は、2年次は法律科目の勉強を、3年次はそれに加えて経済科目や教養科目の勉強を行っていました。私が主に使っていた教材は、講座で使用していた択一問題集とスーパー過去問ゼミ(自分の苦手な科目や強化したい科目だけで良いと思います)です。法律科目の問題集は1か月で1周するペースで解いていました。本格的に過去問に取り組み始めたのは、3年次の11月からです。特別区の過去問から解くようにしていました。その頃からは問題集は苦手な範囲のみ復習として解くようにしていました。1月末まで筆記試験対策、2月からは論作文対策を中心に行っていました。論作文や面接の対策は、講座の先生に個別指導で見て頂いたり、個別指導が埋まっていた際には大学のキャリアセンターのカウンセラーの方にアドバイスを頂いたりしていました。
公務員試験は、4月に入ると履歴書の提出が始まり、7月からは面接も入ってくるので、3月までに勉強や論作文対策をすると良いと思います。また自分の目標作りの為に、外部の模試を受けていました。
公務員試験は民間企業に比べて始まるのも終わるのも遅いです。
私自身も周りが決まって焦ることがありましたが、同じゼミに公務員を目指す仲間がいたので乗り切る事ができました。また、講座の先生やキャリアセンターなど、分からないことをすぐに相談できる方々がいたことで、最後まで諦めずに試験に取り組む事ができました。公務員試験は長丁場なので、信頼できる先生や同じ目標を持つ仲間を見つけて、勉強や情報共有、面接対策をすると良いと思います。
ずっと一人で机に向かって勉強していると気持ちが落ち込んでしまう時もあると思いますが、息抜きもしつつ、残りの数か月頑張って下さい。
皆さんが後悔のない就活ができるように祈っています。