02.09.06

竹本一匹的論語
『心の筋肉通(つう) 富士山』

 

生粋の道産子、田中栄二です。

 

『北の国から〜遺言〜』来ますね。

 

それにしても、横山めぐみに始まり、宮沢りえが出てきて、そして今回内田有紀・・・

 

ほんと、富良野って美人が多いんですね

 

どうでもいい話題ですいません。

 

一匹君、探し物は見つかりまして?

 


02.09.15

竹本一匹的論語
『祝!田中お美和子様婚約』

 

田中栄二です。

先日、大阪でちょっとした事件がありまして。

本番直前にどうやら財布を落としたらしいと言う事に気が付きまして。

心当たりの場所を隈無く探したんですがどうにも見当たらないんです。

銀行カードやクレジットカードなども入っていたので、『それは大変だ』と言う話になり、気を利かせたスタッフの方がカードを止める手配までしてくれまして。

まあ、実のところ残高3桁の銀行カードや限度額一杯のクレジットカードが盗まれたところでさしたる被害はないんですが、たまたまその日は現金6万円持っておりまして、私としてはカードなんかより現金が心配でして。

で、結局見つからないまま、なんとも微妙な心境で本番を迎える事となった訳ですが、ふと本番中客席を見ていたら、そういえばリハーサルの時財布をポケットに入れたまま一度客席に座った事を思い出しまして。

 

で、本番終了後、一抹の期待感を胸に客席へダッシュ。

 

が、私が座った座席付近には落ちてなかったんです。

 

この時点でかなり諦めムードが入ってたんですが、ロビーの遺失物係から財布の落とし物が届いているとの情報が入りまして。

 

かなりの期待感でロビーへダッシュ。

 

で、あったんですよ、財布

 

なんでもお客さんが届けてくれたらしく、現金、カード類すべて無事でして。

 

はっきり言って、物凄く感動したんです(9/13大阪厚生年金で財布を拾われて届けてくれた方、本当にありがとうございました)。

 

あ〜、人間捨てたものじゃないなあ。いい人は世の中にいっぱいいるんだ。

 

でね、思ったんです。

 

財布を落とさなければこの感動は味わえなかった訳です。

 

最近感動体験をしていないあなた。

 

一度コンサート会場のS席に財布を落としてみてはいかが?

 

そんな訳で一匹君の富士山話(力作です)アップついでに、ちょっとだけトップの感じを変えました。変だったら言って下さい。

 


あれ?何を探して冷蔵庫空けたんだろ‥‥。竹本一匹Death。


先日、富士山に登ってきました。

ずーっと「行きたい行きたい」って思ってたんだけど毎年々々忙しさにかまけて、気付くと夏が終わってるってゆーのが続いてて‥‥。

「あっ、富士山登りたーい」って思った時には山が終わってるなんてゆー。

ほらほら、大体気持ちって別れてから気付く事が多いじゃないですか。

基本的に大バカ野郎なので。

でも今年の夏はちょっとだけ知恵が回って、よーやく行って来たんですよー。

いや、凄かったですよ富士山。

そんな訳で富士山盗聴器。




まず、ネット上で調べものからスタートしたんですけど、富士山って五合目まで車で行けてそっからスタートなんですね。

僕少しだけ辛い目にあいたかったので「いや、別に河口湖かどっかに車停めて全部登ろうよ」位の気持ちだったの。

なーんだ、半分だけ登ればいーんだぁって。

そんな気持ちで色んな富士山関連のページで調べものをしました。

‥‥意外と大変そーだな‥‥。

ビビッて慌てて近所を歩いて、走って、あっとゆー間に体がアイテテテって。

今回は僕とギターのマツさんとベースの犬さんとで登ろうって事になってたんですが、やっぱり2人共僕と似た様な日々を送ってたらしーです。

軟弱な体ですよね、職業音楽家って。

そんなだめ人間達の期待と不安の日々が過ぎ、デッドライン前日を迎えました。

準備してた物を忘れない様にチェック

リュック、雨具、ヘッドランプ、防寒具‥‥

よし、何事も事故が無く無事に登山ができますよーに。


‥‥甘かったです。

そんな事を考えつつ準備をしている時にはすでに1つ目の事故が


その頃、犬さんご自宅で上記の装備フル着用。


真夏の府中に登山グッズ満載のお犬様出現。


みっ、見てぇぇー。


よくネット上の覗きサイトみたいなのが有るじゃないですか。

犬さんのご自宅が商品のサイト有ればいーのに。



まぁまぁ、そんな1つ目の事故を迎えつつ、僕達は朝9:30に調布駅に待ち合わせして、いざ富士山に出発しました。

中央道は夏休み最後の土曜日からか多少混雑しつつも、談合坂S.A.で翌日頂上で摂る朝食をゲット。

ガソリンもバッチリ、時間も余裕を持ててます。

河口湖I.C.から富士スバルラインへ。

割と完璧でしょ?



‥‥甘かったです。

富士山って高いんですね。

うんっ、スバルラインって思ってたより急なの。

僕の車には大体1t前後の荷物がいつも積んであるんです。

プラス犬さんとマツさんと僕。

混んでる中央道を抜けたスバルラインに、沢山のファミリーカーを子分に従えた僕等の車。

初めて見ました、渋滞の先頭。

しかも、NOX適応車とはいえ、いかんせん僕の車はディーゼル車。

よく、劇物を運んでる車の後に「毒」って書いてあるじゃないですか。

その時の僕等の車、後に書いとけばよかった‥‥





「煙」





いや、「自然を大事に」とか「大地に帰ろうステッカー」とかが人間のエゴだって事は知ってます。

でも、敢えて言わせて下さい。


ゴメンナサイ富士山。


今度マスク持っていきます。

あと、途中で抜かせられなくって五合目まで付き合うハメになった方々。

ゴメンナサイ。1車線のスバルラインではあれが限界でした。

今度あったかい物ご馳走させて下さい。




「楽器半分位降ろして来るべきだったな」と反省しつつ五合目にとーちゃく。

ここでご飯を食べたり、杖買ったり、梅宮辰夫人形と写真を撮ったりしつつ高度に体を慣らします。

ちなみに、後にボーカルの優さんが合流する事になってたんですが、優さんはこの作業を怠った為に、八合目で僕達を楽しませてくれます(マツさんH.P.参照)。

ねぇねぇ優さーん。ばーか。来年また行こーねー。




さて、標高に体も慣れた事を信じていよいよ2人の男子と1人の犬が富士山に挑み始めます。

普段ホントに運動してない僕はこの時が1番緊張しました。

言い出しっぺが2人の足を引っ張ったら嫌だなぁ。

ちゃんと登れるかなぁ。


今度は逆の意味で甘かったです。

富士山って優しいんですね‥‥始めは‥‥。

知ってます?富士山って五合目からスタートして、最初は下りなんです。

変ですよね?

あと、お馬さんがいっぱいいてうんこさんがちょいちょい。

(あっ、馬は野生じゃなくって、割と観光色の強いお馬さんです。)

そんな環境が僕の田舎の本家の方を思い出させてくれて、随分リラックスしちゃいました。

出発点にして早くも富士山にやられがちです。



下り坂も終わり、僕達は本格的に山登りに入りました。

ここからしばらくは坂道がずーっと続くだけなんです。

3人はゆっくり歩き、ちょっと休み

また歩いて、休みってゆーくり返し。

途中でツアーの団体を追い越したりしながら、ひたすら単調に坂道を登り続けます。

この辺はきついだけで退屈そーでしょ?

我慢の時間帯みたいな。

それがねぇ、そーでもないんだって。

あのねぇ、登山された方はお分かりだと思うけど登山道って広くは無い1本道なんです。

必然的に登り続けるうちに同じ顔ぶれの人達と抜きつ抜かれつになる訳です。

「あっ、この人達さっき抜かしたー」

「こちらで休憩ですか」

「あら、お久し振り」

もちろん、それぞれのペースで登山なさってる訳なので、話し掛ける様なうざい事はできません。

全て心の会話です。

そのうちね、ある特定の人に対して

「まだ疲れてない?」

「そろそろ上着きよっかー」

「先に次の山小屋で待ってるね」

んとねー、僕七合目の途中までちょいちょい顔を合わせる女子と完全に付き合ってました。

勝手に。

いやぁ、お付き合いしてる女子と共通の目的に向かう作業っていい物ですね。



そんな2人の幸せな時間は八合目の手前で終わりました。

それまでただの坂道だったのが急に岩だらけのゴツゴツした斜面に変わりました。

いかん、危ない、こりゃ恋愛どころじゃないな。

僕達4人(六合目途中で優さんと合流)はイボイボの付いた軍手を着用して岩場に挑みます。

いや、この岩場ホントに危ないですよ。

大小の岩は割と簡単に動くし、急斜面なので、もし上で誰かがこけたりして岩でも蹴ろーもんなら大惨事間違い無しです。

上を行く人達を信じて、僕らも細心の注意を払いつつ登っていきました。

とても登山登山してて、僕はこの辺から体と反比例して心が充実してきました。

大きい岩、ちっちゃい岩、気温も下がり、1歩1歩。

上へ上へ。

しーあーわーせー。



そして4人は八合目(標高3200M)にある山小屋に到着。

まだ途中ですが1日目を無事終了した事で、犬さんもマツさんも優さんも良いお顔をされてます。

みんなでビールを飲みました。

‥‥‥‥

凄い

やっぱり酔い方が違うー。

僕お酒大好きだしお酒も僕大好きなんですけどね、この高さでの酔い方ちょっと楽しーですよ。

クセになれ俺って思いましたもの。


さて、食事も済んだし明日へ向けて睡眠です。

ここでもまた凄い経験をしました。

山小屋のベッドなんですが、横になが〜い2段ベッドだったんです。

それに1列20〜30人が男女関係無く横並びに寝るんですが、1人に割り当てられた広さが大体幅60CM位なの。

ここで今回2つ目の恋愛事件簿が。

今回のお相手は僕の隣で休んでた推定25才位の人です。

明日に備えて充電中のその人を起こさない様に僕はそっとベッドに入りました。

もちろんざこ寝ですから間に敷き居なんかありません。

どんなに頑張っても見知らぬこの人と体が触れあってしまいます。




寝れるか!




考えてみて下さい、見ず知らずの人と体の1部が接触した状態で睡眠がとれるでしょうか。

僕は思いましたね。

「俺絶対この人と付き合ってるんだ」って。

だって寝る時に人とこの距離でいるって、お付き合いしてないとありえない位の距離なんです。

船の2等客室なんて目じゃないです。

僕は寝れず、僕の隣でスヤスヤ眠るその人を何度も盗み見ました。


凄いなぁ


今日は疲れたんだよね


ゆっくり休んで明日も頑張れ


おやすみ




推定25才の男子よ





僕達の山小屋出発時間は午前2時を予定してたんですが、僕はほとんど眠れないまま0時半位に寝床を出て食堂に行きました。

そこにはすでに同じく眠れなかったんでしょう、マツさんの姿が。

マツさんは小屋の人から頂上情報を入手していたので、その情報を聞いてる内に優さんと犬さんも1時過ぎにはやってきました。

マツさん情報によると、今はツアーの団体が出発ラッシュって事で、予定を30分ずらして2時30分に出発する事に。

ただ優さんだけは夜間登山の準備をしてきてなかったので夜明けを待って、朝から出発する事と。

優さんとの再会を願いつつ3人は出発しました。



僕らはヘッドランプの灯りを頼りに登山再開です。

八合目から上は一段と道は厳しくなってきました。

それに伴い薄くなる酸素に「あー、お前もか」なんて事を思いつつ僕達は頂上を目指しました。

溜まっていく疲労、増えていく人口密度、岩をつかみ、足を動かし、

1歩、そしてまた1歩と

多くの人達が頂上へ頂上へ。

そんな中

ふと見上げた夜空。

うわぁぁぁ

ち、近い‥‥

今まで見た夜空で1番綺麗でした。

その時は「今までこんな夜空見た事ないな」位にしか思わなかったんですが、今になってはひとしおです。

思い出す度に何かが愛おしくなります。

基本的に大バカ野郎なので。

そして、遂に見えた頂上。


しかし、頂上へあと僅かの所で登山者の渋滞が始まりました。


この頃には頂上を目指す沢山の人達に紛れ、3人はバラバラに。


それでも少しずつ白み始める足下の雲。


できれば頂上で日の出を迎えたい。


焦る気持ちと渋滞に気持ちは逸りました。


でも、この時間にここにいる人達は、僕の上にいる人も下にいる人も気持ちは同じな訳で。


明るさが強くなってくる中、1列の登山者達がとても遅いスピードで少しずつ動いていきます。




それと反対に空の色が刻一刻と変化していきます。



赤く、青く、白く‥‥



登山者の列は少し進んでは止まり、



また少し進んでは止まり




もう日が登る‥‥



そんな中、登山者達はあと少しの距離を残しそれぞれの場所に腰を降ろし始めました。



僕もその場で日の出を迎える事にしました。



ゴツゴツした岩場に腰掛け、雲の向こうの空をみました。



黄色、橙、紫、白、白、白‥‥



そして





太陽









































さようなら






































いや、スミマセン。それ位切なかったんです。

凄かったです、ホントに。

だって足下にある雲の向こうからお日様がやって来るんですよ。

とてもとても綺麗でした。



そして僕達3人は頂上で再び合流。

火口を覗いたり、朝食を摂ったり、鳥居や神社を拝んだり

お互いを讃え合いました。

この3人で来てよかった。

富士山に登ってよかった。

あーりーがーとー。






こうして僕達の富士登山は終わりを告げました。







そんなこんなで、おはよー、竹本一匹でーす。

脱!煮詰まり!

そして、脱!毛!

皆さんも1度、登られてみてはいかがでしょう。

まぁまぁ、ホントは僕、登ってないんですけどね。


02.09.20

とりあえず『じんぼう図』をリニューアルしてみました。

名前が増えたり減ったり、微妙に変わっております。

各々のコメントに関してもできるだけ近いうちに全員分更新しようと思っております。

 

でね、この更新作業中色々考えたりしたんですがね。

 

このページを立ち上げてより10ヶ月弱、そんな期間でも微妙に人間関係って変わるものですね

 

田中栄二29歳、♂。友達募集中です。写メプロフ付きで・・・

 


02.09.23

竹本一匹的論語
『スチュワーデスメイク。っつーかメイクスチュワーデス?』

 

只今、竹本一匹と『じんぼう図』リニューアルに向けて作業中の田中栄二です。

竹本君が我が家にノートパソコンを持ってきて、私は自宅のデスクトップで2人でカタカタやっとります。

それにしても、こうなんか奇妙な感じですね。

一昔前は、一匹がうちに遊びに来る時はなんかは決まってだらだら酒でも飲みながら非建設的な話しかしなかったものですが、なんか2人してパソコンいじってると、なんだかんだで2人とも時代に対応してきているんだなあと。

一匹君なんて、MDすら持っていなかったですからねえ。

やっぱり、これからのミュージシャンたるもの、ネットには対応していかなければいけません

 

というか、ネットに対応してるんだったら多分わざわざ一匹君がうちに来る必要がないんですけどね

 

さっき一匹君『真ん中に点を書くのは(これ→・)どのボタン?』って私に聞いてました。

 

そんな訳で一匹の話、矢継ぎ早の更新です。

 

*じんぼう図リニューアル作業中の為、一部コメントが見れなくなったりしています。すいません。そんな訳でとりあえず名前だけ更新してみました。コメントも近日中になんとか・・・

 


とても久し振りにコンタクトを作り替えました。世の中の全ての女子が3割増しで綺麗に見えてます。秋深く、恋せよ乙女。竹本一匹です。恋なんて、恋なんてぇぇぇ。



さて、今日も仕事に行こっかなぁ。

僕はいつも車で仕事に出掛けます。

毎回たくさんの楽器があるから電車では無理です。

さて、今日も車で行こっかなぁ。

あれ?

出れない。

変な車がいるー。

僕ん家の駐車場の出口に変な駐め方をしてる人がいました。

ちょっと待ってみたけど、運転者は戻ってくる気配がありませんでした。

しょーがない。

あんまり好きじゃないけど。

「おまわりさーん。」

「おまわりにいらしって下さーい」

110番。

お電話しました。

「ツーツーツー」

話し中でした。

もー1回。

「ツーツーツー」

もー1回。

「プルルルル」

待ちました。

僕は2分位待ちました。

誰も出ませんでした。

僕は電話を切りました。

仕事に遅れちゃって怒られるのが嫌だったので、頑張って車を出す事にしました。

ハンドルを何度も切り返しちょこちょこピストンする車はセックスしてるみたいでした。

なんとか無事に駐車場から脱出して、仕事に行きました。



‥‥大丈夫か警視庁。

最近の噂通り、110番も大変みたいですね。

去年は17秒に1回の割合だったんですって。

しかもその内3割弱は無言とかのいたずらですって。

んでね、今回の僕みたいに緊急性の無いものは別に回線が用意されてる事が判明したのでご報告を。

事件、事故以外の各種相談、案内、要望等は


#9110(プッシュホン回線・PHS・携帯電話の場合)


若しくは 03−3501-0110


に電話する様になってます。

知りませんでした。これからは気を付けます。



こうして僕は無事仕事場に着き、幸せな時を過ごしました。

でも、仕事場に向かう間も、仕事してる時も折り返しの電話はありませんでした。

ちょっと恐くなりました。

皆さんはその様な経験ありますか?

平穏無事であります様に。

世の中の恋が。

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