05.01.06 田中栄二です。
改めまして、あけましておめでとうございます。
正月、いかがお過ごしですか。
私、もうこれでもかというくらいのいわゆる寝正月でして。
すっかり灰になってましたよ。
今、「灰になってました」って言う変換が「ハイになってました」ってでました。
ほら、どうでもいいでしょ。
もう、起きる、モチを食う、テレビを見る、寝るという繰り返しでして。
外界との連絡を完全に切り(まあほとんど誰からも連絡無かったんですが)、ほんと、ただダラ〜っと。
まあ、ある意味禁欲的に過ごしております。
で、そんな禁欲生活の合間、たまにネットに触れたりして、一抹の寂しさを紛らわしたりしている訳ですが、さすがに同業者諸氏のページを覗いてみても「あけましておめでとうございます。今年も頑張りますので応援よろしく!LOVE&PEACE!!」といったあんまり関わりがない業者から来る年賀状ばりにおざなりな更新しかされていないので、なんだかつまらんわけですよ。
で、ここ最近(でも無いですが)は主にネット上での楽しみとしては自分の名前をGoogle検索するくらいでして。
ライブレポとか載ってそうなページとかを発見したり、同姓同名の人のページを覗いたりと、なかなか面白いんです。
いや、ほんとこういう検索機能って凄いですよね。
便利な世の中になったものです。
で、最近自分の名前関連で気になるページを発見しまして。
どうやら「OOPS! Music Community」という音楽コミュニティサイトらしいのですが、色々調べてみたところ(以下無断抜粋)音楽ファン自身の投稿によってサイトが構築され、例えば、自分のお気に入りのアーティストを登録すると、ニュースやアーティスト紹介、ディスコグラフィー、レビューのほか、掲示板やリンク集など、そのアーティストに関するコーナーが自動的に作られるようになっているサイトのようでして。
で、どちら様かが私の名前を登録したようでして、「田中栄二」という検索で引っかかった訳です。
なかなか物好きな方が世の中にはいらっしゃるようで、私がJ-POPのアーティストとして登録されています。
私の他にも、J-POPという言葉の根源を再考させられる方々の名前も列挙されておりまして、登録された方のJ-POPに対しての斜め上な考え方が伺える訳ですが、まあその事は置いておいて、このサイト、登録されているアーティストの関連CD等を検索出来るようになっているんですよ。
まあ、私の名前でCDの検索をしたところで引っかかるはずも無いんですが、1クリックでタワーレコードとアマゾンの検索機能を使えるようになっているので、思わず検索してみた訳です。
やはりタワーレコード検索では一件も引っかからなかった訳ですが、さすがはネット通販の王者アマゾン、私の名前でちゃんと引っかかりました。
以下、amazon.co.jpによる「田中栄二」の検索結果。
おじいちゃん今日は
「おじいちゃん今日は」?
なんじゃこりゃ。
まあ一応私の名前でヒットした訳で、「おじいちゃん今日は」という人を食った題名のビデオに私が出演していないとも限りません。
もし「おじいちゃん今日は」という題の映画に出てくれないかと言われれば二つ返事でイエスと答える事間違いなしです。
しかもこの商品、新品だと\13,440で、中古だと\14,500。
ちょっとだけプレミアがついてます。
とりあえず、ひょっとしたら知らない間におじいちゃんに挨拶している様を映画化されたかもしれないと思い、更に掘り下げて検索。
で、「おじいちゃん今日は」のレビューを発見。
内容(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)
何?
ちょっと待て。
なぜこの内容でおじいちゃん今日はなんだ。
まさか薬師丸ひろ子の歌のように題名と内容に2周半くらいの開きがあるというタイプか。
セーラー服と機関銃パターンか。
しかもパリってことは、これはフランス映画って事か。
ありうる。
しかし、題名を素直に受け止めたとすると、一体どのタイミングでおじいちゃんに「今日は」と言うのか。
そもそもフランス映画だとしたら「おじいちゃんボンジュール」が正解なのではないか。
ひょっとして、ルイがおじいちゃんを挑発的なボディコンでキュートに悩殺してから優しくベッドまでエスコートして、なんていう世代を超えた近親相姦がテーマになっているんじゃないか。
というか、だとしたら俺は何の役で出演しているんだ。
ちょっと嬉しいおじいちゃん役か。
まさかのルイ役か。
完全にカオスの領域です。
で、どうしても気になるので更に掘り下げて検索。
で、なぜ私の名前でヒットしたのか、一体どういうビデオなのかが判明。
以下、例のごとく無断抜粋。
おじいちゃん今日は 桜樹ルイ in PARIS
いや、ほんと最近の検索機能って凄いですね。
というかまぎらわしいわ。
それにしても、桜樹ルイと言えば往年の超人気AV女優ですが、パリまで行ってAV撮ってたんですね。
しかも、パリまで行っておじいちゃんと。
頭が下がります。
という訳で、新年はパリでおじいちゃんと今日はしているAVでも洒落込みたいところでしたが、あいにく激レア商品のようで、おいそれと手に入らないようです。
ですので、万が一このビデオを所有している方がいらっしゃいましたら、私まで連絡ください。
14,500円で引き取らせて頂きます。
05.01.16
田中栄二です。
物凄く更新おくれました。
いや、もう色々ありまして。
実は、最近自分が歯周病である事が判明致しまして。
びっくりしました。
年末年始にかけて、どうも歯の痛みが気になってはいたんですよ。
私、どちらかと言えば虫歯とかは少ないタイプだろうと言うまるで根拠の無い確信があったんです。
というのも、今まで「あっ、なんか歯が痛い」なんて思って、まあ暇だし歯医者でも行ってみるか、と軽い気持ちで行ったときなんかに、「虫歯とかじゃなくて、疲れで炎症を起こしている」とか、「こんなのほっとけば治る」くらいの診断しかされた事が無かったんです。
で、右の奥歯がなんとなくず〜っと痛くて、どうやら放っておいても治りそうにないと気がつき、先日とりあえず掛かり付けの歯医者に行ってみたんです。
さっと診察してもらい、具体的な症状を確認するためレントゲンを撮り、そしてそのレントゲン写真を見ながら、先生が私が歯周病の初期段階であるという説明をします。
正直、一体どこがどうなって歯周病であるのかはよくわからなかったんですが、ともかく痛みの原因はこの「歯周病」にあるらしいのです。
で、この歯周病、どうやら特効薬的なものがなく、単純に治療すれば治るというタイプのものではないらしいのですよ。
私としては、物凄くわかり易い悪いチンピラ的な菌みたいなものがあって、それを取り除くような治療をしてもらう事を期待していただけに、歯周病と言うビジネスヤクザのような得体の知れない恐怖を伴った菌に犯されたようで、なんとも厄介でして。
で、この先生が言うには、歯間ブラシを用いて歯の間や歯茎の内部まで歯石やら歯垢と言ったものを取り除くという作業を、出来れば毎日、少なくとも週に3〜4回はやりなさいと言う事だったんです。
鏡を持たされ、正しい歯間ブラシの使い方まで教わりまして。
しかしですね。
今まで習慣に無かったものを生活に取り込むのって、なかなかどうして大変な作業な訳で。
しかも、歯間ブラシって、なんとなく格好悪いし。
という事で、まあ痛い部分ピンポイントで塗り薬的なものを塗ってもらったし、何だか良くわからないけど注射とか打ってもらったし、しばらくは大丈夫だろうと。
と、思っていたら、その数日後、早速激痛に見舞われます。
もう夜遅かったので当然歯医者などやっている訳が無く、ひとまず痛みが引くのをじっと待ったのですが、どうにも痛みが引きません。
という訳で、バファリンがぶ飲み。
圧倒的に体に良くない事は百も承知ですが、とにかくこの痛みから脱出しい一心でして。
いや、さすがはバファリン、数十分で激痛が嘘のように消えて行きます。
そのかわり、今度は内蔵レベルが何となく不調をきたしそうな予感を漂わせてくるのですが、バファリン効果による睡魔を利用しとりあえず就寝。
そして翌日は某バンドのライブ。
新年最初のライブで、身も心も気持ちよく迎えたかったんですが、歯の痛みというのはどうしても気になるタイプの痛みでして。
とりあえず、本番前にバファリンを飲み、痛みを和らげ、気合い一発で本番に臨みます。
で、本番前、メンバー(全員年長)に「いや、俺どうやら歯周病らしいんですよ」と告白し、諸先輩の意見を聞きます。
で、諸先輩の共通意見。
歯周病を侮るな。
どうやら皆さん歯周病的なものを経験しているらしく、歯間ブラシはもちろん、歯ブラシや歯磨き粉まで気を使っているようでして、改めて自分の歯に対する認識の甘さが露呈した形となりまして。
やっぱり、マメに歯石とか取んなきゃだめなのかなあ、と漠然と思いつつひとまず帰宅し、その日は何となく念入りに歯磨きをして、歯医者に貰ったうがい薬で丹念にうがいをしたりして、しかしやはりバファリンは飲み就寝。
で、翌日もライブ。
さすがに痛みが引きそうも無いので、明日は実家(札幌)に帰るし、もう一度歯医者に行ってこようと早起きしたんですが、いつの間にか変わった成人の日の煽りを受けて休みだったので、明日飛行機は夕方だし明日行けばいいかと、ひとまずこの日もバファリンで乗り切る事にしまして。
で、ライブ会場到着。
で、せっかくなので、歯周病話で盛り上がり、やはり思った以上にみんな歯には気を使っているという事実が判明し、改めて自分の歯に対する認識の甘さを自覚しつつ、そそくさとセッティング。
そして、そのセッティング最中、激痛に見舞われる事になります。
いや、前振りが長かったですが、実はここからが本番です。
ほんと、何気ない動作だったんですよ。
トップシンバル(ドラムに座って通常右手側にある主にハイハットの代わりに?リズムを刻むシンバルですね。最近はライドシンバルとも言う)をちょっと手前に動かそうとしただけなんですよ。
いつもやっている動作なんです。
しかし、以前経験した事のある痛みが腰にやってきます。
あっ。
いらっしゃいましたね。
ギックリさん。
もう、歯の痛みがどうこう言っている場合ではありません。
腰が動かなければ、そもそも歩行はおろかドラムを叩くなどほとんど不可能な訳で。
こりゃどう考えても演奏は不可能だし、帰っちゃおうかなとも考えたんですがね。
しかし、10ヶ月ほど前、初めてギックリを経験したときは、痛みというよりは恐怖感が先行していたんですが、2度目となるとある程度適切な対処も身に付いてる訳で。
近くに治療院とかがあれば針治療が一番効果があると思われるので、ライブハウスのマスターに調べてもらったんですが、やはり祭日につきやっていない状態でして。
で、とりあえず、コルセットを買って来てもらい、リハを敢行。
で、あっ、なんか行けるっぽいと。
しかも、本番前に飲もうと思って持って来た大量のバファリンもあるし、ひとまず痛みさえ薄まれば何とかなるだろうと。
で、まあどうにかなりまして。
そして、次の日が札幌移動。
実のところ、この移動が一番心配だったんですよ。
まず、飛行機による気圧の変化での歯の痛みの増幅。
諸先輩の意見だと、これが相当きついらしいのですよ。
そして、長時間(といっても一時間半程度ではあるんですが)座りっぱなしという状況はギックリ腰に耐えうるのかどうかと。
そこまで無理していかなくてもいいんじゃないかという話もありますが、ライブも組み込まれているし、なんと言っても札幌な訳ですから、おいそれとキャンセルする訳には行きません。
で、出発当日、早起きをし、歯の痛みも気になるところではあったんですが、腰優先で、以前ギックリの時にお世話になった治療院(セリエAレベル)に見てもらおうと。
やはり当日だと予約はすでに一杯だったんですが、15分だけなら時間を取ってくれるという事で、もう藁にもすがる思いで15分だけ針治療を受けまして。
で、さすがセリエA。
完治とまではいかないまでも、歩行にレベルではとりあえず問題ないくらいまで回復しまして。
油断しない方がいいという話でしたので、一応コルセットは着用したまま、羽田へ。
で、一応座席をクラスJにアップグレード(JAL 1,000円でできます)。
で、一応バファリンがぶ飲み。
初めてのクラスJ、どんなアミューズメントが隠されているのか多少楽しみにしていたんですが、バファリン効果で速攻寝に入ってしまいまして。
お陰様で、歯、腰とも特に問題なく千歳着。
で、どうやらバファリンさえあれば今回も札幌は楽しく過ごせそうだと思ったんですがね。
やはり、バファリンを飲んだ後にお酒を飲むのは良くないですね。
ただでさえ飲み過ぎで記憶を飛ばす傾向がある札幌なんですが、もう飲み始めから記憶がないくらいのハイスピードで酔っぱらってまして。
更に、やはり歯の痛みは気になるので、食の方も結構制限されまして。
まあ、それでも楽しかったんですが、一抹の悔しさは残りましたね。
とまあ、今回の話、長い割に特にオチ的なものはありません。
何が言いたいかと言いますと、こんな状態でしたので更新が遅れましたという言い訳と、バファリンの飲み過ぎは危ないという事で。
歯の痛み、腰の痛みが和らぎ次第、更新スピードも上げて行こうと思っておりますので、よろしくお願いします。
05.01.25
田中栄二です。
そんな訳で、腰は大分良くなりましたが、歯の方はなんだかしっくりこないですねえ。
まあバファリンに頼らなければいけないような激痛に襲われる事は無くなったのですが、まだ右の奥歯では物は噛めない状態でして。
で、ここ最近はほとんど左奥歯で物を噛むようにしていたんですが、今度は左奥歯も少し痛み出してきまして。
最近は前歯中心で食事をするはめとなっております。
リスですね。リス。
かわいいです。俺。
こう書くと何だか随分ひどいような感じですが、実のところ「ちょっと気になる」という程度で、生活には何ら支障はないので、一部の方にご心配をおかけしましたが、基本的には毎日幸せに暮らしておりますので。
いや、そんな事より最近は機種変換したばかりの携帯を使いこなすのに躍起になっておりまして。
私、携帯の機種変更をする際には、必ず同じメーカー(ドコモPシリーズ)に変えるようにしていたんです。
特にこのメーカーが優れているとか、よくわからないんですが、単に操作性が変わるのが嫌だというだけでして。
で、今回も同じメーカーの物にしようと思ったんですが、ちょっと色々理由があって仕方なく違うメーカーにしたんです。
いや、慣れって怖いですね。
もう新しい機種の操作に慣れるのにイライラしっぱなしですよ。
しかも、最近の携帯はどうやら色んな機能がついている代わりに電池の持ちが異常に悪いようで、ちょっといじくったらあっという間に残量わずかの表示になってしまうんですよ。
なんか、そんな多機能じゃなくていいから、もう少し電池が持って簡単な操作性のものにしとけば良かったかなあと。
で、なぜ今回不慣れな事を承知でこの機種に変更したかと言いますとね。
ポイントはドコモショップのお姉さんなんです。
私の携帯、今まで父親名義だったんです。
携帯を持った当初、保険証とか免許証とか自分の身分を証明するものがまるで無かったんですよ。
無免許、無保険状態ですね(ちなみに4年前までこの状態)。
で、名義を借りたという感じでして。
で、まあ今回帰郷ついでに、晴れて保険証も手に入ったので、名義も変えておこうと。
で、実家近くのドコモショップに足を運んだ訳です。
いや、ドコモショップは侮れないですね。
なぜこうも美人が多いのかと。
私、いわゆる「美人」という感じの女性にはちょっと抵抗があったんです。
なんか見透かされているような、見下されているような。
しかし、まあ、すべての美人に辟易しているという事ではない訳で。
世の美人って、大きく3種類に分けられると思うんですよ。
まあ、色んな考え方があるでしょうが、ここはあえて3つに分類してみる事にします。
まずは、自分の事を完全に美人だと知っているタイプ(パーフェクトタイプ)。
このタイプは私的には確実にテリトリー外な訳で。
とりあえず普段の会話レベルで噛み合ない事は明白です。
まあこちら側の人間的な自信の無さにも原因があるんでしょうが、あまり近寄れないですね。
次に、おそらくこのタイプが一番多いと思うのですが、自分が美人だと何となく知っているのだが、特にそう言う事を感じさせないタイプ(ノーマルタイプ)。
こういうタイプの人とは、まあ話すのは問題ないですし、いや願わくば色々となんて事も思ったりする訳ですが、大抵こういう人は私ごとき自称ミュージシャンなど視野には入らないであろうと。
そう言う理由で、あまり積極的にこちらから何かという事は無い訳ですよ。
で、まれにいるのが、本気で自分が美人であるという自覚が全くないタイプ(プロトタイプ)。
例えば、人前でも平気で思い切り鼻をかんだり、牛丼屋で「つゆだくネギだくで」と言えたりするタイプですね。
いわゆる「天然タイプ」にも通じるところがあるかも知れません。
ただ、天然タイプにはずっと喋っていると最後には多少イラっとくるというデメリットがあるのですが、プロトタイプの天然は、ちょうどいい天然度合いで、話していても飽きない訳ですよ。
このタイプ、私のような活動をしているとなかなか巡り会わない訳ですよ。
よくノーマルタイプ美人なのに自分は多分プロトタイプだろうと思っている美人も見受けられ、実際世の男性諸君も「おや、ひょっとして君はプロトタイプか」と思わせられたりする事もある訳ですが、話をしていくうちに「あぁ、君も普通の美人だったか」という事がほとんどなんです。
まあ、あくまで私の指向なだけで、パーフェクトタイプが好きな方もいらっしゃるでしょうし、ノーマルタイプが好きな方もいらっしゃるでしょうし、そもそも美人であるという主観は思いっきり人それぞれな訳で、更に仲良くなれば顔の印象なんてどんどん変わっていくし、「女性の好み」という発想自体ある意味女性蔑視的な発想である事は重々承知なんですが、まあ今回は色々説明しなきゃ行けないので美人の方は怒らないで最後まで見て下さい。
で、携帯の名義変更及び機種変更をしにドコモショップへ。
で、まあ担当してくれた子がプロトタイプだったわけですよ。
名義変更というのは案外面倒でして、結構な時間を共有した訳ですが、遺憾なくプロトぶりを発揮する彼女にすっかり心を奪われてしまいまして。
もちろん美人だし、随所に垣間見える天然ぶりが私のハートをズバズバ射抜いて行きます。
で、決定打だったのが、彼女のこの一言。
「てんげんあたぷたは別売りになっちゃうんですよ」
うわ。
さては君、ダ行に弱いな。
この子はただのプロトタイプじゃない。
間違いなく噂のスーパープロトだ。
その後も「電源アダプタ」と言おうとするたびに「てんげんあたぷた」と繰り返し言う彼女。
もう、俺的に完全にノックアウト。
で、もうなんだか機種なんてどうでも良くなって来たので、「もう君の好きなものでいいよ」と言ってしまいまして。
で、「あ、じゃあこの機種がいいですよ、絶対」
で、「どうしてこれがいいの?」
で、「私使ってますけど、特に問題ないですから」
スーパープロトは私が使っていて特に問題がないからというセールスの根底を覆すような発言すら妙な説得力を持っています。
で、「じゃあもうそれでいいや」
で、「あ、じゃあどの色がいいか選んで下さい。今在庫確認してきます」
で、在庫を確認しに裏へ行き、戻ってくるスーパープロト。
で、「う〜ん、これでいいかな」
で、「あっ、やっぱり、それを選ぶと思ってその色を持ってきました」
で、「えっ、なんでわかったの?」
で、「在庫がこの色ともう一つこの色しかなくて、どっちかだったら絶対こっちだろうって思ったんですよ」
2種類しか無いのなら二つとも持って来て選ばせる方が確実だろうに、あえて妙なところで勝負を仕掛けるスーパープロト。
で、結局その機種に変更する事にし、データの移植をしてもらう事に。
で、どうやら今までの携帯のあの充電する時に差す部分(?)がかなり劣化していたようで、なかなかデータを読み込めないと言う事態が発生しまして。
まあ、私的にはこれでちょっと彼女と時を過ごす時間が長くなるし、会話ももう少し出来るという事で。
「いやあ、なんだかすいませんねえ」
「いえいえ」
で、ちょっとだけ勝負。
「牛丼でもおごりますよ」
「あっ、きゅうどん美味しいですよねえ。私絶対つゆたく派なんですよ」
素敵すぎだ、スーパープロト。
データ移植とついでに君の番号も打っといてくれ、そう言おうとした時、あまりにデータ移植ができないので、スーパープロトが裏にいる先輩らしき人に相談に行きまして。
そして、出てくる妙に屈強な先輩(♀)。
で、「どうやら接触があまり良くないようですね」
と言って力で携帯にケーブルをねじ込む屈強な先輩。
おいおい、いくらなんでも力技じゃどうにもならんだろう、もう一度スーパープロトに会わせてくれ、と思っていたら。
「あ、読み込みましたね」
げっ、嘘っ。
「とりあえずこのまま読み込み完了するまでお待ちください」
と言いながら物凄い馬鹿力で携帯に圧力をかけ続ける先輩。
で、まあなんだか申し訳なくなりまして。
「いや、すいませんねえ。牛丼でもおごりますよ」
「あ、牛丼美味しいですよねえ、私大好きなんですよ。なんか○○に今期間限定で復活してるらしいですよ」
牛丼事情に詳しい先輩。
とまあ、結局そのまま担当が牛丼先輩に変わってしまって、スーパープロトとは会う事は無く、ですよ。
まさか牛丼先輩(まあある意味プロトタイプですが)を牛丼に誘う訳にも行かず、いい思いでをお土産に帰って来た次第でして。
そんな訳で、スーパープロトに奨められるがまま買った携帯。
もう、使いづらいったらありゃしない。
ほんと、プロトタイプの誘惑にはくれぐれも気をつけて下さい。俺。
てなわけで、腰も良くなって来たし、目下噂の劇団のレコーディング準備で色々ぱたっとはしてきますが、もう少し更新頻度は上げられると思いますので、たまに覗いてみて下さい。
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