(16)カフェにて











ティタ
「ふ〜・・暑い日はやっぱり喫茶店でおしゃべりに限るわ〜
うちのバカ男どもときたら、こんな暑い日でも外で
『キャッキャ』と遊んでるのよ〜」





ユノ
「あは、何か絵が浮かぶなぁ〜それ」





ティタ
「キマイラはキマイラで、一日中釣りやってるし
オーディンは日中寝てるでしょ?
だから、家の中でスパルナとずーっと二人きりなの!
もう最悪よ!ジメジメ度が3割増し!!」





ユノ
「ははは!もぅ〜テイタったら!
 ・・・でもなんか元気出た。アリガト!」





ティタ
「・・オーディンのこと?」





ユノ
「・・うん・・・」

ティタ
「やっぱ、なんかあったか・・・喧嘩でもした?」

ユノ
「ううん・・。そういうんじゃなくて・・
 この前二人で行ったレストランで、オーディンを知ってる人に会ったの・・」





ティタ
「知ってる人?」

ユノ
「うん・・記憶を無くす前の”知り合い”らしくて・・。
その人と会ってから、オーディンの様子が少しおかしくなって・・」

ティタ
「過去のことかぁ・・・オーディンは謎だらけだもんね・・」





ユノ
「・・私なんか・・怖いのよ・・・」

ティタ
「怖い?」

ユノ
「うん・・・うまく言えないけど」





ユノ
「過去になにがあったって、オーディンはオーディン・・
そう頭ではわかってるつもりだけど・・・」

ティタ
「過去を知って、何かが変わってしまいそうで怖い?」

ユノ
「・・うん・・。何か良くない過去なのかもしれないって・・
 そう思えてならないのよ・・」





ティタ
「もう!ユノらしくないなぁ!イジイジ考え込むなんて
心配なら、オーディンに直接言えばいいのよ!
・・きっと彼自身も不安なはずよ・・誰かに聞いてもらえたら
少しは楽になるかもしれない。
・・それがユノなら特にね!」





ユノ
「・・・・そ、そうかな?」

ティタ
「うん!きっと!」

ユノ
「・・私、話してみる!オーディンと」





ティタ
「よし!いい顔になった!
・・・さて!何か甘いものでも食べようか!」

ユノ
「うん!」





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