2001.12.03


この度、田中栄二、竹本一匹二人の集大成である、「ピンチ座」の公演に合わせてホー ムページを発表させて頂く運びとなりました。 しかし殆どのコンテンツが未完成で、しかも竹本一匹は未だPCを所持していないとい う状態。 やや強引だとは思うのですが…… 今後、随時アップしていきます。 どんなページになるのか、我々もあまり把握していないのですが、まあ、気楽にやっ ていきたいなあと。 ひとつよろしくお願いします。  田中栄二

ちなみに竹本一匹の事に関しては
まだ彼がパソコンを所持していないので
今のところ何も出来ないんです、ごめんなさい。
それでも近日中になんとか…


2001.12.9

某バンドで大阪、名古屋と行って来まして……
大阪が深夜のクラブイベント(キャパ推定100)。
名古屋はなぜか名古屋ドームでのイベント(キャパ推定4万)。

……ほんと、色々勉強になるなあと。

で、色んな諸事情により移動手段は車だったんです。
車移動というのは、基本的には何もする事が無く、まあ暇な訳でして。
それでも最近は「携帯電話」という便利なおもちゃがあり、やれメールだ、iモードだと暇を潰すのも比較的楽になりました。
それでも、車中には数人いる訳で、ずーっとメールのやり取りをしているのもどうかと。

結局、どうでもいい話題で盛り上がったりする訳です。
私がメールの文章を作成している時、「間に合わなければ……」という文字を打とうとして「まにあわなければ」と打ち変換しようとしたら、いきなり「マニア」って変換されたんです。
ちょっとツボに来まして……
嬉しくなって隣に座るベーシストにその件を報告すると、メールの漢字変換には色んな疑問があるという話になりまして。

例えば「東京」という文字を打とうとします。
私の携帯の性質上、ボタンを下に押し下げる方が打ち安いので、こういう順番で変換される訳です。

とうきょう>018当今日>017当京>016当経>015当境>014当凶>013当郷>012当卿>011当強>010当興>009当狂>008当峡>007当橋>006当教>005当鏡>004>『東京』>003とうきょう>002トウキョウ>001トウキョウ(半角)

『東京』が現れるまで実に15回ボタンを押し下げる作業が必要になる訳です。
しかも、どう考えても『東京』以外文章上使うとは思えない。009なんか一体どういう意味なのかわかりません。
でも、004に『東京』があるという事は、やりづらくともボタンを上に押し上げる作業をすれば、半角カタカナ>カタカナ>ひらがな>『東京』という事になり、つまり使用頻度が高い漢字は004に来るのか、という考えも出来ます。
しかし……

今度は「昨日」という文字を打とうとします。

きのう>008機能>007帰納>006帰農>005昨日>004『気嚢』>003きのう>002キノウ>001キノウ(半角)
『気嚢』……全く持って意味がわかりません。
つまり、『昨日』は変換上もっとも遠い位置に置かれている訳です。
「機能」はまあわかるが、「気嚢」って。
私の携帯(P501i)だけなのでしょうか。
作った人間は、どういうコンセプトでこの配列にしたのか。

でもね、「ごうこん」って入れると一発で『合コン』って変換されるのよね。

そんな訳で、楽しい旅でした。

田中栄二
あまり時間的余裕が無くて、じんぼう図作成に取りかかれません。

近日中になんとか……


2001.12.19

先日までライブが続いてまして……
このページも立ち上げたばかりだと言うのに更新もままならず、いかんなあと。

それにしても……

働けど働けど……
でも、本当に幸せな話だなあと思う訳です。
毎日演奏し、まあそれなりのお金も頂き、なんとか生活する域にまで達していると言う事は、小さい頃憧れていた世界に今どっぷりいるのだなあとつくづく思う訳で。

 

私、中学生の頃からバンド活動をしてまして。 当時、中学生でそこそこ楽器が弾ければ、まあちょっとしたヒーローでして。楽器ができる誰しもが「あっ。俺はプロになれるんだ」と少なからず思っていたものです。
ライブなんかやってしまうと、もう完全に調子に乗る訳です。
こういってはあれなんですが、そこそこ人気もあった訳です。

一度、他の中学校の女子から恋文を貰った事がありまして。
どうやらその子は、私のライブを一度見に来た事があって、自分で言うのもなんなんですが、一目惚れしたと……

思うに、中学生時分、「他の中学校の女学生から恋文を貰う」などと言う事は、壮大な「逆ナン」をされたようで、それはそれは舞い上がりもする訳でして。
そこで、その恋文を橋渡ししてくれた友達に「写真を送ってくれ」とその子に伝えてもらうように頼み、後日その子から写真と電話番号が書いてある手紙が送られて来たんです。
しかしその写真、雪の中にぽつんとその子が一人だけ写ってるものだったんですが、被写体の位置が遠く一体どんな顔をしているのかあまり良くわからなかったんです。
まあ、それでも「逆ナン」された当人にとってその写真は、「この子はかわいいんだ」と思わせるに充分な説得力を持っていました。
それから、どきどきしながらも、初めて「逆ナン」の当人に電話してみた訳です。

それから、しばらくたわいもない「電話デート」を重ねる事数十回。
そして、当然の帰結として「今度会おう」と。
しかし、お互い実はよく顔をわかっていない。こっちは遠い写真だけだし、向こうもステージの一番奥にいる人間の顔など、正確に覚えてはいない訳で。

そこで、お互いの判別方法として私はある提案をします。
待ち合わせの場所を駅のキヨスク近辺にし、そこで「ブルーベリーガム」を私が買うので、話し掛けて欲しいと。
自分から話し掛ける勇気が無かったもので……
その子はその提案を受諾し、デートの日取りも決まって、いざススキノ。
出る前に、自分の服装を伝え、相手の服装も聞いておき、更に「常に左手だけポケットに手を入れている」事や、「ガムを買う時は右手の親指と小指でガムの両サイドを挟むようにして持つ」といった二人だけのサインも決め、意気揚々と地下鉄に乗り込みます。
緊張は高まります。

一体どんな子なんだろうか。

私が知っている情報は、「白いロングコートを着て左手にハンドバックを持っている」と言う事。
予定時間10分程前に駅に着き、改札を潜り、キオスクが見える位置で待つ事に。
程なくキヨスクの前にそれらしい女の子が。
私は左手をポケットに突っ込み、キヨスクに向いブルーベリーガムを右手に挟み、キヨスクのおばちゃんに「ブルーベリーガムひとつ……」。

・・・・・・

その子は話し掛けて来ません。

人違いか……

それから露骨にその子の前を「ブルーベリーガム」をわざとらしく持ち何度も通り過ぎたのですが、いつの間にか居なくなってしまっていまして。
それから待つ事数十分。
また別にそれらしい女の子がキヨスクの前に登場。
私は左手をポケットに突っ込み、キヨスクに向いブルーベリーガムを右手に挟み、キヨスクのおばちゃんに「ブルーベリーガムひとつ……」。

・・・・・・

またも人違いか……

その子はどうやら別の男と待ち合わせ中だったらしく、二人で楽しそうに冬のススキノへ。
もう約束の時間は20分程オーバーしています。
そして、またもそれらしい女の子が。

この子だ。
この子に違い無い。

それはもはや願望だったのかもしれません。
そしてやはり、私は左手をポケットに突っ込み、キヨスクに向いブルーベリーガムを右手に挟み、キヨスクのおばちゃんに「ブルーベリーガムひとつ……」。
ここまで来ると、さすがにおばちゃんも「わずか数十分の間に立続けにブルーベリーガム3個も買う」少年を奇妙に思い、思いきり不審な顔をしている訳ですが、そんな事に構ってはいられません。

しかし……

・・・・・・

こいつも違うのか。

それから暫く、左手をポケットに突っ込み、ブルーベリーガムを右手に挟みススキノ駅構内を歩き倒す事30分……

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・


帰りの地下鉄、ブルーベリーガムの甘酸っぱい香りが、車内と私の心に広がっていきました……


傷心のまま我が家に辿り着き、傷を癒すかのように兄とファミコンをいそしんでいた時、電話がなります。
あの子です。
その電話で、彼女が実はちゃんと駅に来ていた事や、私の事を確認していた事を知ります。
「え?なんで話し掛けてくれなかったの?」

「・・・・・・」

「・・・どうして?・・・」

「・・・想像してた人と・・違ったから・・・・」

「・・・・・」

 

今、ブルーベリーガムってどこに売ってんのかなあ……

田中栄二

次は一匹君に……


01.12.23

どちらかといえば、自動販売機でジュースを買おうとして百円玉1枚と十円玉2枚を立続けに入れたら十円玉が1枚戻ってくるタイプの田中栄二です。
 竹本一匹、めでたくパソコン購入したようなんですが、自宅の電話線の調子が悪いとかでまだ登場できません。 しかも、今彼は長期間北海道で仕事中でして。
 もう少しお待ちを……

 


最近、こういうメールがよく来ます。

「迷惑メールが異常に多い為、アドレスを変えました。よろしくお願いします……」

確かに私の携帯にも尋常では無い数の「迷惑メール」が来ます。

特にここ最近「もうすぐクリスマスだぜ。あんた寂しいんだろ」と決めつけたようにばんばんやって来ます。

この迷惑メール、いわゆる「出会い系サイト」がほとんどな訳ですが、最近は「実際に声が聞ける」というタイプのものが出て来たようで。

「これからの時代はメル友じゃなくてテル友!」

「新感覚、電話でチャット!」

テル友……

電話でチャット……

それ、ただの電話だと思うんですけどね。

とまあ、あの手この手の戦略で「出会い系サイト」は進化している訳です。

実は、私も過去数回、社会勉強の為このようなサイトにアクセスした事がありまして。

いや、本当に社会勉強の為です。

いや、本当に……

いや……

でも、未だかつて本当の「出会い」に発展した事はないんです。

いや、本当に……

しかし、色々話を聞く限り結構「成功者」がいるようでして。

私の後輩に、「その道のプロ」と言っても過言ではないGと言う奴がいまして。

私、車も免許も持っていないので、ライブの時よく彼に「お手伝い」を頼むんですが、その車中、必ずと言っていい程この手のサイトの「攻略法」を教えてもらうんです。

彼曰く、「嘘でもなんでもいいから、とにかくかっこよく書いた方がいい」とのことだったので「石田一成(逮捕前)似の25歳。身長175。趣味はドライブです。返事確実だよ」って書き込みしたんですけど……やっぱりだめでしたね。

というかですね。

そんな事はどうでもいいんです。

クリスマスシーズンな訳です。

大抵ミュージシャンってこの時期忙しいはずなんです。

お〜い。

お〜い。

クリスマスってどうやって過ごすんでしたっけ?

田中栄二


2001.12.24

今日は「クリスマスイブ」。

さて、どの女と過ごそうか。

去年は、あいつからたっぷり「プレゼント」を頂戴したし、今年もあいつとしっぽり決めるとするか。

デートは、いつもの場所さ。

約束の朝10時、俺は5分前に約束の場所へ。

彼女はすでに準備万端だ。

おいおい、慌てんなよ。

まだ時間はたっぷりあるぜ。

今日はお前と無制限さ。

おっと、忘れちゃいけない。

彼女からプレゼントを貰うには、俺だってそれなりの物を渡さないとな。

この四角いカードを彼女に差し込み、そっと手をとって右に廻す。

そうすりゃ彼女は喜んでくるくる回り出すのさ。

さあ、期待してるぜ、粋なプレゼント。

…… おい、どうしたベイビー、今日は御機嫌斜めだな。

ふっ、まあいいさ。

俺くらいになると、他の女だっていくらでもいる。

お前とはさよならだ。

さあ、次の女は…… よし、あいつにしよう。

よう、待たせたな。期待してるぜ、粋なプレゼント。

おっと、忘れちゃいけない。

彼女からプレゼントを貰うには、俺だってそれなりの物を渡さないとな。

このコインを3枚彼女に渡し、そっと手をそえて、突起物を押す。

そうすりゃ彼女は喜んでくるくる回り出すのさ。

さあ、期待してるぜ、粋なプレゼント。

…… おい、どうしたベイビー、お前も機嫌が悪いのかい?

まあ、いいさ。

俺はその店を出て、別の女が待つ店に向う。

その店には558人もの女が待ってるはずだ。

おっと、その前に金おろさないとな。

もうあまり時間がない。急がないと他の男に取られちまう。

俺は、小走りにその店へ。

ようみんな、待たせたな。

よし、じゃあお前にお相手をしてもらおうか。

さあ、期待してるぜ、粋なプレゼント。

…… まったくどいつもこいつも機嫌が悪いな。

わかったよ、女ども。

今日は諦めて帰る事にするさ。

まったく、気紛れな奴らだぜ…… まあいいさ、また今度プレゼント頂戴しに来るぜ。

待ってろよ「ガイヤ三軒茶屋店」。

                     田中栄二

 


2001.12.28

忘年会シーズンです。

飲んで、飲んで。

昨日も、飲んで、飲んで。

特に、昨日は久々に私の旧知の仲間が一堂に会しまして。

飲んで、飲んで、お店の人に怒られて、飲んで、飲まれて。

まあ、楽しかった訳です。

特に、「TOO-HIGH」のメンバー4人(あっ、本当は5人だったかなあ)が揃って酒を酌み交わす事など、ここ最近は全くと言っていい程無かった訳で。

「TOO-HIGH」とは、私が上京する以前にやっていたジャズ?バンドの事です。
こう言ってはあれですが、いいバンドだったんです。
地元では、飛ぶ鳥を落とすくらいの勢いでして。
調子に乗って、メンバー全員(あっ、全員じゃなかった)上京してしまった訳です。

そして、上京して4年、様々な紆余曲折を経て、今やみんな(私以外)色々な方面で、飛ぶ鳥が寄ってくるくらいの勢いで活動している訳です。

みんな基本的に忙しくしている為(私以外)、なかなか飲む機会を持てずにいたので、昨日は、本当に、飲んで、飲んで……

この4人が集うと、やはり昔話に花が咲きます。

そして、私は必ずあの日の事を思い出すのです。

あれは、我々が上京する以前、我々の活動を認めてくれたKという人物の紹介で、東京のS宿Pットインというライブハウスで演奏するという機会を与えられまして。

この新JピットInというライブハウス、ジャズのライブハウスでは老舗中の老舗でして、当時の我々からしてみれば、非常に栄誉な事だった訳です。

「草野球チームが本気で近鉄に勝とうとする」くらいの勢いでのぞんだそのライブは、まあ、「成功した」といっていい出来でして。

そのライブをMというサックス奏者(後に某フュージョンバンドに所属)が、色んな偶然で見に来ていたのですが、そのM氏、ライブ終了後、我々に声を掛けてくれまして。

気さくな人で、我々はあっという間に親睦を深めた訳です。

そして「今日家に遊びにけーへん?」。

あっ、もちろん…… ホテルからタクシーに乗り込み、したたかにボッタクられながらM邸に到着。

そこには、沢山の「プロ」ミュージシャンの方々が遊びに来ておりまして。

初めは、緊張のせいか、なかなか盛り上がるきっかけが掴めずにいた訳ですが、酒の勢いも借り、宴は盛り上がって行きます。

どんどん盛り上がる宴会。
気がつけば、すっかり朝日が登っています。

その盛り上がりの最中、私の頭をある事が支配していきます。

それは、その日のホテルの部屋にある「有料ビデオ」。

ホテルのこの手のビデオの閲覧方法、私が知る限り3パターンあります。

1、テレビのリモコンに「有料確認」というボタンがあり、それを押す。

2、「プリペイドカード」を購入し、テレビに差し込む。

3、現金を投入する。

1の場合……精算はチェックアウトの時になる訳で、ホテルの人に有料チャンネルを見ていた事がモロバレになるばかりか、
悪くすれば他人にもばれてしまう危険性があるので、よほど前の日にでも「この映画見たかったんだよなあー」と言いふらすとか、
最初からその手のビデオを見る「キャラ」でいるかどちらかでないとまず見れません。

2の場合……他人にバレる事はないのですが、
そのカード、それ以外に使い道がない訳で、買うところをうっかり見られてしまうとバレてしまう危険性はあります。
でも、1よりは見る確率は高くなります。
最近はこの手の方法が多いようです。

3の場合……必ず見ます。
我々が泊まるはずのそのホテル、3の方式だったんです。
しかし朝7時くらいになっても、宴会は盛り上がりっ放しです。
しかも、話題の中心が私に向きはじめ、ハイテンション特有の「笑いの緩さ」もあいまって、私の言動がことごとくウケていきます。

いかん。 このままでは、部屋に戻る機会が失われる……

結局、宴が終了したのは朝9時頃。

すぐさまタクシーに乗り込み、ホテル直行。

実は、メンバーの一人が、色んなトラブルで部屋を取り忘れ、誰かの部屋に潜らせるという計画だったんですが、誰も受け入れようとはしません。

みんな考える事は同じです。

結局、部屋を取り忘れた彼は、近くのデパートで「タマゴッチ」を買う為に並ぶという事で折り合いを付け、さあ、いざ行かん。

部屋に入り早速現金を投入しようと財布をあける。

無い! 100円玉が無い!

千円札を使ってジュースでも買い、そのお釣で、とも考えたが、これまた悪い事に千円札も無い。

かといって、1万円札をわざわざフロントまで行って両替えを頼むのも、「あら、これからビデオ観賞ですか」と思われかねない。

なんとかならないものかと、財布をまさぐる。

そして「希望の光」発見。

50円玉2枚!

50円玉2枚を自動販売機に入れ、返却すれば……

期待に胸を膨らませ、自動販売機へ。

そして…… 100円玉登場!

自分の機転の早さに感心しつつ、勇んで部屋へ戻る。

100円玉を投入し、チャンネルを2に設定。

さあ、ゆかん。めくるめくときめきの世界へ!


 「ざ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(砂荒らし)」


そうだよね。

普通この時間見ないよね。

放映時間も終わる訳だよね。

さあ、飲んで、飲んで、昔の事は忘れましょう。

「忘年会」ってくらいですから。

                   田中栄二

 

 

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