(24)鮮血の過去

血表現があります!ご注意を!








・・・・あれから少しウトウトして
気づいたのは、”秘薬”をオーディン兄さんに与えてから約2時間後
目覚めた瞬間、異様な空気が辺りを包んでいることをすぐ感じた











ロキ
「・・・父上?・・・・母上?・・・」











ロキ
「・・・そ、そんな・・・・・」





ロキ
「・・・誰か!・・・・・誰かいないの?!」





ロキ
「父上!!母上!!」





ロキ
「・・みんな・・どこに行ったの・・・?」





ボル
「・・・ロキか?・・・・こっちだ・・」

ロキ
「・・ち、父上?・・」

















ベストラ
「・・・・誰が・・・誰が・・一体こんな酷いことを・・・・
 オーディン・・・オーディンが・・・」





ロキ
「(バ、バレてないのか?)」





ボル
「ロキ・・片付けておけ
 今は部外者を屋敷に入れるわけにはいかない」

ロキ
「は、はい。わかりました」














(オーディン義兄さんは、あの”秘薬”のせいで
完全に自我を失い、屋敷中の”人間”・”ヴァンパイア”問わず
皆殺しにしたそうだ
運悪くその時は父上達は外出中で、屋敷には使用人しか残ってなかった
ヴァンパイアといっても”純血”ではない彼らを殺すことは
純血であるオーディン義兄さんにとっては簡単なことだろう

その後・・義兄さんは屋敷から忽然と姿を消した)


ロキ
「・・・まぁ、いくら純血でも
 さすがに生きてはいないだろうな・・・」





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