秩父消防本部、東京消防庁、警視庁 合格体験記
私は、大学入学時から公務員を目指していました。大学2年から公務員講座を受講し、最終的に3つの最終合格をいただくことが出来ました。公務員試験に向けて私が意識していたことをいくつかお伝えしたいと思います。
1つ目は勉強を継続する習慣をつけることです。公務員試験は筆記試験が通らなければ面接すらしてもらえないことがほとんどだと思います。その為、筆記試験である程度の点数を取る必要があります。勉強を始める時期は人それぞれだとは思いますが、私は大学2年の冬休みから本格的に始めました。数的推理・判断推理をメインに少しの時間でもいいから毎日机に向かうことを意識していました。そこから、3.4年に学年が上がるにつれて勉強時間を増やしていきました。公務員試験の科目はものすごく多いので早めに対策を始めることが合格の1つのカギになるのではないかと私は思います。
2つ目は面接・論作文対策です。正直私は、面接や論作文は直前で大丈夫だろうという甘い考えでいました。しかし、いざ面接練習や論作文を書いてみると思ったように進みませんでした。
面接対策に関しては、想定される質問をインターネット等を使って調べて書き出し、それに対する答えを自分なりに考え書き出しました。それに加えて、公務員講座の先生方にアドバイスをもらうようにしていました。会話を意識して、沈黙の時間を無くすようにすることは意識していました。結果的に、面接で落とされた試験は1つもありませんでした。
論作文は、何十回も書いて公務員講座の先生に添削をしていただきました。筆記試験と違い、誰かに評価してもらうのが一番の上達方法だと思います。自分で書けていると思っていても、実際他の人に読んでもらうとうまく書けていない部分は多く見つかると思います。論作文の評価が大きなウエイトを占める試験もあるので、論作文がある試験ではしっかり対策した方が良いと思います。
公務員試験は、ものすごく長丁場です。民間企業の人よりも決まるのが遅いことがほとんどです。周りに内定をもらっている人がいても決して焦らないことが重要です。私も焦りや不安からストレスを貯め込み、体調を崩すこともありました。その時は両親や友人、先生等に遠慮なく相談することで前向きな気持ちになれました。合格をいただいた今、頑張ってよかったという達成感をものすごく感じることが出来ています。一人で考えすぎず、周りの手を借りて試験勉強に取り組んでみてください。必死に頑張った分だけ今後の自信に繋がると思います。皆さんが、第一志望に合格できるよう応援しています。最後まであきらめず頑張ってください。