警視庁、埼玉県警 合格体験記
私は高校生の頃から将来は警察官になりたいと思っていましたが、実際に就活に向けて動き出したのは大学2年生の終わりからでした。私自身、自分に甘い性格ということもあり独学では公務員試験の合格は厳しいと思ったため、公務員講座の受講を決めました。
当初は警察官になりたいというだけで試験の内容や仕組み、日程など右も左もわからない状態でしたが、講師の方々の指導のおかげで講座を受講していくうちにモチベーションも上がり、最終的に2つの自治体から合格をいただくことができました。
私が受験勉強をしていく中で特に力を入れて取り組んだのは、判断推理と数的処理です。講師の方々から、警察の試験はこれらの問題が多く出題されること、日頃から問題を解く訓練をしていないと太刀打ちできないことを聞き、この2科目は毎日勉強するようにしていました。その結果、この2科目が私の得点源となり一次試験の突破に繋がったと思います。その他の科目に関しては、全ての問題を解こうとする必要はないというアドバイスをいただいたので、文系ということもあり自然科学は捨て、政治経済や文章理解を中心に勉強を進めました。そんな中、自分の勉強法として確立していったのが1日に判断推理と数的処理+1科目というサイクルでした。自分のルーティンを決めることで、その先の勉強計画や、時間の使い方、息抜きなど無理のない受験勉強ができたと思っています。
小論文の対策は直前講座を受講したほかに、出版社、予備校などが行っている添削指導に申し込んだりしていました。公務員講座でも手厚く指導していただけますが、様々な方向から添削してもらうことでより良い小論文が書けるようになると思ったからです。また、例年警視庁は1次試験の日程が早いこともあり、まともな小論文が書ける前に試験日になってしまうことも防げたので、警察官を目指す方は学外の模擬試験も視野に入れてみてください。また、面接指導も直前講座や講師の方の個人相談を活用して取り組みました。こちらも相手を1人に絞るのではなく、いろいろな講師の方にお願いしてみてください。
最後になりますが、これから公務員試験を控える受験生の皆さんを心より応援しています。