04.10.01
満員電車があまり苦にならない田中栄二です。
不作為のコミュミケーションの一つと言う解釈であっさり乗り切れます。
なんだかここひと月ほどは結構ばたばたしていたんですが、ちょっと落ち着きました。
まあ、ばたばたしていると言っても、こっちが勝手にばたばたしてるだけなんですが。
ばたばた。
このところ、よく「プロフィールと写真を送って下さい」と言われる事がありまして。
決してあんなサイトで出会った人ににではなく、あくまで関係者用に送るものです。
例えば、何かのプログラムやフライヤーに載せる為だったりする訳ですが、私のような世間的なポジションが半端な人間は「こんな人と一緒にやっている」とか「こんな仕事をしている」とか言った事をアピールする必要がある訳です。
でね、このプロフィール、すべての人がそうと言う訳ではないですが、あれ、自分で書いてるんですよ。
もちろん事務所に所属しているなんかはちゃんと作成してもらうんでしょうが、少なくとも私に関しては自分で作成しています。
でね、このプロフィール、要は「いかに自分を凄く見せるか」と言う事なんですよ。
私、こういう仕事をしだして「プロフィールと言うものが必要なんだ」と言う事を知った当初、自分で自分を褒め倒すという作業がどうも照れくさく、「とりあえずなんとか頑張ってます」くらいのプロフィールを作って送ったところ、あなたは馬鹿ですかくらいの反応をされてしまい、ここはひとつ恥を忍んで「俺すげえ」的なプロフィールを作成するようにしまして。
しかし、幾ら自分を褒めるからと言って、嘘を書くのは絶対にタブーです。
で、現在の私なりのプロフィール作成手順としては、
1 まず生年月日、出身地を書きます。
2 ついで良くある手法としては、とりあえず一度でもいいから共演した有名人を列挙します。 中には「楽屋で挨拶した」程度の有名人を書くと言う剛の者もいるらしいですが、さすがにそう言う嘘はバレると痛いので私はやらないようにしています。 一応自分ルールとして「3回以上共演」もしくは「レコーディングに参加」というルールを適用しています。
3 で、普段はどんな方面で活動をしているとか、所属しているバンドがあればそれらを書きます。 この際私のように色んなジャンルでやっているタイプですと「ボーダレス」とか「ジャンルを飛び越え」とか言ったセリフを用います。
4 最後に締めの文句を書きます。
問題はこの締めのセリフです。
ここは最大限自分を褒めなければいけません。
例えば「最も注目されているアーティストである」とか「〜という評価は絶大である」とか。
正直、かなり恥ずかしい作業です。
しかしながら、やはり嘘は書けません。
で、私が現在使用している締めのセリフ。
若手最高峰との呼び声が高い。
すいません、誰にもそんな事言われた事ありません。
ちっとも呼び声挙ってません。
しかも31才にしていけしゃあしゃあと若手というこの厚顔さ。
そんな訳で、このままだと嘘つきになってしまいますので、友達や彼氏、彼女との会話や合コンでの会話の節々に「それにしても田中栄二って若手最高峰だよね。何者か良く知らないけど」と言うセリフを入れるようにして下さい。
もしくは正しい締めのセリフを考えて下さい。
04.10.05
田中栄二です。
各地「若手最高峰」コール、ご協力ありがとうございます。
嘘も100くらい集まれば軽く真実になりますので、今後とも一つよろしくお願いします。
そんな訳で、某所に我々についてまたしても適当な事が書かれていますが、あまり真に受けないで下さい。
というか、「田中栄二は突っ込んでくるだろう」という前提の元に書かれている事は明白であって、それに対してのせられた形でいちいち突っ込むと言うのは「ちょっと由香里言っちゃいなさいよ」「え〜、でも断られたらやだし、このまま友達でもいいかとか思って来たし」「今しかチャンス無いよ、ちょっとがんばんなってマジで」「え〜う〜ん。よし、由香里がんばる」「がんばってがんばって。超応援してる」という会話を一部始終聞かされた後に「あの光司くん、ちょっと話しあるんだけどいいかな」とか言われて体育館裏に呼び出されて、もう十分何を言われるかわかっているのに「あ〜やっぱ言えない言えない、うわ〜どうしようどうしよう超緊張するし」とか言われた時に「要するに由香里ちゃん俺の事好きなんでしょ」とか自分で言ってしまうくらい芸が無い事なのであまりやりたくないんですよ。
とは言え、一応由香里さんにも失礼に当たるし誤解が無いようにしておきますと、そもそも「ピンチ座」と銘打っている劇団がニューヨークレコーディングなんかする訳がありません。
する意味もありません。
あと「ピンチ座」の説明で「田中栄二と竹本一匹のユニット」という表現がされていますが、そう言う事ではありません。
まあカテゴリーはどうでもいいと言えばどうでもいいんですが、あくまで「ピンチ座」は「ミュージシャンで構成される劇団」というもので、私が座長で一匹君が主役級と言うだけで決して二人だけの集団ではありません。
どちらでもいいんですが、一応。
CD発売に関しては、都内レコーディングで前向きに色々考えてますので、目出度く発売まで漕ぎ着けた暁にはよろしくお願い致します。
とりあえず、いらぬ誤解を避ける為の弁明でした。
まあ、仮に都内で録ったとしてもニューヨークでレコーディングしましたって言ってしまえばいい話なんですがね。
ついでに由香里さんにも「あ、俺も前から好きだったんだよ」と言ってしまえばいいという話ですよ。
なんてったって嘘も100集まればそのうち真実になりますからね。
04.10.14 田中栄二です。
ここ最近は、某バンドのレコーディング、台風直撃の中での調布ライブ、某モバイル系の大先輩ドラマーのトラでリハ(リハトラでは無いんですが)、某ジャズシンガーの台湾公演に向けてのリハという日々でして、なかなか密度の濃い生活をしておりました。
更新遅れ、申し訳ない。
それにしても、台風、凄かったですねえ。
その台風直撃時にライブだった訳ですが、普通のインドアなセッションにも関わらず本気で中止と言う事を視野に入れたくらいシャレにならない規模でして。
まあなんとか無事にライブも行えたし、お客さんも数名のキャンセルはさすがにありましたが、なんだかんだで来て頂けたようで、初見でシンコペーションが襲ってくるタイプの楽曲ばかりやらされたと言う事を除けば、良かったのではないでしょうか。
で、その翌日に大先輩のトラ仕事だった訳ですが、リハーサルとは言えその大先輩に後ろから見守られながらのプレイでしたので、刑務所で看守に見守られながらやるセックスみたいな感覚でして、やりづらいというか逆に刺激的と言うか。
いや、非常にいい経験になりました。
ただ、私のライターが気がついたらその先輩のものになっていて、最終的に私が自分のものだったライターを使うのに「あ、すいませんそのライター貸して下さい」と言ってしまうあたり、自分の人間の小ささを痛感しましたね。
某バンドのrecも一日で一気に6曲というハイペースで録音したんですが、後のエディット作業の転び方でかなり面白いものになると思いますので(いや、そのままでも
とまあ、そんな毎日をかいくぐり、明日(てかすでに今日か)から4日間ほど台湾に行ってきます。
ちょっと楽しみです。
私、生まれて三度目の海外な訳ですが、前回の韓国なんかは滞在時間が20時間でその殆どの時間現場に監禁された挙げ句、キャパ2000はあろうかと言う大ホールの公開録画で初見で変拍子をやらされたと言う忌まわしい記憶がありまして、今回はちゃんとリハもしてるし日程的にも余裕があるので思いっきり楽しみたいところです。
某ジャズシンガーのサポートなんですが、どうやら自由な時間も結構ありそうでして。
なんとなく伝説が生まれそうな予感はしています。
とりあえずパソコンは持って行きますし、現地の言葉が理解出来ればネットにもアクセス出来るはずなので、海外からの更新というのもいいですね。
で、今さっき入った情報ですと、向こうで記者会見に参加するそうですよ、私。
ほら、伝説の予感。
04.10.17 田中栄二です。
ひとまず帰国の報告をば。
まあ伝説とまではいかないかもしれないですが、私的にかなり充実した旅となりました。
思い出話とか、色々ありますが、さすがにちょっと疲れたのでまた後日。
とりあえず東京寒いですね。
いや、めちゃめちゃ楽しかったですわよ。
皆さんお疲れさま。
04.10.24 田中栄二です。
このところちょっとばたばたしています。
台湾旅行(じゃ無いけど)記でも書きたいところなんですが、なにせ思い出が多すぎて上手くまとめられません。
なので、本格的な更新はもう少し待って下さい。
すいません。
そんな訳で、一匹君の韓国話に期待して下さい。
というか、書くなら台湾の前に熱海じゃねえか?俺。
|
|