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特別区(新宿区役所) 合格体験記

私が公務員講座の受講を決めた理由は、独学や公務員予備校に通うよりも友人と一緒に勉強を進めることで試験に向けてモチベーションの維持がしやすいのではと考えたからです。

 

昨年度の講座はコロナウイルスの影響で9月末から開始されたため、公務員試験の勉強に本腰を入れたのは10月に入ってからでした。法律科目や数的処理はこれまで大学の授業で触れたことがありましたが、大学3年から講座を受講した私にとって経済学や自然科学の分野はわからないことだらけでした。そうした科目については11月までは知識を身につけることを重要視して講義を中心に、12月から本格的に過去問等の問題演習を進めていきました。

 

人によって最適な勉強法は異なるとは思いますが、ここからは筆記試験の勉強に関して書きたいと思います。まず、過去問を繰り返し演習することは重要です。ただし、この時にはある程度の知識が身についていた方が効率は良いと思います。何もわからないうちに過去問を解いても、結局テキストと過去問を行ったり来たりすることになり時間が掛ってしまうからです。試験では似た問題が出題されることも多くあり、繰り返し問題を解くことには大きな意味があると言えます。特に数的処理の場合は、自分の中で解法のパターンを定着させることができます。

 

次に、公務員試験は全科目満点を目指すものでないと割り切ることが重要です。試験が近づくにつれて、自分の実力に自信が持てずに焦りを感じる人が多いと思います。特別区を例に挙げると、教養科目の一部、専門科目は選択解答であるためこの時点で不要な科目が存在します。さらに、6割程度得点できれば1次試験を通過することができると言われています。得意科目を伸ばす方が確実に正答率を上げられる一方で、数的処理や文章理解は出題数が多いので捨てずに確実に得点することが必要と感じます。私も直前期は得意科目や数的処理を中心に勉強を行っていました。

 

以下では特別区の受験を考えている人に向けて、特別区の試験に少し触れたいと思います。1次試験には択一問題(教養、専門)に加えて論文があります。論文の配点が非常に高いとされているので対策が必要です。公務員講座では論文の添削だけでなく、重要テーマに関し解説いただけるので自分の答案に生かすことができます。2次試験は面接試験です。ここでは3分間プレゼンテーションが課されます。面接官は時間を測っているので、内容はもちろん練習が重要です。2次試験の後、最終合格が発表されますが、さらに区面接に合格しないと内定はもらえません。筆記試験の勉強だけでなく、面接に向けて自己分析や自治体研究も早いうちに行うことが重要です。特に区面接では最終合格時の成績は関係ないので、最後まで諦めずに公務員試験に取り組んでください。皆さんが合格を勝ち取れるように心から応援しています。

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