04.07.03 田中栄二です。
某仕事で名古屋に行ってきまして。
なんだか久々に公費で旅行した感じです。
やっぱり旅は人に連れてってもらうのが一番ですね。
で、久々の新幹線でしたので、今だ試していない新幹線内のパソコン開きを試みるべく一応ノートパソコンを持って行きまして。
まあ結局行き帰りとも車内が結構混雑していまして、念願叶わずだったのですが、今回用意されていたホテルが割とインフレな感じでして、各部屋に無料インターネット接続が出来るシステムが整っていたんです。
どうやら昨今こういうシステムがあるホテルが結構あるっぽいのですが、やっぱりいいですよね。
旅先であんな画像やこんな動画がダウンロード出来るのって。
無駄にTVリモコンに付いているあの赤いボタンを押さなくて済みます。
しかも、このホテル、おそらく男女二人で来たのなら例えばお父さんが政治家で高校時代から付き合っていて将来を誓い合った彼氏がいるのだが「とりあえずここに泊まって来なさい」なんて父親に言われ仕方なくそのホテルに行ってみたら見た目はどうみても40台だがまだ29歳の大銀行の頭取の息子がバスローブ姿でワイングラスをくるくるしながら「やあ君が由香里さんかい?この部屋は僕のパピーが年間契約で借りているんだよ。ぷるぷるん」とか言いながら迫って来て由香里的にはこいつ絶対あり得ないとか思っていてもついふらっと行ってしまうような素敵な部屋なんですよ。
広いベット、洒落たシャワールーム、そして名古屋を一望出来るほどの素敵な夜景。
由香里的にもこの男に抱かれるんじゃなくてこの夜に抱かれるという解釈にスイッチしてしまうというものです。
そして多分「この人にだってきっといいところがあるはずよ」となんとか妥協点を探しにかかるでしょう。
そして、めくるめく官能の世界に身を預け「明日の事は明日考えればいいわ」的な思考で・・・
な訳ねえだろ。
というか、こんないいホテルで一人でパソコンに向かって妄想に耽ってカタカタやっている場合なのかと。
とりあえずそんな妄想を実現したあんな動画を探しにネットサーフィンと洒落込んでみる事にします。
パソコンって便利だなあ。悲しいくらい。 04.07.07 田中栄二です。
取り急ぎ一匹君関係の予定をアップしときました。
パソコンも復活したようなので「ちんぷんかんぷん〜」の更新に期待していて下さい。
私も頑張ります。
尚、引き続き「生茶キャンペーン」のシリアルナンバーを募集しております。
こちらも頑張ります。
また近々更新しますのでちょっと待って下さい。
04.07.11 田中栄二です。
松原正樹さんのソロアルバムのレコーディングに前作に引き続き参加して参りました。
今回も豪華メンバーに囲まれまして、本当にいい経験をさせてもらいました。
数曲参加していますので、宜しければ是非。
若手が奮闘して大御所に立ち向かって行く様を体験するという新しい音楽の聞き方が楽しめます。
大物ミュージシャンが色々参加してますので、普通の聞き方でももちろん楽しめます。
10月20日発売ですので。
予約方法とか色々分かり次第こちらの方でもお伝えしていこうと思っております。
そんな訳で、只今山形の某温泉地に向かっております。
4泊5日の行程です。
一応仕事なんですが、とりあえず温泉地な訳で、当然ホテルにも温泉が付いている訳で、否応無しに旅行気分になってしまう訳で。
とは言いつつもこの辺で更新しておかなければ色んな人に怒られてしまいますので、多少車に酔いつつもパソコンでカタカタやっている訳です。
という訳で移動は車なんですが、車移動ってたまに事件が発生したりするんですよね。
まあ車移動に限らず、移動でのなんらかのトラブルというのはミュージシャンとして活動していれば一つや二つある訳でして。
と書いているそばから、どうやら事故があったらしく一部通行止めになったようです。
どうやらしばらく足止めみたいですね。
まあ、今回は前乗りなので本番自体に支障をきたす心配がないのでそれほど焦る事もなく、むしろ無類のサービスエリア好きの私にしてみれば、ちょっとしたわくわく感すら感じるくらいでして。
いやなんか高速のサービスエリアって、いいですよね。
こと最近は、食べ物の質も昔とは比べ物にならないくらい向上したし、場所によってはドトールやらコンビニやら吉牛やらが存在してますし、ちょっとした街よりもよほど気の利いた設備が整っているじゃないですか。
リストラされた事を家族に言えず「ちょっと出張に行ってくる」とか言って車で家を出てしばらくサービスエリアに住んでしまうというお父さんの気持ちがよくわかります。
でね、人づての情報なので真偽のほどはわかりませんが、あるトラック運転手によるとサービスエリアによってはいわゆる売春婦がいるポイントがあるらしいんですよ。
その話が本当なら、真の意味でのサービスエリアという事になります。
で、そのサービスエリアの特定の場所に、特定の止め方をしていれば向こうから声をかけてくるそうなんです。
更にですね、その売春婦、話によると金を取らないらしいんです。
つまり売春という訳じゃなく、完全にそっちが大好きという女性がいるという事なんですよ。
ここまで来ると幾らサービスエリアだからってそりゃサービスし過ぎだろうと、かなり話自体怪しくなってくるんですが、まあその運転手はそう言っていたそうで。
世の中そんなに上手い話がある訳がないとは思うんです。
まあしかし、嘘とは知りつつただなら一度は試してみたくなるのが人情というものでして。
とここまで書いたらさては試したのかと期待を持たれるでしょうが、私あいにく免許がないので試す事が出来ないんです。
そんな訳で、ドライブが大好きというあなた。
私と一緒に夢を追って夜の高速を飛ばしてみませんか?
そんな訳で、しばらく温泉に籠ります。
まあ余裕があれば小粋な温泉レポートでも書いてみます。
はい。そんな訳で、温泉に到着致しました。
やはり温泉は裏切らないですね。
食事は旨いし、風呂はいいし、仕事で来た事を忘れさせるに十分な設備が整っております。
しかし、温泉街のホテルだけあって、一つだけ大きな落とし穴がありまして。
ネット環境がまるで整っていない訳です。
まあ温泉まで来てカタカタパソコンいじる人間なんて、原稿に追われちょっと気分を変えたくて温泉まで書きに来た小説家か、HP更新に追われて仕方ないから旅先で更新しようとしているピンチな人間くらいな訳で、まあネット環境云々が整っている訳がありません。
なので、電話線に頼ってネットにアクセスしたりする訳ですが、そうなると正直電話代が気になりますし、出来ればあまり利用したくないんですよ。
というか、チェックアウトの時に電話代を精算している様子が「あっこいつPAYボタン押しやがった」と思われたくないというのが最も大きな理由なんです。
まあ説明すれば分かってもらえるとは思うんですが、何となくチェックアウトの時に「特に清算はございませんので」と言われるのが好きなんです。
そんな訳で、メールチェックくらいの軽い作業は携帯を利用してネット接続しているんですよ。
で、今まさに携帯でネットに接続しメールをチェックしているんですがね。
いつも多少時間はかかりますが、長くても一分も待てば殆どのメールが読み込めていたんです。
しかし今回はなぜかダウンロードに時間がかかっているんですよ。
で、一体どんなファイルが添付されているのかと思い、現在受信中のメールの題名を確認したらですね。
2/6件のメッセージを受信中:7/15の譜面です。
松本君、ひょっとして全曲分の譜面添付しました?
というか、譜面って添付ファイルで送られて来た事なんてないんですが、大丈夫なんですか?
とりあえず20分間かかっても落とせないんですけど。
あっ、今来ました。
あの、松本君、時間かけてダウンロードしたんですがファイルが展開出来ないんですけど。
というか、もしこれが展開出来たとしたら、それはそれで温泉に籠って譜面をさらってこいって事なんですよね。
いやほんと、温泉は裏切らないですね。
仕事を忘れさせる環境が整っています。
04.07.14
田中栄二です。
そんな訳で山形からの帰りの車中です。
なんだかこんなに温泉三昧だったのは生まれて初めてでした。
あくまで仕事で来いた訳ですが、日に3回温泉に浸かり、これでもかというくらい絢爛料理を振る舞われれば、演奏の疲れなどぶっ飛びすぎておつりがくるぐらいでして。
今回泊まったホテル、というか巨大な旅館といった感じなんですが、この辺では結構名の通った老舗の旅館のようでして、部屋、風呂、食事、等各種サービスが行き届いておりまして、快適に温泉ライフを楽しむ事が出来たんですが、前回も言いましたが温泉だけにネット環境がまるで整っていないというデメリットもありまして。
まあ、温泉まで来てパソコン弄りもどうかという話もあるんですが、このところHP更新のペースが悪いので出来るだけ更新したいなと思っていまし、やはり5日間もネットに触れないというのはちょっと私的にきついかなと。
で、部屋からダイヤルアップ接続でネットにアクセスしたらチェックアウトの際に電話代清算している様が有料チャンネルの視聴料払っていると思われがちなので出来るだけ避けたかったんですが、さすがに携帯端末でHP更新は幾ら何でも無理なので、まあ説明すれば誤解もされないし、というかもはや有料チャンネル視聴と思われてもさして恥ずかしくもなくなって来たので、部屋の電話からダイヤルアップ接続しようとしたんです。
しかし、さすが温泉地の電話、まるでパソコンとリンクしようとしません。
で、フロントにネットにアクセスする方法は無いものか聞いてみたところ、公衆電話から出来ますとのお答えでして。
私、今まで公衆電話からネットに接続した事なんて無かったので、一体どうやって接続するのかがまるで分からず、おそらく何らかのケーブルが必要であろう事は予想出来たので、その辺も含め更に色々聞いたんです。
しかし、温泉街ホテルのスタッフだけにあまり詳しい人がいず、その中で一番詳しいと言う人がとりあえずケーブルを貸してくれたんですが、具体的な方法までは把握していないようで、まあとりあえずケーブルがあれば何とかなるだろうとパソコンを抱え公衆電話まで行きまして。
で、公衆電話に書いてあった接続方法を見ながら初めての公衆電話接続にチャレンジ。
まずパソコンと公衆電話を借りて来たケーブルで接続します。
公衆電話からのネット接続にはデジタルとアナログの2種類の接続方法があり、借りて来たケーブルの種類がデジタル接続用だったようで(というか受け口の大きさがそっちしか合わなかったという話でして)、デジタル接続の場合は、次のステップで公衆電話の下に着いている「切り替えスイッチ」を押しテレホンカードまたはコインを投入するという説明が書いてあったので、切り替えスイッチを押します。
で、まぐれで持っていたテレホンカードがあったので差そうとしたんですが、これがまたどうにも受け付けてくれません。
差し方が悪いとか、切り替えスイッチの内部接触が悪いとかかと思い、とりあえず色んな角度でテレホンカードを差してみたりスイッチを連打したり逆にそ〜っと押してみたりしたんですが、どうやってもそこから先の手順に進めなくなりまして。
これは多分何か根本的な問題があるのだろうと、またフロントに行って聞こうかとも思ったんですが、おそらくまともな答えは得られないだろうと思い、ここは一つNTTに電話して聞けば解決するだろうと、その公衆電話から116番に電話してみたんです。
「はい、116番担当○○です」
ちょっと年配の女性の方が担当してくれたんですが、なんて事無い普通の受け答えにちょっとした違和感を感じます。
あなた、ちょっと訛ってますよね。
私、詳しい事はよくわかりませんが、例えば104番とかなんかはその土地によって担当する人も地元の人間だったりするじゃないですか。
しかし、116番までそう言うシステムなのかはわからず、まあもしそうだとしても何らかの答えはくれるだろうと、若干の不安を抱えながらもとりあえず質問。
私「あの、公衆電話からネットに接続したいんですが、今デジタル接続で試しているんですが、なんだか切り替えスイッチが反応しないみたいなんですよね」
担当者「え?」
え?のニュアンスが確実にお門違いの質問をされた時のえ?でして、これは116番に聞いても分からないのかとも思ったんですが、もしそうだとしても「ここにかけてくれ」くらいの事は指示してくれるだろうと、とりあえず質問を続けます。
私「いや、ひょっとしたらこちらのパソコンの設定とかを変えなきゃいけないとかあったりするんですかねえ」
その問いに担当者(多分おばちゃん)はこう答えます。
「あ〜私そういうごとやったごどねえでしからよくわからないでしね〜」
お前の体験談など誰も聞いてないわ。
これは温泉地のNTTならではの気の利いた癒しなのかと解釈しようとしたんですが、とりあえずこのおばちゃんに癒されても仕方ないし、ではどこにかければ教えてくれるのかを訪ねまして。
「しばらくお待ちください」と言われ待つ事数分。
幾ら何でも「そう言う事は○○に問い合わせてくれ」ぐらいの事はすぐ分かるだろうと思っていたんですが、待つ時間の意外な長さに何となく不安が走ります。
まあしかし、別の担当の人が対応してくれるのかもしれないとも考えられたので、ひとまず大人しく待っていたんですが。期待虚しく同じおばちゃんが再び対応。
そして。
「あ〜やっぱり私にはまるでわかんないでしね〜」
おばさん、温泉入り過ぎましたか?
いや、決して悪い人ではないと思うんです。
そのゆっくりした話し振りに、いいおばさんなんだろうなあという事は容易に伺えます。
でもね。
俺はおばさんに電話したんじゃなくてNTTに電話したんだよね。
まあ結局、「とりあえず自分でなんとかやってみます」と言って電話を切り、これはアナログ接続の方が分かり易いかもしれないという発想で、フロントで電話線を借り、色々いじっていたら接続が上手く行きまして、めでたく温泉地からのHP更新が出来たのでので良かったんですがね。
ですので、この夏は温泉にでも行ってリフレッシュしてこようかなと思っているあなた。
せっかくの温泉なんですから、温泉地でHP更新なんて言う馬鹿げた発想はお湯に流した方が吉です。
そんな訳で無事帰宅致しました。
なんだか帰って来た瞬間にやたら電話がかかって来たり、送られて来た明日の譜面をプリントアウトしていたら(ファイル展開出来ました)、結構膨大な量でプリンタの調子もイマイチだったので時間がかかり、一気に全曲のプリントアウト設定をしたら途中でインクが切れ、でもプリントは続いていて途中で強制終了させるやり方が分からず、そのまま殆ど印刷されない譜面を最後まで吐き出させ、途中インクリボンを買いに行ったら、温泉でなぜか止まった愛用のG-SHOCKが一旦復活したと思ったらまた止まっている事に気がつき、更にちょっと時間があったのでこの機に床屋にでも行こうと思っていたら休みでと、なんだか多少イラッとするような事が立て続けにおきまして。
一気に温泉地で癒された心が曇った感じです。
あ〜温泉行きてえ。
帰ってみたら私が参加した野宮真貴さんのアルバム「DRESS CODE」が届いていました。もう発売されているようなので興味のある方は聞いてみて下さい。一曲目(まあ参加はこれだけですが)の1分25秒あたりが俺的に熱いです。あんまりリリース情報とか出してなかったんですがまあ出して行こうかなと。はい。
04.07.28 田中栄二です。
ご存知の方も多いかと思いますが、私がよく出演しておりました老舗のライブハウス「六本木ピットイン」がこの度閉鎖いたしました。
実はなにげに私がやるライブの中では一番出演回数が多い箱だったような気がします。
正直、昨今色々な風評があったのも事実ですが、私としては色々な思い出が確かに存在しておりまして、先日の最後の出演の際には感極まるものがありました。
改めまして、本当にお世話になりました。
スタッフの皆様、ご苦労様でした。飲みに行きましょう。
まあそんな訳で、又しても更新が遅れてしまいまして。
すいません。
で、前回更新の際「104番は地元のNTTが対応しているのではないか」という話を書いたんですが、数人の方から次のような指摘を受けました。
曰く「全国どこから掛けても104番はすべて沖縄のオペレーターが対応している」
真偽のほどはわかりかねますが、複数人からの情報でしてまんざら架空の話でもなさそうなんです。
その素早い対応から、てっきり地元の係りの人が対応しているものだと思っていたんですが、確かにコンピュータに管理された現代において、もはや地元の案内をする人間がその土地の人間である必要は無いのかもしれません。
それにしても、なぜに沖縄なんでしょうね。
だって、いちいち常夏の島の人に「あの新宿の○○って居酒屋なんですけど」とかいう理由がよくわからないじゃないですか。
しかし、この情報が事実だとすればきっと沖縄でなければならない何か重大な秘密があるはずです。
そこで私はこの謎を紐解くべく、ある仮説をたてる事にしました。
104番に電話した時、真っ先に感じる事は何でしょうか。
当然、掛ける方からすれば電話番号の検索と言う大きな目的があって掛ける訳で、それ以上のものを感じないでしょう。
しかし、冷たいようでどこか秘めた感じのするあの声に多少興味を持った人がいるのではないでしょうか。
そして、身も知らぬ人間からの要求にたった30円で答えると言う、その献身的な姿勢に男性諸君であれば、誰しも一度はこう考えた事があるはずです。
この女は絶対俺に気がある。
まあ、多くの男性諸君はその思いを実行せず、黙って目的の番号を聞き出して終了すると思われるのですが、おそらく日に何万件もの問い合わせがあるなかで、ナンパ行為に及んだ剛の者がいると思うんですよ。
では、今度は実際にオペレーターの気持ちになって考えてみます。
来る日も来る日も引っ切りなしにかかってくる電話に対応し、時には「お前に教えてもらった番号が原因で離婚してしまったじゃないか」とか急に理不尽な事を言い出す客をなだめ、更に女性だけの現場ならでは嫉妬や恨み、妬みが渦巻く職場に毎日通う事によって、何らかのストレスが生じてくると思うんですよ。
そんなストレス満載の職場に引っ切りなしにかかってくる電話の中には、「あっ、ちょっとタイプの声だわ」なんていうお客さんがいるはずです。
まあ、多くのオペレーターの女性はそんな事を感じつつもまさかオペレーターが逆ナンも無いだろうとそんな気持ちをおくびにも出さずにいたはずです。
しかし、「ちょっとタイプの声だ」と思っていた男が、ついでに君の番号も案内してくれないかとか言い出した時に、ついつい番号案内に自分の携帯番号を打ち込んでしまったうっかりさんもいると思うんですよ。
つまり、104番は出会い系の温床であると考える事ができます。
では、次に実際にオペレーターの基地を沖縄に移設したNTT側の事情について考えてみます。
現在、NTTにとって最強の利鞘はなんと言っても携帯電話市場です。
携帯電話端末自体は、その性能を鑑みればおそらくかなり安値に設定されていると思われ、それほどの利益はあげてはいないでしょうが、端末を安く流してもあまりある利益が通話料等から引き出せるのでしょう。
その中でも「パケット通信料」からくる利益は、今や尋常ではない数字なのでは無いでしょうか。
そんな中、携帯電話やインターネットの普及に伴い、電話会社ばりに急速に肥大化して来たネット産業があります。
それが出会い系サイトです。
今や星の数ほど存在するこの手のサイトは、コミュニケーションに枯渇した現代社会において大きすぎる隙間にいとも簡単に入り込み、今なおその隙間は埋め尽くされないほどの人間の出会いに対するある種の欲求をコントロールし支配する事で、莫大な利益を得ています。
その有機的な端末として携帯電話は非常に有効なツールであり、すなわち間接的にNTTはその手のサイトに無尽蔵に近い土壌を提供している事は自明な事です。
昨今、「迷惑メール」と言われる未承諾広告問題で、NTTの後手後手の対応が批判された事は記憶に新しいですが、NTTにしてみれば、信頼問題もさることながら、それらのサイトを利用する事によって落とされるパケット通信料の収益というのも大きなもので、この手のサイトの存在は諸刃の剣な訳です。
そこで、とかく商売に長けたNTTの内部ではこう考えた人間がいたのではないでしょうか。
この危機を逆用し、むしろこちら側も出会い系ビジネスに乗って行けばいいんじゃないかと。
NTTにしてみれば、その手のサイトが我が社を利用して儲かっているという事実に常々煮え湯を飲まされる思いがあったはずで、こうなったらNTTが所有する広大なネットワークを自ら利用て出会い系サイト市場に参入すれば、既存の出会い系産業は突然の大手の参入に足踏みし、徐々に衰退して行くことも考えられます。
そして、登録無しで誰でも気軽に電話をしてくる出会い系の温床である104番を利用し、オペレーターをサクラとする事で巨大な出会い系ネットワークを作ろうと考えた訳です。
その為には新たにサクラ役のオペレーターを雇う必要があります。
しかし、天下のNTTですので、サクラを雇うにしてもそれなりの魅力的な条件を提示しなくてはなりません。
ですが、如何せん公にはできない商売の為それほどの予算が割けません。
そこで、現在失業率が全国一と言われる沖縄に目を付けた訳です。
更に、現在沖縄から数多くの女性アーティストが生まれ、その声質の素晴らしさはすでに周知の事実です。
以上の事を踏まえ、私的な仮説はこうです。
104番は実は出会い系の新形態である。
で、この仮説を立証すべく、色々調べてみたところ次のような事実が判明しました。
確かに東京からの104番の1割から2割程度が沖縄のオペレーターが対応しているようですが、決してすべての問い合わせが沖縄に行っている訳ではないようです。
更に、オペレーターはほとんどがパートの主婦らしいです。
ですので、104番で出会いを求めようとしている方は気になるあの子のバイト先の電話番号でも聞いといた方がマシです。
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